2026年02月04日

本好き、服飾史研究、准教授としての顔

今週のゲストは「TISSUE Inc.」共同代表で、編集者の桜井祐さんです。

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桜井さんは編集者であると同時に、九州産業大学 芸術学部のソーシャルデザイン学科で准教授を務められています。大学では、「課題解決」の技術以上に、日常から「何が問題か」を見出す「課題発見」の重要性を説いています。

「生活のそばに横たわる課題の始まりをデザインする学科になればいいなと思っています。最近、学科とか専攻みたいなところが、問題解決、課題解決の手段を学ぶところとして、例えば絵画や、写真とかみたいな手段を打つテクニックを学ぶところが多いのですが、そうではなくて、普段生活する中で、これが問題なんじゃないかとか、ここにこういうところがあるんじゃない?みたいなことを発見して言えるような人、そういうことにフォーカス当てて色々と学んでいける学科にできればいいなというふうに考えていますね。」

研究者としての顔も持ち、大学院では「天の羽衣」という呼称と形態の習合過程を、古代の風土記や世界各地の「白鳥処女説話」の系譜から分析。

今回の展示においても、単なる記録の整理に留まらず、そこに眠る文化的源泉を掘り起こそうとする桜井さん。理屈っぽさを自認しながらも、膨大な知識に裏打ちされた彼のクリエイティビティは、現代において稀有な輝きを放っています。

staff| 20:00 | カテゴリー:


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