2025年08月17日
8月24日はブラジルとイタリアに
次週8月24日は、ブラジルとイタリアへの音楽の旅にご案内します。
カルチャートピック、ブラジルの名曲の歌詞もご紹介します。
▼ブラジル最北の州にある古代遺跡は、アマゾンの人々が作った天文台?
▼9月に来日。80歳を迎えたブラジリアン・ポップスのスター、イヴァン・リンスがリオからメッセージ
次週8月24日は、ブラジルとイタリアへの音楽の旅にご案内します。
カルチャートピック、ブラジルの名曲の歌詞もご紹介します。
▼ブラジル最北の州にある古代遺跡は、アマゾンの人々が作った天文台?
▼9月に来日。80歳を迎えたブラジリアン・ポップスのスター、イヴァン・リンスがリオからメッセージ
★LIVE & EVENT INFORMATION
▼11月末来日 ヴァネッサ・モレノ&サロマゥン・スアレス NEW
▼11/1&2【FESTIVAL de FRUE】
フーベル、アナイス&グルーポ・コスモ、ジョアナ・ケイロスらが出演
▼8月来日 BIXIGA 70(ビシーガ・セテンタ)「スキヤキ」に出演
▼9月来日 イヴァン・リンス
★CINEMA INFORMATION
▼8月8日公開 ブラジル映画「アイム・スティル・ヒア」
▼イタリア映画「美しい夏」8月1日公開
★CD INFORMATION
▼CD『TREE, FORESTS tribute to RYUICHI SAKAMOTO』
伊藤ゴロー+パウラ・モレレンバウム+ジャキス・モレレンバウム 6月25日発売
★TOPICS
▼滝川クリステル:翻訳「本当の赤ずきん ー こどもは読んではいけません」
▼大阪・関西万博のブラジルパビリオン
▼リオのファッション・ブランド FARM RIO
▼漫画「ファヴェーラの漫画家」日本とブラジルで同時刊行
▼キモビッグ「たのしく学ぶポルトガル語サロン」
▼新刊書「アモローゾ ジョアン・ジルベルトの人と音楽」
★GUEST 2025
▼8月3日のゲスト:ナンシー・ヴィエイラ&フレッヂ・マルチンス NEW
▼4月27日のゲスト:小野リサ
▼1月5日のゲスト:リアナ・フローレス
▼1月5日のゲスト:西陽子
★GUEST 2024
▼12月22日のゲスト:ブルーノ・ベルリ
▼12月8日のゲスト:チン・ベルナルデス(2025/1/5)
▼11月24日のゲスト:ジョアン・カマレロ
▼11月10日のゲスト:小曽根真
▼10月13日のゲスト:ドラ・モレレンバウム(2025/1/5)
▼9月15日のゲスト:アナ・フランゴ・エレトリコ(2025/1/5)
▼7月14日のゲスト:サウロ・フェルナンデス
▼5月12日のゲスト:ゼー・イバーハ(2025/1/5)
★Semana da Música Brasileira
organized by Kazufumi Miyazawaa
ヴァネッサ・モレノ&サロマゥン・スアレス✖️マルセロ木村
〜Brasil meets Brasil in Japan!〜
11月27日(木)@ビルボードライブ横浜
1st stage open 16:30 start 17:30
2nd stage open 19:30 start 20:30
8/23(土)12:00より受付開始
Vanessa Moreno (Vo,Gt) Salomão Soares (Pf)
Marcelo Kimura (Vo,Gt)
海堀 弘太 (Pf) 宮沢 和史 (Organizer)
サンパウロの女性シンガー、ヴァネッサ・モレノ。
ピアニスト、サロマゥン・スアレス。
声とピアノのデュオ・アルバムを数多くリリースしている実力派の2人が初来日。
宮沢和史がオーガナイズする「ブラジル音楽週間」のプログラムとして、ライヴを行ないます。
「サウージ!サウダージ」のヴォイスも担当しているサンパウロ出身のシンガー&ギタリスト、マルセロ木村も出演します。
「ブラジル音楽週間」では、宮沢和史がメインとなったライヴも行ないます。
ヴァネッサ・モレーノ&サロマォン・ソアレス 「ヤトラター」
(アーティスト表記はCDに準じます)
Vanessa Moreno & Salomão Soares [Yatra-Tá]
(TAIYO RECORD / TAIYO 0041)
「2022年ブラジル・ディスク大賞」第4位
このほか、ヴァネッサのリーダー作「センチード(Sentido)」が2021年ブラジル・ディスク大賞の4位に、「ソラール(Solar)が2023年ブラジル・ディスク大賞の10位にランクインしています。
★アイム・スティル・ヒア(Ainda Estou Aquí)
アカデミー賞「国際長編映画賞」受賞!
