2017年06月29日

松山市、遊子川地区の「ザ・リコピンズ 」に見る成功例

NPO法人 農商工連携サポートセンター
代表理事の大塚洋一郎さんをお迎えしています。

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大塚さんはこの8年間、
地方、首都圏に関わらず様々な農産業の
事例を見てきた中で、1番の成功例として
あげるのが、愛媛県松山市 遊子川地区の
トマト産業の成功です。
「ここの集落はわずか、300人なんですけれども
ここのお母さんたちが5年前に立ち上がりまして、
遊子川のトマトで何かやりたい!と思い立ちまして、
加工品を作るわけですよ、初めはトマトジュースを
作って、次は「トマト酢」を作るわけですよ。
大量にトマト酢を作ってしまいましてね…
どうするの?ってなった時に、地域のゆず農家の方が
ゆずポンにしてみては? と言いまして、「トマゆずポン」と
いうのが出来上がりました。笑」

「トマゆずポンは最初はですね、中々売れないんですね。
お母さん方、女性のお客さんがほとんどですので、
重いものは買わないわけですよね。そこで、
量を減らして売ってみたら、持ち運びもラクにできるように
なって徐々に売れるようになってきたんですね。」

「今となっては、遊子川のお母さん方で結成された
「ザ・リコピンズ」が生まれたんですね。
遊子川の活性化のため生まれたリコピンズですが、
元々は働いていなかったり、他で働いていたりした
地域のお母さんたち20名が集まったんです!
遊子川地区の人口300人中の20名のパートタイムですけど
雇用ができたんですね!
もちろんですね、最初の年などは売り上げないんですが、
2年目は500万!、3年目は1000万!、
去年は2000万!を達成しました! 
もう1つ商品があって「こどもケチャップ」っていうのが
あるんです。それと「食堂 遊子川」っていう食堂があるんですけど、
この3つだけで、2000万を達成したんです!
本当に小さな例ですけど、食と農を繋いでいる例として
は1番だと私は考えていますね。」

今夜の選曲:ZUZULAND / OMAR SOSA / SECKOU KEITA

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク


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