2016年09月27日

デビュー当時の苦悩と渡米して出会った本場のゴスペル。

シンガーソングライターの清貴さんをお迎えしています。

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プロになったきっかけは、高校時代。
「高校時代に付き合っていた女の子の夢が歌手だったので、
 よく一緒にカラオケに行っていて。
 そこで僕が歌っていたのをテープに録って
 レコード会社に送っていたらしいんですよ」
こうして、17歳でデビュー。40万枚のヒットを生み出します。
ですが当時高校生だった清貴さんは、その状況に困惑されたそう。

さらに、当時はLGBTであることを公表しておらず、
人目に触れることで、自身の隠していた内面を晒され、
ショックを受けてしまったそう。
その後、単身でアメリカ・NYへ行くことを決意され、
2010年からハーレムに住みはじめられます。

渡米2日後には、憧れのゴスペルを聴きに教会へ。
「すごい感動して、キーボード弾いてた人に
 日本から来たシンガーでゴスペルが大好きだって伝えたんです。
 そしたら、”何か歌って”って言われて、Amazing Grace歌ったんです。
 それを、たまたま1番偉い人が聞いていて、”今度の日曜日に歌って”って!」

日曜日に教会に行くと、礼拝で
突然ステージで歌うことになったそう。
「演奏が始まって、すごい緊張したんですけど。
 これが、自分がやりたかったことだって。自分の全てを出して歌ったら、
 教会中の人が立ってくれて、”KIYOー!”と拍手を送ってくれました」

今夜の選曲:AMAZING GRACE / NEW YORK HARLEM GOSPEL SINGERS

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク


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