2024年12月05日

自宅で開催『ポルトガル食堂』

今週のゲスト、ライター、ポルトガル料理研究家の馬田草織さんです。

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馬田さんはご自宅で
『ポルトガル食堂』というお料理会を定期的に主催しています。

馬田さん自身が、誰かと一緒に自分の教わってきたポルトガル料理とワインを楽しむ会をやりたい!と考え、SNSで人を集めるようになったことがきっかけだということ、10年ほど続いている会です。

1回8名、毎月月末に2日間開催しているということ。
次回の開催は12月20日ですが、
大人気で既に定員に達してしまってるということ!

ですが、学芸大学にあるcounterbooksという場所で、
12月14日、イベントを行うということ。

ご興味のある方は是非、counterbooks の Instagramアカウントで、
情報を得る、もしくはダイレクトメールなど、連絡をとってみてください。

馬田さん、お忙しいところありがとうございました!

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2024年12月04日

第一印象は、、、静かで人が全然いない場所!

今週のゲスト、ライター、ポルトガル料理研究家の馬田草織さんです。

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馬田さんが最初にポルトガルを訪れたのは大学生の時。
イタリア、スペインをまわり、最後に、ポルトガルのリスボン大学に留学していた友人に会いに訪れたということ。

「最後にリスボンについたら、静かで人が全然いないことにびっくりして!(笑)ただ、スーパーで買い物をしたとき、パンとチーズが売っていたんですけど。どこの国夜も安い。でもすごく質が良くて、自分の口に合ったんです!」

パンもチーズもワインもが自分の口に合った!ということだけが、インパクトに残っていたという馬田さん。
編集者から独立しようと思った時、ふと当時訪れたポルトガルを思い出し、取材にいったことが、ポルトガル料理研究家の一歩となったそうです。

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2024年12月03日

『ホルモン大航海時代』

今週のゲスト、ライター、ポルトガル料理研究家の馬田草織さんです。

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馬田さんのもう一つの最新著書
『ホルモン大航海時代 ポルトガルと日本で見つけた自分のための鱈腹レシピ23』がTAC出版より販売されています。

このホルモンは、お肉ではなく、人間が誰しも持っているホルモンのことです。
現在思春期真っ只中の娘さんと、更年期真っ只中の馬田さんで、まさにホルモン大航海時代だとおっしゃっていました。

エッセイ22本と、ほぼ1人前のレシピ23品が紹介されており、またレシピ本ということで、開いて見やすいコデックス装で製本されています。

馬田さんにおすすめのレシピを一つお伺いしたところ「納豆蕎麦炒め」ということ。
こちらは、子育ても仕事も大忙しだった時期に作られたレシピだとおっしゃっていました。

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2024年12月02日

塾前じゃないごはん

今週のゲスト、ライター、ポルトガル料理研究家の馬田草織さんです。

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馬田さんは1970年、東京都生まれ。上智大学文学部教育学科卒業後、出版社に勤務し2005年に独立。ポルトガルの食や文化に魅了され、家庭料理からレストラン、ワイナリーなど幅広く取材活動をされています。

馬田さんの最新著書『塾前じゃないごはん』がオレンジページより発売中です。

こちらは、現在高校1年生の娘さんが受験生で、塾に行っていた際、
Instagramにハッシュタグをつけて #塾前ごはん をつけてあげていたことがきっかけでした。

現在、子供たちの通う塾は、19時や20時から22時頃までの授業が普通ということで、学校から帰ってきて、塾に行くまでにご飯を食べる必要があります。このご飯が「塾前ごはん」、塾が無く、ゆっくりと食べられるごはんが「塾前じゃないごはん」(普通の夕飯)です。

また『塾前じゃないごはん』には、馬田さんの食事に対する基本理念についても、触れられています。

きっかけは、1967年に出版された松田道雄さんの著書『育児の百科』でした。
50ねん以上前に書かれた本ですが、今にもつながる、育児に関する母親の悩みを多々とりあげていたということで、特に食事、好き嫌いについて、馬田さんは痺れたと話していました。

「人の迷惑にならない限りは、好きなものを好きなように食べればいいんだ、食卓は揉め事の多い家庭生活のクッションみたいな役割を果たすべき場所だってあって、好き嫌いせず綺麗に全部食べなさいとかは、言う必要ないですよっていうことを書いてたんですよ。」

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2024年11月28日

入社のきっかけ

今週のゲストは、雑誌『BRUTUS』編集長の田島朗さんです。

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来年2025年は、『BRUTUS』など雑誌の出版を行っているマガジンハウスが80周年を迎えます!

そして今回、田島さん非常に懐かしいものをスタジオに持ってきてくださいました!

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田島
「僕がBRUTUSに入ろうと思ったきっかけの『南米通信』っていう、小黒さんがアマゾンに行かれてた100号と、アフリカに行かれていた62号です。」

小黒
「うわ~~!あれ、これ君、実際に見てたの?」

田島
「オンタイムじゃなくて、学生時代にたまたま古本屋で見つけて。僕当時バックパッカーしてて、このまま旅人になって就職しないで生きて行こうなんて思ってたんですけど(笑)家族にも反対されるし、色々悩んでいた時に見つけまして。こんな風に暮らしていける会社だったら俺仕事できるかも!って(笑)」

小黒
「あはははは(笑)」

田島
「小黒さんきっかけですよ、会社入ったの!(笑)」

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『BRUTUS』は現在、雑誌だけでなく、Youtubeなどで動画の配信も行っています。

特集ごとに合わせて動画がアップされており、ルールは『特集の宣伝動画にしないこと』。

「タイトルをもとに、編集者が自由に本作りと動画作りをコンテンツとして考えてやっていくっていう。それがおかげさまで、今ウケています!」

Youtubeチャンネルはこちらから!
ぜひ一度、ご覧になってみては?

