2025年06月30日
スピアフィッシングの真髄
今週のゲストは、プロスピアフィッシャーの小坂薫平さんです。
小坂さんは1995年生まれ、秋田県出身で、東京海洋大学在学中より素潜りで銛1本でマグロを獲ることに各地で挑戦し続けてきました。2020年に184センチ63キロの磯マグロを仕留め、日本人として史上初のスピアフィッシング世界記録を樹立。そして先月、銛で素潜りという手段で世界初となる100キロ超えのマグロを仕留められました。
なぜ効率的な網ではなく銛で獲るのか??
「素潜りで入ると息を止めているので、磯マグロのような大きい魚になると引きずり込まれて命を失うリスクもあります。海流にのまれたり、サメに襲われたりと様々な危険があります。銛を打つ行為は、こちらの命を失うリスクを背負って魚の命を刈り取ろうとする行為。海の弱肉強食の中に自分を放り込むことで、初めて見えてくる海の姿があり、そこに惹かれています」
また小坂さんが獲っているイソマグロ、、
厳密にはクロマグロとは違うグループで、「サバとマグロの間のような魚」だそうです。
水分量が多く、寝かせて水分を抜くと味が濃くなり、特に火を通すと格別に美味しくなるとおっしゃっていました。