2009年03月24日

モノクロへのこだわり

motohashi-tue.JPG
本橋成一さんのデビュー作は1968年、筑豊の炭鉱を撮った写真集「炭鉱(ヤマ)」(いきなりの第五回太陽賞受賞)。実は写真学校の卒業制作としてとり始めたそうです。
その後、日本のサーカスを記録した「サーカスの時間」「上野駅の幕間」へと続きます。
本橋さんの写真集はモノクロのものが多いんですが、それは現像からプリントまで、自分で手間ひまかけられるからなんだそう。実際、会社に暗室があってそこで現像。暗室に閉じこもってあれこれ考える時間=瞑想の時間も必要なんですって。
でもカラーは現像所に出して選ぶだけ。しかも余計なものが写ってしまい、語りすぎる。。。
だからモノクロにこだわるそうです。


今夜の選曲: MAGDALENE(MY REGAL ZONOPHONE)
/ PROCOL HARUM

| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク


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