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2021年2月 5日

KINGS MEETING(TUE)
〜BACK TO LIVEHOUSE〜 vol.5
2021.02.02
MAN WITH A MISSION
ジャン・ケン・ジョニー❶

「2020年のアーティスト活動」

昨年はマンウィズにとって
結成10周年という節目の年でした。

ベスト盤 B面集 リミックス盤…
リリースを皮切りに全国をツアーでまわり、
フジロック会場でもある苗場を完全貸し切りした
フェス「THE MISSION」の開催も
予定していたのですが
例のウイルスのせいで全てが中止に。

もちろん悲しさや悔しさは
色んな方面に向かってあった中でも、
ひとつの生きるものとして
疫病の流行というのは避けがたいことであり
いい意味で"考えさせられる1年"にもなったとか。

一方で、配信ライブという形を
様々なアーティストが工夫を凝らしながら
実施していっているのを観て、
「生命力が強いジャンル」に
いるのだなという前向きな思いも。

当初は生のライブに勝るものは
ないという気持ちではあったけれど、
考えていく中で 配信というものに
1つのカルチャーとしての可能性を感じたそう。

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キャパが小さいライブハウスでは
そこで観られる人数はどうしても
限られてきてしまう中で、
配信によって、より多くの方に観てもらえ
知ってもらうことができる。
地球の裏側で待っている人もたくさんいて
それはアーティストにとっても大切なことでした。

ヒトはこれだけすばらしい
テクノロジーを持っているのに、
そこにお金を絡めることばかりに
心をとらわれている…
もっとうまく活用して、当たり前のように
"広めていく"というアイデアこそが必要で、
その可能性を信じて、
磨くべきカルチャーとして育っていくべき。

大切なのは自分たちのあるべき形だけではなく、
その先の可能性を模索していくということ。

…ただ、満員のお客さんの前で、
ライブをしたという想いは変わりません。

いつかこの状況が落ち着いたその時には
また元気でライブハウスで
みんなで騒ぎたい。
そんな希望を込めて
最後に『FLY AGAIN』もお届けしました。

2021年2月 5日


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今回はXIIXが去年スタートした企画

in the Rough」について。

 

XIIXYouTubeチャンネルで公開中の

in the Rough」。

曲を作り、アレンジ、ミックス(編集)などを

全て自分たちで行う、

セルフレコーディングで作られた楽曲を

自作の映像に載せて公開する

企画になっています。

現在、

talk to me」「あれ」「Sway」の

3曲が公開。

 

これは、コロナ禍で流行った、

いわゆる歌繋ぎとはまた違う

もっと自分本意な企画。

 

アルバムを制作している時には

聴き手をしっかりと意識して、

1つの作品性を重視したものを作っていますが、

この真反対である、

ミュージシャンとしてのエゴを全面に出した

自分がカッコイイと思うものを、

何も気にせずやりたいと思ったのが

スタートのきっかけ。

 

元々、コロナ禍になる前から

XIIXの相方である須藤さんとは

それぞれの自宅でデータのキャッチボールが

できていたこともあり

これを聞いてもらわなきゃもったいないな

と考えたことから公開することに。

 

“曲を作ること“と” ミックス(編集)“では

同じ音源を作ることですが、種目が異なり

例えるなら、

野球選手がグローブを作るみたいな感覚

ということで

それが二人はできるということ、

CDを作るより短い時間で公開できる

という理由から始めました。

 

 

『こういう

ミュージシャンがやりたいからやっているものが

バンドの幅になればいいなと思っているし、

同時にそういうものが刺さる人にだけ

刺さればいいなと思っているところもあって。

多くの人に聴いて欲しいというものではなくて

もっと純粋に

自分がカッコイイと思っているものを

形にすることで、

その逆の売れようとするアルバムも生きてくるし、

それが全部混ざったライブも

より楽しいものになるんじゃないかなと思って

この「in the Rough」という企画を

続けていこうと思いますので

ぜひYouTubeでチェックしてください!』

   

  

 in the Rough」はこちらからどうぞ。

  

  

2021年2月 2日

04 Limited Sazabys GEN



第5回目・・・


【ゲストアーティスト 尾崎世界観】




今回は、
クリープハイプ尾崎世界観さんにお越しいただきました。
(キンプレ、SPARKではもちろんおなじみの尾崎さんですが)



