2025年02月17日
冷えを感じる人が増加中
今週のゲストは、神奈川歯科大学大学院 統合医療教育センター センター長特任教授の川嶋朗さんです。
川嶋先生は、1957年東京生まれ、北海道大学医学部卒業後、東京女子医科大学に入局。ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院などを経て、2022年より現職につき、近代西洋医学と補完代替医療を統合した医療を実践されていらっしゃいます。また、体の冷えに関する著書も多数あり、"温活"を世に広めた、冷え治療の第一人者でいらっしゃいます。
川島先生によると、日本人の体温は昔に比べて低下しているということ。
昭和32年のデータでは36.9℃でしたが、現在は低下傾向です。その原因を探るため、約15年前に女性900人を対象に調査したところ、若い世代ほど「冷え」を感じる割合が高いことがわかりました。本来、体温を作る基礎代謝が高い思春期の若者が、年配の世代より冷えを訴えるのは不思議な現象です。
この現状を川島先生は現代文明との関わりで解釈しているということ。
「昭和32年、僕が生まれた歳なんですけど、家庭に電気冷蔵庫はなく、冷たいものを口にする機会は少なかった。また、学校には冷房が無く、今のように体を冷やすということもない、さらに、エスカレーターやエレベーターが普及したことで運動量が減りますよね。熱を上げるために一番大事な基礎代謝を上げるのに重要なのが筋肉なんですよ。」
加えて、ストレス耐性の低下も要因の一つといいます。