2024年11月10日

11月10日のゲスト:小曽根真

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11月10日は、小曽根真さんをゲストにお迎えしました。

12月にBunkamuraオーチャードホールで行なう毎年恒例の「小曽根真クリスマス・ジャズナイト」、今年はアンドレ・メマーリ(ピアノ)ほかブラジルの音楽家たちを迎えての共演です。

ブラジルでも何度もコンサートに出演してきた小曽根さんに、ブラジルの思い出、大好きなブラジル音楽の話、そして今回、共演するアンドレ・メマーリとの出会いなどをうかがいました。

スタジオライヴ生演奏は、アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲「Chega de Saudade」!

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2024年10月13日

10月13日のゲスト:ドラ・モレレンバウム

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ドラ・モレレンバウム(Dora Morelenbaum)は、1996年、リオデジャネイロ生まれ。チェロ奏者ジャキス・モレレンバウムと歌手パウラ・モレレンバウム夫妻の娘です。

2022年、ハイスクールのクラスメイトたちと結成したバンド、バーラ・デゼージョのファースト・アルバム「SIM SIM SIM」を発表。大評判となり国内外で数々のアワードを受賞。「サウージ!サウダージ」が主催している年間アルバム・ベストテン「2022年ブラジル・ディスク大賞」でも第1位を獲得しました。

バーラ・デゼージョで日本を含むワールドツアーを行なう一方、ドラは、カエターノ・ヴェローゾのアルバムなどに、ゲスト参加。そして10月18日、ファースト・アルバム「PIQUE(ピーキ)」をワールドワイドにリリースします。

「アルバム「ピーキ」の構想を始めたのは2022年で、
 アナ・フランゴ・エレトリコを、共同プロデューサーに迎えました。

 当時、すでに出来上がっていた曲は、
 ブラジル音楽の伝統を受け継いだものでした。
 でも私は、今までとは違った、新しいこともやりたいと思いました。

 アナは、そうした方向の視線を持っているので、
 プロデューサーに迎えたのです。

 レコーディングは、私のソロ・コンサート、
 バーラ・デゼージョのツアーと並行して行なったので、
 ライヴ活動のさまざまな影響もあり、アルバムの中には、
 私の音楽の様々な側面が出てきました。

 大きく分けて、二つの側面を表現していて、
 このアルバムから私の音楽の新しいチャプターを、
 感じ取ることができると思います。」

バーラ・デゼージョのメンバー、アナ・フランゴ・エレトリコのほか、ドラが注目している同世代の音楽家の名前を挙げてもらったところ、「今、ブラジルで素晴らしい音楽を作っている人たちは大勢いて、リストがとても長くなります」と話して、2人の音楽家の名前をあげてくれました。

ブルーノ・ベルリ(Bruno Berle)。
11月初頭に初来日してFESTIVAL DE FRUE 2024に出演します(東京公演あり)。

ベベー(Bebé)。
ドラは「素晴らしいヴォーカリストです」と話していました。

両親が共演していたこともあり、幼少期から交流があった坂本龍一について・・・。

「サカモトは、とくに愛情の面で、
 両親と同じぐらい、私に大きな影響を与えました。
 私は5歳の頃から、両親と世界を旅して、いろいろなことを知り、
 そのかたわらには、いつも、サカモトがいました。

 思い出は、たくさんあります。
 彼は子供が大好きで、いつも一緒に遊んでくれました。
 私にとっては、おじさんのような存在でした。

 当時の私は、英語も日本語もできず、サカモトは、ポルトガル語を話しません。

 ですから、私たちが何語を話していたのか、わかりませんが。
 いつも話をして、とてもよくコミュニケートできていたんです」

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スタジオライヴで歌った曲は、ドラがバーラ・デゼージョのゼー・イバーハと共作した曲「Caco」。ファースト・アルバム「PIQUE」に入っている曲です。

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PIQUE(ピーキ)」(2024/10/18 on sale)

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2024年09月15日

9月15日のゲスト:アナ・フランゴ・エレトリコ

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リオデジャネイロ生まれ、26歳。シンガー/ソングライターとして活躍、サード・アルバム<Me Chama de Gato Que Eu Sou Sua(ミ・シャマ・ヂ・ガト・キ・エウ・ソウ・スア)>が「2023年ブラジル・ディスク大賞」第1位を獲得。インディー・ポップ・シーンをリードしているブラジルZ世代のキーパーソン、アナ・フランゴ・エレトリコ(Ana Frango Elétrico)が8月に初来日。富山県・南砺で開催された「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2024」、その東京ラウンド「スキヤキトーキョー2024」に出演し、J-WAVEにも来てくれました。

「私の音楽は、時と共に変わってきています。ファースト・アルバムは、実験的でした。

 セカンド・アルバム<リトル・エレクトリック・チキン・ハート>では、チェンバー・ポップや、ドローリス・ドゥラン、ノーラ・ネイ、ジョニー・アルフといった人たちに代表される50年代のサンバ・カンソン、そして現代の音楽にも影響を与えている70年代の音楽などをミックスした、サウンド・エクスペリエンスを行ないました。
 今、名前をあげた音楽は、私が日常的に聴いているものではなく、調査・研究した音楽でした。

 昨年のアルバム<ミ・シャマ・ヂ・ガト・キ・エウ・ソウ・スア>にも、実験的な面があります。70年代の音楽の音色、80年代の音楽のテクノロジーなどをミックスして、ポップスやロックなど、私がふだんから聴いてきた音楽の要素を取り入れました。マイケル・ジャクソン、アース・ウインド&ファイアー、マドンナ、ブラジルのチン・マイア、カシアーノなどの音楽です。

 これからも新しい実験を続けていきますので、次のアルバムでは、また別の歴史が生まれることでしょう」。

アナ・フランゴ・エレトリコは、20代の前半からプロデューサーとしても活動してきました。

サンパウロのアーティスト、ソフィア・シャブラウのグループのファースト・アルバム、そして「2022年ブラジル・ディスク大賞」で1位を獲得したバーラ・デゼージョのアルバム「SIM SIM SIM」で、共同プロデューサーと音楽監督をつとめました。

バーラ・デゼージョのメンバーでもある、ドラ・モレレンバウムのアルバムもプロデュース。このアルバムは10月にリリースされます。

そして最近、プロデュースを終えたのが、リオのアーティスト、ネグロ・レオのアルバム。アナは「素晴らしい音楽家で、強力にレコメンドします」とコメントしていました。

「リオデジャネイロは、とても巨大で複雑な都市で、リオの中に複数のリオがあります。私やバーラ・デゼージョのメンバーが育ったゾナ・スル(南部の海岸に近い地域)は、特別なエリアです。他にもリオの全てのエリアに、サンバからラップまで、様々な音楽のムーヴメントがあります。
 
 ここで何人か、注目のアーティストの名前をあげましょう。

 ジョカ。ヴィートル・ミラグリス。ダダ・ジョアンジーニョ。ラリーニャ。アンチコンスタンチーノ。マウイー。

 こういった音楽家たちが、リオの様々なエリアから登場しています」。

アナはホームタウン、リオデジャネイロの音楽シーンについて、このように話してくれました。

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アナ・フランゴ・エレトリコがスタジオライヴで歌った曲は「Chocolate(チョコレート)」。セカンド・アルバムに入っているオリジナル曲でした。

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2024年8月27日「スキヤキトーキョー2024」でのライヴ。超満員のオーディエンスを熱狂させるパフォーマンスでした。

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「Me Chama de Gato Que Eu Sou Sua(ミ・シャマ・ヂ・ガト・キ・エウ・ソウ・スア)」
「2023年ブラジル・ディスク大賞」第1位

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2024年07月14日

7/14のゲスト:サウロ・フェルナンデス(Saulo Fernandes)

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7月14日のゲストは、ブラジル・バイーアのシンガー、サウロ・フェルナンデス。

今世紀の初め、バイーアのグループ、バンダ・エヴァに、リード・シンガーとして参加。2003年、バイーア州サルヴァドールのカーニヴァルでベスト・シンガーに選ばれ、不動の人気を確立しました。

2010年代に、バンダ・エヴァから独立。ソロ・シンガーとして、活躍を続けています。

「私が生まれたのは、バヘイラスという、バイーア州の内陸の街で、州都のサルヴァドールからは西に1,000キロ、離れています。

山あいの、自然が豊かな場所で、ジャトバー、オイチーといった、他の地域では見ることができないフルーツがあります。

ヘコンカヴォ・ダ・バイーア。この名前で呼ばれる、バイーアの湾岸の地域には、カショエイラ、サント・アマーロ(注:カエターノ・ヴェローゾ一族の故郷)といった街があります。この地域で、カポエイラ、
そして輪になって踊るサンバ・ヂ・ホーダといった、バイーア独自の文化が生まれました。

州都の、サルヴァドール。中心部の広場ペロウリーニョには、アフリカをルーツとする、豊かで深い伝統が生きています。ドリヴァル・カイミの歌に出てくる、イタポアンの海岸は、豊かなポエジーを感じられる場所です。

私は田舎で育ちましたが、長年、サルヴァドールに暮らしていて、バイアニダーヂと呼ばれる、バイーアの人間の独特の気質に誇りを持っています」。

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「私は、ダニエラ・メルクリ、カルリーニョス・ブラウン、オロドゥン、アラ・ケトゥといった、バイーアのシンガーやグループの音楽の影響を受けてきました。

バイーアのカーニヴァルには、トリオ・エレトリコと呼ばれる巨大なトラックがあります。地面から4メートルぐらいの高さのところにステージがあって、そこで演奏しながら、熱狂する群衆と一緒に進んでいきます。それが、私の人生でもあります。

バイーアの音楽の最大の特徴、魅力。それは、パーカッションのサウンドです。アフリカ、カリブ、中米などの音楽の影響も受け、それらがミックスされています。バイーアのパーカッションには、
アフリカから受け継いだ文化の伝統が、ずっと生きているのです」

スタジオライヴ生演奏では、バイーアの偉大なシンボル、ドリヴァル・カイミの名曲「サウダージ・ダ・バイーア」と、サウロのオリジナル曲「ナォン・プレシーザ・ムダール」を歌ってくれました。

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6月に来日、「ブラジリアンデージャパン群馬2024」のメインアクトをつとめたサウロ・フェルナンデス。「SAÚDE! SAUDADE... CARNAVAL」の常連出演者でもあるバンダ・ジラソウとも共演!

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2024年05月12日

5/12のゲスト:ゼー・イバーハ(Zé Ibarra)

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ファースト・アルバム「SIM SIM SIM」が「2022年ブラジル・ディスク大賞」第1位を獲得、2023年夏の初来日公演も大絶賛を浴びたブラジルZ世代のスーパー・グループ、バーラ・デゼージョのメンバーの一人、ゼー・イバーハ(Zé Ibarra)。昨年リリースした全曲、弾き語りのファースト・ソロ・アルバム「マルケス256」は「2023年ブラジル・ディスク大賞」第7位にランクインしました。

21世紀の "ブラジルの声" との呼び声も高い27歳の俊英が2024年4月、ソロ・ツアーで初来日しました。

ゼーがバーラ・デゼージョ結成前に参加していたバンド、ドニカのメンバーでもあるトン・ヴェローゾ(カエターノ・ヴェローゾの末息子)、ドニカとバーラ・デゼージョの盟友ルーカス・ヌネス、そしてバーラ・デゼージョの女性陣ジュリア・メストリドラ・モレレンバウムは全員、学校のクラスメートでした。

ゼー・イバーハは3歳の頃から、音楽だけでなく「音」に関心を持つようになりました。

家の近くを流れる川の音を聞くのが好きで、ビーチに行った時は、目を閉じて海の音を聞いていました。

音楽が好きになったのは、家族の影響です。

お父さんはサンバ、ショーロ、ボサノヴァといったブラジルの音楽を、お母さんはブラジルや海外のポップスを、お婆さんはクラシ ックを聴いていました。

様々な音楽を聴いて育ち、6歳の時にピアノを買ってもらい、ピアノとクラシックを学び、その後、ガットギター、そしてドラムスの演奏も始めました。

11歳で、学校の同級生と一緒に作ったグループはパーカッションのグループで、メンバーの一人が、ルーカス・ヌネスでした。

ゼー、ルーカス、トン・ヴェローゾ、ジュリア・メストリ、ドラ・モレレンバウムは全員、同級生で、クラスメートでした。

そして、ルーカス、トン、そのほかの友人たちと、ドニカを結成。さらに、ルーカス、ジュリア、ドラと、バーラ・デゼージョを結成。

ゼーは、「とても自然な流れ。大きな情熱から生まれたことです」とコメントしました。

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Bala Desejo "Sim Sim SIm"

ゼー・イバーハは、いろいろな楽器に興味を持って演奏しましたが、最初の頃は、歌には興味がなかったそうです。

4歳の時から打楽器を叩き始め、住んでいたマンションの階段室にパーカッションを持ち込んで叩いていました。階段室だと、音が大きく響いて、リバーブもあって、気持ちよかったんです。

10歳でギターを弾くようになってから、歌に興味を持って、歌い始めました。

階段室にギターを持って行って歌ったら、声の響きが良く、歌が上手くなったように感じたので、
毎日2時間、階段室でギターを弾いて歌うことを1年間、続け、そして歌手になりました。

そんな体験があったので、自分のソロ・アルバムを作る時はぜひ階段室でレコーディングしたいと思い、ドニカやバーラ・デゼージョのメンバーでもある幼馴染のルーカス・ヌネスに、レコーディングのエンジニアを、お願いしました。

階段室なので、エレベーターの音や、犬の鳴き声など、いろんなノイズが入ってきましたが、ゼーにとっては、自分が歌うことの第一歩となった場所で、レコーディングしたい。そんな願いがあったそうです。

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ゼー・イバーハ「マルケス、256」
Zé Ibarra / Marques,256.

