2024年12月08日

12月15日は真夏のブラジルのクリスマスにご案内

次週12月15日は、真夏に迎えるブラジルのクリスマスにご案内します。

▼サンバなどのブラジルのリズムに乗った、耳馴染みのクリスマス・ソング

▼小野リサが歌う、1940年代に作られたブラジルのクリスマス・ソングの歌詞をご紹介

▼蝶々が舞うクリスマス。Tシャツ姿のサンタクロース、、、真夏のブラジルならではのクリスマス・ソング

▼2025年2月11日開催!番組がプロデュースする毎年恒例のカーニヴァル・イヴェントのご案内も!

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2024年12月08日

INDEX(12/8 update)

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2024年12月08日

12月8日のゲスト:チン・ベルナルデス

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チン・ベルナルデス(Tim Bernardes)はサンパウロ生まれ、33歳。音楽家マウリシオ・ペソーアの息子です。

10代で3人編成のロックバンド、オ・テルノ(O Terno)を結成。2017年、ファースト・ソロ・アルバム「ヘコメサール(Recomeçar)」を、2022年、セカンド・ソロ・アルバム「ミル・コイザス・インヴィジーヴェイス(Mil Coisas Invisíveis)」を発表しました。

2023年、ソロで初めて来日して「FESTIVAL de FRUE 2023」に出演。2024年11月、オ・テルノで来日。「FESTIVAL de FRUE 2024」に出演しました。

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「私が最初に手にした楽器は、ギターでした。6歳でギターを学び、大学でもギターを専攻しました。ブラジルの60年代のサイケデリック・ロックが大好きだったので、オ・テルノを結成した頃の私は、何よりもまずロック・ギタリストでした。

 その後、最近は、シンガー・ソングライターのキャラクターが強くなってきています。

 好きなギタリストは、ムタンチスのセルヂオ・ヂアス。そして、ガル・コスタ、ジルベルト・ジル、カエターノ・ヴェローゾなどと共演した、ラニー・ゴルヂン。この2人は、60年代のブラジルを代表するギタリストです。

 海外では、クリームのメンバーだった頃の、エリック・クラプトン。ジョン・レノンのギターの、生々しい弾き方も好きでした。そして、フランク・ザッパ。こういった、エレキ・ギタリストが大好きでした」

現在、好きな音楽家として最初に名前を挙げたのが、アナ・フランゴ・エレトリコ。ゼー・イバーハ。ドラ・モレレンバウム。奇しくもこの3人は、今年、来日して番組にゲスト出演してくれました。

次に挙げたのが、弟のシコ・ベルナルデス。アメリカで活動しているブラジル人、ホドリゴ・アマランチ。

海外の音楽家では、デヴェンドラ・バンハート。ダーティー・プロジェクターズの、デイヴ・ロングストレス。アメリカ・ツアーでチン・ベルナルデスがオープニング・アクトをつとめたバンド、フリート・フォクシーズ。そしてジェシカ・プラット。こういった人たちの名前を、あげてくれました。

チン・ベルナルデスは、フリート・フォクシーズのほか、アメリカのジャズバンド、バッドバッドノットグッド、イギリスとブラジルのダブル・アイデンティティのシンガー・ソングライター、リアナ・フローレスとも共演しています。

2017年、ドイツで行なわれたフェスティヴァルに、オ・テルノと坂本慎太郎さんが出演して両者が知り合い、チン・ベルナルデスは坂本さんにオ・テルノのアルバム「アトラス/アレン」へのゲスト参加を依頼しました。その中の曲「ヴォルタ・イ・メイア(Volta e meia)」で坂本さんが詩の朗読を行なっています。

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「FESTIVAL de FRUE 2024」に、オ・テルノと坂本慎太郎さんが出演。オ・テルノのステージで、この曲に坂本さんが飛び入りで参加し、オーディエンスから大喝采を浴びていました。

「シンタローは、とてつもなく素晴らしいです。今年のフェスティバルの中で、いちばん好きだったのが、シンタローのライヴでした。バンドも素晴らしく、必要最小限の音数で演奏する知恵を、備えていました。例えるなら、坐禅のような、、、"坐禅ロック"。そう言えるでしょう」

