2006年06月12日

【第22回】「築地の朝めし」 築地さらしなの里

番外編 たまには築地の“昼飯”
 6月6日のロハスクラシック・コンサート。坂本龍一さんほか、出演者と関係者の打ち上げは、そばの名店「築地さらしなの里」。本当は10時前に閉店なんだけど、無理いって12時近くまで空けてもらった。でもおかげさまで、みんな大満足。シメのセイロは大好評で、3枚以上食べた人が何人もいた。

 料理がおいしいと、自然と会話も弾むし、酒も進む。次の日、ヨーロッパへ旅立つ坂本さんもご満悦の様子。お店の人には悪いことしちゃったけど、いい打ち上げの会だった。さらしなの里さん、本当にありがとうございました。

 というわけで、今日は番外編として、「築地さらしなの里」をご紹介。朝めしとはいかないけれど、ワールドカップを深夜まで観ていて、朝めし食べられない人も多くなるだろうから、ちょうどいいのでは? おなかに優しく、おいしいそばをお昼に食べよう。


第22回 そばの名店 「築地さらしなの里」
 新富町駅と築地駅のちょうど中間くらい。「築地さらしなの里」は、築地のそば屋では群を抜いた味を楽しめる。その名の通り、さらしなそばのほか、二八もある。そばは、福井県のものを使っている、本格的なそば屋だ。

水ナスのそば1260円

 「やっぱり、そば食いはセイロよ!」などというつもりもなく、おススメにあった水ナスのソバを注文。本格的なそば屋にしては、スグに出てきた。軽く油に通した水ナスと、ミョウガの刻んだのと、ジュンサイが乗っている。夏らしい、爽やかな味わい。

 真っ当なおそば屋さんは、ちょっとした変化球もおいしく食べられる。カレーだのキムチだのを乗っけるという無茶無謀な真似は決してしないのだ。

 朝めしを抜いた日、昼に築地へ寄ったらぜひどうぞ。朝めし食わずに、河岸の脂っこいものを食べると、全部脂肪として、おなかの外に吸収されちゃうよ、本当に。



築地さらしなの里
住所:中央区築地3-3-9
電話:03-3541-7343
営業時間:11:00〜21:45(土曜は15:00まで)
定休日:日曜祭日

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