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自分で作詞作曲を始めた11歳か12歳の頃、ミルトン・ナシメントのアルバム「クルビ・ダ・エスキーナ」に入っていた曲「Cais(カイス)」を初めて聴いて夢中になり、自分がやりたいのはこういう音楽で、ミルトンの音楽は、自分の行く道を照らす灯台のようだと思ったそうです。

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Milton Nascimento, Lô Borges "Clube da esquina"

プロとしての出発点となったバンド、ドニカのメンバーの一人が、トン・ヴェローゾ。カエターノ・ヴェローゾの息子です。

カエターノが、仲の良いミルトンに連絡して、ミルトンがドニカのファースト・アルバムにゲストで参加することになりました。歌った曲が「Pintor(ピントール)」。ゼーと、トンの共作です。

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Dônica "Continuidade dos parques"

その後、ドニカが活動を停止した頃、ゼーは、ミルトンのスタッフから電話を受け、ミルトンのコンサートツアーにバック・ヴォーカルで参加しました。ツアー・バンドに参加し、バック・ヴォーカルだけでなく、ミルトンとデュエットし、ギターやフルートも演奏しました。

「とても栄誉であり、とてつもないスケールの学校でした。
 ミルトン・ナシメントの音楽は、僕の音楽性に最も大きな影響を与えています」。

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生演奏で歌った曲は、ゼーが作詞作曲した「Itamonte(イタモンチ)」。

イタモンチはミナスジェライス州の、山や滝などに囲まれた場所の名前で、そこに別荘があって幼い頃、よく訪れて滞在していまました。インタビューの最初に話したように、川に行って水の音を聞くのが大好きだったそうです。

「今まで生きてきた中で、最も素敵な思い出の場所に捧げて作った曲」とコメントして歌ってくれました。

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Zé Ibarra, Dora Morelenbaum, Julia Mestre "Live at Glasshaus"

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2023年06月25日

6月25日のゲスト:Saigenji

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6月25日は、番組のオープニング・テーマの作曲・歌・演奏を行ない、今月7日にニューアルバム「COVERS & INSTRUMENTALS」を発表したシンガー・ソングライター&ギタリスト、Saigenjiをゲストにお迎えしました。


ゲスト出演は2019年1月から約4年半ぶり、滝川クリステルとの息もぴったり。この間、共に親となった2人、音楽だけでなく子育てトークでも盛り上がりました。

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スタジオライヴ生演奏は、新作でも録音したミルトン・ナシメントの名曲「Ponta de Areia」と、沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」をメドレーで。

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「COVERS & INSTRUMENTALS」Saigenji
2023/6/7 release(HAPPINESS RECORDS HRBR-027)

ジャケット写真はSaigenjiがミャンマーの海岸で撮影。2人の女性が頭の上に載せている果物が、幼い子供に見えてしまったという滝川クリステル。あなたには、どう見えますか?

Saigenji official site
Saigenji LIVE INFORMATION(offilcial site内)

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2022年01月02日

1月2日のゲスト:小野リサ

2022年1月2日のゲストは、小野リサ。
滝川クリステルとの対面トークは2021年の正月以来でした。

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スタジオライヴ生演奏は "絶望は決してしない/あきらめない" という意味の曲「Desesperar Jamais(ヂゼスペラール・ジャマイス)」(Ivan Lins作曲 Vitor Martins作詞)。公式に歌うのは初めてだったそうです。

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2021年06月27日

6/27のゲスト:小野リサ

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6月27日は、5月30日に続いて小野リサがゲスト出演。

スタジオライヴ生演奏では、事前にリスナーの皆さまからの希望曲を募集したところ、大反響でリクエストの山!

その中から、初めて弾き語りで歌った「On the Sunny Side of the Street」と、最もリクエストが多かった曲「Garota de Ipanema(イパネマの娘)」を歌いました。

小野リサ "Fly me to Brazil…" @BLUE NOTE TOKYO(7/9〜12)
小野リサ オフィシャルサイト

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2021年05月30日

6/27も小野リサがゲスト。生演奏曲のリクエスト受付中!

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5月30日は約半年ぶりに小野リサがゲスト出演。スタジオライヴの生演奏では約30年前のライヴのクライマックスで歌っていた曲「Sereno」を、久々に歌いました。

小野リサは、6月27日も再びゲスト出演します。

小野リサ "Fly me to Brazil…" @BLUE NOTE TOKYO
小野リサ オフィシャルサイト

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2021年01月03日

1/3のゲスト小野リサ 1/23にオーチャードホールでコンサート

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2021年1月3日のゲストは小野リサ。2020年1月1日(水)の3時間特番「J-WAVE NEW YEAR SPECIAL NIPPON EXPRESS SAÚDE! SAUDADE... BEST WISHES FOR YOU」を2人でナヴィゲートして以来、1年ぶりの滝川クリステルとの再会でした。「サウージ!サウダージ」出演は産休の滝川クリステルに代わって2020年1月〜3月のナヴィゲーターをつとめて以来です。

小野リサ LISA ONO 公式YouTubeチャンネル

1月3日のオンエア曲「Batucada Surgiu」の映像はこちらをクリック!

番組内の2人のトーク内容(抜粋)がJ-WAVE NEWSにアップされました。(2021/1/7追記)

J-WAVE主催
「LISA ONO CONCERT 2021 〜 NEW YEAR JOURNEY」

2021年1月23日(土)開場15:00 / 開演16:00
会場:Bunkamuraオーチャードホール
料金:6,800円(全席指定)
問合せ:東京音協:TEL) 03-5774-3011

※新型コロナウイルス感染拡大防止の一環として、座席間隔の確保するため、座席を間引いて販売いたします。そのため、複数枚でご購入いただいても、連番でのご用意ができません。予めご了承ください。
※未就学児童入場不可
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2020年02月09日

2/9のゲスト:宮澤摩周

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2月9日は小野リサのナヴィゲートでカーニヴァル・スペシャル。リオと東京のカーニヴァルにご案内しました。

スタジオライヴ生演奏のコーナーのゲストは、2月11日に渋谷クラブクアトロで開催する「SAÚDE! SAUDADE..CARNAVAL2020」に出演する、Grupo Cadência(グルーポ・カデンシア)とサンバのパーカッションチーム Quer Swingar Vem Pra Cá(ケール・スウィンガール・ヴェン・プラ・カ)、両グループのリーダーで、パーカッション奏者の宮澤摩周。リオの名門エスコーラ・ヂ・サンバ(サンバチーム)、ウニードス・ヂ・ヴィラ・イザベル(Unidos de Vila Isabel)のパーカッション隊のメンバーとして、何度もリオのカーニヴァルに出場してきました。

エスコーラ・ヂ・サンバの本拠地があるリオのファヴェーラでの生活や、そこに暮らす人々にとってのサンバについて話をうかがい、スタジオライヴでは "ヴィラの詩人" と呼ばれた伝説のサンバの巨匠、ノエル・ホーザの名曲「As Pastorinhas」を、小野リサの歌とギター、宮澤摩周のパーカッション(パンデイロ)で生演奏しました。

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宮澤摩周が率いるパーカッションチーム、Quer Swingar Vem Pra Cáは、2月11日の「SAÚDE! SAUDADE..CARNAVAL2020」に出演したあと、有志10数名でリオに向かい、2月23日、ヴィラ・イザベル地区の公園で行われるストリート・カーニヴァルで演奏します。彼らのパフォーマンスはカーニヴァルの公式アクトに登録されています。

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2020年01月19日

1/19のゲスト:セルジオ・メンデス

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1月19日の放送では、セルジオ・メンデスをゲスト・コメンテイターにお迎えして、昨年11月にリリースしたニューアルバム「IN THE KEY OF JOY」の中から「サウージ!サウダージ」のリスナーにオススメのナンバーを2曲、セルジオ・メンデスが自ら紹介しました。

UNIVERSAL MUSIC セルジオ・メンデス公式ページ

staff| 17:40 | カテゴリー:GUEST

2019年11月24日

11/24のゲスト:バジ・アサド

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11月24日は、ブラジルのギタリスト/シンガー、バジ・アサド(Badi Assad)をゲストにお迎えしました。

バジ・アサドはサンパウロ生まれ、リオ育ち。ネイティヴには "バヂ・アサーヂ" と発音します。

ワールドワイドに活躍しているクラシック音楽のギター・デュオ、オダイル&セルジオ・アサド(アサド兄弟)の妹です。

1988年、ブラジルでデビューし、90年代以降はアメリカをはじめ世界を舞台に活躍を続け、10月に初のジャパンツアーを行ないました。

「私は幸運なことに、音楽家の家庭に生まれました。生まれた頃、兄のオダイルとセルジオは、すでにギターを演奏していました。父親はショーロの音楽家としてバンドリンを演奏。そして母親は歌手で、今も生きています。

 私は家族を通じて音楽を学びました。幼い頃、母親が歌ってくれた子守唄に始まり、2人の兄が演奏していたクラシックやショーロ、そして9歳の時からラジオでブラジルのポピュラー音楽、ジャヴァン、シコ・ブアルキ、カエターノ・ヴェローゾなども進んで聴くようになりました。

 こうした経験を通じて私は音楽の広大な世界を知り、様々な音楽をミックスして自分自身の音楽性を築くことになったのです」。

「私はクラシック音楽のギタリストとしてキャリアをスタートし、ブラジルのインストゥルメンタル音楽も演奏するようになりました。そしてキャリアの初期から、自分の声を楽器として使う実験もしていました。

その後、自分で作詞作曲を始めたことで、歌手としての性格が強くなりましたが、そこには、もうひとつの理由があります。局所性ジストニアという腕の病気にかかり、2年間、ギターを弾くことができなくなりました。

医者から、もう二度とギターは弾けないと言われ、その間、私は自分の声を使った表現を研究していました。

2年後、幸いにも回復して、またギターを弾くことができるようになりましたが、その時点で私の頭は変化し、別の人間に生まれ変わっていました。

その後の私はシンガー・ソングライターの道に進み、自分で歌詞を書くようになったことでポピュラー音楽の世界に入り、世界中の様々な音楽も取り入れ、ブラジル人としての音楽を作っています」。

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ブラジル北東部の名曲「アザ・ブランカ(Asa Branca)」と「アイ・キ・サウダージ・ドセ(Ai Que Saudade D'oce)」のメドレーを、スタジオライヴ生演奏。

彼女がキャリアをスタートした頃、アメリカで "One Woman Band" と呼ばれたことにちなんで「私のバンドを紹介しましょう」とコメントして、最初に右手はギタリスト、左手はベーシスト、続いて口でパーカッションのリズムをとりながら、同時に歌を歌う、そんなパフォーマンスを披露してくれました。

とても一人とは思えない歌と演奏、もちろんオーバーダビングなしの一発録音です!

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2019年11月17日

11/17のゲスト:ダニ&デボラ・グルジェル

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11月17日は、シンガー・ソングライターのダニ・グルジェル(Dani Gurgel)と、母のピアニスト、デボラ・グルジェル(Debora Gurgel)をゲストにお迎えしました。

ダニ・グルジェルはサンパウロを拠点に約10年前から「ノヴォス・コンポジトーレス(Novos Compositores)」と呼ばれる若手アーティストのサークルの中心人物として活動。母デボラ・グルジェルとのカルテットも組んでいます。

これまでに発表した5枚のオリジナル・アルバムは全て「ブラジル・ディスク大賞」のベストテンにランクイン。また2013年から7年連続で来日公演を行ない、今年は3年ぶりにカルテットで来日しました。

番組のゲストにお迎えするのは、4年連続6回目です。

ダニ&デボラ・グルジェル・クアルテートのニューアルバム「Rodopio(ホドピーオ)」について、ダニ・グルジェルは、、、、

「このアルバムはダニ&デボラ・グルジェル・クアルテートの2016年のアルバム<DDG4>以来の新作で、全ての曲が私たちのオリジナルの新曲です。

日本でツアーを行なった際にインスパイアされた要素もあります。

ライヴの後、大勢の日本のファンの方々と話す機会があり、私たちの曲を演奏したいので譜面が欲しいという声を、何度も聞きました。そこで、このアルバムを教育的なレコードとして作ることを考え、スコアブックも一緒に発売しました。

スコアブックには、全ての曲の譜面、曲の解説、楽器の説明などが載っています。これを読んで練習して曲を演奏することが出来ますし、CDも付いていますので、CDを流しながら一緒にピアノなどを演奏出来ます。

ブラジルではすでに、演奏を録音した音源が私たちに送られてきていて、それを聴くのがとても楽しみです」。

長年、サンパウロの音楽学校の先生もつとめた、デボラ・グルジェルは、、、

「私たちは<ホドピーオ>の制作を始めた当初から、ブラジル音楽の教育をテーマにしたアルバムを作ろうと考えていました。 

 演奏した曲の中には、様々なリズムのバリエーションがあります。マラカトゥ、バイオンといったブラジル北東部のリズムや、サンバ、ラテンアメリカとの関係があるブラジルの音楽など。CDとスコアブックを通じて、いろんなリズムを学んで演奏してほしいと思っています」。

