2015年05月27日
ゾウが消えてしまったら、を想像させる絵本とは
絵本作家、アーティストの井上奈奈さんの
絵本「さいごのぞう」は、地球に残った最後の1頭のお話。
そのぞうは、最後、消えてしまいます。
もともと、10年ほど前からNPO「トラ・ゾウ保護基金」と
交流があったという井上さん。
そこで、世の中に広くゾウが絶滅の危機にあることを
伝えたいと依頼され、絵本を描く事になったのだとか。
井上さんは、野生のゾウを実際に見に、
スリランカへいかれたそうです!
大きな森の中から1頭ポツンと目の前に現れた様子を見て、
儚い存在だなぁと感じたのだとか。
「動物園に行ったら居るゾウさんが
消えてしまった世界をふっと想像してほしいな、
と思って、書き上げた作品です。」と井上さん。
「さいごのぞう」の売り上げの1部は、
アジアのゾウの環境保全に寄付されます。
今夜の選曲 : ALWAYS JUDGING / NORAH JONES
| 20:48
| カテゴリー:ゲストトーク