2024年09月15日

9月22日はブラジルとポルトガルへ/セルジオ・メンデスをしのんで

次週9月22日は、ブラジルとポルトガルへの音楽の旅にご案内します。

▼アフロ・ブラジル文化の故郷、バイーア州サルヴァドールで開催された日本文化フェスティヴァル

▼来日公演が目前!ジルベルト・ジルが、別れた奥様に捧げて作った名曲の歌詞をご紹介

▼9月6日、83歳で世を去ったレジェンド、セルジオ・メンデスをしのぶコーナー

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2024年09月15日

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2024年09月15日

9月15日のゲスト:アナ・フランゴ・エレトリコ

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リオデジャネイロ生まれ、26歳。シンガー/ソングライターとして活躍、サード・アルバム<Me Chama de Gato Que Eu Sou Sua(ミ・シャマ・ヂ・ガト・キ・エウ・ソウ・スア)>が「2023年ブラジル・ディスク大賞」第1位を獲得。インディー・ポップ・シーンをリードしているブラジルZ世代のキーパーソン、アナ・フランゴ・エレトリコ(Ana Frango Elétrico)が8月に初来日。富山県・南砺で開催された「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2024」、その東京ラウンド「スキヤキトーキョー2024」に出演し、J-WAVEにも来てくれました。

「私の音楽は、時と共に変わってきています。ファースト・アルバムは、実験的でした。

 セカンド・アルバム<リトル・エレクトリック・チキン・ハート>では、チェンバー・ポップや、ドローリス・ドゥラン、ノーラ・ネイ、ジョニー・アルフといった人たちに代表される50年代のサンバ・カンソン、そして現代の音楽にも影響を与えている70年代の音楽などをミックスした、サウンド・エクスペリエンスを行ないました。
 今、名前をあげた音楽は、私が日常的に聴いているものではなく、調査・研究した音楽でした。

 昨年のアルバム<ミ・シャマ・ヂ・ガト・キ・エウ・ソウ・スア>にも、実験的な面があります。70年代の音楽の音色、80年代の音楽のテクノロジーなどをミックスして、ポップスやロックなど、私がふだんから聴いてきた音楽の要素を取り入れました。マイケル・ジャクソン、アース・ウインド&ファイアー、マドンナ、ブラジルのチン・マイア、カシアーノなどの音楽です。

 これからも新しい実験を続けていきますので、次のアルバムでは、また別の歴史が生まれることでしょう」。

アナ・フランゴ・エレトリコは、20代の前半からプロデューサーとしても活動してきました。

サンパウロのアーティスト、ソフィア・シャブラウのグループのファースト・アルバム、そして「2022年ブラジル・ディスク大賞」で1位を獲得したバーラ・デゼージョのアルバム「SIM SIM SIM」で、共同プロデューサーと音楽監督をつとめました。

バーラ・デゼージョのメンバーでもある、ドラ・モレレンバウムのアルバムもプロデュース。このアルバムは10月にリリースされます。

そして最近、プロデュースを終えたのが、リオのアーティスト、ネグロ・レオのアルバム。アナは「素晴らしい音楽家で、強力にレコメンドします」とコメントしていました。

「リオデジャネイロは、とても巨大で複雑な都市で、リオの中に複数のリオがあります。私やバーラ・デゼージョのメンバーが育ったゾナ・スル(南部の海岸に近い地域)は、特別なエリアです。他にもリオの全てのエリアに、サンバからラップまで、様々な音楽のムーヴメントがあります。
 
 ここで何人か、注目のアーティストの名前をあげましょう。

 ジョカ。ヴィートル・ミラグリス。ダダ・ジョアンジーニョ。ラリーニャ。アンチコンスタンチーノ。マウイー。

 こういった音楽家たちが、リオの様々なエリアから登場しています」。

アナはホームタウン、リオデジャネイロの音楽シーンについて、このように話してくれました。

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アナ・フランゴ・エレトリコがスタジオライヴで歌った曲は「Chocolate(チョコレート)」。セカンド・アルバムに入っているオリジナル曲でした。

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2024年8月27日「スキヤキトーキョー2024」でのライヴ。超満員のオーディエンスを熱狂させるパフォーマンスでした。

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「Me Chama de Gato Que Eu Sou Sua(ミ・シャマ・ヂ・ガト・キ・エウ・ソウ・スア)」
「2023年ブラジル・ディスク大賞」第1位

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2024年09月15日

10月来日 ジョイス・モレーノ

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ジョイス・モレーノ(Joyce Moreno)

2024年10月17日(木)
@COTTON CLUB
[1st] open 5:00pm / start 6:00pm
[2nd] open 7:45pm / start 8:30pm
MEMBER / Joyce Moreno (vo,g) Tutty Moreno (ds) Rodolfo Stroeter (b) Helio Alves (p)
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ジョイス・モレーノ (Joyce Moreno)
with special guest エドマール・カスタネーダ(Edmar Castaneda)

2024年10月19日(土)20日(日)
@BLUE NOTE TOKYO
[1st] Open 3:30pm / Start 4:30pm 
[2nd] Open 6:30pm / Start 7:30pm
MEMBER / Joyce Moreno (vo,g) Tutty Moreno (ds) Rodolfo Stroeter (b) Helio Alves (p)
Special Guest / Edmar Castaneda (harp)
MORE INFO

今年も来日!ジョイス・モレーノ。公私にわたるパートナーのトゥッチ・モレーノ(ドラムス)などのレギュラー・バンドとCOTTON CLUBに出演します。

BLUE NOTE TOKYOでのライヴでは、上原ひろみやゴンサロ・ルバルカバらと共演してきたコロンビア人のハープ奏者、エドマール・カスタネーダと世界初共演も!