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ニューアルバムのタイトル曲「Rodopio」をスタジオライヴ生演奏。

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「Rodopio(ホドピーオ)」Dani & Debora Gurgel Quarteto(RBCP-3316)
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staff| 17:44 | カテゴリー:GUEST

2019年11月10日

11/10のゲスト:コエーリョ&リドネル

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11月10日のゲストは、サンフランシスコを拠点に活動しているブラジル人とアメリカ人のデュオ、コエーリョ&リドネルCoelho & Ridnell)。今年、ファーストアルバム「Sunny Day」をリリースし、10月に初来日ツアーを行ないました。

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シコ・コエーリョChico Coelho)はブラジル、サンパウロ州の内陸の都市、ピラシカーバ生まれ。

「8歳でフルートを演奏し、9歳からクラシックギターの勉強を始めました。13歳の頃からポピュラー音楽、ジャズに興味を持ち、作曲も始めました。最も影響を受けた音楽は、ボサノヴァ、そしてジャズです。
 
ブラジルで活動したあと、54歳でカリフォルニアに引っ越し、デイヴ・リドネルに出会いました。デュオを組んで一緒にバーで演奏し、曲作りも始めました。

最初に共作した曲が、ファーストアルバムのタイトル曲「サニーデイ」です。

アルバムを録音し、昨年、ブラジル・ツアーを行ない、サンパウロ、ピラシカーバなどで演奏しました。そして、私たちの音楽を知ってもらうために、日本にやってきました」

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デイヴ・リドネルDave Ridnell)は、アメリカ人。

「私は3人兄弟の末っ子です。父親の仕事はミュージックビジネスで、70年代には大手のレコード会社(CBS)に勤め、ロンドンやニューヨークにいました。そのため、家には多くのレコードがありました。コンサートを聴きに行く機会もあり、私は11歳でサンタナのコンサートに行きました。当時、好きだったのは、オールマン・ブラザーズ・バンド、グレイトフル・デッド、エリック・クラプトン、クリームなどのロックでした。

その後、ジャズ・ギタリストとして活動を始めた3歳上の兄の影響で、私もジャズを聴き始め、スタン・ゲッツとジョアン・ジルベルトのアルバムを聴いてブラジル音楽を知りました。そして、ジョアン・ジルベルトが「3月の雨」を歌っているアルバムを聴いて、より深くブラジル音楽に、のめりこんでいきました。私の人生を変えたアルバムです。

トニーニョ・オルタがパット・メセニーと共演したアルバムからも影響を受けました。

もう一人、私に大きな影響を与えた音楽家が、小野リサです。私は彼女の音楽が大好きです。彼女が様々な国の言葉で歌っているのを聴いて、私もシコ・コエーリョとのデュオで、英語とポルトガル語で歌うノウハウを覚えました。

小野リサは、私をインスパイアしてくれた音楽家なのです」

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ファーストアルバムのタイトル曲「Sunny Day」(2人の共作)をスタジオライヴ生演奏

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Coelho & Ridnell / Sunny Day +4
(Village Again Association ZLCP-0379)

Coelho & Ridnell公式サイト(英語。日本語も選択できます)

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2019年10月27日

10/27のゲスト:アンドレ・メマーリ

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10月27日のゲストは、ブラジルのピアニスト/作曲家/プロデューサー、アンドレ・メマーリAndré Mehamari)。

1977年、リオデジャネイロで生まれ、サンパウロの音楽大学に在学中、学内のコンテストでクラシックとポピュラー音楽、両方の分野にまたがって優勝し、20年前にファースト・アルバムを録音しました。

その後、ジャンルを超えて国内外の様々な音楽家と共演。現代のブラジルを代表するピアニスト、作曲家、プロデューサーとして活躍しています。

2005年、ジョイス・モレーノのバンドのメンバーとして、初めて来日。2010年代には、ソロ、デュオ、トリオなど様々な編成で来日を続け、今年9月の来日時には、東京でソロ・コンサートを行ないました。

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トリオを率いて録音したニューアルバム「Na Esquina do Clube com o Sol Na Cabeça」(「2019年ブラジル・ディスク大賞」候補アルバム)は、クルビ・ダ・エスキーナ(Clube da Esquina)と呼ばれる、ミルトン・ナシメントを中心とするブラジル内陸部ミナスの音楽ファミリーの名曲をレコーディングしたアルバムです。

クルビ・ダ・エスキーナの音楽は、常に私の人生の中にありました。
1977年に生まれた私は、少年時代から彼らの音楽をレコードで聴き続けてきました。
私だけでなくトリオのメンバーも同じで、私たちは日本でもブラジルでも、クルビ・ダ・エスキーナの音楽を、コンサートで演奏してきました。そこで、彼らの音楽にトリビュートするアルバムを作ることになりました。

ベースはネイマール・ヂアス。ドラムスはセルジオ・ヘジ。私はピアノのほか、アナログ・シンセサイザー、オルガンも演奏しています。

ミルトン・ナシメントの声は、世界中で最も美しい声のひとつだと思います。奇跡と言えるしょう。

彼をはじめクルビ・ダ・エスキーナの人々の音楽は、ハーモニーもメロディーも、とても豊かです。ジャズ、ポップス、ボサノヴァ、アヴァンギャルド、ビートルズ、フォルクローレ。あらゆる音楽の要素をミックスして、抱きしめ、ひとつにしています。

彼らは、とてもヒューマンで美しい、ブラジル音楽の時代を作りました。その音楽を今、表現することが、とても困難な時代を生きている現代のブラジル人にとって、重要なことだと考えています

スタジオライヴでは、クルビ・ダ・エスキーナの名曲を、即興を交えてメドレーで演奏してくれました。

「カンサォン・ダ・アメリカ」「モーホ・ヴェーリョ」「ポンタ・ヂ・アレイア」。この3曲はミルトン・ナシメントの作品です。続いてロー・ボルジェスの作品「トレン・アズール」。そして最後に再びミルトンの作品「クラヴォ・イ・カネーラ」でした。

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Na Esquina do Clube com o Sol Na Cabeça / André Mehmari Trio

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2019年10月13日

10/13のゲスト:ジョイス・モレーノ、ゼ・ヘナート

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10月13日のゲストは、今年もブラジル・リオから来日したジョイス・モレーノ(Joyce Moreno)と、ジョイスのライヴのゲストで来日したゼ・ヘナート(Zé Renato)

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昨年10月には「サウージ!サウダージ...」の放送30周年記念ライヴ・イヴェント(六本木ヒルズアリーナ)に出演したジョイス・モレーノ。番組へのゲスト出演回数はダントツNO.1です。

スタジオライヴで歌った曲は「A Velha Maluca」。昨年、デビュー50周年を記念して発表したアルバム「50(シンクエンタ)」(2018年ブラジル・ディスク大賞第2位)に入っている「クレイジー・オールド・レディ」といった意味のオリジナルの新曲でした。

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シンガー、コンポーザー、ギタリストのゼ・ヘナートは、ジョイス・モレーノとは40年以上の親友。約40年間、ヴォーカル・グループ、ボカ・リヴリのリード・シンガーをつとめ、ソロ・アーティストとしても活躍しています。

1030年代に大人気だったロマンチックなサンバの歌手、シルヴィオ・カルダスのレパートリーを歌ったアルバムや、先日、亡くなったサンバの歌手、エルトン・メデイロス、ヴィニシウス・ヂ・モライスの孫娘、マリアーナ・ヂ・モライスとの3人で、サンバのコンポーザー、ゼー・ケチの名曲を歌ったライヴ・アルバムも発表してきました。

「私の音楽の出発点は、サンバです」。

ゼ・ヘナートは、このようにコメントしていました

また、コンポーザーとしても数々の名曲を発表。近年はジョイス・モレーノと共作した曲も多く、詩人のパウロ・セーザル・ピニェイロ、ミルトン・ナシメントとも共作してきました。

スタジオライヴで歌った曲は、ミルトンとの共作「Anima」でした。

さらにもう1曲、ジョイス・モレーノとゼ・ヘナートのデュエットで、2人が共作した「Pra Você Gostar de Mim」を歌ってくれました。

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Joyce Moreno公式サイト
Zé Renato公式サイト

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2019年05月19日

5/19のゲスト:ケイ・リラ&マウリシオ・マエストロ

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5月19日のゲストは、4月にブラジル・リオから来日、全国ツアーを行なった、ケイ・リラ&マウリシオ・マエストロ(Kay Lyra & Mauricio Maestro)の夫妻。スタジオライヴの生演奏を3曲、お送りしました。

歌手のケイ・リラは、先日、85歳を迎えたボサノヴァのレジェンド、カルロス・リラの娘。スタジオライヴの1曲目は、カルロス・リラが作詞作曲したボサノヴァのスタンダード・ナンバー「Influencia do Jazz」でした。

そしてケイ・リラよりも20歳以上、年上のご主人が、シンガー&ギタリスト、マウリシオ・マエストロ。40年以上にわたって、ヴォーカル・グループ、ボカ・リヴリのメンバーとして活躍しています。

それより前の1967年、10代のときに、テレビ局が主催したソング・フェスティヴァルで、ヴォーカル・グループ、モメント・クアトロのメンバーとして、エドゥ・ロボのバックをつとめました。

そのフェスティヴァルで優勝したのが、エドゥ・ロボが歌ったオリジナル曲「Ponteio」(作詞:カピナン)。マウリシオ・マエストロにとっても、キャリアの出発点になった思い出の曲ということで、スタジオライヴで歌っていただきました。

そしてスタジオライヴの3曲めは、ケイ・リラとマウリシオ・マエストロが共作した「The Night Will Fall」でした。

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2019年03月24日

3/24のゲスト:クリストフ・ランピデキア

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3月24日の放送でお迎えした、2019年最初の海外からのゲストは、イタリア系フランス人のアコーディオン奏者、クリストフ・ランピデキア(Christophe Lanpideccia)。

1974年、南フランスのマルセイユ生まれ。父親はイタリア人でナポリからの移民です。

8歳でアコーディオンを弾き始め、90年代からプロとして活動。1999年、アコーディオンの世界チャンピオン大会で、金賞を受賞しました。その後も大勢のシンガーと共演し、作曲家としても活躍しています。

「私は、アコーディオン・プレイヤーだった父親からアコーディオンを教わりました。
最初は、いわゆるポピュラー音楽を演奏していましたが、そのうちにジャズに興味を持ち、ジャズを演奏するようになりました。
影響を受けたミュージシャンも、アコーディオン・プレイヤーというよりは、マイルス・デイヴィス、キャノンボール・アダレイ、ジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンスといった、ジャズのミュージシャンたちです」。

クリストフ・ランピデキアは、昨年、フランスのシンガー、クレール・エルジエールのジャパンツアーに参加し、初来日。

この番組にも2度、出演しているギタリスト、ドミニック・クラヴィクのプロデュースで作ったのが、日本でのデビューアルバム「ナポリとパリのそよ風」です。

「このアルバムのコンセプトは、とてもシンプルです。
ルーツであるイタリアへの回帰、そして現在の私の国、フランスの音楽、ミュゼット。このふたつが柱になっています。
私がダンスホールのミュージシャンだった時代に演奏していた、美しいメロディーのナポリ民謡、イタリアの楽曲を中心にレコーディングしました」。

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スタジオライヴでは19世紀末に作られた、日本でも有名なナポリ民謡「オ・ソレ・ミオ」を生演奏してくれました。

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「ナポリとパリのそよ風」(Respect Records RES-316:2019年3月20日発売)
MORE INFO(Respect Records公式サイト内)

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2019年01月13日

1月13日のゲスト:Saigenji

1月13日は、15年余りにわたり番組のオープニング・テーマ曲を担当、「SAUDE! SAUDADE..CARNAVAL2019」(2月11日、渋谷クラブクアトロ)にも出演するシンガー/ソングライター/ギタリスト、Saigenjiをゲストにお迎えしました。

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ニューアルバム「Compass」にも入っている曲「Dance of Nomad」をスタジオライヴで大熱演!

