2026年01月25日
2月1日はブラジルとイタリアへ
次週2月1日は、ブラジルとイタリアへの音楽の旅にご案内します。
▼2月2日、ブラジルの海岸で行われる、海の女神イエマンジャーを讃える祭り
▼イエマンジャーなど海の女神や妖精を賛美した名曲の歌詞をご紹介。歌はマリーザ・モンチ
▼1月31日に開幕、仮面と仮装で有名なヴェネツィアのカーニヴァル
次週2月1日は、ブラジルとイタリアへの音楽の旅にご案内します。
▼2月2日、ブラジルの海岸で行われる、海の女神イエマンジャーを讃える祭り
▼イエマンジャーなど海の女神や妖精を賛美した名曲の歌詞をご紹介。歌はマリーザ・モンチ
▼1月31日に開幕、仮面と仮装で有名なヴェネツィアのカーニヴァル
★CINEMA INFORMATION
▼映画「ラテン・ブラッド ザ・バラッド・オブ・ネイ・マトグロッソ」
▼「ブラジル映画祭+」2月15日までオンライン配信中
★EVENT INFORMATION
▼「CONFLUENCE Tokyo-São Paulo」ブラジル大使館で2月13日まで開催中
★GUEST 2026
▼1月25日のゲスト:ダニ・グルジェル、ト・ブランヂリオーニ NEW
▼1月18日のゲスト:ロブソン・ミゲル
▼1月11日のゲスト:ペドロ・ミランダ
▼1月4日のゲスト:ジョアナ・ケイロス。角銅真実と野外ライヴ生演奏
★TOPICS
▼アマゾンの森を守るクラウドファンディング
▼滝川クリステル:翻訳「本当の赤ずきん ー こどもは読んではいけません」
▼漫画「ファヴェーラの漫画家」日本とブラジルで同時刊行
★GUEST 2025
▼8月31日のゲスト:テオ・ビアウ
▼8月3日のゲスト:ナンシー・ヴィエイラ&フレッヂ・マルチンス
▼4月27日のゲスト:小野リサ
▼1月5日のゲスト:リアナ・フローレス
▼1月5日のゲスト:西陽子
★GUEST 2024
▼12月22日のゲスト:ブルーノ・ベルリ
▼12月8日のゲスト:チン・ベルナルデス(2025/1/5)
▼11月24日のゲスト:ジョアン・カマレロ
▼11月10日のゲスト:小曽根真
▼10月13日のゲスト:ドラ・モレレンバウム(2025/1/5)
▼9月15日のゲスト:アナ・フランゴ・エレトリコ(2025/1/5)
▼7月14日のゲスト:サウロ・フェルナンデス
▼5月12日のゲスト:ゼー・イバーハ(2025/1/5)
★ブラジル・ディスク大賞
4週連続でお送りしてきた、ブラジルのアーティストのスタジオライヴ、生演奏。シリーズのファイナルは、サンパウロのシンガー・ソングライター、ダニ・グルジェル(6年ぶり7回目の出演)と、シンガー・ソングライター&ギタリスト、ト・ブランヂリオーニ(8年ぶり2回目の出演)をお迎えしました。
ダニ・グルジェルは、サンパウロを拠点に活動しているシンガー・ソングライターで、写真家、映像作家としても活躍しています。
2010年代、「ノヴォス・コンポジトーレス」と名乗る、当時は20代だった音楽家たちのサークルの中心人物として、活躍を始めました。
母のピアニスト、デボラと組んで、ダニ&デボラ・グルジェル・クアルテートを結成し、2013年、初来日公演を行ない、「サウージ!サウダージ」にも、ゲスト出演。その後、毎年、来日し、2015年のアルバム「ガーハ(Garra)」は「2015年ブラジル・ディスク大賞」で第1位を獲得しましts。
2025年12月、6年ぶりの来日公演を行ない、番組へのゲスト出演は通算7回目となりました。
★ダニ&デボラ・グルジェル・クアルテートのニューシングル「ヒレラ」について
「ヒレラ(Rilerá)。これは作った言葉で、私たちのファミリーの3人の子どもたち、ヒタ、レオナルド、ハファエルの名前を合わせたものです。
この言葉を作ったのは、日々の生活の中で子どもたちに教えられることが多いからです。私たちは、効率よく物事を進め、時間を気にしたり、人づきあいや、月末の支払いなど、いろんなことに気を取られて、それをこなしています。そうすることで、クリエイティヴな要素が失われることもあるので、ときには、オーガナイズされた行動を、忘れてしまったほうが、自由で、クリエイティヴでいられる。そう思うのです。
