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2021年3月28日

04 Limited Sazabys GEN




12回目・・・



【ゲストアーティスト 谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)】





今回は、

東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦さんにお越しいただきました。

(バンド界一のセクシー!)




谷中さん:東京スカパラダイスオーケストラの谷中でーす。


GEN:谷中さーん!よろしくお願いしまーす。


谷中さん:はーい、よろしくねー


GEN:今、zoom越しでお会いしてますけど、

   画面越しでもフェロモンがだだ漏れでございます(笑)


谷中さん:(笑)


話題はライブについてへ


GEN:それでは、コロナ禍になってからのスカパラの活動について

   お伺いしていきたいんですけど、


谷中さん:はいはい。 

 

GEN:去年1年とかライブができない状況が続いたと思うんですけど、

   谷中さん的に改めて感じたライブへの思いとかってありましたか?


谷中さん:やっぱね、ほんとに今まで幸せな状態の中で

     ライブを繰り広げてきたんだなーってことを

     痛感せざるを得ないよね。

     俺なんかライブ中にお客さんに

     「全員両手を上げろ、そのまま手を左右に下ろして全員で肩を組め!」

     とかって言っちゃって、みんなで肩を組んでるのを

     見るのが好きだったんだよね。

     あんなこと今絶対できないじゃん。


GEN確かに


谷中さん:だから、そういう意味では、あのハッピーが、あのハピネスが、

     今は全くないってこと考えると、

     俺ら幸せだったなーっていう。


GEN:本当ですね。


谷中さん:完全に元には戻らないとは思うけど世の中、

     でもやっぱりこう、同じような幸せをね、

     もう一度取り戻したいねっていう、

     ミュージシャン一同で、心に誓いたい所。


GEN: やっぱこう、ライブって音楽を聴いてるだけじゃないじゃないですか。

   物理的な接触を含めてライブだなって思ってたので、


谷中さん:そうだよね。


GEN: それこそ谷中さんが「肩組め!」ってやるやつとか

    僕大好きですし、僕らのフェスでもやってたじゃないですか。


谷中さん:みんな肩組んでくれたね。


GEN:あの時とか、まさにNo Borderというか、完全に世代とかジャンルとかを

   飛び越えて1つの空間ができてたので、

   「あれ?これスカパラのフェスなのかな」って思いましたもん(笑)


谷中さん:(笑)

 

海外でも人気なスカパラ。

谷中さんが海外のファンのライブの様子を教えてくれました。


GEN:スカパラは南米でも人気だったりするじゃないですか。

   そういう所とかのお客さんのノリ方ってどんなテンションなんですか?


谷中さん:もう無茶苦茶だよね。 


GEN:無茶苦茶ですか(笑)


谷中さん:メキシコの方々とか、アルゼンチンの方々もすごいけどね。

     もう歌うし、踊るし。

     メキシコの方々は日本的な感じで、チームプレーできる人たちなので、

     一緒になって盛り上がるとか、周りの空気を読むってことが

     すごいできるみたいで。メキシコの方々って実は。


GEN:意外ですね、みんなテキーラ飲んで好き勝手やってるかと思った(笑)


谷中さん:でも雰囲気察して静かになるところは静かになったりとか、

     ちゃんとしてくれるんで、

     そういうとこすごい心が通じ合う感じがしてね。


GEN:いいオーディエンスですね。


最後に、今後のライブシーンについて聞きました。


GEN:今のこの状況に対して、こうなってほしいなとか、

   こうしたら面白くなるんじゃないかとか、

   谷中さん的に何かアイデアとかってあったりしますか?


谷中さん:俺ね、最近よく言ってるのが、

     夜中がこうなっちゃって、人類が同じ状態にあるわけじゃん。


GEN:はい。


谷中さん:コロナが訪れる前の状態には、

     完全に元には戻らないって俺は思ってるんだけど、

     世界中のみんながそうやって感じているとすると、

     世の中必ず変わるんだなっていうことは

     全人類同じ認識でいる可能性があるわけじゃん。


GEN:そうですね。


谷中さん:ってことは、新しくなれるチャンスではあるよね。


GEN:間違い無いですね。


谷中さん:だから、新しい、いいアイデアが出れば

     みんなそれに飛びついてくれると思うし、 

     変わって行こうぜってタイミングで、

     「あ、じゃあ俺も変わろう」って

     いい方向に変わろうとしてくれる人もいるのかな、と。

     そういうふうに思っていきたいね。



明るく、楽しく、時に真剣に。

前向きでいることを語ってくれました。

谷中さん、ありがとうございました!




