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2021年1月20日

KINGS MEETING(TUE)
〜BACK TO LIVEHOUSE〜 vol.3
2021.01.19 SUPER BEAVER 渋谷龍太❸

「 ライブハウスの声 」

SUPER BEAVERもゆかりの深ーーーい
ライブハウスshibuya CYCLONEから
オーナー・ミウラさん
店長・マツザワさん
のお二人にお話を伺ってきました。

●去年春の緊急事態宣言を受けて…

厳重に注意していく中でも、
"攻め"の姿勢は崩さずにいたかった。
営業を止める選択をしたハコもあるけれど
サイクロンとしてはできる限り続けたい
というスタンスは常にあったそう。

配信の選択肢ももちろんあったが
ライブハウスとしてはやはり
生で聴かせることへのこだわりが。
葛藤もありながら
とっぽいハコでありたいと、
今もあがいています。

バンドとは色んな話をかさねながら、
共倒れをしないためにも、とにかく
やるべきことをやるしかないということで
バンドのやりたいこととサイクロンサイドとの
合致点を見つけていきました。

●コロナ禍においての新しい試みについて

何を会社としてやっていくかを決める基準は
「ロックか、ロックじゃないか」。
つっぱっている姿勢をみせることこそが
希望を与えられるのではと考えました。

ロック箱であるという思いを強く、
「精神性」を大事に。
自分たちがやれることがあるうちは、
泣き言を言わずに
サイクロンから出て行ったバンドたちのように
凛とした姿を見せていきたいし、
彼らに恥じないようにいたい。

●今年の展望

明るい未来をイメージして、
リスクも考えつつ
ロックでありながらも
頭を働かせなければいけない。
去年の経験を経て バンドと協力しながら
いい方向に向かっていきたい。

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渋谷さんにとってサイクロンは、
毎年年末年始の挨拶を欠かさないほどの
長く深い関係値のある場所。

そんなハコを率いるおふたりの
バンドマン、音楽、お客さんを思った
真摯な言葉にかなりぐっときたそう。

自分たちのスタンスを
自分たちで守っていて
それを見せることで勇気を与えている。

「ロック」というものがなんなのかは
わかっていないけれど、
このおふたりが言っていることは
本当に「ロック」で、
それは具体性の問題ではなく
サイクロンのスタンスによるもの。

こういうライブハウスで
やってきたからこそ、
今のビーバーがいたといっても
大げさではありませんでした。
これからもよろしくお願いします
のメッセージも込めつつ
改めて身が引き締まる
貴重なインタビューとなりました。

ご協力、ありがとうございました!

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