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スタジオライヴで歌ったのは、ファースト・ソロアルバム「ヘコメサール」で発表した曲「エラ・オ・フィン(Era o Fim)」。その前のサウンドチェック中、ギターを弾きながら口ずさんだ曲は、はっぴいえんどの「風をあつめて」。チン・ベルナルデスは、細野晴臣さんの音楽も大好きと言ってました。

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「Recomeçar」Tim Bernardes

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2024年12月08日

2/11【SAÚDE!SAUDADE CARNAVAL2025】渋谷クラブクアトロ

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J-WAVE
NX NIPPON EXPRESS SAÚDE! SAUDADE..
CARNAVAL 2025

2025年2月11日(火・祝) 
OPEN 16:00 / LIVE 17:00〜21:00
@渋谷クラブクアトロ

  渋谷区宇田川町 32-13 4・5F Tel 03-3477-8750
http://www.club-quattro.com/shibuya/

【出演】
Saigenji(サイゲンジ)
Grupo Cadência(グルーポ・カデンシア)
+Guest:Marcelo Kimura(マルセロ木村)
Quer Swingar Vem Pra Cá(ケール・スウィンガール・ヴェン・プラ・カ)
Banda Girassol(バンダ・ジラソウ)

司会と歌:カンタス村田
DJ:中原仁(J-WAVE SAÚDE! SAUDADE...producer)

【料金】(税込)
Standing Area 前売4,500円 当日5,000円
Special Seat(指定席) 6,500円(60席限定)*イープラス限定発売
 *Standing Area、Special Seatとも別途要1 drink代 600円

※12月21日からの前売開始に先駆けて、Standing Areaの前売り券を
J-Me会員先行予約受付中!(12月19日まで)
エントリー受付はこちらから!

※前売券販売(12月21日10:00前売開始)
イープラス
チケットぴあ (Pコード:286-275)
ローソンチケット (Lコード:75124)

【ご注意】
ご入場の際、ドリンク代600円をお支払い下さい。
ご入場は当日のご来場順となります。
当日券ご購入の際のお支払いは現金のみとなります。

主催:J-WAVE
制作:アルテニア 03-3496-1705

【ご案内】

J-WAVE開局以来の最長寿番組、放送36周年を迎えた<NX NIPPON EXPRESS SAÚDE! SAUDADE..(サウージ!サウダージ)>(日曜17:00〜17:54放送)がプロデュースする、毎年恒例のブラジル・カーニヴァル・イヴェント、第27回です。

テーマは "RIO - BAHIA -TOKYO 歌とリズムの祝祭"。
カーニヴァルの都、リオデジャネイロとバイーア、そして東京を、サンバなどの多彩な音楽が結びます。

番組のオープニング・テーマ曲も担当しているSaigenjiは、バンドを率いて21回連続の出演。
番組のヴォイス・ジングルも担当しているマルセロ木村が、サンバのバンド、グルーポ・カデンシアのゲストで初出演。
ケール・スウィンガール・ヴェン・プラ・カがリオのサンバを演奏、
バンダ・ジラソウがバイーアのサンバヘギを演奏します。

MCはカンタス村田。今年も "歌う司会者" として盛り上げます。
DJは番組プロデューサーの中原仁。

本場ブラジルのカーニヴァル(2025年は2月28日~3月4日開催)に先駆けて、真冬の東京に出現する祝祭空間!2025年もどうぞご期待ください!

【出演者】

Saigenji(サイゲンジ)

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Saigenji(vocal, guitar)小美濃悠太(bass)斉藤良(drums)ヤマカミヒトミ(sax)

番組のオープニング・テーマ曲「Sunflower」も担当、多彩なブラジリアン・グルーヴに根ざした歌声とギターを通じてオンリー・ワンの世界を創造し、ブラジル音楽のみならずジャンルを超えた活躍を続け、2023年に弾き語りのアルバム「COVERS & INSTRUMENTALS」をリリースしました。2025年はリオ録音のアルバム「ACALANTO」リリースから20周年。当イヴェントには21回連続の出演、バンド編成でヘッドライナーをつとめます。

Grupo Cadência(グルーポ・カデンシア)

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宮澤摩周(percussion)尾花毅(8 strings guitar)Dário Sakumoto(cavaquinho)土井徳浩(clarinet)和田充弘(trombone)