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6年ぶりのニューアルバム「Compass」。現在の番組オープニング・テーマ曲「Sunflower("J"inga)」も入っています。

今年で17年連続の出演となる「SAUDE! SAUDADE..CARNAVAL2019」(2月11日、渋谷クラブクアトロ)。Saigenjiはニューアルバムにも参加している小美濃悠太(ベース)、斉藤良(ドラムス)、南條レオ(パーカッション)とのカルテットで出演、大トリをつとめます。

Saigenji公式サイト

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2018年11月04日

11/4のゲスト:マルセロ木村

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11月4日のゲストは、サンパウロで生まれ東京で活動している日系ブラジル人のシンガー/ソングライター/ギタリスト、マルセロ木村

ニューアルバムのタイトル曲「Samba a Distância」をスタジオライヴの生演奏で歌ってくれました。

マルセロ木村 公式サイト

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★マルセロ木村 NEW ALBUM "Samba a Distância" LIVE

11月6日(火)@南青山 MANDALA
Open 18:30 / Start 19:30

出演:Marcelo Kimura (G,Vo) Kiichiro Komobuchi (B) Peter St. Ledger (Pf) Daniel Baeder (Drs) Gennoshin Yasui (Per) Gustavo Anacleto (Sax) Mai Taguchi (Sax)

Charge:4,000円(drink別)
Web予約→南青山NAMDALA予約フォーム

マルセロ木村「Samba a Distância」CDの取り扱いはアオラコーポレーション

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2018年09月23日

9/23のゲスト:ハファエル・ジメネス&アス・モンターニャス・ヂ・ソン

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9月23日のゲストは、デンマークを拠点に活動しているブラジル人のシンガー/コンポーザー/ギタリスト、ハファエル・ジメネス(上の写真の左から2人目)が率いる多国籍バンド、アス・モンターニャス・ヂ・ソン。

8月に初来日し、富山で開催されたワールドミュージックのフェスティヴァル「スキヤキミーツザワールド」と、その東京ラウンド「スキヤキトーキョー」に出演しました。

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ハファエル・ジメネス(Raphael Gimenes)

1987年、ブラジル北東部ペルナンブーコ州のレシーフェ生まれ。16歳で家族と一緒にアメリカに移住。18歳のとき、交換留学生として渡ったデンマークで音楽活動を始め、現在もデンマークに住んでいます。

ファースト・アルバムのタイトル「ハファエル・ジメネス&アス・モンターニャス・ヂ・ソン」は「音の山々」という意味。

「このアルバムには、10年以上ブラジルを離れて暮らしている私の、故郷へのサウダージの思いがあります。

 同時にこれは、私がブラジルの中で最も好きな地域への旅でもあります。

 ペルナンブーコの山々、熱帯雨林、母の故郷であるアマゾンといった、有名なビーチから遠く離れたブラジルの北部、内陸部の物語です。

 この物語は内面的であり、私自身の内面を見つめることでもあるのです」

アルバムについて、このようにコメントしました。

アルバムタイトルと同じ名前のバンド、アス・モンターニャス・ヂ・ソンは全員、国籍が異なります。ハファエルがデンマークで出会った仲間たちです。

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フラヴィア・ウァラチ(ヴォーカル、フルート)は、ボリビア人

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アンデルス・スキブステット(バンドネオン)は、デンマーク人

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ヤン・カデライト(タブラほかパーカッション)は、ドイツ人

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Raphael Gimenes “Raphael Gimenes & As Montanhas de Som”
ハファエル・ジメネス
『ハファエル・ジメネス&アス・モンターニャス・ヂ・ソン』
(RCIP-0263)
MORE INFO

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2018年08月19日

8/19のゲスト:ダニ・グルジェル

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8月19日のゲストは、サンパウロの「ノヴォス・コンポジトーレス(新しいコンポーザーたち)」と呼ばれる新世代の音楽家のサークルの中心人物でもある、シンガー/ソングライターのダニ・グルジェル。7月に6年連続のジャパンツアーを行ない、番組にお迎えするのは5回目です。

昨年までは母のピアニスト、デボラ・グルジェルとのクアルテートで来日していましたが、今年は、リリースされたばかりのニューアルバム「TUQTI」と同じメンバーの5人編成のバンドで来日。これまでとは一味違うツイン・ギターのサウンドに乗って歌い、新たな魅力を伝えてくれました。

「私の新しいソロ・アルバム <トゥクチ>。このタイトルは、サンバのリズムに乗ったスキャットの声から来ています。

 長年にわたる様々なプロジェクトを経て、私の音楽は成熟してきました。

 このソロ・アルバムには「グングナード」を共作したマルセロ・ボターロをはじめ、ギリェルミ・ファンチ、ヒカルド・ヘルツといった、新しい作曲家たちが参加しています。

 彼らはサンパウロのインストゥルメンタル・ミュージックのシーンで活躍している人たちです。

アルバムのサウンド面では、音を歪ませたエレキギターの音を取り入れました。今までのアルバムには無かったサウンドなので、リスナーの方々には新鮮だと思いますが、私は、本格的にブラジル音楽を歌い始める前はロックやジャズのバンドに参加していて、昔からエレキギターのサウンドも大好きだったのです。

レコーディングに際し、プロデューサーのチアゴ・ハベーロと私は、新しいバンドを組みました。バンドのメンバーは、ミュージシャンであるだけでなく新しい作曲家でもあり、曲のアレンジも出来る人たちです。

私を含む5人のメンバーがスタジオに入って、用意した曲を、ゼロから一緒にアレンジしながら完成させる。そんなプロセスでレコーディングを行ないました。ですから、このアルバムは、5人が10本の手で一緒に作り上げたものなのです」

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昨年、ダニと一緒に来日し番組にも出演したギタリスト、コンハード・ゴイスとのデュオでスタジオライヴの生演奏。

1曲目はカナダ出身の女性のトランペッター、イングリッド・ジェンセンに捧げた曲「ヴォオウ(飛び立った)」。

2曲目が「カデ・ア・ヒタ(ヒタはどこで)?」。ヒタはダニ・グルジェルの2歳になるお嬢さんの名前です。すばしっこくて、飛び跳ねたり走り回ったりしたかと思うと、どこかに隠れ楽器の音を口真似するのが好きで、お母さんの歌声を「カカカカカ」と真似て歌う。そこからインスピレーションを受けて作った曲だそうです。

2曲とも「TUQTI」に収録されています。

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MORE INFO about「TUQTI」

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2018年08月05日

8/5のゲスト:小野リサ、パウロ・ジョビン、ダニエル・ジョビン

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8月5日のゲストは、小野リサとパウロ・ジョビン、ダニエル・ジョビン。小野リサは7月に、リオからパウロとダニエルの親子を迎えて「Celebrating the 60th Anniversary of Bossa Nova」と題するライヴを行ない、アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲をたっぷりと歌いました。

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2001年10月から2010年3月まで8年半、「サウージ!サウダージ」のマンスリー・ナヴィゲーターもつとめた小野リサ。ゲスト出演は3年ぶり。パウロ・ジョビン、ダニエル・ジョビンとのポルトガル語でのトークもまじえ、和気藹々と進行しました。

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パウロ・ジョビン(ギター、ヴォーカル)は、アントニオ・カルロス・ジョビンの長男。父の作品の中で最も好きな曲として選んだのは「WAVE(波)」でした。パウロは少年時代からサーフィンが好きで、父がこの曲に歌詞をつけるにあたって波の動きを説明し、歌詞のヒントにしたそうです。

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ダニエル・ジョビン(ピアノ、ヴォーカル)はパウロの長男でアントニオ・カルロス・ジョビンの初孫。祖父の作品の中で最も好きな曲として選んだのは「Passarim(パッサリン)」でした。パッサリンは小鳥のことで、小鳥や野生動物を愛したマエストロ・ジョビンの人柄と音楽性がしのばれます。

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スタジオライヴの生演奏は、アントニオ・カルロス・ジョビンが作曲、ヴィニシウス・モライスが作詞、1958年にジョアン・ジルベルトがレコーディングしてボサノヴァ誕生を告げた名曲「Chega de Saudade(シェガ・ヂ・サウダージ)」。

小野リサ オフィシャルサイト

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2018年07月22日

7/22のゲスト:ペドロ・ミランダ

7月22日のゲストはブラジル、リオから来日したサンバのシンガー/パーカッション奏者、ペドロ・ミランダ。一緒にジャパンツアーを行なった日本のバンド、グルーポ・カデンシアのメンバーとのスタジオライヴをお届けしました。

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ペドロ・ミランダ(Pedro Miranda)は1976年、リオデジャネイロ生まれ。90年代の終わりから、テレーザ・クリスチーナ&グルーポ・セメンチのメンバーとして、リオの中心部ラパ地区のライヴハウスで活動を始め、このバンドで2003年に初めて来日しました。

その後、独立してソロになり、サンバの歴史を21世紀に受け継ぐ新世代の中心人物として活躍しています。

昨年、ジョイス・モレーノの来日公演に、スペシャル・ゲストとして参加し「サウージ!サウダージ」にも出演してくれました(→こちら)。

そして今年、長年の交流がある日本のパーカッション・プレイヤー、宮澤摩周が率いるバンド、グルーポ・カデンシアとの共演で、ジャパンツアーを行ない、東京をはじめ全公演、立ち見も出る大盛況でした。

「私とマシューは2005年にリオで知り合いました。当時、彼はサンバとポルトガル語、そしてブラジル文化を学びにリオに来ていました。出会ってすぐに仲良くなり、メストリ・トランビッキが行なっていたパーカッションのワークショップに連れていき、彼はそこでパーカッションを勉強しました。

そして彼は、私たちのライヴを毎回、聴きに来るようになりました。家が近所だったので、車で一緒に帰ることも多く、さらに深い友情を育んでいきました。

マシューは、とても優しく親切な人間で、いつもプレゼントをくれましたし、私だけでなく私の母や兄弟とも友人になり、日本に帰ったあとも、桜の季節の写真などを送ってくれました。

そして今、私は日本に来て、彼のバンド、グルーポ・カデンシアと一緒に、自分の音楽を日本の人たちに聴いてもらい、暖かく受け入れてもらえたことを、とても幸せに感じています」

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ブラジルのグラミーにあたるミュージック・アワード「ブラジル音楽賞」で昨年「ベスト・サンバ・アルバム」を受賞したニューアルバム「SAMBA ORIGINAL」のタイトル曲を、グルーポ・カデンシアのメンバーとスタジオライヴ生演奏。写真では隠れていますが、ペドロ・ミランダはパンデイロを叩きながら歌っています。

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左から右に、宮澤摩周(パーカッション)、ペドロ・ミランダ、尾花毅(7弦ギター)、ダリオ・サクモト(カヴァキーニョ)

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2018年07月15日

7/15のゲスト:今村つばさ

7月15日は、ブラジル音楽を歌うシンガー/ソングライター、今村つばささんをゲストにお迎えしました。

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今村つばささんは、石川県を拠点にブラジルで活動中のシンガー/ソングライター。石川県観光特使。2009年にファースト・フルアルバムを発売後、2010年に初めてブラジルを訪れてサンパウロ の「FESTIVAL DO JAPÃO」「TANABATA MATSURI」に出演したことをきっかけに、ブラジル音楽を歌い始めました。その後、何度もブラジル公演を行ない、現地のテレビ番組にも出演するなど、現地で高い人気を誇っています。
2018年7月4日、ニューアルバム「TSUBASA」(EDCE-1029)を発表しました。

今村つばさ BLOG
今村つばさ Facebook

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スタジオライヴで生演奏した曲は、80年代にブラジルで一世を風靡した社会派のカリスマ・ロックバンド、レジアォン・ウルバナ(Legião Urbana)の「Pais e FIlhos(パイス・イ・フィーリョス)」。ニューアルバムにも入っています。

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2018年07月01日

7/1のゲスト:トニ・ガヒード

7月1日は、ブラジルのシンガー、トニ・ガヒードをゲストにお迎えしました。

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トニ・ガヒード(Toni Garrido)は1967年、リオデジャネイロ生まれ。1994年、レゲエ・バンドのシダーヂ・ネグラに参加して数々のヒットを放ち、ジャマイカのレゲエ・シンガーとも共演。

日本でも2000年に公開された、ブラジル映画「オルフェ」で主役をつとめるなど、映画俳優としても活躍してきました。

5月にソロで来日して、名古屋で開催された「ブラジル・フェスタ」に出演。東京に立ち寄った際、J-WAVEのスタジオに、来てくれました。

現在、トニ・ガヒードは、シダーヂ・ネグラの活動とは別に、ソロ・プロジェクトも始めています。

「私は32年間のキャリアを通じ、つねにグループの一員として活動してきました。

 今、私は、これまでとは違うことをやろうと考えています。それは、エレクトリックなビートに乗った音楽を、歌うことです。

 ジャマイカにレゲエだけでなく、ヒップホップが浸透しているように、ブラジルにはサンバがあり、ファンキと呼ばれる、独自の音楽もあります。

 この2年間、キッヂ・アベーリャというロック・バンドのメンバーだったジョルジ・イズラエルと一緒に、およそ40曲ぐらい、作ってきました。そして彼を通じて、とても才能に溢れたブラジルのDJ、ダニー・ディーと知り合いました。

 そこで私も、ダニー・ディーと組んで、ハウスなどのエレクリックな音楽とソウル・ミュージック、ブラック・ミュージック、そしてサンバなどのブラジル音楽をミックスした、これまでとは違う音楽を、作り始めています」

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DJダニー・ディー(左)が作ったトラックに乗ってスタジオライヴで歌った曲は、ジャヴァンの名曲「Lilas」でした。

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2018年05月20日

5/20のゲスト:クレール・エルジエール

5月20日はフランスのシンガー、クレール・エルジエール(Claire Elzière)をゲストにお迎えしました。

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クレール・エルジエールは1971年、パリ生まれ。1999年、新人発掘のシャンソン・フェスティヴァルに出場し、ジュリエット・グレコのレパートリーをグレコ本人の前で歌い絶賛されました。

2003年、ピエール・バルーのレーベル「サラヴァ」からファースト・アルバムをリリース。

近年は、この番組にも2回ゲストにお迎えしたことがあるフランスのギタリスト、ドミニック・クラヴィクのグループにも参加しています。

★ピエール・バルーの思い出

「ピエール・バルーとの出会いは90年代の後半で、コンサートで私の歌を聴いてデビューの機会を与えてくれました。2003年にファースト・アルバムを発表し、私と彼との冒険が始まりました。

