2021年06月15日

SDG’sへの流れとその本質とは?

国際基督教大学・特別招聘教授、吉川元偉さんをお迎えしています。

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※リモートでのご出演です。

小黒「SDG‘sについて伺いたいんですが、
みんなが勉強していますが、そのポイントとは
どこなんでしょうか?」
吉川さん「国連の議論の中には二つ
チャンネルがあって、
まず一つは途上国の開発というのを
どういう風に実現できるか。
そして、自助努力でどういう風に
できるのかという開発の考え方。
もう一つは、環境というものをどうやって
守っていくのか。
その二つの違った考え方が一緒になっていくのが、
SDG’sなんです。
この二つの考えが、2012年にリオで開催された
会議でコロンビアのパウラ外交官が言い出したのです。
貧しい国だけでなく、すべての国が環境だけでなく
開発についても考えてまとめたものを作りましょう…
というので作られました。
より先を考えたゴールを考えたのですが、
よりわかりにくくなってしまいました。」

吉川さん「日本におけるSDGsの認知度も
日に日に上がっていますよね。
ただ、大企業が中心になってSDG’sバッジを
つけていないと一人前じゃないと思われている。
でも、本来は国民一人一人の生き方の問題なんです。
個人の認知度が問題と思っていて、
個人の生活を考える…自分にとっての
豊かな生活。“Well Being”といいますが、
そういうことを考えるきっかけになれば
一つの成功なのではないかと考えています。」

| 21:00 | カテゴリー:ゲストトーク


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