2013年結成。ボトムのきいた太く厚いスイング感でサンバやショーロの名曲を演奏し、現代サンバの旗手ペドロ・ミランダ、故ネルソン・サルジェントの来日公演で共演した日本最強のサンバ・グループが、今回はマルセロ木村をゲストに迎えて初共演。サンバ、ショーロ、ガフィエイラ、そしてサンバよりも歴史の古いカーニヴァルの音楽マルシャなど、リオの音楽のパノラマを描きます。

⚫️Marcelo Kimura(マルセロ木村) 

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ブラジル・サンパウロ生まれ。ショーロ、サンバ、ボサノヴァからロックやジャズまでクロスオーバーさせた、独自のサウンドスタイルを展開しています。2018年、リーダーアルバム「Samba a Distância」を発表。2021年、渡辺貞夫の70 周年記念コンサート「Jazz & Bossa」に出演、その後も共演してきました。2022年から番組のヴォイス・ジングルを担当。グルーポ・カデンシアのゲストとして当イヴェントに初出演。

Quer Swingar Vem Pra Cá(ケール・スウィンガール・ヴェン・プラ・カ)

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リオの名門サンバチーム、ウニードス・ヂ・ヴィラ・イザベルの打楽器隊のメンバーとしてカーニヴァルに出場してきた宮澤摩周を中心に、ヴィラ・イザベルの打楽器隊のノウハウを直輸入して活動中の、パーカッションを中心とするブロッコ(カーニヴァル団体)。2018年から4回リオに遠征し、ストリート・カーニヴァルの公式プログラムに出演してきました。2025年も当イヴェントに出演後、リオに向かいます。

Banda Girassol(バンダ・ジラソウ)

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パーカッション隊を軸に、アフロ・ブラジル文化の故郷、バイーア州サルヴァドールのリズム"Samba Reggae(サンバヘギ)"を演奏する女性パフォーマンス・バンド。数々のイヴェントに出演し、Girassol(ひまわり)のような明るい笑顔と、迫力のパーカッションにダンスをmixしたパフォーマンスをコンセプトに活動中です。2024年6月、「BRAZILIAN DAY IN GUNMA 2024」に出演、バイーアから来日した人気シンガー、サウロ・フェルナンデスと共演しました。

MC、歌 :カンタス村田  

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常夏系音楽家。Carnavacationリーダー、スクラム・ユニゾンのメンバー。シンガー/ソングライター/ギタリスト/パーカッション奏者として活動し、NHK「おかあさんといっしょ」の楽曲として書き下ろした「にんじんエンジンロケット」が2024年11月、絵本として刊行されました。今回も"歌う司会者" としてカルナヴァルを盛り上げます。

DJ:中原仁(J-WAVE SAÚDE! SAUDADE...producer)

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staff| 17:00 | カテゴリー:CARNAVAL2025CARNAVAL2025CARNAVAL2025

2024年12月01日

12月8日は「ブラジル・ディスク大賞」投票締切 / 2月のカーニヴァル・イヴェント先行予約 / チン・ベルナルデスが生演奏

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次週12月8日は、ブラジルとイタリアへの音楽の旅にご案内します。

▼リスナー投票で決定するブラジル音楽の年間アルバム・ベストテン「2024年ブラジル・ディスク大賞」の投票の締切日です。まだ間に合います。ぜひ投票にご参加ください。

▼毎年恒例のカーニヴァル・イヴェント「サウージ!サウダージ..カルナヴァル2025」(2月11日開催)のプログラム発表!
J-WAVEリスナーズコミュニティJ-Me会員の先行予約も、この日からスタート!

▼12月8日で没後30年。アントニオ・カルロス・ジョビンの晩年の名曲の歌詞をご紹介。

▼5時37分ごろからゲストが登場します。11月に来日して「Festival de FRUE 2024」に出演したブラジルのバンド、オ・テルノのリーダー、チン・ベルナルデスが、スタジオライヴで生演奏。サウンドチェック中に「好きなんだ」と言ってギターを弾きながらチラッと歌った日本の曲は?

