2017年08月22日

改めて知っておきたい気象警報の重要性と、そらジローとのお話

気象予報士の木原実さんをお迎えしています。

kihara_11.jpg

「気象警報」の基本的な言葉、注意報、
警報、特別警報、改めてこの3つの違いは?
木原さん「注意報が出ても誰も驚かなくなってしまったのは、
よくないことなんですけど、元々 注意報っていうのは
予想される雨とか風とかで災害が起きますよっていうのを
気象庁が予見して出す。言ってみれば災害予報なんですね。
では、注意報と警報の違いは何かっていうと、警報になると
重大な災害が起きかねませんよという災害予報なんですね。
注意報は災害、警報は重大な災害、そして特別警報になると
50年ぐらいに1度の起こるような…未だ嘗て体験したことの
ないようなことが起きますよというのが特別警報です。」

木原さんは、86年にお天気キャスターに
なられてから30年間、屋外から天気予報を伝えています。
近年では、日本テレビ『news every』で、
「そらジロー」というキャラクターを伴って
子どもたちからの人気もあります。
子どもと一緒にお天気予報を伝えるスタイルは最初から?
木原さん「僕がお天気キャスターを始めて
1年、2年経ったぐらいなんですが、
当時 日本テレビは麹町にあったんですが、塾帰りの子どもたちが
面白がってぐるぐる僕の周りに集まってくるんですね (笑)
それで当時のディレクターに、「この子たちいつもここに
いるんだけれど、なんとなく夕方の風景としていてもいいですか?」
って聞いたんです。そしたら、変なことしなければいてもいいんじゃないか
ということになりましてその場に立たせたんです。
そしたら次の日からどんどん子どもたちが集まってきてしまって(笑)
で、こんばんはを一緒に言おうかとか言って一緒にやりだしたのが
今のスタイルになったんです。まぁ自然発生的に始まったんですよね。」

今夜の選曲:I CONCENTRATE ON YOU / FRANK SINATRA

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク


バックナンバー

カテゴリー