その後もサラヴァ・レーベルから3枚のアルバムをリリースし、私のコンサートにピエールを招いたり、彼のコンサートに私が呼んでもらい、交流が続きました。

サラヴァ・レーベルは、フランスで最も歴史のあるインディーズ・レーベルで、ピエールの、オープンマインドで人との出会いを大切にする精神に基づいています。

また彼は、ブラジル音楽に造詣が深い人でしたが、同時に伝統的なシャンソン、特に歌詞を、とても大切にしていました。そういうところから、私に門戸を開いてくれたんだと思います」

★5月のパリ

「5月はパリジャン、パリジェンヌがずっと待ち焦がれていた季節です。特に今年は冬が長かったので、なおさらでした。

 5月になると、カフェのオープンテラスがオープンして、そこでランチやディナーを楽しみ、サンマルタンの運河、セーヌ川の岸辺を、シャンソンの一節を口ずさみながら散歩します。

 庭園には花が咲き、夏への予感もただよう、とても陽気になる季節です」。

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スタジオライヴの生演奏は、100年以上前に作られたシャンソンのスタンダード・ナンバー「Sous les ponts de Paris(パリの橋の下)」。アコーディオンの演奏は田ノ岡三郎さんでした。この曲は、クレールのニューアルバムにも入っています。

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クレール・エルジエール
「パリ、愛の歌〜永遠のシャンソン&フレンチポップ〜」
Claire Elzière “CHANSONS D’AMOUR DE PARIS ~ d’aujourd’hui et de toujours”

Respect Records RES-306
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2018年04月15日

4/15のゲスト:イレ(iLe) with GAMO、加藤隆志(東京スカパラダイスオーケストラ)

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4月15日は、カリブの島、プエルトリコのシンガー、イレ(iLe)と、東京スカパラダイスオーケストラからGAMO(テナーサックス)と加藤隆志(ギター)をゲストにお迎えしました。

イレ(本名:イレアナ・カブラ・ジョグラル)は1989年4月28日生まれ。まもなく29歳になります。ラテンとヒップホップをミックスしたプエルトリコのグループ、カイェ・トレセ(Calle 13)のメンバーを経て、2016年にファースト・ソロ・アルバム「Ilevitable」を発表。第59回グラミー賞で「Best Latin Rock, Urban or Alternative Album」を受賞し、今、ラテン音楽シーンで最も注目を集めている、若手のホープです。

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「私は、新しい音楽から、さまざまな時代の音楽まで、聴いてきました。最もよく聴いたのは、サルサやボレロなどの、プエルトリコ、キューバ、ドミニカ共和国の音楽です。

同時にいろんな音楽をリサーチしている中で、江利チエミが東京キューバンボーイズと共演した曲<串本節>に出会いました。マンボのリズムに乗って日本語で歌っていることに感銘を受け、好きになりました。

このように、私はインターネットを通じて新しい音楽を学んでいます。ただ、自分のファースト・アルバムには、プエルトリコやキューバの音楽から受けた影響を反映しています。

東京スカパラダイスオーケストラを初めて聴いたのは、バルセロナのフェスティバルで、私がカイェ・トレセのメンバーとして出演した後、彼らが出演しました。

演奏もオーディエンスの反応も、とてもエネルギッシュで、すっかり興奮させられました。

それ以来、彼らの音楽をインターネットを通じて聴くようになり、さらに好きになりました。プエルトリコでも、スカやレゲエは人気があります。

彼らの音楽が伝えるマジカルなエネルギーが、私は大好きです。そして人間的にも、グッド・ピープルです」

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イレと東京スカパラダイスオーケストラは2011年に知り合い、昨年、USAオースティンのフェスティヴァルで再会。ぜひコラビをということになり、イレのアルバムにも入っている曲「Te Quiero Con Bugalu」をスカパラ流にアレンジし、イレの希望で日本語の歌詞もつけてレコーディング。スカパラの新作「GLORIOUS」に収録されました。

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イレは3月末に初来日。東京スカパラダイスオーケストラの「GLORIOUS」プレミアムライヴにゲスト出演し、ライヴでの初共演を果たしました。

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「Te Quiero Con Bugalu(テ・キエロ・コン・ブガルー)」をスタジオライヴで生演奏。右からイレ、加藤隆志、イスマエル・カンセル、GAMO。

iLe 公式サイト
東京スカパラダイスオーケストラ 公式サイト

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2018年03月18日

3/18のゲスト:キャシー・クラレ

3月18日の放送でお迎えした2018年最初のゲストは、バルセロナを拠点に活動しているフランス人のシンガー/ソングライター、キャシー・クラレ(Cathy Claret)。

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キャシー・クラレは南フランス生まれ。幼い頃から家族と一緒に世界中を転々とする、ボヘミアンのような生活を続けてきました。その後、ロマの大家族と共同生活を送り、スペインのバルセロナに定住。

90年代の初めに発表したアルバムがJ-WAVEでパワープレーされて日本でも話題になり、彼女のウィスパー・ヴォイスは、当時の渋谷系の音楽にも影響を与えました。

その後、マイペースで活動を続け、2月に3年ぶりのニューアルバム「プリマベーラ」を発表しました。

「私は南フランスの地中海沿岸で育った時期が長く、バルセロナは南フランスから車で1時間半ぐらいの距離にあります。気候やライフスタイルも南フランスに近く、住みやすい環境なんです。

ただ、今でもバルセロナだけでなく、マドリッド、セビージャ、南フランスの町など、4カ所ぐらいを行ったり来たりする生活を送っています。

カタルーニャ地方の独立問題については、私個人としては、どうしてこれ以上、国境を作りたがるのか、それがよく分かりません。

というのも私が一時期、一緒に暮らしていたロマの大家族の人たちは、ヨーロッパの各地を転々としていて、彼らにとって国境は存在しないのです。

ちょうどニューアルバムを録音していた頃、カタルーニャの独立をめぐって、ストライキやデモが行われていました。

そんな時期だったからこそ、私はスタジオで音楽を作ることに集中しながら、夢を見ていました」

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Didier Merahさん(キーボード)との共演で、スタジオライヴ生演奏で歌った曲は、ニューアルバムのタイトル曲「プリマベーラ(春)」。ウィスパー・ヴォイス、健在でした!

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キャシー・クラレ「プリマベーラ」(RES-295)
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2017年12月31日

12/31のゲスト:ヘナート・ブラス

12月31日の放送、2017年スタジオライヴ・セレクションの中でこの日、初めてゲストにお迎えしたアーティストが、11月下旬から12月初旬に来日公演を行なったブラジルのシンガー、ヘナート・ブラス(Renato Braz)。

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ヘナート・ブラスは1967年、サンパウロ生まれ。90年代から活動を始め、2004年、ブラジル音楽にも精通しているアメリカ人サックス・プレイヤーのポール・ウィンターと共演し、アメリカでもデビューしました。

「私は友人たちと一緒に歌い演奏しながら音楽を覚えました。

 また、私の両親はブラジルの田舎の出身で、母はサンパウロ州の内陸を流れるパラナー川のほとり、父はバイーア州の内陸部パラグアスー川のほとりで生まれました。

 私も音楽を通じて自分のルーツをたどり、父の故郷に伝わる楽器、ビリンバウや、母の故郷に伝わるラテンアメリカ的なパーカッションを知りました。バイーアの音楽は、アフリカの影響が強く、ブラジルの内陸部はパラグアイと国境を接していて、音楽にもスペインの影響があります。この二つの対照的な局面が、音楽家としてだけでなく、私という人間の形成につながっています。

 このように様々な音楽をリサーチしながら、私は独学で音楽を学びましたが、その過程で大勢の音楽家の友人たちに助けを得ました。素晴らしいギタリストで作曲家のマリオ・ジル。彼にはギターをはじめ、多くを教わりました。またパーカッション奏者、ナナ・ヴァスコンセロスからも、いろんな話を聞き、パーカッションの演奏を学びました」。

スタジオライヴの生演奏は2曲。「Outro Quilombo」は、2002年のリーダーアルバムのタイトル曲で、「このアルバムが私の海外でのキャリアを開きました。私に幸運を与えてくれた曲です」とコメント。そしてもう1曲は、綺麗な日本語で歌った「故郷(ふるさと)」。2017年の最後の放送、12月31日の夜にぴったりの歌声だったのでは?

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ポール・ウィンターのレーベル、Living Musicから発売されたリーダー作「SAUDADE」(2015年)

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2017年11月26日

11/26のゲスト:アルバン・ドゥ・ラ・シモーヌ

11月26日のゲストは、フランスのシンガー/ソングライター/キーボード奏者、アルバン・ドゥ・ラ・シモーヌ(Albin de la Simone)。10月下旬に来日し、フランス語圏の音楽家と日本の音楽家が交流するコンサートのシリーズ「Tokyo Walker 海外交流コンサート タンデム」に出演しました。

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アルバン・ドゥ・ラ・シモーヌは1970年生まれ。2003年にファースト・アルバムを発表し、シンガー/ソングライターとして活動しています。その一方、90年代からキーボード奏者/アレンジャーとして、フランスだけでなく世界中の様々なシンガーとの共演を続けてきました。

アルバンに、これまでに共演してきた中で特に印象に残っているアーティストを3人、あげてもらいました。

*サリフ・ケイタ

西アフリカ、マリの世界的なアーティスト。90年代に来日した際、番組にゲスト出演しました。

「17年前、ブルーノート東京でライヴを行なったほか、世界中をツアーで回りました。偉大な音楽家と一緒に演奏できたことは、素晴らしい経験でした」。

*ヴァネッサ・パラディ

言わずと知れたフランスの国民的スター。

「彼女とは、とても気が合って、長い間、一緒に仕事をしてきました。中でもアコースティック・ツアーの音楽監督をつとめた時は、彼女の声を中心にして音楽を作るというアレンジを行ないました。その経験が、自分の作品を作る上でも役に立っています」。

*イギー・ポップ

ロックのレジェンド。

「一緒に仕事をして、彼のロックンロール・スピリットを強く感じました。僕自身の音楽にはロックンロールの要素はありませんが、彼と共演する時に、自分の中のロックな面を出すことが出来て、とても勉強になり、楽しい経験でした」。

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「今、自分が思っていること、感じていること、想像してみること。現時点では愛をテーマに、想像力を働かせて歌詞を書くことが多いです」とコメントしたアルバン。CDの1曲目に入っている「Le grand amour(偉大なる愛)」を、スタジオライヴの生演奏で歌ってくれました。

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日本デビューアルバム「L’UN DE NOUS(僕たちの中のひとり)」
(RECORDS RCAR-0005)
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2017年10月22日

10/22のゲスト:ダニ・グルジェル、ト・ブランヂリオーニ

10月22日のゲストは、9月に5年連続の来日公演を行なった、ブラジル・サンパウロのシンガー、ダニ・グルジェル(Dani Gurgel)と、ダニ&デボラ・グルジェル・クアルテートのゲストとして初来日したシンガー/ソングライター、ト・ブランヂリオーニ(To Brandileone)。ダニ・グルジェルは11カ月ぶり、通算4度目の出演です。

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ダニ・グルジェルは2007年、「ダニ・グルジェル&ノヴォス・コンポジトーレス」と題するライヴのシリーズをスタートしました。

「ノヴォス・コンポジトーレス」の意味は「新しいコンポーザーたち」。

自分と同世代の、若手のシンガー/ソングライターとの共演を続け、レコーディングも行ない、その後「ムジカ・ヂ・グラッサ(無料の音楽)」と題するプロジェクトをスタートしました。

これは、若手からベテランまで、様々な音楽家の未発表の新曲をレコーディングして、インターネットで映像と共に公開するというプロジェクトでした。

そして今年、ダニ・グルジェルが、様々なコンポーザーやミュージシャンと共演する、スタジオライヴのテレビ番組「オウトロ・ソン」がスタート。

この番組のために行なったセッションが、ニューアルバム「オウトロ・ソン」に収録されています。

「このアルバムを通じて、今、サンパウロを中心に、ブラジルの音楽シーンで何が起こっているか、感じられると思います。

 ノヴォス・コンポジトーレスのプロジェクトを始めた当時の私たちは、まだ学生のようなもので、キャリアのスタート地点にいました。

 それから10年経って、新しいコンポーザーたちはグレート・コンポーザーに成長しました。

 そして今、私たちも直接は知らない、さらに新たなコンポーザーが登場してきています」。

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「Outro Som」Dani Gurgel
 (Rambling RECORDS:RBCP3204)MORE INFO

ダニ&デボラ・グルジェル・クアルテートのゲストとして初めて来日したシンガー/ソングライター、ト・ブランヂリオーニは、ノヴォス・コンポジトーレスを代表する音楽家。ソロとして、そして同世代のシンガー/ソングライターが集まったグループ、シンコ・ア・セコのメンバーとしても活躍しています。

ト・ブランヂリオーニとダニ・グルジェルは、サンパウロのハイスクールの同級生。

15年前に出会い、ハイスクール時代には、ふたつのバンドを一緒に組んでいました。ひとつは、ブルースやロックを中心に演奏。もうひとつのキンカスという名前のバンドで、ブラジル音楽の名曲を演奏し、自分たちのオリジナル曲も作り始めました。