尾崎:久しぶりなんだけど、
  めちゃくちゃ恥ずかしいんだよGEN君と喋るの。
GEN:なんでですか?!
尾崎:1月20日にね、大事な選考会があったんですけど
GEN:選考会ですね、先生
尾崎:その芥川賞選考会前日にね、
  たまたまGEN君に連絡してて、
  なんかご飯でも!みたいな。
  いつも俺口約束だから、今度こそって思って。
GEN:そうなんですよ、ご飯いくいくサギするんで。
尾崎:すっぽんが食べたいって言ってきて、
  やっぱりさすがに精力がすごいなと思って、
GEN:すっぽんとかウナギとか(笑)
尾崎:ちゃんと(芥川賞)取れたら、賞金でおごりますよ
  って言って、普通に落ちてたから(笑)
尾崎:全然ダメだったわ。普通におごらせてください!
GEN:普通にいただきます、じゃあ(笑)





-LIVEの重要性-


尾崎:一番でかい規模のツアーが中止になって、
  3本やれたのかな?最初だけやれて。
  ツアーって、最初の良さもあれば、
  最後の方、完成されていく良さもあるでしょ?
GEN:そうですね、だんだん身体が仕上がって。
尾崎:そう、だから先っちょしか入ってないよ!
GEN:なるほど(笑)むずむずしますね、
  後でお腹いたくなりますね。
尾崎:(笑)。
  悔しいって気持ちもあるけど、なんだったんだろうって、
GEN:答え合わせが出来ないまま、終わってしまう、
  あのツアーはなんだったんだろうみたいな。
  でも楽曲のリリースはかなり積極的でしたよね。
尾崎:したけど、でもLIVEをして、そこで反応を直に確かめないと。
  やっぱ自分たちは、つくづくLIVEで、 
  いろんなものを確かめてきたんだなって
  それを去年確かめられたかな。
GEN:僕も去年LIVEがない生活をしていて、
   人前に全く立たないわけじゃないですか。
   自分の内側から出るオーラみたいのが
   なくなっている気がして、
   俺なんの人なんだろうって。
尾崎:思うよね。だから、鼻毛とか切らなくなったもん。
GEN:切らなくなりましたよ!
尾崎:LIVEに合わせて、前日鼻毛切ろうとか、
   爪切ろうとか思うんだけど、
GEN:そんなルーティンがあったんですね(笑)





-作品がコロナにかかってしまった-


GEN:でも尾崎さんはそれこそ、そういう機関があってこそ、
  そういう執筆にむかっていったのでは。
尾崎:そうだね。やっぱりLIVEできない悔しさを、音楽で晴らそうとすると、
  やれちゃうんだよね。
  それこそ、作品がコロナにかかっちゃたっていう感じがする。
  自分の中では。
  どっちかだと思う。
  それで作品を作る人と、辞めちゃう人。
  自分は、作品までやられたら悔しいなと思って。
  そういう意味では、小説を書いて、
  エネルギーを散らさなくてはと思って、悔しさとか。



-LIVEを通して、曲を育てる-

GEN:基本的にアルバムを出すにしろ、
   ツアーを見据えて、作ってるんですよ。
   LIVEを見据えて、どういう風に盛り上がるかとか、
   で、そっから曲が出来て、
   LIVE HOUSEとか、
   色んな所へ旅をさせて、育てていく。
   やっぱそのツアーが伴わないリリースって
   あんまりイメージできなくて。
尾崎:LIVEでやってさ、
   『うわ全然盛り上がらないって曲もあるでしょ。』
GEN:ありますあります!ツアーで変わりますからね。
   この子、こんな便利だったのかみたいな。
尾崎:そうなんだよ。全然期待してなかったけど、
  『え?なんで?これが刺さってるんだろう』
  って考えるのも、面白いし。
  そういうのをお客さんにも教えてもらってたから
  それがないのはねぇ、本当に難しい。
GEN:一昨年くらいにイメージしてたんですけど、
  僕らのミステリーツアーに
  クリープハイプでていただいたじゃないですか。
  そういうノリで、
  全部新曲のツアーをやったらいいんじゃないか
  と思ったんですよ。
  ツアーをまわって、ツアーを終わってから、
  レコーディングをしたら、
  一番その曲の理解が深まっているじゃないですか。
尾崎:なるほどね。
GEN:いつもツアーを回って、
   「ああ、ここのアレンジこうなかったなとか、
   ここもう少し後ろ行きたかったなとか。」
   そういうこと見つかるんで、
   これ一番いいアルバムの作り方なんじゃないかって思って、
   それをやりたいと思ってたんですよ。