8月8日(金)、TOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン 池袋、アップリンク吉祥寺、kino cinema 立川高島屋 S.C.館、横浜ブルク13 ほかで公開
監督:ウォルター・サレス(Walter Salles)
脚本:ムリロ・ハウザー、エイトール・ロレガ
出演:フェルナンダ・トーレス、セルトン・メロ、フェルナンダ・モンテネグロ
音楽:ウォーレン・エリス|撮影:アドリアン・テイジド|2024年|ブラジル、フランス|ポルトガル語||137分|カラー|ビスタ||5.1ch|原題:AINDA ESTOU AQUI|英題:I'M STILL HERE|字幕翻訳:原田りえ|レイティング:PG12
提供:クロックワークス、プルーク 配給:クロックワークス
©2024 VIDEOFILMES / RT FEATURES / GLOBOPLAY / CONSPIRAÇÃO / MACT PRODUCTIONS / ARTE FRANCE CINÉMA
2024年11月にブラジルで公開され、ロングラン・大ヒットを続けた映画「アイム・スティル・ヒア」(オリジナル・タイトルは「アインダ・エストウ・アキ」)。
監督は「セントラル・ステーション」で1998年アカデミー賞2部門にノミネートされ、ベルリン映画祭で大賞の金熊賞に輝き、その後「モーターサクル・ダイアリーズ」なども手がけ、国際的な名声を確立したブラジル映画界のフロントランナー。ウォルター・サレス(ヴァウテル・サリス)。
主演はフェルナンダ・トーレス。「セントラル・ステーション」に主演したフェルナンダ・モンテネグロの娘です。フェルナンダ・トーレスは本作がアカデミーで主演女優賞にノミネートされる前、第82回ゴールデングローブ賞主演女優賞を獲得しました。また母のフェルナンダ・モンテネグロは、年老いた主演のエウニセ役で、ラストシーンに登場します。
この映画が「第97回アカデミー賞」で作品賞、主演女優賞、国際長編映画の3部門にノミネートされ、ブラジル映画として初めて国際長編映画賞を受賞の快挙!この結果を受けて、カーニヴァル真っ最中のブラジルは大変な盛り上がりとなりました。
【STORY】
1970年代、軍事政権下のブラジル。元国会議員のルーベンス・パイヴァとその妻エウニセは、5人の子どもたちと共にリオデジャネイロで穏やかな日々を過ごしていた。だが、スイス大使誘拐事件を契機に、国の空気は一変する。抑圧の波が広がる中、ある日、ルーベンスは軍に逮捕され、そのまま連行された。愛する夫を突然奪われたエウニセは、必死にその行方を追う。しかし、その過程で彼女自身もまた軍に拘束され、数日間にわたる過酷な尋問を受けることとなる。極限の状況の中でなお、彼女は沈黙を貫き、夫の行方を捜し続けた。自由を奪われ、愛する人の消息も知らされぬまま、それでもエウニセは諦めなかった。夫の名を呼び続けたその声は、やがて静かに、しかし確かに、歴史を動かす力へと変わっていくーーー
劇中の音楽にも注目!