2021年3月26日

 

今回はBIGMAMA

Vo,Gt/金井政人さんをゲストにお迎えしました。

    
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まずは2020年のBIGMAMAの活動を

伺いました。

配信ライブというものとどのように向き合うか、

苦労したと話す金井さん。

  

配信でも有観客でも、この2020年のライブは

このご時世ということもあり

いつ、誰が体調を崩してもおかしくないという状況下で

スタッフもメンバーも

神経を尖らせながら準備を行なっていたそう。

  

そしてこの一年は

コロナ禍でのライブの正解を探るという意味でも

周りのバンドが行なっている配信ライブを

注目して見るようにしていました。

そんな中、配信を行なってきたBIGMAMAですが

今後も配信ライブを定期的に続けていくというよりは

有観客をやる方に戻したい気持ちが強いとのこと。

  

  

2020年はコロナだけではなく

BIGMAMAとしては、メンバーの脱退という

大きな出来事がありましたが

そんな危機を救ってくれたのはサポートドラマーの

Bucket Banquet Bisさん。

  

金井 『一つ一つのライブをすごく楽しんでくれるし、

喜んでくれるっていうところが、

改めてバンドをやることの楽しさというか。

長年メンバーとやっていると熱量を維持することとか

距離感がすごく難しくて、

家族のように一緒にいる他人と

どう向き合うかというところは

気をつけているところではあるので、

そこをいい感じでかき回してくれたというか、

少なくとも抜けちゃった分の

4人の結束が深まった理由の中に彼がいて。』

  

  

そして5月には

ニューEP What a Beautiful Life」がリリース。

  

金井 『アルバムサイズで急に届けるのが、

ライブの本数とミスマッチかなと思って

EPサイズがいいなと思って。

なるべく明るい曲を描きたいなと考えていく中で、

自分の中で「美しき我が人生を」ってサビ前で叫ぶ

The Naked King』という曲があって

2019年〜2020年の

メンバーが抜けてしまうことだったり、

そのあとBIGMAMA

どうやって立ち直っていくのかっていうのを

象徴する曲だなと思っていて、

それを母の日に一番いい形で

届けたいなというのがあって。』

  

そして4月から

BIGMAMA Zepp Tour 2021

What a Beautiful Life! 〜美しき我が人生を〜」

を開催予定!

ニューEP What a Beautiful Life」を

モチーフにしつつ、定番曲ではない、

よりマニアックな曲なども

演奏しようと考えているそうです。

 

  

金井さん、ありがとうございました!

  

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2021年3月21日

04 Limited Sazabys GEN




11回目・・・



【ゲストアーティスト セントチヒロ・チッチ(BiSH)】





今回は、

BiSHのセントチヒロ・チッチさんにお越しいただきました。

(新曲も持ってきてくれました!)




GEN:いらっしゃい!


チッチ:いえーい(笑)


GEN:チッチ、待ってたよー。


チッチ:お久しぶりです


GEN:なんか最近はね、このゲストコーナー、

   ライブハウスの店長とか、前回は10-FEET TAKUMAさんだったんですけど、

   もうねおじさんがずっと続いてたんで。


チッチ:(笑)


GEN:そろそろやっぱ、チッチみたいな子が来てほしいなって思ってたんですけど。

  


今回、GENさんがBiSHを呼びたかった理由とは


GEN:今回どうしてもBiSHに出て欲しくてこのコーナーに。

   その理由がありまして、コロナになってBiSHがベスト出したじゃん。


チッチ:出しました。


GEN:そのベストの収益をなんと、全国のライブハウスに

   寄付っていうことやったじゃないですか。  


チッチ:やりました。


GEN:それってめちゃくちゃすごいことだし、

   BiSHの今の規模でベストってまぁもちろん売れるじゃん。


チッチ:はい。


GEN:それをライブハウス今一番ピンチなとこに配るっていうのは、

   どんだけ機動力あるバンドマンもなかなかできないことだと思うし、

   しかも意外とみんなそれ知らない気がしててね、

   BiSHがそういう動きしてるのって。

   そのなんかあんまり大々的に,

         自分らで言ってないっぽさもカッコよさを感じてて勝手に。

   今回その話も聞きたいなぁと思ってたんですけど、

   そのライブハウスっていうのは例えばツアーで行った事あるとことかなのかな?


チッチ:そうですね、あのー私たちが結成してから歩んできた道のりの中で、

    お世話になってきたライブハウス全部の皆さんに、

    やっぱり、思いとしては、

    生きてないとまた会えないっていうのが現実じゃないですか。

    ライブハウスもそうで。    

    だから生きてるうちにどうにか、

    私たちが何か力になれたらなーって思ったのがきっかけで、

    ベストアルバムを出すことも考えたことなかったんですけど、

    今出すことに意味があるなーと思ってみんなで決めて、

    出させていただいたっていう感じなんですけど。



話題はBiSHとライブについてへ


GEN:こういう状況になってもライブやってると思うんですけど、

   改めて感じるライブの意味だったり、

   ライブをやる喜びみたいな何かありましたか?