-配信、無観客でのLIVE-

尾崎:お客さんもすごく迷っているのが伝わってくるから、
  やっていくしかないねとりあえず。
GEN:声出しちゃいけないってすごく難しいですよね。
尾崎:本当そうだよね。
GEN:ちょっとエッチですよね。
尾崎:(笑)
GEN:この前侑観客でやらせてもらった時、
  僕がMCで、何をボケても、
  何もリアクションがないわけですよ。
  でもそれでもやっぱ、
  面白かったら笑ってくれるんじゃないかなって
  戦ってみる自分がいるんですけど、
  それでも滑ってる空気になるから、
  心が折れてくるんですけど(笑)
尾崎:でもそうだよね、
  本当に分かりやすい物ばかり見てきたんだなって、
  改めて突きつけられるよね。インタビューとかではさ
  「簡単な歓声とかではなくて、もっとお客さんの、
  根底のものを観ていきたい」とか
  調子に乗って言ってたことあったけど、
  やっぱりねそんなことなかったんだなって(笑)
GEN:そうですよね(笑)
尾崎:お客さんの手っだたり、声だったり、
  そこを頼りにしてたんだなってういう。



-お客さんにも悩みを見せていくことの正しさ-

GEN:尾崎さんの現状を打破するアイディアはないですか?
尾崎:悩んでいるところを、見せていくのが、
   自分たちにできることかな。
   ちゃんと間違えていくというか、
   お客さんにも、毎回確実に正解を導き出せない、
   LIVEを何回も中止になったり、延期になったりしたりして、
   突き合わせちゃってるけど、
   その度にでも、間違えたってことは、届けていって、
   その過程を見せていくっていう、現状できることかなと。



アーティストにとってのLIVEの意味、
楽曲との関係性、
今回も面白いお話を伺うことが出来ました。

尾崎さん、沢山のお話有難うございました!

2021年1月29日

KINGS MEETING(TUE)
〜BACK TO LIVEHOUSE〜 vol.4
2021.01.26 SUPER BEAVER 渋谷龍太❹

「 お客さんの声 」

最終回となる今回、
リスナーのあなたと電話を繋いで
その声を届けてもらいました。

RN:うなつな さん
RN:年末に卵焼き100本 さん
ご協力ありがとうございます!

■SUPER BEAVERのライブの印象

(うなつな さん)
バンド全体の熱量が凄くて、歌詞も響く。
ライブの最後に渋谷さんからもらった
「次はライブハウスで!」という言葉が
その約束を守りたくなるくらい格好良かった。
キャパや距離は関係なく、どこから見ても
自分に届けてくれている、
という気持ちにさせてくれるのが魅力。

(年末に卵焼き100本 さん)
渋谷さんがMCで話す言葉に
すごく救われている。
これほどまで心の内に迫ってくれる
バンドはいなくて、
一対一・の言葉の意味を体感できた。
"自分自身がどうなりたいか"が何より大事だと
そのMCの中から教わったと思う。


■映像配信ライブを観た感想

(うなつな さん)
このような状況で、ライブをしてくれて
姿を見せてくれたのはとても糧になった。
ただ生で、ライブハウスで
観るSUPER BEAVERには
やはり代えられないと感じながら
会いたくなった。

(年末に卵焼き100本 さん)
生のライブとは
また違った雰囲気があったが
久しぶりにSUPER BEAVERが観れて
うれしい気持ちや
映像のクオリティの高さに
スタッフ陣の尽力も感じた。

■コロナ禍でのライブハウスにおけるライブ

(うなつな さん)
対策を徹底していて、
行くまでは不安も少しあったが
守ろうとしてくれていることがよくわかった。
このような今だからこそ
ライブハウスに行きたいし、
大切な場所なので
なくなってほしくないと思う。

