2020年01月06日
日本のルーツミュージック・神楽とは?
音楽家で神楽・伝承音楽研究家の三上敏視さんをお迎えしています。
あらためて神楽について教えて頂きたいのですが、
全国に神楽はいくつぐらいあるのでしょう?
三上さん「正確な数字は誰もわからないんですが、
研究者の先生たちも一生懸命調べた中だと、
五千はあるんじゃないかと。
規模の小さいものから、あまり知られていないものも
含めて五千という数字ですね。」
そもそも神楽の起源というのは?
三上さん「私が見ている見方だと基本的なものは
多分縄文時代から細々と繋がっていると思うんですよね。
縄文文化のがまだ生きているとしたら、
お祭りの中でしかないのかなと思っています。
奈良時代からは宮中とかとかでやっていたらしんですが、
民間の里神楽とかは、平安末期から鎌倉ぐらいが
1番古いんじゃないかなと思います。
室町時代ぐらいからだんだんと増えてきて、
今の形に収まってきたのが
江戸の初期ぐらいだと考えられています。」
今夜の選曲:隠岐島前神楽 / 別冊太陽「お神楽」神楽の音楽より
| 19:52
| カテゴリー:ゲストトーク