チッチ:1224日に去年の、

    本当に1年ぶり位にお客さんを入れたライブをしたんですけど、

    やっぱり私たちのライブってお客さんがいて成り立っていたんだなというか、

    ライブの1つのピースとしてお客さんっていうものは必要で、

    気持ちって言う面ではやっぱり、

    少しかけていたんだなぁと思って、無観客の時に。


GEN:そっか(有観客と無観客)どっちもやってるもんね。


チッチ:どっちもやってて、お客さんがいてこそBiSHっていうものは、

    成り立ってたってのをすごく感じて。

    なんていうんですかね、お客さんと、私たちって、

    対話するようにライブを一緒に作っている感じがするんですよ。


GEN: 確かに清掃員の皆さんの熱量も半端じゃないですからね。


チッチ:そうですね、だからやっぱりここに、目の前に人がいて、

    対話するようにライブすることによって私たちのライブって

    完成してたんだっていうのを感じて、

    やっと熱くなれてるなーっていうのを体感した感じがしました。


GEN:やっぱ俺らってさ、ライブもお客さんうじゃーってなったりするじゃん。

   モッシュ&ダイブが起きたり。そういうのも派手さを稼げてたんだなって(笑)

   

チッチ:あー、なんかわかるかも(笑)

    



最後に、将来に向けてのアイデアや要望について聞きました


GEN:今はこういう状況だけど、どうですか今の状況に関して

   何かもうちょっとこうなってくれたらいいのになぁとか、

   こうしたらいいんじゃないって言うアイディアとか、

   何かチッチなりに思うことあったりしますか?


チッチ:そういうの最近聞かれることが何度かあったんですけど、

    何か私の中でやっぱり新しい形ってよりかは、

    やっぱり前の形を取り戻したいって言う気持ちが強くて、

    どうにかこうにか世界の状況が良くなっていって、

    やっぱり今までの熱い、みんながこう汗かいて密集しているような

    ライブがやりたいなぁって言う気持ちがすごく強くて、

    でもそれだけじゃダメなんだなーって考えてる中で、

    メンバーの中でハシヤスメ・アツコっていうのがいるんですけど、


GEN:俺が一番推してるハシヤスメじゃないですか(笑)


チッチ:噂の(笑)

    そのハシヤスメが、

    携帯でお客さんたちが声を録音してきて、

    自分の好きなタイミングでボタン押して、

    声出したみたいするのはみたいなのは言ってて、

    それも面白いかもねっていうのは1つ案で出ましたね。


GEN:確かに声聞きたいもんね。みんなのね。(笑)


チッチ:声聞きたい。


GEN:まぁねやっぱ元の密々の世界に戻ったら、

   また早く一緒にやりたいなって思ってるんですけど。  


メンバーそれぞれが精力的に活動するBiSH

その心には、ライブとファンを大切にしている思いが溢れていました。

セントチヒロ・チッチさん、ありがとうございました!



2021年3月19日

KINGS MEETING(TUE)
〜BACK TO LIVEHOUSE〜 vol.11
2021.03.16
BLUE ENCOUNT
田邊駿一❸

ライブハウスのドキドキその1
〜はじめてのライブハウス〜

高校生になったばかりのころ
サッカー部の友人が教えてくれた
BRAHMAN。
当時はMDプレイヤーで
繰り返し聴きながら
バンドという存在の
カッコよさを実感していました。

そんなさなか、なんと
BRAHMANが熊本へライブに!
友人と2人がかりで
なんとかチケット争奪に打ち勝ち
熊本B.9へ行けることになりました。

初めてのライブハウスに
ドキドキしながら向かうと
いかにも漢!という印象のお客さんに
田邊少年たちは圧倒…
そして
対バンアーティストでも盛り上がり、
いよいよブラフマンというときに
突然のモッシュが!
なにがなんだかで混乱しつつ
もみくちゃになりながらも、
そこでは聴きたかった曲のオンパレード。
目の前でTOSHI-LOWさんが
熱いMCをしてくれて、
歌ってくれていることに感動したのを
いまも鮮明に覚えているんだとか。

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2時間ほどのライブは
信じられないほど一瞬。
「ここで手を挙げて」
「ここで叫んで」
言葉にはならないけれどそこにある
まわりのルールを
着こなしている感覚があったそう。