Sambaqui Jazz Trio
feat. Tutty Moreno, Helio Alves & Rodolfo Stroeter

2024年10月15日(火)
@BLUE NOTE PLACE
Open 18:00 / LIVE 19:00〜19:30 & 20:15〜20:45(入れ替えなし)
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ジョイスのバンドメンバーによるサンバ・ジャズのトリオが、昨年に続いて恵比寿BLUE NOTE PLACEに登場!

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2024年09月08日

9月15日はアナ・フランゴ・エレトリコが生演奏!

次週9月15日は、ブラジルとスペインへの音楽の旅にご案内します。

▼「音と味」を意味するブラジル料理のレシピブックがブラジルで発売。モレーノ・ヴェローゾが歌う、食材や料理の名前を盛り込んだ名曲も。

▼スペインのカナリア諸島、テネリフェ島で開催中のブラジル音楽祭「テンサンバ」。昨年、出演したジョイス・モレーノのライヴ音源も!

▼ゲストはアナ・フランゴ・エレトリコ。昨年のアルバム「ミ・シャマ・ヂ・ガト・キ・エウ・ソウ・スア」が「2023年ブラジル・ディスク大賞」第1位に輝いた、ブラジルZ世代のキーパーソンが語り、スタジオライヴ生演奏!

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2024年09月08日

ブラジルのギタリスト、ジョアン・カマレロ 10月に来日

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ジョアン・カマレロ 笹久保伸 コンサート
João Camarero Live in Japan

2024年10月22日(火)18:00開場 / 18:30開演
@白寿ホール(渋谷区富ケ谷1-37-5 白寿生科学研究所 本社ビル7F)
出演:ジョアン・カマレロ、笹久保伸
料金:6.500円(全席指定)
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ジョアン・カマレロはブラジルのガット・ギタリスト。ブラジルの伝統的なインストゥルメンタル・ミュージック、ショーロを中心に演奏します。2015年、25歳の時に先輩のギタリスト、ジョアン・リラとのデュオで初めて来日し「サウージ!サウダージ」にゲスト出演。スタジオライヴで演奏してくれました。10月に2度目の来日公演を、ソロで行ないます。

ブラジルなど南米の音楽家とも共演している日本のギタリスト、笹久保伸がゲスト・アクトをつとめます。

staff| 17:44 | カテゴリー:informationinformation

2024年09月01日

9月8日はブラジルとイタリアへ

次週9月8日は、ブラジルとイタリアへの音楽の旅にご案内します。

▼サンパウロ州の "ブラジルのイチゴの首都" と呼ばれる町で開催中、花とイチゴのフェスティヴァル

▼今月、来日公演を行なうブラジル音楽のカリスマ、ジルベルト・ジルが、故郷バイーアを讃えた名曲の歌詞をご紹介。曲は1986年の初来日公演のライヴ・アルバムから!

staff| 17:52 | カテゴリー:from staff

2024年09月01日

ジョアン・ジルベルト「Wave」と禅寺の襖絵のヴァーチャル・コラボ・アート

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2008年に予定されていたジョアン・ジルベルトの4回目の来日公演は、健康上の理由で中止となりましたが、実はその際、コンサートと並行して、あるプロジェクトが企画されていました。

伊豆の禅寺、大徳寺聚光院伊東別院に飾られた、画家の千住博さんが描いて寄進した襖絵の前で、ジョアンが歌い、それを映像にするというプロジェクトでした。千住博さんも、ジョアンの音楽の大ファンだったそうです。

このプロジェクトは実現せず、ジョアンは2019年に世を去りましたが、5回目の命日を迎えた2024年の7月6日、ジョアンの日本でのコンサートの映像と千住博さんの襖絵をデジタルで合成したスペシャルな映像が、動画サイトで公開されました。絵のタイトルは「波」。ジョアンが歌う曲は「ウェイヴ」。この曲は2006年の来日公演で収録された未発表のテイクです。

staff| 17:30 | カテゴリー:BRASIL/ART

2024年08月25日

9月1日は「ボサノヴァで夏にサウダージ」

次週9月1日は、ボサノヴァで夏にサウダージ。

長い夏が続く一方、ほのかに秋の気配が漂い始める季節に似合う、快適なボサノヴァの名曲をセレクトします。

この夏の思い出を振り返りながら、お楽しみください。

▼亡きボサノヴァのクリエイター、ジョアン・ジルベルトと日本を結ぶトピック、キーワードは「禅」。

▼ブラジルの名曲の歌詞をご紹介する「ポエジーア・ブラジレイラ」のコーナーでは、ボサノヴァの故郷リオデジャネイロの、夏の海が舞台の曲をご紹介します。

blog MASTER| 17:45 | カテゴリー:from staff

2024年08月25日

10月来日 アマーロ・フレイタス

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AMARO FREITAS Y'Y
アマーロ・フレイタス Y'Y

2024年10月25日(金)26日(土)27日(日) @BLUE NOTE TOKYO

10/25 (fri)
[1st] Open 5:00pm Start 6:00pm 
[2nd] Open7:45pm Start 8:30pm

10.26 (sat) 27 (sun)
[1st] Open3:30pm Start 4:30pm 
[2nd ]Open6:30pm Start7:30pm

MORE INFO

ブラジル北東部の中心都市レシーフェ出身のピアニスト/作曲家、アマーロ・フレイタス。アフロ・ブラジル音楽とジャズなどをミックス、独創的なピアノのタッチで演奏します。

アマゾンのマナウスでの経験をもとに作った2024年ニューアルバム「Y'Y(イーエーイーエー)」を引っ提げ、昨年以来通算3度目の来日となる今回は初めて、自分のバンドによるワンマン・ライヴが実現!

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「Y'Y(イーエーイーエー)」

blog MASTER| 17:44 | カテゴリー:information

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