2007年から、サンパウロのバーでダニ・グルジェルと一緒に歌い、当時はダニのお母さんのピアニスト、デボラ・グルジェルも参加していました。

「当時のライヴの映像を見ると、とても感慨深いものがあります。

 その頃の私たちは、特別なアイディアはなく、ただ自分たちのやりたいことを、やっていました。

 それから10年経って、こうして日本に来て一緒に演奏できることは、とても光栄であり、私たちが選んだ道が正しかったことの証明だと思います」。

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スタジオライヴ生演奏は2曲。デボラ・グルジェル(キーボード)、トと同じくゲストで来日したコンハード・ゴイス(ギター)も参加しました。

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2017年10月15日

10/15のゲスト:ヴィアネ

10月15日のゲストはフランスで大人気のシンガー/ソングライター、ヴィアネ(Vianney)。滝川クリステルによるインタビューと、スタジオライヴの生演奏をお届けしました。

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ヴィアネはフランスの西部、スペインとの国境に近いピレネー=アトランティック県で現在、26歳。

陸軍のハイスクールからパリのビジネススクールに進学。さらにファッションのデザインスクールで学んだ後、2014年、23歳でデビュー。あっという間にスターの座につきました。

「子供の頃からファッションと音楽が好きで、10歳ぐらいから家で洋服のデザイン画を描き、曲や歌詞も作っていました。

 ファッションのデザイナーになって自分のブランドを持つことが夢だったので、必然的にファッションの学校に進みましたが、本来は3年間、学ぶところを2年間で終了。その2カ月後に、歌手としての最初のアルバムを出したところウマくいって、音楽の道に進むことになりました。

 音楽は自分にとって親友のようなもので、最初は家に帰って夜、自分が楽しむためのものだったけれど、今、こうして音楽で生きて行くことが出来て、とても嬉しいです」。

「作詞作曲に関しては、いろんなところでインスピレーションが浮かんでくるので、メモをとるようにしています。でもそれを歌詞に落とし込むには時間がかかります。

 実は今日、J-WAVEのスタジオに来る前に、ホテルで曲の構想が浮かんだので、ギターを弾きながら歌ってスマートフォンに録音しました」。

「自転車で旅をすることが好きで、ブルターニュからストックホルムまで3,500キロを2カ月間かけて走ったのが最長です。

 普段から、10日間とか2週間ぐらいの旅をしてきました。今は忙しくて旅に出られないけれど、いつでもまたやりたいと思っています」。

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スタジオライヴの生演奏では滝川クリステルも大好きな曲「Pas La(パ・ラ)」を歌ってくれました。

日本デビューアルバム「君へのラヴソング(idées blanches)」に関するインフォメーションはリスペクトレコード公式サイト内

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2017年10月08日

10/8のゲスト:ペドロ・ミランダ

10月8日のゲストはサンバのシンガー、ペドロ・ミランダ。ジョイス・モレーノのライヴのスペシャルゲストとして9月に来日、コットンクラブとブルーノート東京に出演しました。

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ペドロ・ミランダ(Pedro Miranda)は1976年、リオデジャネイロ生まれ。90年代末、テレーザ・クリスチーナ&グルーポ・セメンチのメンバーとして、リオの中心地、ラパ地区のライヴハウスで活動を始め、サンバの新世代を代表する存在となりました。その後、独立して、パンデイロなどの打楽器を叩きながら歌うソロ・シンガーとして活躍しています。

ペドロ・ミランダはハイスクールの最終学年に、ブラジル北東部の巨匠ルイス・ゴンザーガの音楽を聴いてブラジル音楽の魅力に目覚め、アマチュアのミュージカルの劇団に入りました。劇団の音楽監督/音楽の先生が、モレーノ・ヴェローゾとドメニコ・ランセロッチ。ペドロはモレーノからパンデイロを教わり、大学で音楽好きの友人たちと知り合いました。

「私たちの世代にとって、昔の軍事政権やアメリカ文化の支配によって失われてしまったブラジル音楽の伝統を再発見することが、重要なテーマでした。

 様々な音楽との出会いは驚きであり、情熱をかき立てました。

 例えばルイス・ゴンザーガの音楽は、私にはエキゾチックに響きましたが、同時に自分のDNAに訴えるものでもありました。

 そこで私は大学を中退し劇団もやめて、もっと音楽を知るために、リオの中でサンバが盛んな地区、マドゥレイラに通い、ブラジルの様々な地域を旅してきました。

 そしてテレーザ・クリスチーナ&グルーポ・セメンチと出会い、ラパ地区のライヴハウスで活動を始めました。

 私たちの世代には、音楽を通じて自身のアイデンティティを発見することが必要で、それがラパを拠点とする音楽のムーヴメントになっていったのです。

 音楽は、私たちをいろんな場所に連れて行き、新たな出会いをもたらしてくれます。そこに、私は魅了されています」。

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カエターノ・ヴェローゾ、アート・リンゼイをゲストに迎え、サンバの名曲に現代の息吹を加えた最新作「SAMBA ORIGINAL」。7月に発表された「第28回ブラジル音楽賞(Prêmio da Música Brasileira)」でベスト・サンバ・アルバムを受賞しました!

「私は自分が歌う曲を、人々が喜ぶとか、よく知られている、といった理由では選びません。自分が歌いたいから、という個人的な基準です。

 このアルバムでは1930年代のサンバから2000年代のサンバまで歌っています。

 ラパ地区のライヴシーンで起きたサンバの伝統を再発見するムーヴメントは、とても重要な出来事でした。

 でも、音楽に限らず芸術は、自分たちが生きている今の時代とコミュニケートしていかなければと思います。

 ですから私がレパートリーを決めるとき、自分が感動できる曲であることはもちろんですが、その曲を今の時代、今の社会にも、生きた形で伝えられるか。そこが重要なポイントなのです」

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スタジオライヴの生演奏。8月末に81歳で世を去ったウィルソン・ダス・ネヴィスが作曲、パウロ・セーザル・ピニェイロが作詞し、ペドロがファースト・ソロ作で録音した「O Samba é meu dom」を、マッチ箱を叩いてリズムをとりながら歌いました。ギターの伴奏はジョイス・モレーノ!

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2017年10月01日

10/1のゲスト:ジョイス・モレーノ

放送29周年を迎えた10月1日のゲストは、番組への通算ゲスト出演最多回数を誇る、ジョイス・モレーノ(Joyce Moreno)

J-WAVE29周年のお祝いメッセージをいただき、敬愛するドリヴァル・カイミの作品集に当たる新作「ある旅をした」から、カイミの名曲「マラカンガーリャ」をスタジオライヴ生演奏で歌ってくれました。

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★ドリヴァル・カイミに関するジョイス・モレーノのコメント

「私が、生まれ育った場所は、リオのコパカバーナ地区のはずれ、イパネマ地区との境目に近い、ポスト・セイスと呼ばれるエリアでした。

そこにはブラジルの偉大な詩人、カルロス・ドゥルモン・ヂ・アンドラーヂ、そしてドリヴァル・カイミが住んでいて、近所の人たちは、しばしば彼が道を歩く姿を目撃していました。

私の家族にとって、ドリヴァル・カイミはアイドルでした。私の母はレコードを買い、兄弟たちもカイミの音楽が大好きでした。私も幼い頃から彼の音楽を聴いて育ちました。

ですからカイミの音楽は、私の少女時代の思い出と深く結びついていて、その頃への旅、まさに「ある旅をした」ということになります。

ドリヴァル・カイミの音楽は、私の少女時代の音楽そのものです」。

「ドリヴァル・カイミの音楽は、ジョルジ・アマードの小説と共に、バイーアの風土の象徴です。

カイミの音楽とアマードの小説がバイーアの独特のイメージを作り上げました。

その一方、ドリヴァル・カイミは、23歳でバイーアからリオに来て、70年間、リオに住んでいました。

バイーアを離れていても、カイミの内面には常にバイーアがありました。でも同時に彼は、カリオカ、リオっ子でもあるのです。
 
彼が作った曲の中には、「土曜日のコパカバーナ」をはじめ、1950年代のリオのナイトライフを描いたものも、数多くあります。それらは、自分の生活体験から生まれた曲なのです」。

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ジョイス・モレーノの横に座っているのは、今回のライヴにスペシャル・ゲストで参加したサンバの歌手、ペドロ・ミランダ。来週(10月8日)ゲストにお迎えします。

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「FIZ UMA VIAGEM(ある旅をした)」ジョイス・モレーノ
 (Rambling Records RBCP-3196)

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2017年07月30日

7/30のゲスト:セルソ・マシャード

7月30日は、ブラジルのギタリスト、セルソ・マシャード(Celso Machado)をゲストにお迎えしました。

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セルソ・マシャードはサンパウロ州出身で今年64歳。20代で海外に渡り、イタリア、フランスを経て30年間、カナダを拠点に活動しています。6月末から7月にかけてソロで来日公演を行ないました。

「ブラジルにいた頃は、ポピュラー音楽のギターから影響を受けました。中でも私の音楽の形成に最も大きな影響とインスピレーションを与えたギタリストは、バーデン・パウエルです。バーデン・パウエルは、私だけでなく世界中のギタリストに影響を与えました。

 ブラジルには他にも、パウリーニョ・ノゲイラ、トッキーニョ、古典的な分野ではジレルマンド・ヘイス、クラシック・ギターの世界ではアントニオ・カルロス・バルボーザ・リマ、ジェラルド・リベイロ、トゥリビオ・サントスなど、素晴らしいギタリストが大勢います。

 そうした中で私が最も影響を受けたギタリストは、ポピュラー音楽の分野では、最初に名前を挙げたバーデン・パウエル。クラシックのギタリストでは、アントニオ・カルロス・バルボーザ・リマ。この2人です」。

「ブラジルは文化的にとても豊かな国で、様々なリズムやメロディーがあります。それらは海外の国々、アフリカやヨーロッパなどの様々な地域から伝わりました。私たちブラジル人は、海外の文化の影響を消化した上で、個々の音楽を作っています。

 その後、私はヨーロッパに移り、様々な文化と出会いました。西アフリカの弦楽器、コラの演奏を学び、アラブのフルートを演奏し、私の音楽は、さらに豊かになりました。

 また、私は少年の頃からパーカッションも演奏していたので、南イタリアやエジプトなど、世界中の様々なパーカッションを演奏するようになりました」

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スタジオライヴの生演奏は2曲。自作のボサノヴァ・ライクなヴォーカル・ナンバー「Depois de Anos」、そしてインスト曲「Fanasia Brasileira」はブラジル北東部のリズムで始まり、北東部の弦楽器ヴィオラの響きをギターで表現し、途中から笛も吹き、ギターの弦をゆるめて弾いたりボディを打楽器のように叩いたりと、変幻自在のソロ・パフォーマンスでした。

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2017年07月23日

7/23のゲスト:アート・リンゼイ

7月23日は、ブラジル音楽シーンでもプロデューサーとして活躍しているアメリカ人アーティスト、アート・リンゼイ(Arto Lindsay)をゲストにお迎えしました。

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アート・リンゼイは1953年、ニューヨークで生まれ、少年時代の15年間をブラジルの北東部で過ごしました。

70年代末、ニューヨークのアンダーグラウンドな音楽シーンで活動を始め、独創的なノイズギターをトレードマークにセンセーションを巻き起こしました。

その後、ブラジルの音楽も取り入れて独自の世界を追求し、プロデューサーとしても、カエターノ・ヴェローゾ、マリーザ・モンチなど、ブラジルのアーティストのアルバムを数多く手掛けています。

現在はブラジルのリオに生活の拠点を置き、6月にニューヨークとブラジルのミュージシャンを率いたバンドで来日公演を行ないました。

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アート・リンゼイは、ニューアルバム「Cuidado Madame(ケアフル・マダム)」で、アフリカからブラジルに伝わった宗教「カンドンブレ」の儀式で打楽器奏者が叩く「アタバキ」と呼ばれるパーカッションのリズム・アンサンブルを取り入れています。

「カンドンブレは、もともとアフリカのいくつかの異なる宗教がミックスしたものです。カンドンブレはカトリックと融合した、とも言われていますが、それは表面的な要素であり古い考え方だと思います。カンドンブレは、ブラジル独自の宗教なのです。

 私のアルバムに参加したアタバキ奏者、ガビ・ゲヂスは、以前からカンドンブレの音楽における重要人物でした。彼はインストゥルメンタルの音楽も、バイーアのポップスも演奏するミュージシャンで、つまり、様々な種類の音楽に適応できるのです。

 私は10年ぐらい前、バイーアのカーニヴァルで、アタバキの演奏を取り入れたパレードを行ないました。アタバキのリズムとエレクトロニックなサウンドをミックスしたプロジェクトで、メルヴィン・ギブス、モレーノ・ヴェローゾ、ガビ・ゲヂスなどが参加しました。

 私には一つのプランというか、望みがあります。それは、アタバキと日本の楽器、笙を組み合わせたプロジェクトです」。

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アート・リンゼイの最近のプロデュース作品の中で今、日本でも注目を集めているのが、サンパウロの作曲家、ロウレンソ・ヘベッチス(Lourenço Rebétez)のアルバム「オ・コルポ・ヂ・デントロ(O Corpo de Dentro)」。

ジャズのビッグバンドと、アートのアルバムにも参加したガビ・ゲヂスなど3人のアタバキ奏者が共演しています。

「ロウレンソは、バイーアのビッグバンド、オルケストラ・フンピレズの大ファンで、バイーアに滞在して、リーダーのレチエリス・レイチからアフロ・ブラジル音楽を学びました。私も、フンピレズの音楽に興味があるので、プロデュースしたのは自然な流れです。

