2025年03月17日
雑草とは??
今週のゲストは、樹木医の瀬尾一樹さんです。
瀬尾さんは埼玉県出身。2019年から21年までX(旧Twitter)で植物の名前を答える活動を行い、1年半で約2万回植物の名前を答えて話題に。2020年には『街のスキマ植物図鑑』を出版。個人向けガイドや植物観察会、トークイベントなどを通じて身近に見られる植物の魅力を発信しています。
著書『街のスキマ植物図鑑』では、新宿駅周辺を歩き回りながら見つけた野生植物を紹介しており、新宿駅から1時間ほど歩き回って見つけた野生植物の数は、なんと124種類。
このルートは、新宿駅のバスタ新宿のある出口をスタートし、代々木駅方面へ進み、2〜3キロほど歩いたものだそう。距離としては15分ほどの距離になります。
本で紹介されているのは、一般的に雑草と呼ばれるものたち、、ちなみに雑草は「決まった定義はなく、人が邪魔だと思った植物が雑草と呼ばれることが多い」とのこと。
また著書の中には、植物たちの面白い生存戦略がいくつも紹介されています。
例えば「オオバコ」は、人がよく通る道沿いに生えていますが、踏まれることで種を運ぶ特性を持っているということ!
「普段の散歩でも目線を変えるだけで、街の植物の面白さが見えてくる」と瀬尾さん。
街歩きの新たな視点を教えてくれました。