ホベルト・カルロス、エラズモ・カルロス、ガル・コスタ、カエターノ・ヴェローゾ、トン・ゼー、ムタンチスなどの歌が流れます。
★「アイム・スティル・ヒア」で流れる主な曲
JIMI RENDA-SE / TOM ZÉ
É PRECISO DAR UM JEITO,MEU AMIGO / ERASMO CARLOS
AÇAUÃ / GAL COSTA
TAKE ME BACK TO PIAUÍ / JUCA CHAVES
BABY / OS MUTANTES
AGONIZA MAS NÃO MORRE / NELSON SARGENTO
AS CURVAS DA ESTRADA DE SANTOS / ROBERTO CARLOS
COMO DOIS E DOIS / ROBERTO CARLOS
FORA DA ORDEM / CAETANO VELOSO
UM ÍNDIO / CAETANO VELOSO
★カエターノ・ヴェローゾが語る「アイム・スティル・ヒア」
「この映画を映画館で観て、何度も泣きました。
私が2カ月間、逮捕され、6カ月間、監禁され、2年半もの間、国外追放された、軍事独裁政権下のブラジルの雰囲気を、この映画は見事にとらえているからです。
映画は落ち着いた雰囲気で、とてもよく出来ています。
フェルナンダ・トーレスの演技は素晴らしく、軍とその手下たちに逮捕されて拷問を受け、独房で殺害された、家族思いの元下院議員を演じる、セルトン・メロも素晴らしいです」
(2025年7月:mail interview by Jin Nakahara)
写真提供:クロックワークス
©2024 VideoFilmes/RT Features/Globoplay/Conspiração/MACT Productions/ARTE France Cinéma
FESTIVAL de FRUE 2025
2025年11月1日(土)2日(日)
@静岡県掛川市 つま恋リゾート 彩の郷(つまごいリゾート さいのさと)
OFFICIAL SITE
11/1(土)OPEN 10:00・START 11:00・END 27:00
11/2(日)OPEN 9:00・START 9:00・END 20:30
2017年にスタート、毎年11月に開催されている<魂が震える>フェスティヴァル「フルー」。2025年に出演するブラジルのアーティストをご紹介します。
★Rubel(フーベル)
ブラジル新世代を代表するシンガー・ソングライター、フーベル、2018年のアルバム「Casas」は「2018年ブラジル・ディスク大賞」第10位にランクインし、関係者投票では第1位! 2023年のアルバム「As Palavras」は「2023年ブラジル・ディスク大賞」第3位にランクインとステップアップ(関係者投票では第2位)。ヒップホップ、サンバ、オルタナロックなど多彩な要素をミックスしたサウンドと、翳りのあるサウダージ・ヴォイスが魅力です。待望の初来日!
★anaiis & Grupo Cosmo
(アナイス&グルーポ・コスモ)
アナイスはセネガル系フランス人のシンガーで、ロンドン在住。ブラジルのバイーアに長期滞在し、ブラジルの音楽家たちとのユニットのアルバム「アナイス&グルーポ・コスモ」を2024年に発表しました。グルーポ・コスモのメンバーは、シンガー・ソングライターとしてアルバムもリリースしているSessa(アコースティックギター、昨年のFRUEにオ・テルノのメンバーとして来日したBiel Basile(ドラム/パーカッション)、Marcelo Cabral(ベース)という強力メンバー。ソウル、ジャズ、アフロ・ブラジル音楽、サイケなど、幻想的で幽玄な世界が広がります。
★Joana Queiroz & Manami Kakudo
(ジョアナ・ケイロス&角銅真実)
2019年のFRUEにインスト・バンド、Quartabêで来日したクラリネット奏者&ヴォーカリスト、ジョアナ・ケイロスが6年ぶりに再来日。しかも打楽器奏者&ヴォーカリストで「TREE, FORESTS tribute to RYUICHI SAKAMOTO / 伊藤ゴロー+パウラ・モレレンバウム+ジャキス・モレレンバウム」にも参加した才媛、角銅真実とのデュオ! FRUEならではの一期一会です。
FESTIVAL de FRUE 2025
LINEUP:
Les Claypool's Bastard Jazz
anaiis & Grupo Cosmo
Enji
GEZAN
Joana Queiroz & Manami Kakudo
