2025年03月09日
ブラジル映画「アイム・スティル・ヒア」8月日本公開!
アカデミー賞「国際長編映画賞」受賞!
ブラジル映画「アイム・スティル・ヒア(Ainda Estou Aqui)」
日本公開は8月
2024年11月にブラジルで公開され、今もロングラン・大ヒット中の映画「アイム・スティル・ヒア」(オリジナル・タイトルは「アインダ・エストウ・アキ」)。
監督は「セントラル・ステーション」で1998年アカデミー賞2部門にノミネートされ、ベルリン映画祭で大賞の金熊賞に輝き、その後「モーターサクル・ダイアリーズ」なども手がけ、国際的な名声を確立したブラジル映画界のフロントランナー。ウォルター・サレス(ヴァウテル・サリス)。
主演はフェルナンダ・トーレス。「セントラル・ステーション」に主演したフェルナンダ・モンテネグロの娘です。フェルナンダは本作がアカデミーで主演女優賞にノミネートされる前、第82回ゴールデングローブ賞主演女優賞を獲得しました。
この映画が「第97回アカデミー賞」で作品賞、主演女優賞、国際長編映画の3部門にノミネートされ、ブラジル映画として初めて国際長編映画賞を受賞の快挙!この結果を受けて、カーニヴァル真っ最中のブラジルは大変な盛り上がりとなりました。
この映画、日本では今年の夏、8月に公開されます。
【STORY】
1970年代、軍事政権下のブラジル。元国会議員のルーベンス・パイヴァとその妻エウニセは、5人の子どもたちと共にリオデジャネイロで穏やかな日々を過ごしていた。だが、スイス大使誘拐事件を契機に、国の空気は一変する。抑圧の波が広がる中、ある日、ルーベンスは軍に逮捕され、そのまま連行された。愛する夫を突然奪われたエウニセは、必死にその行方を追う。しかし、その過程で彼女自身もまた軍に拘束され、数日間にわたる過酷な尋問を受けることとなる。極限の状況の中でなお、彼女は沈黙を貫き、夫の行方を捜し続けた。自由を奪われ、愛する人の消息も知らされぬまま、それでもエウニセは諦めなかった。夫の名を呼び続けたその声は、やがて静かに、しかし確かに、歴史を動かす力へと変わっていくーーー
劇中の音楽にも注目! ホベルト・カルロス、エラズモ・カルロス、チン・マイア、ガル・コスタ、カエターノ・ヴェローゾなどの歌が流れます。