実は、子どもたちのほうが、縛られることなく、クリエイティヴな要素を発揮できます。彼らにとっては、コップ一杯の水も、海になり、雨にもなります。1本の鉛筆で、壮大な絵を描くこともできます。こうした、子どもたちが持っているキャパシティは、私たちが、大人になる過程で、失ってしまっていることでもあります。
そこで子どもたちから学ぼう、という思いで、この曲を作りました。ヒタは、私の娘。3人とも、デボラの孫になります」
スタジオライヴは母のピアニスト、デボラ・グルジェルとのデュオで、デボラのオリジナル曲「ホドピーオ(Rodopío)」
ダニ&デボラ・グルジェル・クアルテートのゲストとして8年ぶりに来日した。シンガー・ソングライターギタリスト、ト・ブランヂリオーニ。ダニ・グルジェルのハイスクールの同級生です。
近年は、ソロ活動のほか、5人のシンガー・ソングライターのユニット、シンコ・ア・セコ(Cinco a Seco)でも活動し、自分のスタジオを持って、プロデューサー、エンジニアとしても活躍。多忙な日々を送っています。
「音楽家として活動を始めた頃の私の夢は、旅をすることでした。楽器とスーツケースを持って、空港に行って旅に出る。そんな音楽家になりたかったんです。
その後、歳月が経って、私も成熟して、人生が変わり、そしてある日、気がつきました。ツアーするよりも、スタジオにいる時間の方が長くなったことに。私のスタジオに大勢の音楽家を迎えるようになり、近年は、自分のソロ活動、プロデューサー、エンジニアの活動を、分けて行なっています。
2025年、とても嬉しいことがありました。自分のシンガー・ソングライターとしてのアルバム、私が参加しているバンド、シンコ・ア・セコのアルバム、プロデュースしたアルバム、エンジニアをつとめた2枚のアルバム、合計5枚のアルバムが、「ラテン・グラミー」の様々なカテゴリーにノミネートされたんです。
私はずっと、音楽に愛情を注いできました。そして今、マルチなアーティストとして前進できたことを、喜んでいます」
スタジオライヴでは、シンコ・ア・セコのメンバーでもあるセルソ・ヴィアフォラと共作した曲「Relatividade」を歌いました。
★ダニ・グルジェルがアーティスティック・ディレクションを行い、ト・ブランヂリオーニも新曲を録音した企画アルバム「コーヒー&ミュージック / ノーボス・コンポジトーレス(Coffee & Music / NOVOS COMPOSITORES)については、こちら
★ラテン・ブラッド ザ・バラッド・オブ・ネイ・マトグロッソ
Homen com H
監督:エズミール・フィーリョ
主演:ジェスイタ・バルボーザ(Jesuíta Barbosa)
2025年 BRASIL 2時間9分
1970年代から85歳を迎える現在まで、50年以上にわたってブラジル音楽シーンの第一線で活躍しているカリスマ的な人気シンガー、ネイ・マトグロッソ(Ney Matogrosso)。美しいカウンターテナー、抜群の歌唱力を武器に、ロック、サンバなど、あらゆるジャンルの音楽を歌い、奇抜な衣装と化粧による独創的なヴィジュアル、LGBTQであることを打ち出したキャラクターを通じ、独自の地位を確立しています。
2025年、その半生をドラマにした伝記映画が、ブラジルで公開されヒットしました。日本でもNEFLIXで見られます。邦題「ラテン・ブラッド」は、映画の中でも聴けるネイのヒット曲「Sangue Latino」の英訳です。
次週1月25日は、ブラジルへの音楽の旅にご案内します。
▼4週連続でお送りしている、ブラジルから来日したアーティストのスタジオライヴ、生演奏。シリーズ・ファイナルのゲストは、サンパウロのシンガー・ソングライター、ダニ・グルジェル(6年ぶり7回目の出演)と、シンガー・ソングライター&ギタリスト、ト・ブランヂリオーニ(7年ぶり2回目の出演)。それぞれ1曲ずつ、生演奏します。