Nakibembe Embaire Group ft.Naoyuki Uchida
Rubel
...and many more coming soon
Tickets
Category 3
2days Ticket:¥24,000 / Parking Ticket:¥5,000 / Campsite Ticket:¥3,000
Category 4
2days Ticket:¥25,000 / 1day Ticket:¥16,000 / Parking Ticket:¥5,000 / Campsite Ticket:¥4,000
Category 5
2days Ticket:¥26,000 / 1day Ticket:¥17,000 / Parking Ticket:¥5,000 / Campsite Ticket:¥4,000
※チケットのカテゴリーは販売時期による価格の違いです。
・入場券1枚につき1名様のみ有効
・キャンプサイト券1枚につき1名様のみ有効
・1日券でキャンプは不可。会場内でキャンプされるかたは2日チケットをご購入ください
https://shop.frue.jp/
IVAN LINS "80th Anniversary Tour"
イヴァン・リンス "80th Anniversary Tour"
2025年9月10日(水)11日(木)12日(金)
[1st] Open 5:00pm / Start 6:00pm
[2nd] Open 7:45pm / Start8:30pm
@BLUE NOTE TOKYO
9月13日(土)金沢 / KANAZAWA JAZZ STREET 2025
9月14日(日)高崎 / 高崎芸術劇場 スタジオシアター
MEMBER : Ivan Lins(vo,key) Josue Lopez(sax) Fernando Monteiro(g) Nema Antunes(b) Marco Brito(key) Teo Lima(ds)
6月16日、80歳を迎えるイヴァン・リンスの、80歳とキャリア55周年を記念したアニヴァーサリー・ツアーです。
2024年、リー・リトナー&デイヴ・グルーシンの『ブラジル』にゲスト参加、同プロジェクトの来日公演にもメインゲストとして参加しましたが、今年は自身のレギュラー・バンドを率いての来日です。芳醇なメロディーとハーモニーに彩られたイヴァン・リンス・ワールドを100%、満喫できるでしょう。
★ブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラ
directed by エリック・ミヤシロ
with special guest イヴァン・リンス(2025/6/22 new)
2025年9月9日(火)
@BLUE NOTE TOKYO
[1st] Open 5:00pm / Start 6:00pm
[2nd] Open 7:45pm / Start 8:30pm
MORE INFO
★BIXIGA 70(ビシーガ・セテンタ)
サンパウロ中心部のビシーガ地区で2010年に結成されたビッグ・コンボ、ビシーガ・セテンタ。東京スカパラダイスオーケストラと同じ編成のホーン4人(トランペット、トロンボーン、テナーサックス、バリトンサックス)と、リズム・セクションからなるインストゥルメンタル・バンドです。
アフリカのナイジェリアで故フェラ・クティによって誕生した音楽、アフロビートをはじめ、ファンク、ジャズ、アフロ・ブラジル音楽をミックス。国内そしてヨーロッパでも活動し、結成15年を迎える今年、初めて来日します。
8月22日(金)〜24日(日)、富山県南砺市で34回目の開催を迎える「音楽を通しての異文化交流」がテーマのフェスティヴァル「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2025」の2日目、23日に出演。
8月26日(火)には東京ラウンド「SUKIYAKI TOKYO 2025」(Day 1)に出演します。
2025年8月26日(火)27日(水)
18:30 open / 19:30 start
@渋谷WWW(渋谷区宇田川町13-17 ライズビル地下)
■8月26日(tue) Day1
BIXIGA 70 (Brasil) ビシーガ・セテンタ(ブラジル)
AJATE (Japan) アジャテ(日本)
■8月27日(wed) Day2
HOWIE LEE (China) ハウイー・リー (中国)