日頃学校では
できないようなことも
この会場だったらこんなに
思いっきりやっていいんだ!
という思いもあり
ライブハウスに入った瞬間に、
田邊さんにとって
そのライブハウスがルールになりました。

さらに当時TOSHI-LOWさんは
アンコールをやらないと聴いていた中で
鳴りやまないアンコールに
なんとその日は応えてくれました!
帰りはあまりの興奮に
家の側の駐車場でなぜか側転。
(テンションが
あがりきっていたんですね)

汗や熱気は、満員電車のように
普段であれば
不快と思って然るべきもの。
他のところにおいては
きついなと感じることでも
ライブハウスではすべてが
エンターテイメントになる
渇きを潤してくれる場である
ということがわかった
"最高の幕開け" と話してくれました。

2021年3月19日

  
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今回はLiSAさんをゲストにお迎えして

久しぶりの有観客ライブで感じたこと、

さらに今年ソロデビュー10周年ということで

この10年の活動についても伺いました。

  

昨年12月にご自身初の有料オンラインライブを開催。

こちらの配信をBIGMAMAの金井政人さんと観た斎藤さん、

圧倒されたとのこと。

  

斎藤 『すごかったすね・・・。

    これは敵わないなと思っちゃった。』

  

LiSA 『嬉しいんですけど、

   コロナの影響でライブができないぞって

   なったときに、

いち早くオンラインライブをされていた

ユニゾン先輩のライブを2回観まして、

みんなの願いを叶えていくという

セットリストを作ったライブや、

ろうそくを灯していくという演出など

「やられた!」と思ったんですね。

いろんな先輩たちを観させていただいて、

これは後輩として普通ライブは

お見せ出来ないなと思って、

すごく考えました。()

  

今回、アルバム「LEO-NiNE」を

冠してのオンラインライブでしたが

このアルバムの中には金井さん作詞作曲された

「わがままケット・シー」が収録されています。

ライブではこの曲に込められた“セクシーさ”を

存分に味わっていただこうと意識されたそうです。

  

  

そして今年222日に

Zepp Hanedaで有観客ライブを行われました。

有観客ライブとしては実に一年半ぶり。

いつもと変わらない姿勢で

自分らしく迎えようと臨んだそうですが

ステージに出てお客さんの拍手で迎えられたときに

大号泣してしまったとか。

  

LiSA 『やっぱり出来なかった時間が

   すごく長かったからこそ、

拍手ってこんなにも温かいんだ。

お客さんがいてくれるだけで

こんなにも嬉しいんだと

すごく実感したライブでした。』

  

斎藤『発声禁止で声が出せない分、

拍手にすごく意味とか想いが乗っている気がして、

毎回ライブをやるために

音楽をやっているんだと思います。』

  

LiSA『わかります。伝わっているんだな

ちゃんとこれだけの人が受け取ってくれているんだな

これだけの人と音楽が楽しめているんだな

という温度を感じたときに、

やっとCDに込めていた完成形を見た感じというか

届いた感じがしましたね。』

 

  

お客さんの顔が見れない配信ライブ、

LiSAさん自身、お客さんからレスポンスがない分

難しいと感じていたそう。

今は映像を通して喜んでくれていると信じて

届けているとお話ししてくださいました。

  

  

今年ソロデビュー10周年を迎えるLiSAさん。

  

LiSA『デビューしたのが23歳で、

割と大人になって

自分で判断できるようになってからの

デビューだったので、

そこから誠実に人と向き合っていくことを

ちゃんと自分で判断して生きてきた気がしています。

だからそこちゃんとぶつかって

いろんな出会いと別れがあったなと

振り返って思います。

本当にいろんな人に支えられて、

いろんな人に連れてきたもらった10年です。』

  

  

ミニアルバム「LADYBUG」が

2021519()に発売予定されています。

さらに「LiVE is Smile Alwaysunlasting shadow〜」

21日まで見逃し配信されています。

お話に出てきた拍手のところから見ることができますので

ぜひご覧ください!

  

LiSAさん、ありがとうございました!