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2024年11月24日

12月1日は「ブラジル・ディスク大賞」候補作を紹介

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次週12月1日は、ブラジルとフランスへの音楽の旅にご案内します。

▼投票受付中!リスナー投票で決定するブラジル音楽の年間アルバム・ベストテン「2024年ブラジル・ディスク大賞」の主な候補アルバムを、今週も曲と共にご紹介していきます。投票の締切は12月8日。オンエアも参考に、ぜひ投票にご参加ください。

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2024年11月24日

11月24日のゲスト:ジョアン・カマレロ

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ガット・ギター奏者、ジョアン・カマレロ(João Camarero)は今年、34歳。ブラジルの伝統的なインストゥルメンタル・ミュージック、ショーロを中心に、サンバからクラシックまで様々な音楽を演奏しています。

2015年、25歳の時に初めて来日。番組にもゲスト出演し、先輩のギタリスト、ジョアン・リラとのデュオで生演奏してくれました。

その後、ブラジルの新世代を代表するギタリストに成長。2024年10月、9年ぶりに来日して、ギター・ソロのコンサートを行ないました。

「近年の私は、ソロ・ギタリストの活動を中心に行なっています。ソロ・アルバムを録音し、パウリーニョ・ダ・ヴィオラ、クリストーヴァン・バストス、偉大なクラシック・ギタリスト、セルジオ・アサーヂなどの作品を演奏しました。また、クラシックを演奏するエイトール・ヴィラ・ロボスのオーケストラと共演しました。ブラジリアン・ギターという名の、川の中を泳いでいるような感覚をおぼえます。

 ブラジルのギター音楽には、独特の美学があります。クラシック・ギターの、美しいテクニック、音の響き。ポピュラー音楽の、スイングやバランスの感覚。さまざまな小舟が、さまざまな港に着く。そんな例えができるかもしれません」

「私は、ソリストとしての活動と並行して、ギターで伴奏する音楽家としても活動しています。そのことに愛情を感じ、多くの音楽家と共演してきました。

 日本に出発する前日には、マリア・ベターニア、アライヂ・コスタ、この2人の歌手と私のギターでレコーディングしました。

 そのほか、パウラ・モレレンバウム、ネイ・マトグロッソ、カエターノ・ヴェローゾ、ドリ・カイミ、パウリーニョ・ダ・ヴィオラ。こういった素晴らしい音楽家と共演してきました。

 ブラジル音楽の中で、ギターの伴奏は、他の国の音楽とは違う、独自のものです。

 私のキャリアは、ショーロを演奏するグループのメンバーとしてスタートし、サンバの歌手の伴奏も、行なってきました。最近は、ソロのギタリストとしての活動が中心ですが、他の音楽家、ソリスト、歌手との共演をやめることは、決してありません」

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スタジオライヴで生演奏した曲は「Caminho do sertão(カミーニョ・ド・セルタォン)」19世紀末に生まれたブラジルのギター音楽のパイオニア、ジョアン・ペルナンブーコの作品でした。

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2024年11月17日

11月24日は「ブラジル・ディスク大賞」候補作をご紹介/ブラジルのギタリスト、ジョアン・カマレロが生演奏

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次週24日は、ブラジルとイタリアへの音楽の旅にご案内します。

▼投票受付中!リスナー投票で決定するブラジル音楽の年間アルバム・ベストテン「2024年ブラジル・ディスク大賞」の主な候補アルバムを、今週も曲と共にご紹介していきます。オンエアも参考に、ぜひ投票にご参加ください。

▼ゲストはブラジルのギタリスト、ジョアン・カマレロ。ソロ奏者として、また大勢の歌手との共演で活躍しています。ガット・ギターのソロで生演奏!

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2024年11月10日

11月17日は「ブラジル・ディスク大賞」候補作をご紹介

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次週17日は、ブラジルとスペインへの音楽の旅にご案内します。

▼投票受付中!リスナー投票で決定するブラジル音楽の年間アルバム・ベストテン「2024年ブラジル・ディスク大賞」の主な候補アルバムを、今週も曲と共にご紹介していきます。オンエアも参考に、ぜひ投票にご参加ください。

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2024年11月10日

11月10日のゲスト:小曽根真

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11月10日は、小曽根真さんをゲストにお迎えしました。

12月にBunkamuraオーチャードホールで行なう毎年恒例の「小曽根真クリスマス・ジャズナイト」、今年はアンドレ・メマーリ(ピアノ)ほかブラジルの音楽家たちを迎えての共演です。

ブラジルでも何度もコンサートに出演してきた小曽根さんに、ブラジルの思い出、大好きなブラジル音楽の話、そして今回、共演するアンドレ・メマーリとの出会いなどをうかがいました。

スタジオライヴ生演奏は、アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲「Chega de Saudade」!

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