MANAMI KAKUDO (Japan) 角銅真実(日本)
Tickets[6/1(日)販売スタート]
単日券 前売6,500円/当日7,000円
2DAYS 11,500円
高校生以下無料
J-WAVE [NX NIPPON EXPRESS SAÚDE! SAUDADE...] が世界の音楽情報誌WEB「e-magazine LATINA」と共同主催、29回目を迎えたブラジリアン・ミュージックの年間アルバム・ベストテン「2024年ブラジル・ディスク大賞」。リスナーの皆様からの投票(総数2,962通)をもとに、2024年の結果が決定しました。
<1位>
ミルトン・ナシメント、エスペランサ
『ミルトン+エスペランサ』
Milton Nascimento, Esperanza Spalding
/ Milton + Espeanza(163票)
ステージから引退した "ブラジルの声" ミルトン・ナシメント(82歳)。21世紀のUSAジャズの新世代で、デビュー当時からミルトンを敬愛し共演もしてきたシンガー・ソングライター/ベース奏者、エスペランサ・スポルディング(40歳)。エスペランサの企画・プロデュースにより実現したコラボレーション・アルバム。第67回グラミー賞(現地時間2025年2月2日発表)「Best Jazz Vocal Album」にノミネート。
MORE INFO
音楽関係者投票5位
【投票コメント】
「エスペランサの、ミルトンへの崇拝の想いと深い愛情から生まれた、宝石のように美しく輝くコラボレーションです」(男性)
「ブラジル音楽の大御所と、ジャズの精鋭プレイヤーとのコラボは、完璧で斬新な音楽を作りました」(女性)
<2位>
リー・リトナー&デイヴ・グルーシン
『ブラジル』
Lee Ritenour & Dave Grusin / Brasil(155票)
USAジャズ・フュージョンの大御所、ギタリストのリー・リトナー(73歳)と、ピアニストのデイヴ・グルーシン(91歳)が、ブラジル音楽をテーマにブラジルの音楽家と共演した、サンパウロ録音。『ハーレクイン』以来、約30年ぶりの共演となるイヴァン・リンスのほか、セルソ・フォンセカ、シコ・ピニェイロ、タチアナ・パーハ、エドゥ・ヒベイロ、マルセロ・コスタらが参加。11月に来日公演も行なった。
MORE INFO
【投票コメント】
「二人の大御所による、ブラジル愛がたくさん詰まった、素敵なアルバムだと思います」(女性)
「来日コンサートに行ってきました。リー・リトナー、デイヴ・グルーシン、イヴァン・リンスのオシャレなサウンドを再び体験できて、幸せでいっぱいでした。いつまでもお元気で、と感謝の拍手。ムイト・オブリガーダ!」(女性)
<3位>アマーロ・フレイタス
『イーエーイーエー』
Amaro Freitas / Y'Y(147票)
北東部出身のピアニスト/作曲家、アマーロ・フレイタスが、アマゾンに滞在した体験をもとに作ったアルバム。2024年に2回、来日してピアノ・ソロ、トリオ、「FESTIVAL de FRUE 2024」での中村佳穂との初共演、DJからダンサーまで参加したセッションなど、多彩なパフォーマンスで圧巻の才能を発揮した。
MORE INFO
【投票コメント】
「一人の天才のブレイクスルー作品。"すごい" から "すさまじい" に開花した才能」(男性)
「ジャズとも、ブラジル音楽とも、なんと形容していいのか分からない音楽。自由奔放に自分の音楽をやっているようにも感じ、それが楽しく映る」(男性)
<4位>ドラ・モレレンバウム
『ピーキ』
Dora Morelenbaum / Pique(142票)
ジャキス&パウラ・モレレンバウムの娘ドラ(2025年で29歳)のファースト・フル・アルバムが、8位のライヴ盤に続き2作目のランクイン。親友アナ・フランゴ・エレトリコとの共同プロデュースによりポップ度がアップした。8月末から9月にかけてプライヴェートで来日。番組にゲスト出演しスタジオライヴで歌ってくれました。
MORE INFO
音楽関係者投票2位
【投票コメント】
「期待を一回りも二回りも上回る完成度!アンセム感が満載の曲
<5位>マルコス・ヴァーリ
『トゥーネル・アクースチコ』
Marcos Valle / Túnel Acústico(131票)
「2019年ブラジル・ディスク大賞」1位の『Sempre』などに続き、81歳のマルコス・ヴァーリがボサノヴァを封印して臨んだ新作。故リオン・ウェアとのヴァーチャル共演、USAのロックバンド、シカゴに提供した曲のセルフ・カヴァーなど、70年代末のUSA滞在期ともコネクト。