 ロウレンソは優れた編曲家、作曲家で、自分自身の "声" を発展させ始めています。モアシール・サントスを越えるブラジリアン・ジャズを作るのは、難しいことですが、彼にはモアシールを継承して、新たな音楽を提示できる可能性があると思います。優れたジャズ・ギタリストでもあります。ブラジルに限らず、大人数のビッグバンドを維持するのは大変なことですが、さらにアルバムを発表していってほしいと思います」。

コメントのあと、手のひらをこすってリズムを取りながらアカペラで歌ってくれた曲は、ジョアン・ジルベルトのレパートリーでもあるサンバの古典「Preconceito(プレコンセイト=偏見)」でした。

アート・リンゼイの新作を中心とする特設サイトはP-Vine公式サイト内

アート・リンゼイがプロデュースしたロウレンソ・ヘベッチスの「オ・コルポ・ヂ・デントロ」特設サイトはディスクユニオン公式サイト内

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2017年07月16日

7/16のゲスト:マウロ・スクイッランテ&サンテ・トゥルジ

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7月16日は、ニューアルバム「エスターテ〜イタリアの夏」を発表したイタリアのマンドリン奏者、マウロ・スクイッランテ(Maulo Squillante)とギタリスト、サンテ・トゥルジ(Sante Tursi)をゲストにお迎えしました。

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マウロ・スクイッランテはナポリ出身で、ナポリ・マンドリン・オーケストラの創始者です。

「私は南イタリアのバジリカータ州にあるトルヴェという町で夏を過ごしています。海抜700メートルぐらいの高原にあるので夏でも涼しく、夜は掛け布団が必要なほどで、快適に過ごすことができます。

 トルヴェの人口は、およそ3,000人。とても小さな町ですが、毎年8月15日から17日まで、キリスト教の大きなお祭りが行なわれ、その時は大勢の観光客が訪れて、まるでナポリのような賑わいになります。

 そしてこの祭りが終わると、海沿いのプーリア州に移動して海を楽しみます」。

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サンテ・トゥルジは、アドリア海に面した南イタリアの港町、バーリの出身です。

「私はバーリと同じプーリア州の、地図で見ると靴のかかとにあたる地域、サレントで夏を過ごしています。

 サレントの海は透明度が高く、美しく、南国の海にいるような気分が味わえ、海で泳いだり、マリンスポーツやサッカーなどを楽しみます。

 もうひとつの楽しみが、食生活。新鮮な魚をはじめ、肉料理、フルーツ、野菜など、美味しいものが揃っているので、毎年ひと夏で10キロぐらい太ってしまいます」。

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マンドリンとギターのデュオでスタジオライヴ生演奏。曲は「Sera D'estate(セーラ・デスターテ=夏の宵)」でした。

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「ESTATE エスターテ〜イタリアの夏」
  マウロ・スクイッランテ&サンテ・トゥルジ
  (Respect Record RES-296) 2017/6/16 on sale MORE INFO

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2017年07月09日

7/9のゲスト:フリアン・モウリン(Julian Mourin)

7月9日は、アルゼンチンのシンガー/ソングライター、フリアン・モウリン(Julian Mourin)をゲストにお迎えしました。

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フリアン・モウリンはアルゼンチンの首都、ブエノスアイレスの出身で、2012年にファースト・ソロアルバムを発表。中南米諸国をはじめスペイン、ニューヨークでもライヴを行ない、6月の下旬に初めての来日公演を行ないました。

「私の両親は、音楽家ではありませんが音楽を聴くことが大好きで、家にはいつも音楽があふれていました。

 少年時代はレオン・ヒエコ、メルセデス・ソーサなどのアルゼンチンのポピュラー音楽や、ラテンアメリカの音楽、アンデスのフォルクローレなどを聴いて育ちました。

 青年になってからは、ローリング・ストーンズなどのロックを聴くようになりました。

 ある日、父親から”これが世界で最高の音楽だ” と言われて、家にあった1枚のレコードを聞かされました。それは、ブラジルのトッキーニョとヴィニシウス・ヂ・モライスがブエノスアイレスでライヴ録音した「ラ・フーサ(La Fusa)」というレコードでした。

 最初はあまりピンと来ませんでしたが、聴き返すうちにだんだん好きになり、そこからブラジル音楽に対する興味が広がって、カエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジルなどの音楽も聴くようになりました。

 また12歳から24歳まで毎年、夏に家族でブラジルに旅行していたので、ブラジルの文化に親しむ機会も多くなりました。

 ですから、アルゼンチンのフォルクローレとポピュラー音楽、そしてブラジル音楽が、私自身の音楽のバックグラウントになっています」。

フリアン・モウリンのニューアルバム「カンシオネス・カリンバス」は、子供のための音楽のプロジェクトで、フリアンはギターだけでなく、カリンバ(親指ピアノ)も演奏しています。このアルバムを作った動機について・・・

「このアルバムに入っている曲のほとんどは、私の妻、ソフィーのお腹に子供がいた時に作った曲です。

 当時、私は彼女のお腹に向かって、毎日のようにカリンバを演奏していました。

 子供がお腹の中にいる時に聴いていた音楽を生まれてからまた聴くと、泣きやんだり、リラックスできる効果がある、という話を聞いていたので、実験を兼ねて演奏していたのです。

 カリンバには12種類の音しかなく、ギターに比べるとシンプルな楽器ですが、私は、限られた音だけで演奏する楽しさを覚えるようになりました。

 でも、それをアルバムにすることは考えていなかったのですが、娘が生まれてから、私の友人の音楽家たち、アインダ・ドゥオ(Ainda Duo)の2人に会ったときに、話をして曲を聞かせたところ、とても興味を持ってくれました。

 “素晴らしい作品ができると思う。自分たちと一緒に、子供のための曲を作ろう” と言われ、彼らのホームスタジオで妻のソフィーと一緒にレコーディングして、アルバムが完成しました」。

YouTubeで、奥様のお腹に向かって、そして生まれたお嬢さんに向かってカリンバを演奏している映像がご覧になれます(こちら)。

Julian Mourin公式YouTubeチャンネル

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スタジオライヴでは、ギターの弾き語りで「Abunduncia(アブンドゥンシア)」、カリンバを弾きながら「El Rio y la Flor(エル・リオ・イ・ラ・フロール=川と花)」の2曲を生演奏。2曲目は奥様のお腹の中にいた子供に向かって聞かせていた曲でした。

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JULIAN MOURIN, SOFIA URRUTI / CANCIONES KALIMBA
 大洋レコード(TAIYO 0030)

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2017年07月02日

7/2のゲスト:タチアナ・パーハ&ヴァルダン・オヴセピアン

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7月2日は、5月下旬から6月初頭にかけて来日公演を行なった、ブラジルのシンガー、タチアナ・パーハ(Tatiana Parra)とアルメニア出身のピアニスト、ヴァルダン・オヴセピアン(Vardan Ovsepian)をゲストにお迎えしました。

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タチアナ・パーハ(Tatiana Parra)はサンパウロ出身で、2010年にファースト・アルバムを発表。ブラジルだけでなく、アルゼンチンなど様々な国の、様々な分野の音楽家と共演しています。

彼女がこれまでにたどってきた音楽の旅路について、お話をうかがいました。


「私は以前から、世界中の音楽をリサーチしてきましたが、そうした中で、様々な音楽が交じり合う十字路のような瞬間がありました。それは、2005年のことです。

 この年、私が尊敬してやまない、教祖とも言えるピアニスト、ベンジャミン・タウブキンが、ラテンアメリカの国々の音楽家を招いて、サンパウロでコンサートを行ないました。このコンサートを聴いた私は、音楽の豊かさに触れて、完全にノックアウトされました。

 コンサートでアルゼンチンの音楽家、カルロス・アギーレが、ピアノやアコーディオンを弾き、歌うのを初めて聴いて衝撃を受け、彼の他にも、いろんな音楽を知りたいと思った私は、この年、アルゼンチンのブエノスアイレスまでリサーチの旅に出かけました。

 そこで出会ったのが、アカ・セカ・トリオで、彼らの音楽の素晴らしさに、私の頭は爆発しそうなほどでした。そして私は自分で経費を工面して、アカ・セカ・トリオをサンパウロに招き、彼らとの共演でコンサートを行ないました。

 それ以来、私の音楽の旅路は続き、南米の音楽家だけでなく、ヴァルダン・オヴセピアンと出会い、共演するまでに至りました。

 こうした音楽の架け橋は、ベンジャミン・タウブキンが種をまいたことから始まったわけで、私はこれからも、足を止めることなく、音楽の旅路を歩んでいきます」。

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ヴァルダン・オヴセピアン(Vardan Ovsepian)は旧ソビエト連邦の国、アルメニアの出身で長年、ロサンゼルスで活動しています。ヴァルダンに、タチアナとの出会いについてお話をうかがいました。


「2009年か2010年、私はボストンでブラジル人の建築家、マリーナ・コヘイアと知り合い友人になりました。

 数カ月後、マリーナから、彼女の幼馴染みのシンガーのレコードを聴いて、感想を話して欲しいと言われました。それがタチアナ・パーハのレコードで、聴いた私はすぐに歌声に惚れ込み、以来2年間、まるで一人のファンのように聴き続けていました。

 そして、マリーナからタチアナのメールアドレスを教えてもらって連絡をとり、一緒に音楽を作りませんかと、オファーしました。

 ちょうど彼女も、新たなことに挑戦したいと思っていた時期だったので、ロサンゼルスに来て、一緒にレコーディングを行ないました。こうして、全てが始まったのです」。

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スタジオライヴの生演奏。曲はヴァルダンが作曲した「Chorinho for Tati(タチアーナのためのショリーニョ)」。

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Tatiana Parra / Vardan Ovsepian "Hand In Hand"
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2017年06月25日

6/25のゲスト:ジェニフェル・ソウザ(Jennifer Souza)

6月25日は、ブラジルのシンガー/ソングライター、ジェニフェル・ソウザ(Jennifer Souza)をゲストにお迎えしました。

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ジェニフェル・ソウザはブラジルの内陸部ミナスジェライス州の中心都市、ベロオリゾンチ出身/在住です。トランスミソールというバンドで10年間、活動しており、2013年にファースト・ソロ・アルバム「永遠でないもの」を発表しました。

ミナスのベロオリゾンチと言えば、70年代にミルトン・ナシメント、ベト・ゲヂス、ロー・ボルジス、ネルソン・アンジェロ、フラヴィオ・ヴェントゥリーニらが集まった、「クルビ・ダ・エスキーナ(街角のクラブ)」と呼ばれるムーヴメントが有名です。

ジェニフェル・ソウザは「彼らの音楽は世界的に見ても、他に例のない独自のもので、私たちの世代にも、とても大きな影響を与えています。自分の音楽、特にハーモニーの面で、私は、彼らの音楽のDNAを受け継いでいます」とコメントしました。

そして2010年代の今、彼女をはじめ、若い世代の音楽家がベロオリゾンチの音楽シーンから次々に登場し、日本でも注目を集めています。

「今、ベロオリゾンチの音楽シーンは大勢のコンポーザーが登場し、とてもクリエイティヴな時期を迎えています。シンガー/ソングライターが集まるフェスティヴァルも盛んに行なわれ、私もフェスティヴァルの制作を手伝っています。

 ハファエル・マルチーニ、アレシャンドリ・アンドレス(注:この2人は9月に初来日)、クリストフ・シルヴァ、アントニオ・ロウレイロ(注:2013年に初来日し番組もゲスト出演→こちら)といったコンポーザーは全員、友人同士です。

 私たちは一緒に経験を重ね、フェスティヴァルなどのステージで共演し、曲も一緒に作っています。私もルイス・ガブリエル・ロペス、トランスミソールのレオナルド・マルケス(注:2015年に初来日し番組もゲスト出演→こちら)、女性シンガー/ソングライターのラウラ・ロペスといった人たちと曲を共作しています。

 このように、ベロオリゾンチの音楽シーンは今、とても活発に動いています」。

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スタジオライヴの生演奏で歌った曲は、リーダーアルバムの1曲目に入っている「Sorte ou azar(幸運、または不運)」。

「これは、人生の移り変わりについて歌った曲です。人生は常に変化し動いていて、恐ろしさを感じたり、心配な気持ちにもなります。そういった時に、決断を迫られることもありますが、時には自然の流れに身を任せてしまうのも良い。そうしたことを提案する曲です」とコメントしました。

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「永遠でないもの」ジェニフェル・ソウザ
 (Core Port RPOP-10006)MORE INFO

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2017年04月30日

4/30のゲスト:松田美緒

4月30日の放送は "歌う旅人"、松田美緒さんをゲストに迎え、美緒さんの歌とナヴィゲートで地中海から大西洋の島々へとめぐる、音楽の旅にご案内しました。

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松田美緒さんは2005年にデビュー。ブラジルをはじめとする中南米、ポルトガルなどのヨーロッパ、そしてアフリカの音楽、さらに日本から海外に移住した人たちの音楽などを、世界中を旅しながら歌い続けてきました。

4月にリリースしたニューアルバム「エーラ」はギリシャとポルトガル録音で、地中海の音楽がテーマです。

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アルバムにも全面参加したギタリスト、山口亮志とのデュオで、大西洋の島国カーボ・ヴェルデの曲「BATUKU」をスタジオライヴ生演奏。

