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2021年3月 8日

KINGS MEETING(TUE)
〜BACK TO LIVEHOUSE〜 vol.9
2021.03.02
BLUE ENCOUNT
田邊駿一❶

「2020年のアーティスト活動」

昨年のちょうど今ごろ…
本格的に"コロナ禍"というものに突入し
バンドとしては
Fear, and Loathing in Las Vegasとの
ライブがこの時期では最後になりました。

はじめのうちは、
とりあえずの中止や延期が相次ぎ…
フォーリミと共に
ゲストアクトとして出演する予定だった
GREENDAY@幕張メッセのライブも同様でした。

昨年BLUE ENCOUNTが11月にリリースした
アルバム『Q.E.D』は
当初5月のリリース予定だったのですが、
3月からのレコーディングを
スタートできる状況にないと判断し
リリースを延期するかたちになったんだそう。
全国ツアーもがっつり中止。夏フェスもできない…
あらゆるアーティストたちが
その弊害を受けたと振り返りました。

その間まめに連絡をとっていたという
仲のいいライブハウスのオーナーとの会話では
どうして音楽がこんなにも
虐げられなければいけないのか・と
はがゆい想いを募らせていたそうです。

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そんな中、7月にはBLUE ENCOUNTも
無料の配信ライブを開催。
その反響の大きさからは、自分達はもちろん
お客さんからもライブというものは
渇望されているのだと
肌で感じることが出来ました。

そこで受けた想いを楽曲にぶつけるため
『Q.E.D』にもともと収録予定だった曲を一部変更!
新たに構成しなおしていきます。
結果的に、アルバムの半分くらいの曲は
コロナ禍の中で書き上げたものに。
今の辛さやイライラを全部ぶつけたことが、
今回のアルバムにも繋がりました。

"不幸"をいかに"幸"に変えていくのか。
このことを考え出したことで
2020年の音楽活動が
楽しく感じられるようになった。
音楽を、バンドマンを止めるな!ということばで
初回を締めくくってくれました。


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