MORE INFO
【投票コメント】
「マルコスが生きている限り、ディスコ・ブギーというジャンルで彼を超えることなど不可能なのではないか。そう感じてしまうほど素晴らしい!何歳になってもクリエイティヴで、自信をアップデートする姿勢に脱帽です」(男性)
<6位>ブルーノ・ベルリ
『ノ・ヘイノ・ドス・アフェットス2』
Bruno Berle / No Reino dos Afetos 2(126票)
北東部出身、サンパウロ在住のシンガー・ソングライター、ブルーノ・ベルリ(31歳)が、トラックメイカーのバタータ・ボーイ(20代)と共同プロデュースした、近未来ローファイ・ポップ。11月に来日してバタータ・ボーイと共に「FESTIVAL de FRUE 2024」に出演。東京でもワンマン・ライヴを行ない、番組にゲスト出演しスタジオライヴで歌ってくれました。
MORE INFO
音楽関係者投票6位
【投票コメント】
「<サウージ!サウダージ>でブルーノ・ベルリの
<7位>マリーザ・モンチ
『ポルタス(アオ・ヴィーヴォ)』
Marisa Monte / Portas (Ao Vivo)(120票)
「ブラジル・ディスク大賞」1位の最多回数を誇る女王マリーザ・モンチの、「2021年ブラジル・ディスク大賞」1位「Portas」のコンサートツアーのライヴ・アルバム(デジタル・リリースのみ)。5月に通算4回目の来日公演を行なった。
MORE INFO
【投票コメント】
「至近距離で聴けて歌声に抱きしめられた、ブルーノート東京。ブラジル人のお客さんもたくさんいて大合唱で盛り上がった、恵比寿ガーデンホール。マリーザ・モンチはステージの女神だと感じたことを思い出しながら、このライヴアルバムを聞いています」(女性)
<8位>ゼー・イバーハ、ドラ・モレレンバウム、ジュリア・メストリ
『ライヴ・アット・グラスハウス』
Zé Ibarra, Dora Morelenbaum, Julia Mestre
/ Live at Glasshaus(94票)
バーラ・デゼージョのメンバーの中の3人、ゼー・イバーハ、ドラ・モレレンバウム、ジュリア・メストリが2022年、ニューヨークで行なったアコースティック・ライヴ。「2022年ブラジル・ディスク大賞」1位のアルバム『SIM SIM SIM』収録曲のほか、ゼーとドラのソロもある。この3人は2023年にバーラ・デゼージョとして初来日し、ゼーは2024年4月にソロで再来日、全国ツアーを行ない、番組にゲスト出演、スタジオライヴで歌ってくれました。
MORE INFO
「4月に聴いたゼー・イバーハのライヴもとても良かったですが、『Live at Glasshaus』ではバーラ・デゼージョならではの素晴らしいバンド・アンサンブル、曲の良さと、クォリティの高い演奏が楽しめました。ゼーさんや、ドラ・モレレンバウムさん、ジュリア・メストリさんは今後、ブラジルで、カエターノやマリーザ・モンチのような、ビッグ・アーティストになっていくのだろうと感じました」(男性)
<9位>リニケル
『カジュー』
Liniker / Caju(78票)
LGBTQ+のシンガー・ソングライターきっての実力派、人気も抜群のリニケル、ソロ2作目。ネオ・ソウル調の前作に比べ、サンバ・ソウル、アフロ・バイーア、パゴーヂなど、グッと幅を広げた。関係者部門では前作(2021年)に続いて2作連続で1位。ブラジルでは「Prêmio Multishow」で年間ベスト・アルバム、MPB部門、年間ベスト・アーティストなど4冠に輝いた。
MORE INFO
音楽関係者投票1位
「過去。現在。未来。時代を超えたスケールの大きさと、ブラジル・ポップスの多様性を感じることができました」(男性)
<10位>アニッタ
『ファンキ・ジェネレーション』
Anitta / Funk Generation(71票)
ファンキ・カリオカのクイーンを越えてワールドワイドなコラボと活躍を続けるアニッタが、ほとんどの曲を英語やスペイン語で歌ったインターナショナル・アルバム。サブスクの再生回数1億回を越えた曲も。2024年12月、ポルトガル語で歌った最新作『Ensaios da Anitta』をリリースした。
MORE INFO
「今年、入院してしまった時によく聞いていた、思い出深い1枚。体調を回復した今も愛聴盤です」(男性)
このCDには、朝でも昼でも夜でも不思議と日常に溶け込んでくれる魅力的なリズムがたくさん詰まっています。
そんなサウージ!サウダージ...の旅へ一緒に出掛けましょう!
