2023年11月06日

株式会社和えるの精神

今週のゲストは、株式会社和える代表取締役 矢島里佳さんです。
京都からリモートでご出演頂きました。

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矢島さんは、1988年東京生まれ。
慶應義塾大学法学部卒業後、同大学大学院の政策・メディア研究科を修了。大学時代に、日本の伝統文化や産業の情報発信の仕事をはじめ、
2011年大学4年の時、和えるを創業。現在、東京・京都・秋田の3拠点で様々な事業を展開されていらっしゃいます。

株式会社和えるは、
日本の伝統を次世代に繋ぎたいという思いから誕生した会社です。

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矢島さんは東京で生まれて、千葉の新興住宅地で育った経験から
幼少期より伝統や文化“田舎の祖父母の家“といったものに憧れており
日本に憧れる日本人という感覚を持っていました。
その後日本の伝統を専門に伝えるジャーナリストを目指し進学しましたが
当時は納得のいく会社が見つけられず…。
自分自身で会社を作ろうと考えたことがきっかけでした。

そんな思いから生まれた「和える」が大切にしているのは“美しく稼ぐこと”

1つ目に、日本の伝統が次世代に繋がることをやっていく。
2つ目に、売り手よし買い手よし世間よしの”三方良し以上”
多くの人が悲しまない事業である事を確認することが大切だということです。
3つ目に、文化と経済が両輪で育まれること。文化を発信することで、
未来の経済を育んでいくという循環を生み出す。
これら3点を軸に据えながら実践しています。

また会社名の「和える」という名前は、和え物のように、それぞれの魅力を引き出したい。日本の伝統や先人の知恵と、今を生きる私達の感性や感覚を和えるという思いから付けられています。
「“混ぜる”ではなく“和える”の方が、多少時間はかかるけれど、より本質的で中長期的な視点で物事を和えて次世代に繋いでいく。それが日本の伝統の考え方の一つかなと思った。」と話していました。

今夜の選曲… Afro Blues Combo /Instant Cytron

| 21:00 | カテゴリー:ゲストトーク


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