2025年04月29日

日本茶とは?和紅茶とは??

今週のゲストは、日本茶インストラクターの酒井知子さんです。

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そもそも「日本茶とは何か」という基本的な質問を投げかけたところ、、
ざっくりと日本の国内で採れたお茶、全てが日本茶になる!とのこと。

緑茶というのはカテゴリーの名前。発酵してないお茶で、採れた生の葉っぱを、発酵させずにつくった茶葉のこと。
また、とれた葉を酸化発酵させない緑の状態で蒸して、揉みながら乾燥させていったものが、煎茶になるそう。
つまり煎茶は、緑茶の一種です。

「蒸すのが日本茶の煎茶の特徴ではあります。中国茶だったらここで炒って作ります」

さらに抹茶も緑茶の中の一つ。
採れた葉を蒸すところまでは一緒ですが、もまずに乾燥させ、葉の部分を石臼で挽いたものが抹茶になるそう。
(※厳密には、被覆栽培といい20日程度覆いをした日陰の中で伸びた芽を摘んだ葉が抹茶の原料となります)

そして近年注目されている「和紅茶」も、日本茶の一つ!
不発酵茶が緑茶、半発酵茶が烏龍茶、完全発酵茶が紅茶と、酸化発酵の度合いでカテゴリーが変わります。
番組では鹿児島県の有村製茶の「霧島紅茶」を実際に試飲させていただきました。
こちらはイギリスの賞もとっています!

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「海外で作られる紅茶と違うのは、日本の中で作られてきた品種だったり煎茶用の品種を使っていたというので、やっぱりどことなく和のテイストというかが残っていますね」

さまざまあるお茶ですが、その入れ方も種類によって異なります。
例えば、、紅茶やウーロン茶など、香りを楽しむお茶は高い温度で入れると香りが立つそう。また紅茶の場合は葉っぱがしっかりしているので、2分から3分ぐらいしっかり抽出するそう。

そして煎茶の場合は30秒~1分以内ほどの抽出でOK。
煎茶で旨みや、甘みを出したい場合は、低温で入れると良い!と教えていただきました。

staff| 21:00 | カテゴリー:


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