滝川クリステル(J-WAVE NIPPON EXPRESS SAÚDE! SAUDADE... ナヴィゲーター)
番組の放送30周年を記念して、30年間のブラジル音楽をセレクトした番組発のコンピレーションCD「SAÚDE! SAUDADE...30+beyond」が9月19日、ソニーミュージック、ユニバーサル ミュージックから2枚同時に発売!
ソニーミュージック編は、前半に現代のブラジリアン・ポップスをリードするスターたちの楽曲を、後半にボサノヴァ・テイストの楽曲をセレクトしました。前半は "サウージ!"、後半が "サウダージ"、といった構成です。
ユニバーサル ミュージック編は、番組でのオンエア回数が最も多い二大アーティスト、カエターノ・ヴェローゾとマリーザ・モンチの楽曲を軸に、アーバン・ポップス、ボサノヴァ、サンバ、ブラジル各地の音楽をセレクトしました。
2枚共に、番組のオープニング・テーマ曲を15年にわたって担当しているSaigenji(vo,gt)による、J-WAVEジングルの最新ヴァージョンも収録しています。
このコンピレーションCDで、音楽大国ブラジルへの旅に!
★「SAÚDE! SAUDADE...30+beyond」
ソニーミュージック編 SICP-31183
ユニバーサル ミュージック編 UCCU-1582
定価(2枚とも)2,000円+税
2018年9月19日発売
選曲・解説:中原仁
<収録曲:ソニーミュージック編>
01. J-WAVE Jingle / Saigenji
02. Não Me Deixe Só / Vanessa da Mata
ナォン・ミ・デイシ・ソー / ヴァネッサ・ダ・マタ
03. Vai e Vem / Mallu Magalhães
ヴァイ・イ・ヴェン / マルー・マガリャエス
04. À Procura da Batida Perfeita / Marcelo D2
ア・プロクーラ・ダ・バチーダ・ペルフェイタ(完璧なバチーダを求めて)
/ マルセロ・デードイス
05. O Vento / Los Hermanos
オ・ヴェント / ロス・エルマーノス
06. A Vida Não Tá Fácil pra Ninguém
ア・ヴィダ・ナォン・タ・ファッシル・プラ・ニンゲン
/ ジョタ・クエスチ feat. ナイル・ロジャース
07. Deliciosamente / Fernanda Abreu
デリシオーザメンチ / フェルナンダ・アブレウ
08. Conbustível / Ana Carolina
コンブスチーヴェル / アナ・カロリーナ
09. Aviso aos Navegantes / Lulu Santos
アヴィーゾ・アオス・ナヴェガンチス / ルル・サントス
10. Esqueci Como Namora / Nego do Borel feat.Maiara & Maraisa
エスケシー・コモ・ナモーラ / ネゴ・ド・ボレウ feat. マイアラ&マライザ
11. Ligia / Arto Lindsay
リジア / アート・リンゼイ
12. Coração Vagabundo / Toots Thielemans with Caetano Veloso
移り気な心(コラサォン・ヴァガブンド)
/ トゥーツ・シールマンス with カエターノ・ヴェローゾ
13. Yarabela / Joyce feat. Toninho Horta
ヤラベーラ / ジョイス feat. トニーニョ・オルタ
14. Saudade Vem Correndo / Bebel Gilberto
サウダージ・ヴェン・コヘンド(思い出は駆け足で) / ベベウ・ジルベルト
15. Minha Saudade / Lisa Ono
私のサウダージ / 小野リサ
16. Maracangalha / Mario Adnet with Antonio Carlos Jobim
