2025年05月12日

熱中症予防を推進する日本気象協会の取り組み

今週のゲストは、日本気象協会 「熱中症ゼロへ」プロジェクト リーダーの泉澤里帆さんです。

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泉澤さんは、青山学院大学卒業後、2017年に日本気象協会に入社。熱中症予防の普及啓発を行う「熱中症ゼロへ」プロジェクトのリーダーを担当。「熱中症は未然に防げる気象災害」をテーマに、熱中症に関する正しい知識と対策をより多くの方に知ってもらう活動を展開しています。

日本気象協会は、1950年に設立されており、民間の気象コンサルティング企業の先駆けとなっています。協会では天気予報だけでなく、環境や防災に関する調査解析や情報提供を行っており、一般財団法人ながら民間企業として気象データのビジネス活用を提案しています。
また気象庁とは別組織で、気象庁のデータを基に独自の情報を作成して提供しているとのこと。

そして泉澤さんがリーダーを務める「熱中症ゼロへプロジェクト」は2013年に発足。
以前から熱中症情報を発信はしていましたが、より具体的な対策や予防方法を伝えることを目的に、立ち上げられました。

そもそも、熱中症という言葉は、日射病、熱射病など様々な言い方があったものが2000年に統合されて使われるようになりました。
また意外にも「熱中症」に関して...2013年頃から行っている定例調査では、「熱中症を詳しく知っている」または「何となく知っている」という人は、90%以上いるという結果が出ています。

「割と熱中症という言葉と意識自体は、一般の方にもしっかりあったのかなというのは、そういった調査でも見えてはいるところなんですよね。」

staff| 21:00 | カテゴリー:


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