2025年08月25日
雑誌文化の保存と発信に取り組む東京マガジンバンク
今週のゲストは東京都立多摩図書館情報サービス担当の井上郁哉さんです。
井上さんは1996年福岡県生まれ。明治大学国際日本学部を卒業後、一般企業を経て、都内の区立図書館で働きながら司書資格を取得されました。2021年から東京都立多摩図書館で、週刊誌から学術雑誌まで幅広い雑誌を収集・提供する「東京マガジンバンク」の運営に携わっています。
都立図書館は中央図書館と多摩図書館の2館で構成され、それぞれが機能を分担してサービスを提供しています。国内の公立図書館の中でも最大級の資料を所蔵し、調査研究から身近な生活情報まで幅広く支援するとともに、都内の区市町村図書館へのバックアップを行う「図書館の図書館」としての役割も果たしているそうです!
東京マガジンバンクの歴史について、井上さんは、こうお話してくれました。
「多摩地域にあった旧都立立川、青梅、八王子図書館という3つの図書館を統合する形で、1987年に都立多摩図書館ができました。その3館のうち立川図書館が逐次刊行物センターという機能を持っていて、そこで雑誌の収集を始めていました。それを継承する形で2009年に東京マガジンバンクが開設されました」
都立多摩図書館は、JR中央線・武蔵野線の西国分寺駅から徒歩7分、
都立武蔵国分寺公園に隣接した場所にあります。
館内には閲覧室のほか、カフェスペースやセミナールームも備えています。
開館時間:
月〜金曜日:午前10時〜午後9時
土・日・祝休日:午前10時〜午後5時30分
どなたでも利用可能、
仕事帰りの利用者にも配慮した運営となっています!