  

  

2021年3月16日

KINGS MEETING(TUE)
〜BACK TO LIVEHOUSE〜 vol.10
2021.03.09
BLUE ENCOUNT
田邊駿一❷

「2021年以降の活動」

数々のライブやフェスが
軒並み中止になってしまった昨年。
そんな中でも無料の配信ライブや
延期にはなってしまったものの、
いまのコロナ禍を見据えたアルバムの発売など
BLUE ENCOUNTとしては変わらずに
動き続けてくることは出来ました。

しかし、こうして
みんなに降りかかってしまった"不幸"
いかに 不 を取り除いて
"幸"にしていけるかというのが
出会えた課題にもなりました。

今年はそれを踏まえたうえで
思いっきりライブをしていきたい!
と話してくれた田邊さん。
そしてその狼煙をあげられたのが
2021年1月に開催された
THE ORAL CIGARETTES
04 Limited Sazabys
BLUE ENCOUNT
3組でのライブである
「ONAKAMA 2021」。

期間中は緊急事態宣言発令直後…
いろんなイベントが中止発表をする中
だからこそ自分たちは
希望を見出すためにやりたい
とツアーの慣行を宣言しました。

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もちろん決断には賛否両論も。
実際に県をまたぐ移動も伴い懸念もありましたが
実は昨年から各地では大規模フェスも含め
しっかりとした感染予防対策をしながら
ライブというものは開催されていました。
そして重要なのは、
一度もその地点を起点にした感染が起きていないこと。
これは運営する側の全力を尽くした対策のたまものであり
そして来てくれるお客さんの意識のおかげでもあります。

ONAKAMA 2021でも全員が
ちゃんとルールを守ってくれていました。
もともとはルールなしに楽しめるのが
ライブハウスというものではあるけれど
今は新様式の元 ルールを守ったうえで、
それぞれ楽しみを見つけてくれていたなと
ライブを経て一種の希望を見出せたそう。
※もちろんONAKAMA 2021でも
スタッフからお客さんまで感染者はゼロ!

おそらくこれからも新しいルールの中で
ライブをしていくしかない1年が続いていくけれど
それがあるからこそエンターテイメントは
死なずに前に行くことができるのでは?
そしてこの想いを持って、
今年のBLUE ENCOUNTはあなたの目を見て
歌いに行きたいなと思ってます!
と嬉しい希望を届けてくれました。

2021年3月13日

04 Limited Sazabys GEN




10回目・・・



【ゲストアーティスト TAKUMA10-FEET)】





今回は、

10-FEETTAKUMAさんにお越しいただきました。

GEN君のこわくない優しい先輩です!)




GEN:早速なんですけど、

    コロナになってからTAKUMAさんはどんなアクションをされてましたか?


TAKUMA:う〜ん、やっぱり曲作りが多かったかな。


GEN:お話しするたびに結構、

          防音室にこもって作業されてることが多いんだなって思ったんですけど、

    作品に想いをぶつけていくって感じでしたか?


TAKUMA:なんかこう、外に出れへんストレスとか、

             仲間に会えへんとか、ライブできひんのはもちろん、

     そういうストレスというか窮屈な思いが、

     反骨精神じゃないけど反動で制作意欲に向いたって感じなんかなぁ。

     だからと言ってネガティブな感じでもなく、

     のびのびと、その分制作を思いっきりやってたって感じかな。

     でもやってるうちにそういうストレスで音楽を作ってく力みたいなものが、

     ある程度時間が経ったらガス欠になってきて、

     一回なくなって全然曲作らんようになったりして、

     そん時に曲作ったりライブする意欲って、

     友達に会ったり、友達と飲んだり話したり、

     ライブそのものにも、次の、明日の、来週、来月、来年の、

     モチベーションもらってたんやなーって

     改めて気づいて。



話題はライブハウスへの思いへ


GEN:こういう状況になってから、

         ライブハウスに対する思いとかって変わりましたか?


TAKUMA:ライブハウスに対する思いはすごい変わったね。

     自分たちのライブっていうのは、お客さんが入場制限になったりとか、

     声を出せないとか、暴れられないとか、

     そういうことがあったとしてもその感動してもらうっていうところ、

     すごいなぁかっこいいなとおもってもらうところ、

     楽しいなとおもってもらうその心の部分ていうのは変わらないと思うので、

     こっちがやることっていうのもそんなに変わらないと思うんだけれど、  

 

GEN:はい。


TAKUMAライブハウスがね、やっぱり京都でも、

     閉店してしまったところもあるし、

     そういうところがピンチになってるから、そこを何とかしたい、

     そのために何ができるかなっていう風な考え方っていうのは

     ものすごく変わったかな。


GEN:そうなった時にTAKUMAさん的にはライブをしにいくことが、

   一番かなってなったんですね。


コロナ禍に音楽制作を行っていたTAKUMAさん。話題は家での生活サイクルについて


GEN:今、自宅のスタジオで制作されること多いと思うんですけど、

   切り替えとかもう僕全然やり方がわからなくてですね家にいて。

   何時までやるとか何か決めたりするんですか?


