2024年12月09日

無補給単独徒歩の難しさ

今週のゲストは、北極冒険家の 荻田泰永さんです。

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荻田さんは、1977年生まれ。カナダ北極圏やグリーンランド、北極海を
中心に、主に単独徒歩による冒険を行い、2000年より2019年までの
20年間で、16回も北極に行き、北極圏各地をおよそ10,000km移動した
日本唯一の北極冒険家です。2018年に「植村直己冒険賞」も受賞されて
いらっしゃいます。

荻田さんの冒険の記録を見ると、2000年からは、ほぼ毎年北極圏に行っていたことに。
この冒険、ほとんどが一人で行っていらっしゃいます。

また2018年に日本人初となる、南極点無補給単独徒歩到達を成功!
日数では50日、距離としては1130キロだったということ。

実は『無補給単独徒歩』としては、2012年、2014年の2回、北極点到達への挑戦をされていますが、どちらも途中撤退...理由は「時間切れ」でした。

というのもその名の通り、無補給スタイルは、途中で外部から物資補給を受けないスタイルです。

「物資補給っていうのは、延長戦がいくらでも効くんですよ。来てもらえば、持ってきてもらった分また動ける。無補給というのは、それが無いので、初めに用意した日数しか動けないっていうことですね。」

自分で計画を立てて、食料などは全部自分で引きながらもっていくということでした。

staff| 21:00 | カテゴリー:ゲストトーク


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