▼この日が生誕99年目のバースデー。アントニオ・カルロス・ジョビンが作詞作曲した、ボサノヴァではなくエコロジーがテーマの名曲の歌詞をご紹介
1月、4週連続でお送りしている、ブラジルから来日したアーティストの生演奏。3週目のゲストは、ギタリスト。ロブソン・ミゲル(Robson Miguel)。1959年生まれ、クラシックからMPB、ボサノヴァ、ジャズ、ロック、ポップ、映画音楽に至るまで、ジャンルを越えて演奏し、国内、スペインなどの国外でも活動。独創的なギターのスタイルで評価されています。
★ギターとの出会い
「私が初めて演奏した楽器は、ギターではなく、トランペットでした。私はエスピリート・サント州で生まれ、指揮者だった父親から楽器と音楽を学びました。9歳の時に、ブラジルの伝説的なギタリスト、ジレルマンド・ヘイスのレコードを聴いて、ギターの音に魅了されたんです。
そしてクラシック・ギターを学びましたが、その後、独特のフィンガー・スタイルを取り入れて演奏し、国内外の曲を、自分なりにアレンジしてきました。
たとえば、ヴィラ・ロボスの曲「田舎の列車」では、ギターで列車の音を真似して演奏しています。私はギターを、自由に、ブラジル人的なやり方で、表現しています」
★サンパウロ郊外に建てたギターの城「カステーロ・ロブソン・ミゲル」
「お城に対する興味が湧いたのは、14歳の時でした。ブラジルでは、ギターは貧しい人、ボヘミアンが演奏する楽器と捉えられていました。それに対してヨーロッパでは、ギターは常に高貴な楽器でした。お城で生まれて育ち、王様たちのために演奏するギタリストがいました。
そういった歴史を知った私は、スペインのお城を訪問したいと願うようになりました。1985年、念願かなって、初めてお城を訪問しました。すると頭の中に、新たな夢が浮かんできたんです。
自分のお城を建設して、そこで暮らしたい。
そして私の分身、ギターにオマージュした、2,500平方メートルのお城を建てました。お城の中にはブラジルのギターの歴史をまとめあげたミュージアムがあります」
ちなみにロブソン・ミゲルは、11月に来日した時、静岡県の掛川城で演奏会を行ないました。彼の目に日本のお城は、どう映ったのでしょうか。
スタジオライヴの生演奏で、ロブソン・ミゲルのオリジナル曲「Som Brasil(ソン・ブラジル)」。
「私が4年半、スペインに住んでいた時期に、ブラジルへのサウダージの思いから作った曲」とコメント。曲のイントロで、ビリンバウ、カヴァキーニョ、クイーカなどのパーカッションの音を、ギターを弾いて表現していました。
★CONFLUENCE Tokyo - São Paulo
サンパウロ・ビエンナーレとストリート 共鳴するアート
会期:2026年1月16日(金)- 2月13日(金)
10時〜17時(土日・休日は休館)入場無料。
会場:駐日ブラジル大使館
港区北青山2-11-12
主催:JBAC ジャパン・ブラジル・アートセンター
助成:駐日ブラジル大使館/ギマランイス・ホーザ文化院
MORE INFO(JBAC公式サイト内)
1. 歴史と「今」を結ぶサンパウロ・ビエンナーレ
2. 都市のエネルギー 、ストリートアート
3. 日伯の創造的な対話と交流の空間
「Confluence(合流・交差)」 は、ビエンナーレ、ストリート、過去と現在、そして日伯が交わる場を象徴し ており、両都市の創造的な交差点を体験できる機会を提供します。 さらに、2026年1月11日 まで開催されるた第36回サンパウロ・ビエンナーレ の成果と背景を紹介するセクションと、サンパウロのストリートアート作家たちを紹介するセレクションが組み合わさった構成です。サンパウロ・ビエンナーレに出展したアーティスト、リヂア・リスボアの立体作品も展示されています。
次週1月18日は、ブラジルへとフランスへの音楽の旅にご案内します。
▼1月は4週連続で、ブラジルから来日したアーティストのスタジオライヴ、生演奏をお届けしています。今回のゲストは、ギタリスト、ロブソン・ミゲル。独創的なギター奏法で、クラシックからポピュラーまで幅広く演奏します。