マラカンガーリャ / マリオ・アジネー with アントニオ・カルロス・ジョビン
17. Coisa Feita / Toots Thielemans with João Bosco
コイザ・フェイタ / トゥーツ・シールマンス with ジョアン・ボスコ
18. Eu Sambo Mesmo / Rosa Passos
僕のサンバ(エウ・サンボ・メズモ) / ホーザ・パッソス
19. A Felicidade / Quarteto Em Cy
フェリシダージ /クアルテート・エン・シー
20. E Vamos Lá / Joyce feat.Ana Martins & João Donato
イ・ヴァモス・ラ / ジョイス feat. アナ・マルチンス & ジョアン・ドナート
21. Canja Caseira / Choro Club
カンジャ・カゼイラ / ショーロ・クラブ
*2000〜2003年 番組オープニングテーマ曲
<収録曲:ユニバーサル ミュージック編>
01. J-WAVE Jingle / Saigenji
02. Os Passistas / Caetano Veloso
オス・パシスタス / カエターノ・ヴェローゾ
03. Amor I Love You / Marisa Monte
アモール、アイ・ラヴ・ユー / マリーザ・モンチ
04. Bim Bom / Bebel Gilberto
ビン・ボン / ベベウ・ジルベルト
05. Só Danço Samba / Lisa Ono
ソ・ダンソ・サンバ / 小野リサ
06. Samba de uma Nota Só / Eliane Elias
ワン・ノート・サンバ / イリアーヌ
07. Canção Que Vem / Celso Fonseca
カンサォン・キ・ヴェン / セルソ・フォンセカ
08. Selva de Pedra / Marcos Valle
セウヴァ・ヂ・ペドラ / マルコス・ヴァーリ
09. Que Nem Maré / Jorge Vercilo
キ・ネン・マレー / ジョルジ・ヴェルシーロ
10. Verdadeiro Carnaval / Ivete Sangalo
ヴェルダデイロ・カルナヴァル / イヴェッチ・サンガーロ
11. Beija-Flor / Timbalada
ベイジャ・フロール / チンバラーダ
12. Maracatu Atomico / Sergio Mendes feat. Seu Jorge
マラカトゥ・アトミコ / セルジオ・メンデス feat. セウ・ジョルジ
13. A Cor Amarela / Caetano Veloso
ア・コール・アマレーラ / カエターノ・ヴェローゾ
14. Você Vai Estar Na Minha / Negra Li
ヴォセ・ヴァイ・エスタール・ナ・ミーニャ / ネグラ・リー
15. Infinito Particular / Marisa Monte
インフィニート・パルチクラール / マリーザ・モンチ
16. Bossa Negra / Diogo Nogueira + Hamilton de Holanda
ボッサ・ネグラ / ヂオゴ・ノゲイラ&アミルトン・ヂ・オランダ
17. Sai Dessa / Luciana Souza
サイ・デッサ / ルシアーナ・ソウザ
18. Gema / Teresa Cristina e Grupo Semente
ジェマ / テレーザ・クリスチーナ&グルーポ・セメンチ
19.Este Amor / Caetano Veloso
エスチ・アモール / カエターノ・ヴェローゾ
20. Te Ver / Lô Borges
チ・ヴェール / ロー・ボルジス
21. Mountain Flight / Toninho Horta
マウンテン・フライト / トニーニョ・オルタ
*1988年〜1990年 初代番組オープニングテーマ曲