2017年12月21日

初めて島根行くならココ! 石見銀山遺跡の麓町”大森町”の魅力とは?

今週は、ローカルジャーナリストの田中輝美さんをお迎えしています。

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田中さんのローカルジャーナリストとして
ご活躍中で、著書に「ローカル鉄道という希望」
というものがあります。以前から鉄道好き?
田中さん「本当に鉄道は大好きで、JR線は
全路線乗りました! ただ私は鉄道好きでは
あるのですが、その前にローカルジャーナリストと
として出発しているのでそこはシビアにですね、
実際に現場を歩いて取材をしています。
実際に現場を歩いていますと、地域の役に立っている
ローカル鉄道がたくさんありまして、
移動手段をを越えた地域振興の路線がありまして、
その事例を本の中では紹介しています。
例えば、九州地方になります、肥薩おれんじ鉄道という
鉄道がありまして、そこでは日本で初めてレストラン列車
というものを始めたんですね。提供するものも
地元産の野菜を使いまして、コーヒー以外は全て
地元産ですと胸張っておられていまして、地域の食材を
使いまして、地域ののシェフがプロデュースした料理を
味わうっていうことができます。」

初めて島根に行くならココ!
という場所はありますか?
田中さん「世界遺産にもなっているんですが、
石見銀山遺跡というものがありまして、
その麓の町が大森町と言いまして、そこは
江戸時代の街並みが残りながら人々が暮らしている
というので有名なところです。一時期は観光客が
押し寄せたんですが、今は半減しています。
でも地元の人はそれで良いと言っています。
観光客が多くきてしますと、人も多いし、ゴミも
多しで… それよりも自分たちの暮らしを街並みを
残して暮らしたいと。なので観光客の人が
来てもらいながらも自分たちの生活が送れる今ぐらい
サイズがちょうど良いんだって言っておられて
そこは人口減少時代の一つの象徴というか、
なんでも増やしてなんでも多ければ良いっていう
ものではなくて、自分たちの暮らしを守りながら
外の人とも付き合うっていう一つのモデルを
提示しているなと思いました。」

今夜の選曲:MOHICAN(VU JA DE VER.) / 細野晴臣

| 19:52 | カテゴリー:ゲストトーク


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