今回は田島さん、未来の雑誌作りの神髄、お聞かせいただき、ありがとうございました!

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2024年11月27日

『BRUTUS』の新たなビジネス展開

今週のゲストは、雑誌『BRUTUS』編集長の田島朗さんです。

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田島さんが、編集長に就任して以来『BRUTUS』は、
雑誌作りはそのままに、「ブルータス」ブランドの
ビジネスを拡張されています。

例えばクリエイティブ・ブティック事業「PB」
これは「プランAに対する、プランB違う視点の企画を提案します!」という意味が込められた、プランBの略称。またBにはBRUTUSのBも込められています。

他の企業を組んで、BRUTUSの看板ではないメディアの立ち上げや、イベントのプロデュース、またコンサルティング事業も手掛けています。

実例としては、先日ウィスキーとその周辺を愛するウェブメディア『NORMEL TIMES』を創刊しました。
サントリー×BRUTUS×ポパイの選抜メンバーで構成されています。

是非一度、のぞいてみてください!

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2024年11月26日

120か国を旅をした経験

今週のゲストは、雑誌『BRUTUS』編集長の田島朗さんです。

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田島さんが2022年にBRUTUSの編集長になって、1号目の特集は      
「食べに行ける外国」で、48の国と地域の料理店110軒を掲載したということ。

これはちょうどコロナ禍終わりかけ、海外に行くには早いかなというタイミングだったことから、国内で旅気分になれる特集を作ろうというのがきっかけだったということでした。

実は田島さん120か国も旅をした経験が!
大学時代に60か国ほど周り『BRUTUS』に入ってから、出張でもう60か国回ったということ!

小黒
「こういう国に興味があったんだ!というのがあったら教えてくれる?」

田島
「旅に出たいっていうモチベーションって、、、居心地の良い大都市では無い、人々の生命の息吹を感じられるような、大自然に囲まれるような体験をしたいなっていうのがあったので。アフリカだったり、南米だったりとかそういった国にとっても興味がありましたね」

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2024年11月25日

ゲストは『BRUTUS』編集長、田島朗さん!

今週のゲストは、雑誌『BRUTUS』編集長の田島朗さんです。

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田島さんは1974年、埼玉県浦和市生まれ。97年、マガジンハウスに入社しBRUTUSに配属され、約18年間在籍。その後、『Hanako』編集長を経て2022年4月より『BRUTUS』の編集長を務めていらっしゃいます。

ナビゲーターを務める小黒一三も創刊から10年ほど在籍していました、
『BRUTUS』は今年1月で創刊一千号を迎えました!

最新号は「沁みる映画。」特集。
いつも年末に映画特集を行っていますが、今回は全国の映画館で
全4万通のアンケートを集めて、特集を組んでいるということ!必見です。
また12月2日発売号の特集は「理想の本棚。」です。

小黒
「驚いたけどさ。俺が『BRUTUS』にいた時、映画とか本とか企画にしてなかったね。自分が行きたい旅先とかだったね。」

田島
「僕が会社に入った26.7年前には、映画と本の特集は定番でやっていましたね、年末年始、正月休みにまとめて本を読む機会がある、新しい映画が出るということで始めたって聞きましたけどね。」

また、小黒が在籍していた時期には編集会議は行っていなかったということ。この伝統は現在でも続いているということで、田島さんも行っていない!と話していました。

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2024年11月21日

食の熱中小学校

今週のゲストは一般社団法人日本ガストロノミー協会 会長
柏原光太郎さんです。

柏原さんは『食の熱中小学校』現在の校長先生でもあります。

熱中小学校というのは、全国にある廃校になった小学校を使って、大人のためのカルチャースクールを作ろうということでできた、コミュニティ。
今や全国27ヶ所にあるということ。

「地方で一番強力なコンテンツってやっぱり食なんですよね。第一次産業もあるし、加工品もあるし。」

この地方で行われている食を使ったコンテンツ...
これらは「首都圏とのパイプが無いこと」「人口の減少で過疎化が進行してしまうこと」に悩んでいます。
ここを解決するため、ツーリズムを中心に据えた、関係人口を作っていこうという取り組みを企画したということ。

『食の熱中小学校』では東京でも毎月座学で色々な人を呼び講義をしており、実際に地方へ行くことで、現地でも食を体験することができるというツアーも開催しているということ。

是非こちらのhttps://shoku-no-necchu.com/をご覧になってみてください。

staff| 21:00 | カテゴリー:ゲストトーク

2024年11月20日

コロナ後の飲食業界

今週のゲストは一般社団法人日本ガストロノミー協会 会長柏原光太郎さんです。

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「三密」という言葉や、営業時間の短縮、酒類提供や人数の制限など、
コロナ禍は、飲食業界に大きくダメージを与えました。

2022年の末から、急速に回復に向かいましたが、そこで回復できた企業は、
柏原さん曰く『コロナの間に変わろうとした企業』とのこと。
コロナ禍で、最も進化したのはフードテック、特に冷凍技術でした。

「なんとなく、冷凍食品というと、少し下に見えるような空気がまだありますけど、もう技術の進歩で、多分普通に考えたらわからないくらいまできていますよね。」

またロボットや調理マシンの進歩によって、人手不足に大きく対応できるようになっています。

また柏原さん曰く美食というのは
『料理の地位が上がって、ある種アートのように思われている中、どんなふうに料理人たちが、料理を使って表現しているのかを考える、学問のようなものなのではないか』とのこと。

美食は、すごく美味しいとは、また違ったものだと仰っていました。

staff| 21:00 | カテゴリー:ゲストトーク


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