TAKUMAあー、制作に関しては際限ないかなぁ。もう終わりなく。

     制作で徹夜とかはあっちゅーまかなぁ。


GEN:もう精神と時の部屋状態ですか。


TAKUMA:そうやねんな。それがもう自分であんまり辛いとも思ってへんし、

     辛いとか、楽しいとかじゃないねんな。もうパッと気づいたら

     「あーもう朝やん!」とか「うわっ、もう暗いやん外!」とか。


GEN: プロの集中力ですね。


TAKUMA:何なんやろね。なんかこう打ち込み作業とか、

     マニピュレートとかしだすと特に、

      専門家じゃないから、打ち込み作業上手い人とは

     全然違う原始的なやり方をやってると思うので、

     またプロじゃないから余計に夢中になってしまうというか、

     そういうところでものすごい時間、

     ほんまにびっくりする位時計の時間、

     過ぎていくねあれ。怖い。危ない。


TAKUMA1番苦労するのが結局、作るよりも作りたいと思う状態に持っていくのが

     大事だなぁと思ってて、それが難しいなと思ってて。

     曲を作りたい気持ちはずっとあるんやけど、

     でもなんかそこに気持ちが乗ってる時と乗ってへん時って

     絶対あると思うから。

     その乗ってる時なおかつ、ひらめきのある、

     そわそわしすぎててもなんかつまんないのしか出てこうへん時あるから、

     すごいいい時の自分にどうやってもっていくかって言うのが1番難しかったりするし、

     時間かかったりもするかなー。


GEN:  そうですねー、この間も歩みを止めない10-FEETが、

     僕らにとってもすごい希望になっております!


TAKUMA:ありがとうございます、お互い様です!


最後に、将来に向けてのアイデアや要望について聞きました


GEN:最後になるんですが、なんかこの状況だったり

   ライブシーンだったり何かこう、

   こうなったらいいな、とかこうしたらいいんじゃないかとか、

   何かそういうアイディア、要望がもしあったら最後にお聞きしていいですか?


TAKUMA:そうやねー。なんかどっかの成人式で若いやつが、

     「コロナなんか俺がぶっ潰してやるよ!」って言ってるやつ。


GEN:あの北九州とかのですね、あいつめっちゃかっこよかったですね(笑)


TAKUMA:あーそれそれそれ(笑)


GEN:あーいうのやっぱかっこいいなと思って。

   俺らの仲間とかってステージでああいうことばっかり

   言うてるようなやつらやから、

   言い方とスタイルが違うだけで、そういう精神の持ち主ばっかりやん。

   絶対みんなでハッピーまでたどり着く、とかさ。

   何かああいうのやっぱりかっこいいなぁと思って、

   ああいう勢いというか、心意気みたいなものは、

   行動とかが制限されてても絶対に無くしてはいけないと思うので。

   それって音楽制作の気持ちとか、

   ライブしたい気持ちとかよりももっともっと前に、

   心の手前にあるもんやと思うから、そういう気持ちを大事に、

   明るく、優しく、強く、陽気に、生きていかなあかんなーと思うかな。

   みんなも一緒にそうして行けたらいいなと思います。

   


穏やかな中にある、力のこもった言葉。

TAKUMAさん、有難うございました!



2021年3月12日

   
 
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今回は秋山黄色さんをゲストにお迎えして

コロナ禍でライブへの想いや活動について伺いました。

 

秋山さんは36日から

ライブツアー「一鬼一遊TOUR Lv.2」をスタート。

有観客でのワンマンライブは実に1年ぶり。

 

その間にも勢力的に音楽活動を続け

知名度をどんどんと広げていますが、

本来なら、歴史あるライブハウスを通って

段々と大きな会場へ進みたかったとのこと。

 

そんな想いもある中での久しぶりのワンマンツアー。

今回のライブの意気込みお話していただきました。

 

秋山 『昔はアンコールができないくらい、

体力のペース配分が全然できなくて。

ステージに出てきて「できないんです。」

っていうっていうことが

初期の頃は結構あったんですね。

けど最近はカッコイイ見せ方とか、

セットを最後まで見ながらできるとかあって。

そんなライブを経てセカンドアルバムを作って、

少しギターから離れている楽曲もあって

見せ方が広がったんです。

だけど、さすがにワンマンライブから見られてない

お客さんもかなりいるので、

ちょっとこのツアーは全部アンコールできるかどうか

保証できないくらいのテンションで

やりたいなと思っていて。』

 

秋山黄色さんは33日に

セカンドアルバム「FIZZY POP SYNDROME

をリリース。

この2枚目のアルバムを出せたことによって

ご自身の楽曲制作に向けた心意気を

示せたのではないかと語ります。

 