▼東京のブラジル大使館で開催、「CONFLUENCE - Tokyo,São Paulo サンパウロ・ビエンナーレとストリート 共鳴するアート」を紹介
1月、4週連続でお送りしている、ブラジルから来日したアーティストの生演奏。2週目のゲストは、サンバの歌手/パーカッション奏者/ギタリスト、ペドロ・ミランダ(Pedro Miranda)をゲストにお迎えしました。2018年以来、約7年半ぶり、3回目のゲスト出演です。
ペドロ・ミランダは、1976年、リオデジャネイロ生まれ。90年代の終わりからリオの中心部、ラパのライヴハウスで歌手、パーカッション・プレイヤーとして活動を始めました。
参加していたサンバのバンド、テレーザ・クリスチーナ&グルーポ・セメンチが大人気となり、ラパ地区のライヴシーンの盛り上がりを代表する存在となります。
その後、ソロになり、2016年のリーダーアルバム「サンバ・オリジナル」はブラジルのグラミー賞にあたる「プレミオ・ダ・ムジカ・ブラジレイラ」で「ベスト・サンバ・アルバム」を受賞しました。
2025年の11月下旬から12月に、7年ぶり4回目の来日。20年来の友人でもある日本のパーカッション・プレイヤー宮澤摩周さんが率いるバンド、グルーポ・セメンチとの共演でライヴを行ないました。
★ニューアルバム「Atlantica Senhora(アトランチカ・セニョーラ)」について
「このアルバムは、リオの市立自然公園で生まれました。コロナ禍の時期に、私はギターの演奏を学び始め、パンデミックが終わる頃、街に出て、ギターを弾いて歌いたくなりました。
公園でフリーライヴを行なうアイディアをSNSにアップしたら大きな反響があり1回目のライヴに400人が来てくれました。それから1年間、毎週日曜日に、自分で買った音響の装置を持っていって公園で歌ったら、大勢の人たちが投げ銭でカンパしてくれました。また、モアシール・ルース、パウロン・セッチ・コルダス、テレーザ・クリスチーナ、ベン・ジル、モレーノ・ヴェローゾなど、大勢の音楽家が飛び入りしてセッションを行ない、多くの新しい曲も生まれました。
そして、美しい自然に囲まれた公園での日曜日のフリーライヴを、いつしか人々が、ミサのような宗教的な集いと呼ぶようになったのです。
毎週日曜日のライヴは、私のキャリアを変える大切な経験でした。そしてアルバムは、公園があるマタ・アトランチカ(大西洋岸の森林地帯)、母なる大自然の中で生まれたので、リオの森林地帯に捧げて"アトランチカ・セニョーラ"、このタイトルをつけました」
★スタジオライヴで歌った曲「Vontade de Sair」について
「コロナ禍のパンデミックの時期に、マエストロのクリストーヴァン・バストスが私に、新しい曲を送ってくれました。そこには "歌詞を書け" というメッセージがあったので、私はびっくりしました。私の作詞作曲のキャリアは、短いからです。
ある日の午後、遅く目覚めた私は、窓を開けて、太陽の光を浴びました。当時はまだ、家から外に出るのが難しい時期でした。すると、頭の中に歌詞が浮かんできたのです。
"ビーチ沿いを歩く。泳ぐ。滝のシャワーを浴びる・・・"。
そして私が、自宅があるガヴェア地区で行なっていた、ショーロ、フォホー、サンバなどの音楽イベントのことなど、当時、やりたくても出来なかったことを、歌詞に入れました」
右からペドロ・ミランダ(ギター、ヴォーカル)宮澤摩周(パンデイロ)尾花毅(8弦ギター)
ペドロ・ミランダ with グルーポ・カデンシア ライヴの様子
次週1月11日は、ブラジルとスペインへの音楽の旅にご案内します。
▼1月は4週連続で、ブラジルから来日したアーティストのスタジオライヴ、生演奏をお届けしています。今回のゲストはサンバ歌手、ペドロ・ミランダ。コロナ禍のパンデミック期間に作詞したオリジナルのサンバを、11月の来日公演で共演したバンド、グルーポ・カデンシアの宮澤摩周(パーカッション)、尾花毅(8弦ギター)との共演で歌います。
▼9日から渋谷で開催中の「ブラジル映画祭+」オンライン配信も