(年末に卵焼き100本 さん)
ライブハウスの皆さんも、
ライブができないことに
深い悲しみをおぼえているのは感じる。
細心の注意を踏まえて
ライブを運営するのには賛成で
事細かに指定されたガイドラインにしたがって
開催してくれることは凄いことだと思う。
だからこそ自分自身も
できる対策はしたうえで参加していきたい。

■SUPER BEAVERへのメッセージ

(うなつな さん)
心が枯れそうになることもあるけれど
SUPER BEAVERが
私の力になってくれています。
また必ず現場で会える日まで
元気でいようと思います。
これからも大好きです!

(年末に卵焼き100本 さん)
コロナの影響で、
前を向けない時期もあったが
SUPER BEAVERが
「生きろ!」というメッセージをくれて
いまこうしていられていると思います。
被災の経験がある、
故郷の福島という地でライブを開催して
元気に皆さんを迎えたいので
いつかSUPER BEAVERにも
出てもらえるように頑張りたいです。
言ったことには責任を持って、
僕自身進んでいきます!

==================================

すべてのコメントに、
終始深くうなづきながら聴いていた渋谷さん。
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ライブハウスやチームのスタッフ
アーティスト自身 …
それぞれがルールの中で
止まらずに進もうとする姿が
このような素敵なコメントに
繋がっているのではと話してくれました。

120000000000点の声、
ありがとうございました!(泣)


2021年1月29日

  

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今回は去年、開催した「USG 2020 "LIVEon theSEAT"」、

XIIXの「CURIOSITY」に来てくれた方に

スタッフが事前に電話インタビュー!

その模様を聴きながらお届けしました。

 

この2つのライブを開催にあたり、

安全にライブをすることを一番に考え、

ガイドラインを提示し、読んでもらった上でのチケットを購入。

そして会場ではしっかりとした検温、

消毒などしっかりとした感染予防対策を

協力していただいきまして

お客さんと一緒に心からライブを楽しめるように開催をしました。

 

今回参加したお客さんの反応は・・・

 

=====

R.N あみあや さん】 *USG 2020 "LIVEon theSEAT"参加

 

『ライブを開催するにあたって、

ダスキンと協力してアルコール消毒してるというのを知って、

自分もここに行くなら、考えてくれている気持ちをちゃんと汲み取って、

より日々の生活を気をつけました。

それでこそライブを心から楽しめると思ったし

それを胸にライブ会場に向かいました。』

=====

 

USG 2020 "LIVEon theSEAT"」は

全会場においてクリーンパートナーとして

「株式会社ダスキン」の協力のもと

会場における感染予防対策態勢強化を実施。

席も前後左右お客さんの間隔を1〜2人ずつあけました。

全26公演でおよそ2万5千人ほどが来場。

スタッフも含め感染者0人で完走することができました。

 

さらにこんな声も・・・

 

=====

R.N ぴねこ さん】  *XIIX CURIOSITY参加

 

『チケット当たったのが公演の10日前だったから、

そこからは除菌ジェルを1日半分くらい使う勢いで消毒しまくりました。

MCで斎藤さんが『ちょっと寒くない?』と言っていたけど

それくらい換気も徹底されていたし、

お客さんも声を出さずにしっかり前を見てライブを観ていたから、

安心感があってライブに集中できました。』

=====


20201221_VK_0010.jpg

 

こちらは、STUDIO COASTでスタンディングでのライブ。

立つ位置を床にテープで貼り付けて指定、

お客さん同士の距離を取りつつ、ライブを開催しました。

実はこの足元のテープはスタッフさん6人掛かりで床に貼っていき、

2時間もかかる重労働。

 

さらに、お客さんからはこんな声もありました。

 

=====

R.Nちこ さん】 

 *札幌のUSG 2020 "LIVEon theSEAT"参加 配信ライブも制覇。

 

『最初は前後左右どんな感じなのかなと思っていたけど、

本当に快適に観られました。

ユニゾンのライブは個人個人が好きなように楽しむライブだから

座ってても 好きなように楽しめましたし、

今まで配信ライブも家で座って見てたから、

座って見るということに慣れさせてもらった気がします。』

=====

 

