2024年11月13日
フォルケホイスコーレを取り入れた500年の学校
今週のゲストは、株式会社マザーディクショナリー代表取締役の尾見紀佐子さんです。
マザーディクショナリーが企画・制作を担っている町田市にある簗田寺が主催する『500年の学校』が11月から開講しました。
この500年というのは、自分たちの手の及ばない永井スパンで物事を考えていきたい・提案していきたいという意味があるということ。
『500年の学校』の校長であり、簗田寺の副住職もつとめている齋藤紘良さんとは、以前から面識があったということで、声をかけてもらったことがきっかけとなったそうです。
この500年の学校、モデルとなっているのは北欧・デンマーク発祥の"フォルケホイスコーレ(FOLKEHØJSKOLE)"という考え方です。
ひとりひとりの豊かさ・感性を育てることが、国の豊かさにつながるということで、国が進めているもの。
大人になってから、デザインや農業、福祉など、自分自身の興味関心のある学校で、現代社会から距離を置いて自分自身を見つめなおし、他者とも関わり合うという取り組みです。
この考え方を知った尾見さんは、まさに簗田寺という自然豊かな場所で行う事が、日本で実践する意味があるのではないかと考えたそう。
コチラの学校、通年コースのみで11月から始まるということで、今年の募集は終了しています。
ただ、来年は親子で受けられるクラスなども用意しているとのこと。
募集は6月ごろになるということなので、是非HPなどを随時チェックしてみてください。