秋山 『活動を本格的に初めて

           2、3年っていうレベルなので、

ファン心理ってすごい理解ができるというか。

ファーストアルバムは自分が地元で孕んだものを

全部出し切って聴かせているという気合で出したので、

聴いてくれている人の中で

あの頃の曲が好きだというのが

起こるなって思ったんですね。

けど僕としては作曲って

すごく楽しんでやっているので。

個人的には「楽しいと思えば、なんでもやるんだよ」

っていうのがわかってくれれば 

というのがすごくあるので、

タイミング的には今出せて

すごく良いなと思っているんですよね。』

 

曲は考えるというより降りてくるタイプだと分析。

完成形に近い形で思いつくため

曲作りは模写に近いとのこと。

 

楽曲制作は

カラオケやボーリングに近い感覚と話す秋山さん。

4月の緊急事態宣言の時には

暇だったのでひたすら曲を作っていたそうで

その時期に作っていた曲が『PAINKILLER』。

今回のアルバムの最後に収録されています。

 

秋山黄色さんお誕生日おめでとうございます!

次はねるねるねるね一緒に練りましょう!!

 

 

2021年3月 8日

KINGS MEETING(TUE)
〜BACK TO LIVEHOUSE〜 vol.9
2021.03.02
BLUE ENCOUNT
田邊駿一❶

「2020年のアーティスト活動」

昨年のちょうど今ごろ…
本格的に"コロナ禍"というものに突入し
バンドとしては
Fear, and Loathing in Las Vegasとの
ライブがこの時期では最後になりました。

はじめのうちは、
とりあえずの中止や延期が相次ぎ…
フォーリミと共に
ゲストアクトとして出演する予定だった
GREENDAY@幕張メッセのライブも同様でした。

昨年BLUE ENCOUNTが11月にリリースした
アルバム『Q.E.D』は
当初5月のリリース予定だったのですが、
3月からのレコーディングを
スタートできる状況にないと判断し
リリースを延期するかたちになったんだそう。
全国ツアーもがっつり中止。夏フェスもできない…
あらゆるアーティストたちが
その弊害を受けたと振り返りました。

その間まめに連絡をとっていたという
仲のいいライブハウスのオーナーとの会話では
どうして音楽がこんなにも
虐げられなければいけないのか・と
はがゆい想いを募らせていたそうです。

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そんな中、7月にはBLUE ENCOUNTも
無料の配信ライブを開催。
その反響の大きさからは、自分達はもちろん
お客さんからもライブというものは
渇望されているのだと
肌で感じることが出来ました。

そこで受けた想いを楽曲にぶつけるため
『Q.E.D』にもともと収録予定だった曲を一部変更!
新たに構成しなおしていきます。
結果的に、アルバムの半分くらいの曲は
コロナ禍の中で書き上げたものに。
今の辛さやイライラを全部ぶつけたことが、
今回のアルバムにも繋がりました。

"不幸"をいかに"幸"に変えていくのか。
このことを考え出したことで
2020年の音楽活動が
楽しく感じられるようになった。
音楽を、バンドマンを止めるな!ということばで
初回を締めくくってくれました。


2021年3月 5日

  
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 今回はUNISON SQUARE GARDENのツアー「Normal」に

来てくれたお客さんの声を

ベースの田淵智也さんと聞きながらお届けしていきました。

  

2月スタートさせた今回のツアーは

現時点で名古屋、東京、大阪、横浜を

2日ずつ回っていきましたが、残すは追加公演の

横浜ぴあアリーナMMの二日間。

※今回もガイドラインに沿った形で開催されています。

  

コロナ禍でたくさんの守らないといけないルールを守りつつ、

バンドとしてライブを行うという

“普通”を示すべく始まったとのこと。

  

まず、実際に会場に来てくれた方に、

このライブの感想と、

Normal』を感じた瞬間について伺いました。

  

【ラジオネーム:あきさん】

『今回は大阪のZepp Osaka Baysideにいきました。

ライブハウスだからこその音の響きがあって、

心臓がグッと打たれるような感じで最高でした。

一番『Normal』だなと思ったのが、

客席が友達同士で座れるような形になっていたり、

声は出せないけど、立ったり、手を挙げたり、ジャンプしたり

これまでのライブに近い状態で

ライブが観ることができて楽しかったです。

最初は座っていたんですけど、ライブが始まるときに

「立ってもいい」というアナウンスがあったので

みんな立って楽しんでいました。』

  

限られたルールの中で

これまでのライブに近い状態で行えるということを

開演前にライブスタッフが直接、お客さんに

アナウンスをしたりと、

コロナ禍で

「やっぱりライブ行ってみてよかった!」と思えるような

思い切り楽しめる場所を作ることを考えられたそうです。

  