“配信ライブ”と“生のライブ”は別物だと考えていたけど、

観ている人にとっては、そんなこと関係ないくらい

のめり込んで聴いてくれているんだなという発見も。

 

『ライブを開催している身としては

やはりこういうご時世で

「絶対に来てください」とは言いづらいし、

言ってはいけないなと思っているところはある。

でも、同時にライブで心が満たされる人っているんです。

今はコロナにならないように

人がたくさん集まる場所は良くないから

ライブみたいに密集するのは良くないという意見も

おっしゃる通りではあるんですけど、

けどライブがあるっていうことが

心の健康につながるっていう人種もいるんですね。

そういう風に生活や人生の一部としてライブを

楽しみにしているっていう人がいる限り

僕はライブを続けていこうと思います。』

 

今回、インタビューをお答えいただきました皆さん

ありがとうございました!!

 

 

2021年1月26日

04 Limited Sazabs GEN




第4回目・・・

『観衆たちの声‼』



今回は、リスナーの皆さんに、
LIVE HOUSEの観衆として、
リアルな声を聴かせてもらいました。



まずは、フォーリミのライブの印象について、

皆さん口々に、もはや全員が
MCの緩さが好きということを挙げていました(笑)

曲とのギャップ、MCで普段の彼らを観れる、
LIVEならではの楽しみ方だと感じました。



さらに、この状況への想い、
打開策などを教えてもらいました。


お客さんとしてはもちろん、
LIVEに行けないことは悲しい事ですが、
アーティストらは
もっとそういう想いで溢れている。
自分たちも我慢しなくては、
そして、何か出来ることは協力し、
さらには、LIVE HOUSEの
悪いイメージを払拭するため、
見本となるような行動できれば
という話があがっていました。



よりよりアイディアとしては、

・LIVE中に演者に、観客の顔が見れる画面をつける。
 →一方的ではなく、双方のやりとりが出来る!

・配信LIVEならではのコンテンツを作る。
 生LIVEが良いのはもちろんですが、
 配信にも良さをつけるため!


アーティスト側の発信はありますが、
なかなかリスナー側の発信というのは、
聞くことが出来ないので、
今回の電話取材、
皆さんの真剣な想いを聞けて
本当に良いミーティングとなりました。


ご協力いただいた皆様、有難うございました!









2021年1月22日

『LIVE HOUSEの声』



キュウソネコカミが大変お世話になっている、
梅田シャングリラ総支配人、
キイリョウタさんにコメントをいただきました。


-キュウソネコカミとの出会いについて-


出会いは2011年ですね。震災後なんですが、
私が2011年の4月から店長になり、
そこで、現マネージャーのハイカラさんが
シャングリラでイベントをやっていて、
その流れでキュウソネコカミがLIVEをすることになり
観て初めて知ることになります。。




-当時の印象は?-

当時は、お客さん4人とか5人の時もあったんですけど、
凄く尖っていて攻め攻めのLIVEをやっていました。
2011年の深夜のイベントで、
ファッションミュージックを観た時、
新しい風を感じた。
今までのバンドが使ったことがないような言葉を聞いて、
衝撃を受けました。



-コロナ禍のシャングリラの行動について-


5月から配信ライブをはじめ、
お客さんをいれたLIVEも7月からはじめました。
LIVE HOUSEは、
一番真っ先に矢面に立ったところがあるので、
これ以上感染者を出してはいけない
という強い気持ちがあったので、
とにかく感染対策を行ってきました。
LIVE HOUSEなので、
とにかく後ろでも前でも右でも左でも、
過去でも未来でも、
前に進むしかないと考えている。

今回も6時オープンで、どう考えてもお客さんが来れない。
大元の会社LD&Kが、
配信ライブサブスクをスタートさせています。
お客さんが来なくても
LIVEキャンセルを止めるため、
続けていけたらなと思っています。



-LIVEの魅力とは-

LIVE、LIVE HOUSEで、
人生救われた人ばかりだと思うんですよね。
生でLIVEを観て、その音を直接身体に受けて、
すごく人生変えられた人ばかりだと思うので、
音楽は絶対なくならない、LIVEもなくならない。


