2016年04月22日

東京でも文化や宗教的精神性を。大切なのは、1人1人が元気になること。

天台宗 常行寺 副住職の友光雅臣さんが主催する
宗派を超えたイベント寺社フェス「向源」は、
2011年にスタートし、今年で6年目となります。

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東京オリンピック・パラリンピックの開催は、
2014年に決定しました。その決定の前、
駒沢公園で流れていた各都市のPR映像を見た時、
友光さんは、東京だけ伝統的なものや宗教的なものが
映らなかったことに気づいたそう。
「何か2020年に向けて、文化や宗教的精神性などを
 発信したいなっと思っています。五輪が開催される期間にも
 少しでもお寺や神社を通じた体験を提供したいなって思います」

現在32歳になる友光雅臣さんが感じるのは、
心を整えたいという人が多い事。
「そんなにロボットみたいに、何があっても動じない自分でいるって、
 無茶な話をしているなって。感情を殺して生きて行く事を、
 綺麗に”心を整える”っていい方しちゃっているので、、」
もっと自由に感情を表現していく事を高めていたほうがいいと感じるそう。

さらには、”仏教で人を救わなくてはいけない”とは、思っていないそう。
「仏教は、あくまで、その人が前向きになるために、
 どう一緒に考えるか、というもので。おいしいものを食べたり、
 良い布団で寝たりするのも、生活を良くする方法かもしれません。
 大切なのは、仏教・神道・日本文化という全体を通して、
 1人1人が元気に生きて行く事です。
 それを少しでも助けられればと思います」と友光さん。

今夜の選曲:TRIBUTE TO KING TUBBY / BEATS INTERNATIONAL

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク


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