斎藤さん、ライブハウスで大きな音でライブができて

心から喜びを感じたとのこと。

  

斎藤 『リハの時にサウンドチェックで

 大きいスピーカーから音を聞いた時に、

謎の感動があった。』

田淵 『あーわかる!「やったー!」ってなるよね。』

斎藤 『音大きい!やったー!ってなったね。』

田淵 『コロナ禍で音楽の楽しみ方が分かれた時代で

良いと思っているんだけど、

やっぱりライブハウスで大きい音を聞くことで

「やったー!」って思える人間もいるわけで、

それをもったいない理由で減らしてしまっては

誰も幸せにならないなと思っていて、

できることからやっていきましょうってことですよ。』

 

 

続いて、こんな感想もいただきました。

  

【ラジオネーム:いずみさん】

『セットリスト見たときに、

全然ノーマルじゃないじゃんと最初は思ったけど、

そもそもUNISON SQUARE GARDENのセットリストに 

普通はなかったなっていうのを感じられたから、

そういう意味では、 

本当に、普通に、衝撃的なライブでした。 

「普通」という言葉を「定番」という意味で使うなら

確かに定番の曲は少ないかもしれないけど、

UNISON SQUARE GARDENの曲は

全てが定番ということに固定はされないんだというのを、

可能性が無限にあるのを感じました。』

  

ライブをイメージして曲作りしているので

いつもでどんな曲でも勝負ができるというのが、

UNISON SQUARE GARDENの強み。

セットリストに関しては、

その時の気持ち、演奏時間などの理由から

組まれているそうです。

  

今回は、新曲が出てのツアーではないため

いろいろなレパートリーの中から

作られているセットリストになっているとのこと。

  

  

そして、今回の「Normal」に参加された方ではありませんが、

1月にYouTubeチャンネルで公開された

LIVEon theSEATの映像を観てくれた方が

番組宛に熱いメッセージを送ってくれたので

スタッフがその方に詳しくお話しを伺いました。

  

  

【ラジオネーム:さぼさん】

YouTubeに映像がアップされてるのに気づいた日は、

私立受験の1日目で、それを見て、10分元気をもらって、

受験に向かおうと思ってされて再生ボタンを押しました。 

それまで、もうずっと対面のライブにも行けてないし、

fun time HOLIDAY 8XIIXの大阪のライブも当たってたけど

両方なくなっちゃって、

オンラインライブもあるのはわかっていたけど、

勉強で見れてなかったから、 

そのYouTubeで久しぶりにライブの映像を見て、

とても感動して、元気をもらいました。 

最後に【SEE YOU NEXT LIVE】と出てきて、

このまま受験頑張って

またライブに行けたらなと思いました。 

今、自分の状況的にライブに行けないけど、

精力的に活動してくれたり、先の予定とかも発表してくれていて、

それがすごく励みになるし、 ファンとしては嬉しいです。 

絶対、受験に合格して

Spring Spring Spring」の再現ライブと、 

6月のXIIXの「USELESS」のライブにも

行きたいと思います。』

  

今はどうしてもライブに行けない方もいますが、

UNISON SQUARE GARDENのライブの配信を見て

「いつかライブに行きたい!」という

その“いつか”に向けて、

今を一生懸命生きる励みのきっかけになれたらと話す

田淵さん。

  

そして、斎藤さんは演奏していて今、

とても手応えをとても感じているそうです。

  

斎藤 『今、純粋に

UNISON SQUARE GARDEN

カッコイイと思うよ、ライブが。

単純に演奏も良いし、歌も良いし、

それが渦巻いている感じがあるよ。』

田淵 『俺たち音楽人なので生きていれば

ちょっとはアップデートされていくものじゃないですか。

だから、いつが一番カッコいいかは

お客さんが決めれば良いけど、

今は今でめちゃくちゃカッコイイなっていうのがあるから

バンドを続けているわけで、

今回も昔の曲もするけど、

昔の曲も違う聴こえ方になっている曲とかもあるだろうし、

今の曲は今の曲でめちゃくちゃかっこいいじゃんって

ライブを見たらよくわかるのではないかなと思います。

私的にもとても楽しくライブツアーができています。』

 

 

UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2021Normal

残すは追加公演の横浜ぴあアリーナMM!!

日程は323日・火曜日、 24日・水曜日。

オフィシャルサイトチケット先行を実施中です!

受付は3月7日・日曜日

午後11時59分までとなりますのでお早めにどうぞ。

詳しくはこちら

 

今回インタビューお答えいただいたみなさん、ありがとうございました!

   

  

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