-セイヤに要望は-

毎日LIVEやろう!マンスリー!
色んな人に力借りて、
コロナ禍超えていってるのもあるので、
やっぱりバンドマンとも
アイディア出し合って、やっていけたらと思います。
キュウソネコカミも、スタッフも、リスナーの皆さん
ぜひまた健康で楽しく会える日を
楽しみにしています。




最後に、ヤマサキセイヤが、
キイさんとのエピソードを語りました。


キイさんは怒ってくれる。
怒ってくれるって素晴らしい事ですよ。
僕胸倉掴まれたこともある。
その時怒られたのは、

『LIVE HOUSEに立つなら、
そこで試すようなことはするな。
表現したいものをちゃんと出せ!
ステージで試すな!』

それがすごい心に残っています。
キイさんは覚えているか分かりませんが、
言われた方はちゃんと心に刻んで生きています。



音楽、バンド、そしてLIVEを愛するキイリョウタさん
有難うございました。


2021年1月22日

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今回はXIIXの相方、須藤優さんを迎えて2人でお届けしました!

 

XIIXは1月30日(土)に配信ライブ

XIIX Streaming LIVE 2021 “4th FLOOR”」を開催します。

  

  須藤 『自分としてもCDを出して、ライブして色んな人に

聴いてもらいたいっていう想いは強かったんだけど、

やはりこういう状況でできなくなって。

チケットが取れなかった人とか、遠方の方とか

今回のように配信って一緒に楽しめるじゃない?

だからすごく素晴らしいなと思っていて、

僕らはまだまだ始まったばかりだから、

これを機に聴いてくれる人がいたらいいなと思います。』

  

斎藤 『まだ人前に出てやったことが3回しかなくて、

自分たちもXIIXのライブって何?みたいに

固まりきっていなくて、

逆にやるたびにできていくような感じがしていて、

「次のライブはもっとことがいうことできるな」みたいな

発見があって

一歩一歩登っているような感じがして楽しいよね。

音楽に関しては自信はあって、

この二人だからというところや、

サポートメンバーも含めてポジティブな要素しかない。』

  

  

そして、今回のライブを観てもらった上で

有観客ライブにつなげていきたいと話す2人。

  

  

斎藤 『極力自分たちが作ったカッコイイ音楽を

一番近い場所でデカイ音で生で聴いてほしいっていうのは

あるので・・・。』

  

須藤 『同じ空間を共有することって特別なことだなって、

こういう状況になるとより思うよね。

しかもウチらのライブはみんなでセッションしながら

楽しんでいるっていうか、

音で会話している感じがあったりするじゃん。

だから有観客も再開されたら観てほしいなと思います。』

    

    

XIIX Streaming LIVE 2021 4th FLOOR”」

日時は1月30日・土曜日、夜8時から

XIIXYouTubeチャンネルで配信!

(アーカイブ配信はありませんので、お見逃しなく!)

当日はスーパーチャット機能も予定しています。

  

  

  

続いて、2ndアルバム『USELESS』について。

1stアルバム『White White』リリース前には

すでに作り始めていたとのこと。

  

そして昨年10月くらいに完成。

コロナ禍の1年ので制作してきた今回のアルバム『USELESS』。

斎藤さん自身、日記を書くように曲を書いていたそうです。

  

曲順にも秘密が・・・

  

  

斎藤 『全12曲あるんですけど、2019年の10月スタートで

1ヶ月に1曲っていうイメージなんだよね。

10月が1曲目、11月が2曲目・・・っていう

まさに日記のような

グラデーションで進んでいくアルバムで、

不思議なことに一回目の緊急事態宣言が出た

4月、5月に作った曲が明るい。』

 

須藤 『そうだね。

    あの時、世の中的にどうなるのかっていうタイミングで、

みんな考えたと思うけど、

俺は自分が何ができるのか考えて。

とりあえず元気付けたいというか、

少しでも音楽を聴いて気持ちが明るくなってくれたら

と思って作ったのが

「おもちゃの街」だったりするから・・・。』

    

  

