2015年04月23日

深海の世界から見る環境問題

沼津港深海水族館 シーラカンスミュージアム
館長:石垣幸二さんをお迎えしています。

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世界の深海を見て、地元駿河湾で漁をすると、
少しずつですが、環境の変化を感じるとのこと。
漁で獲れる魚の種類も減り、
網を上げるとゴミが一緒に出てくるのだとか。
「沼津港深海水族館」では、
実際に漁で獲れたゴミも一緒に展示して、
今の海の状況を知ってもらおうとされています。

深海魚は、何でも目の前の物を食べてしまう事が多く、
漁で獲れた深海魚の胃の中を見ると
ビニールやブラスチックなどが出てきます。

深海魚が食べるものは、種類で様々。
同じ種を食べるサメや、有毒ガスを吸収する貝、
細菌を胸毛で培養し食べる海老などが居ます。

そんな深海魚を調べて行くと、人間力があがる!と石垣さん。
1人では解決出来ない深海の謎を、
ネットワークとチーム力で解いて行く、
これが人間力を高めることに繋がるのだとか。

今の解決したい謎は、
「肝臓の大きい深海サメを1か月以上どうしたら飼育できるか」。
深海のように水圧がかからない水槽では
うまく沈めなくなり、死んでしまうのだそうです。

今夜の選曲 : DON'T GO BREAKING MY HEART
      / BURT BACHARACH

| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク


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