元々3枚のアルバムを経て

XIIXを知ってもらおうと考えていたようで

1枚目では音楽性を示す。

2枚目ではもっと聴いてもらうことを強く意識して

作る予定だったけど、

コロナ禍でより聴いてもらうことを意識して制作。

1年間を振り返り、徐々に変化していったアルバム制作だったそう。

  

  

須藤 『自分のやり方がより精密になっていくというか、

    型ができてきたじゃん。

Halloween Knight」を12月に録って、

最後が「Endless Summer」。

その間の変化とかもあるなと自分的には思っていて。』

 

斎藤 『「Halloween Knight」って自分の中では、

    1枚目のアルバムができて、

なお、伝えきれていないことがまだまだあるなと思って

作った曲だったりしてるんだよね。

それは喜怒哀楽でいうところの喜びとか楽しいとは

反対の感情。

そこから始まったんだけど色々経て曲作りも楽しいし、

たまにできるライブも楽しいしっていうところで、

最後の曲の最後に書いた歌詞で終われたというのは

自分の中ではすごく一皮も二皮も剥けた

制作だったと思う。』

 

 

2ndアルバム『USELESS』は2月24日リリース!!

 

須藤優さんありがとうございました!!!

  

  

2021年1月20日

KINGS MEETING(TUE)
〜BACK TO LIVEHOUSE〜 vol.3
2021.01.19 SUPER BEAVER 渋谷龍太❸

「 ライブハウスの声 」

SUPER BEAVERもゆかりの深ーーーい
ライブハウスshibuya CYCLONEから
オーナー・ミウラさん
店長・マツザワさん
のお二人にお話を伺ってきました。

●去年春の緊急事態宣言を受けて…

厳重に注意していく中でも、
"攻め"の姿勢は崩さずにいたかった。
営業を止める選択をしたハコもあるけれど
サイクロンとしてはできる限り続けたい
というスタンスは常にあったそう。

配信の選択肢ももちろんあったが
ライブハウスとしてはやはり
生で聴かせることへのこだわりが。
葛藤もありながら
とっぽいハコでありたいと、
今もあがいています。

バンドとは色んな話をかさねながら、
共倒れをしないためにも、とにかく
やるべきことをやるしかないということで
バンドのやりたいこととサイクロンサイドとの
合致点を見つけていきました。

●コロナ禍においての新しい試みについて

何を会社としてやっていくかを決める基準は
「ロックか、ロックじゃないか」。
つっぱっている姿勢をみせることこそが
希望を与えられるのではと考えました。

ロック箱であるという思いを強く、
「精神性」を大事に。
自分たちがやれることがあるうちは、
泣き言を言わずに
サイクロンから出て行ったバンドたちのように
凛とした姿を見せていきたいし、
彼らに恥じないようにいたい。

●今年の展望

明るい未来をイメージして、
リスクも考えつつ
ロックでありながらも
頭を働かせなければいけない。
去年の経験を経て バンドと協力しながら
いい方向に向かっていきたい。

====================

渋谷さんにとってサイクロンは、
毎年年末年始の挨拶を欠かさないほどの
長く深い関係値のある場所。

そんなハコを率いるおふたりの
バンドマン、音楽、お客さんを思った
真摯な言葉にかなりぐっときたそう。

自分たちのスタンスを
自分たちで守っていて
それを見せることで勇気を与えている。

「ロック」というものがなんなのかは
わかっていないけれど、
このおふたりが言っていることは
本当に「ロック」で、
それは具体性の問題ではなく
サイクロンのスタンスによるもの。

こういうライブハウスで
やってきたからこそ、
今のビーバーがいたといっても
大げさではありませんでした。
これからもよろしくお願いします
のメッセージも込めつつ
改めて身が引き締まる
貴重なインタビューとなりました。

ご協力、ありがとうございました!

2021年1月19日

KINGS MEETING 〜BACK TO LIVE HOUSE〜

04 Limited Sazabys GEN

第3回目・・・
『LIVE HOUSEの声 名古屋ダイアモンドホール野口さん』



GENのキングスプレイス
3回目は、04 limited Sazabysがお世話になっている
名古屋のダイアモンドホール 
店長 野口さんとお電話つなぎました。


GEN『04 Limited Sazabysがお世話になりまくってる
  野口さんにお電話つながっています。野口さーん』
野口『・・・世話したっけ?』
GEN『世話されてますよ!(笑)』


- まずはフォーリミと野口さんとの出会いについて -

GEN『ダイアモンドホールと言ったら、
  本当に憧れの聖地というか、
  目指した場所の一つなんですけど。』
野口『いや〜とは言いながら、
  軽く乗り越えていったというか、
  飛び越えていったけど』
GEN『いやいやいやいや!(笑)
  ダイアでワンマンしたときは、
  本当にメンバー一同歓喜、エモくて。』
野口『まあね、あれは感慨深いものはあったね。
  ここまで来たなって。』
GEN『野口さん覚えているか分からないですけど、
  一度深夜のイベントに僕が大学生くらいの頃に』
野口『そう、来てた!』
GEN『覚えてます?テクノのイベントで!』
野口『うん。こいつなんか、
  幅広くこういうのも来るんだ。
  もしくは下心あって来たんだなって(笑)』
GEN『あの時野口さんに、
  お前は本当にけしからんなって(笑)』
  

古くから、公私ともにお世話になっている
GENと野口さんの会話は、
長年培った信頼関係が一瞬にして垣間見えた。


- コロナ過における現状について -

野口『厳しい状況な上で、
  今回愛知県も、緊急事態宣言ってことで、
  まあ・・・気持ち的には、正直言うと、
  動揺することはなくなっちゃったんだよね。
  恐ろしいことだけど。
  もう、心の準備は、約1年してしっかりできて。
  可能な限りはそこに従って、しっかり対策して、
  歩みは止めることはないかな と思ってる。』



1年前から事態は改善されることはなく、
それでも、この状況と向き合い、
然るべきことは行い、歩みを止めることはない と
力強く語る野口さん。


話は、先日行われた地下でのLIVEの話に。

 
 
GEN『MEANINGってご存じですか?バンドの。』
野口『もちろん。』
GEN『ギタリストのかわちゃんが脱退ということで、
  地下のLIVE HOUSEに行ったんですよね。
  シークレットゲストに、A.O.Wっていう、
  解散しているハードコアバンドが一日だけ復活して、
  で、地下のLIVE HOUSEだし、ハードコアだし、
  しかも7年ぶりに
  解散したバンドが復活するっている
  っていう、そんな状況なので、
  これはもうぐちゃぐちゃになっちゃうんじゃないか!
  って思ったのに、
  
  そしたら人数もちゃんと制限して、
  モッシュとかしたい気持ちもグッとこらえて、
  アルコールもしっかり時間守って販売していて、
  こんなアングラな人たちも、
  ちゃんと対策しているんだなって感心しちゃって。』
野口『みんながみんな、ちゃんと工夫して、自分のお店、
  そしてバンドを守ることを
  しっかりやっていると思うよ。』
GEN『やっぱり、なくしたくないですからね!
  ああいうバンドほど愛が強いから。』



バンドも、LIVE HOUSEも、ファンも、
気持ちは同じである。



 - LIVE HOUSEの現況をさらに聞いてみた。 -

野口『アーティストも、経済的に厳しい話も聞くし、』
  本当に、これからっていうバンドが、
  残念ながら止まっちゃうっていうのが、、、
  しょうがない話だけど・・・。』

 
- 続いて、世の中への要望を伺った時に、
 思いもよらぬ答えが返ってきた。 -

野口『やっぱり医療従事者へのリスペクト。
  この人たち本当によくやっていると思う。
  もっともっと(色々と)してあげてほしいなって。』
  もうLIVE HOUSEは十分伝えてもらったから、
  もっと伝えるべきものはあると思います。
  マスコミの皆さん。』


バンドへの思いやり、
そして医療従事者への配慮。
自身も大変な中で、これが言えることは、
簡単なことではないと思う。


 - そして改めてLIVEの魅力について聞いてみた。 -

野口『やっぱりLIVEって、目で見て、
  出る音を聞くだけじゃなくて、
  身体で感じることが大きいと改めて感じた。
  暫くあいだ空けて聞くと、
  大きい音って気持ちいんだよね。』
 


アーティストやバンドではなく、
この人がいるLIVE HOUSEのLIVEを観てみたい。
そう思えるキングスミーティングでした。



野口さん、有難うございました!

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