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エーラ (έλα / Ela) /松田美緒(Core Port RPOL-10005)
 詳細はCore Port公式サイト

★松田美緒『エーラ (έλα) 』発売記念ライヴ

5月26日(金)@下北沢 コムカフェ音倉
開場 18:30 / 開演 19:30
出演 / 松田美緒(歌)山口亮志(ギター、ブズーキ)
ゲスト / 太田惠資(ヴァイオリン)
チャージ / 予約3,500円 当日4,000円(別途ドリンク代500円)
予約受付 / コムカフェ音倉 TEL 03-6751-1311(16 :00-23 :00)yoyaku@otokura.jp

松田美緒 公式サイト

staff| 17:44 | カテゴリー:live/event infolive/event info

2017年03月05日

3/5のゲスト:ヤマンドゥ・コスタ(Yamandu Costa)

3月5日は、ブラジルの7弦ギタリスト、ヤマンドゥ・コスタをゲストにお迎えしました。

ヤマンドゥ・コスタ(Yamandu Costa)は1980年、ブラジル南部リオグランヂ・ド・スル州生まれ。10代から活動を始め2001年、ブラジルの音楽アワードを受賞。驚異的なテクニックと豊かな歌ごころに根ざした演奏で旋風を巻き起こし、ギター王国ブラジルを代表するミュージシャンとしてワールドワイドに活躍しています。

2月に「イーストエンド国際ギターフェスティヴァル」のメインアクトとして11年ぶりの来日公演を行ない、J-WAVEのスタジオにも11年ぶりに来てくれました。

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スタジオライヴで生演奏したのはオリジナルの新曲「Mexidão(メッシダォン)」。"ミックスする" といった意味で、ブラジルの南部、バイーアなどの北東部、リオのショーロなど、ブラジル各地のギターのスタイルをミックスした曲とコメントしていました。

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ヤマンドゥ・コスタは音楽一家に生まれました。両親はブラジル南部の伝統的な音楽を演奏していて、そんな環境に育ったので自分も4〜5歳の頃、まず歌うことから始めました。
7〜8歳で、ギターに興味を持ち、音楽の先生でもあった父からクラシックギターの基礎を習いましたが、その後はほとんど独学でギターをマスター。10代の頃から地元のバー、ダンスパーティーなどで演奏を始め、間もなくブラジルのギターのマエストロ、今は亡きバーデン・パウエルと知り合い、バーデンと共演する機会にも恵まれました。

その後、7弦ギターの天才と呼ばれ、若くして世を去ったハファエル・ハベーロの演奏に衝撃を受けて、7弦ギターでショーロやサンバの演奏を始めました。

実はそれまで、ショーロやサンバといったリオの音楽は、自分にとっては遠い存在だったそうです。というのも彼が育ったブラジル南部は、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイといった国々に近く、音楽的にも南米のフォルクローレの影響が強かったので、7弦ギターを弾くようになって初めて、リオの音楽に出会った。このようにコメントしていました。

staff| 17:54 | カテゴリー:GUEST

2017年02月12日

2/12のゲスト:ジュリアン・ドレ(Julien Doré)

2月12日のゲストは、フランスで大人気のシンガー/ソングライター、ジュリアン・ドレ(Julien Doré)

滝川クリステルによるインタビューと、スタジオライヴの生演奏をお届けしました。

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★ジュリアン・ドレ

1982年、南フランスの生まれ。
2007年、テレビの勝ち抜きオーディション番組に出演して注目を集め、
2010年、ファーストアルバムを発表。いちやく、スターダムにのぼりました。
サードアルバム『LOVE』がフランスのグラミー賞にあたる「Les Victoire de la Musique」で最優秀アルバムを受賞。現代のフランスの音楽シーンを代表するシンガーとして、絶大な人気を集めています。
ニューアルバム『&〜愛の絆』(&はフランス語で「et=エ」と発音)は日本盤でもリリースされました。

「南フランスは自分が生まれ育ったルーツと言える場所で、太陽があって、自然があって、そうした環境の中にいると、人間はとても謙虚になれる。そこで今回のアルバムの、ほとんどの曲を、南フランスに滞在して作った」とコメントしていました。

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ニューアルバム『&〜愛の絆〜』にも入っているオリジナル曲「Sublime & Silence(崇高にして無言)」をキーボードの弾き語りで生演奏

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『&〜愛の絆〜』(Respect Record RES-291)2017/1/25 on sale
詳細はリスペクトレコード公式サイト内

★来日公演も決定!
 JULIEN DORÉ 「& TOUR in Tokyo」

5/18(木)18:30 open / 19:30 start
@代官山UNIT
詳細はこちら

staff| 17:45 | カテゴリー:GUEST

2016年11月27日

11/27のゲスト:ダニ&デボラ・グルジェル

11月は4週連続でブラジルからのゲストをお迎えしてきました。

27日のゲストは、新作「DDG4」を発表し、11月に4年連続4度目のジャパンツアーを行なった、ダニ&デボラ・グルジェル・クアルテート(Dani & Debora Gurgel Quarteto)のツイン・リーダー、歌手のダニ・グルジェルとピアニストのデボラ・グルジェル。

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スタジオライヴ生演奏の曲は、今年の初めに生まれたダニ・グルジェルの初めての子供、Rita(ヒタ)の誕生を前に、ダニが新たな生命との出会いの喜びを歌詞につづり、デボラが作曲した「Samba pra Rita」。新作「DDG4」では1曲目に収録されています。

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ヒタちゃんと一家。左から母のダニ、DDG4のドラマー/プロデューサーでもある父のチアゴ、お婆様のデボラ。

staff| 17:52 | カテゴリー:GUEST

2016年11月19日

11/20のゲスト:ビアンカ・ジスモンチ

11月は4週連続でブラジルからのゲストをお迎えしています。

20日のゲストは10月にトリオを率いて来日した作曲家/ピアニスト/歌手、ビアンカ・ジスモンチ(Bianca Gismonti)。ブラジル音楽界の巨匠、エグベルト・ジスモンチのお嬢さんです。

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ニューアルバム『プリメイロ・セウ』の収録曲「A Luz Sem o Veu」(ビアンカ作詞作曲)を、トリオのベーシスト、アントニオ・ポルトとのデュオでスタジオライヴ生演奏

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ビアンカ・ジズモンチ・トリオ。写真左がビアンカのご主人でもあるドラマー/プロデューサー、ジュリオ・ファラヴィーニャ。

staff| 17:51 | カテゴリー:GUEST

2016年11月13日

11/13のゲスト:ガブリエル・モウラ

11月は4週連続でブラジルからのゲストをお迎えしています。

13日のゲストはリオのシンガー/ソングライター&ギタリスト、ガブリエル・モウラ(Gabriel Moura)。ジャイルス・ピーターソン presents ソンゼイラ・ライヴバンドのメンバーとして10月に初来日し「モントルー・ジャズ・フェスティヴァル・ジャパン2016」に出演しました。

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96年に結成された、サンバとファンクやヒップホップをミックスしたバンド、ファロファ・カリオカ(Faofa Carioca)の初代リーダーで、同バンドのフロントマンに当時は無名だったセウ・ジョルジ(Seu Jorge)を抜擢。現在もセウ・ジョルジと数多くの曲を共作し、"ヤキソバ!ヤキソバ!"と連呼する日本語まじりの曲「Japonesa」はガブリエル・モウラが作詞作曲しました。

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スタジオライヴ生演奏の1曲目は、ガブリエル・モウラが従兄弟や友人と共作した「Mini Saia(ミニスカート)」。痛快なギター弾き語りで披露してくれました。

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スタジオライヴ生演奏の2曲目は、毎年2月の「サウージ!サウダージ」のカーニヴァル・イヴェントでMCもつとめている、カンタス村田こと村田匠(カルナバケーションのリーダー)との共作、共演で「Bacana!」。

村田匠は学生時代、ファロファ・カリオカに憧れて前身のバンド、カンタス村田とサンバマシーンズを結成したほどの、筋金入りのガブリエル・モウラのファン。今年の初めにリオでガブリエルと知り合い、ガブリエルから誘いを受けてこの曲を共作、一緒にレコーディングも行ないました(未発表)。

staff| 17:50 | カテゴリー:GUEST

2016年11月06日

11/6のゲスト:フェルナンダ・タカイ

11月は4週連続でブラジルからのゲストをお迎えします。

6日のゲストはミナスジェライス州ベロ・オリゾンチを本拠に活動しているポップロック・バンド、パト・フ(Pato Fu)のヴォーカリストでソロ活動も行なっている、日系三世のフェルナンダ・タカイ(Fernanda Takai)

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パト・フのリーダー/プロデューサーでもあるフェルナンドの夫、ジョン・ウリョア(ギター)、初来日のカミーラ・ロルジー(キーボード、コーラス)との3人による、今年のアコースティック・ツアーのメンバー全員で、スタジオライヴ生演奏。「RITMO DA CHUVA (RHYTHM OF THE RAIN)] と、ナラ・レオンへのトリビュート・アルバム『彼女の瞳が輝く処』で取り上げた曲「ODEON」を披露してくれました。

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staff| 17:52 | カテゴリー:GUEST

2016年08月28日

8/28のゲスト:セルジオ・アウグスト

8月28日はブラジルのボサノヴァ・アーティスト、セルジオ・アウグスト(Sergio Augusto)をゲストにお迎えしました。

スタジオライヴで生演奏してくれた曲は、セルジオのオリジナル曲「BARQUINHO DIFERENTE」。

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セルジオ・アウグストは1940年、サンパウロ生まれ。今年で76歳を迎えます。

60年代の初めから、ボサノヴァのシンガー/ギタリスト/コンポーザーとして活動を始め、サンパウロのボサノヴァ・シーンをリードしてきました。

その後、表舞台から離れ、CMの音楽制作、スタジオの経営などを行なってきましたが、
2005年、久しぶりのニューアルバムを発表して現役にカムバック。今年、ニューアルバム「SAKURA」をリリース、レジェンドが復活しました。

★セルジオ・アウグストのコメント

このアルバムのタイトル「さくら」は、私の日本の友人でもあるボサノヴァの音楽家、筒井タケオへのオマージュです。私は昨年10月、彼の招きで初めて日本に来ることが出来ました。「さくら」は、彼のお嬢さんの名前です。そこで、筒井タケオへの親愛の想いをこめて、この名前をタイトルにつけました。

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staff| 17:38 | カテゴリー:GUEST

2016年07月31日

7/31のゲスト:チエー(Tiê)

7月31日は、ブラジル・サンパウロから来日したシンガー/ソングライター、チエー(Tiê)をゲストにお迎えしました。

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チエーとパートナーのギタリスト、アンドレ・ウーンギ(Andre Whoong)

チエーは現在36歳。祖母がテレビ女優で母がラジオの仕事に関わっていたため、幼い頃から踊ったり、絵を描いたり、演技をすることが好きで、音楽にも興味を持ちました。

よく聴いていたのはビートルズ、ピンク・フロイドなどのロックから、エリス・レジーナ、ミルトン・ナシメント、アントニオ・カルロス・ジョビンなどのブラジル音楽まで。早い時期から、ロックとブラジル音楽が、自分の中で共存していたそうです。

その後、音楽も勉強しましたが、大学では音楽ではなくパブリック・リレーションを専攻。2004年、古着を扱う店とレストランをオープンし、この店で大先輩のミュージシャン、トッキーニョと知り合いました。彼の誘いでプロとして歌い始め、当時はジョアン・ジルベルトのレパートリーなど、古いサンバを中心に歌っていたそうです。

その後、日系ブラジル人の音楽家、ドゥドゥー・ツダと知り合ってから、作詞と作曲も始め、2009年、ファースト・アルバムを発表しました。

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アンドレ・ウーンギ(ギター)とのスタジオライヴ。曲は昨年のサードアルバム「Esmelaldas」からのヒット曲「A Noite」。

staff| 17:52 | カテゴリー:GUEST

2016年05月08日

5月8日のゲスト:ドミニック・クラヴィク&マティルド・フェブレール

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5月8日は最新のCD
フレンチ・カフェ・ミュージック〜ギュス・ヴィズール&トニー・ミュレナ作品集」を、大御所アコーディオン奏者のダニエル・コランと組んで発表したヴァイオリン奏者、マティルド・フェブレールと、CDのプロデューサーをつとめたギタリストのドミニック・クラヴィクをゲストにお迎えしました。

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マティルド・フェブレールは、ジャズのヴァイオリン奏者としてパリを拠点に活動しています。

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この番組にお迎えするのは2年ぶり、2度目のドミニック・クラヴィク。ギタリスト、プロデューサーとして、ミュゼット、ジャズ、シャンソンなど、幅広い分野で活躍しています。

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staff| 17:44 | カテゴリー:GUEST

2016年04月24日

4/24のゲスト:ベナ・ロボ(Bena Lobo)

4月24日の放送では、ブラジル・リオから来日したシンガー/ソングライター、ベナ・ロボ(Bena Lobo)をゲストにお迎えしました。

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ベナ・ロボは1972年、リオ生まれ。
父がブラジル音楽の大御所、エドゥ・ロボ。
母がボサノヴァのシンガー、ワンダ・サー。音楽界のサラブレッドです。

4月に初めて来日。エドゥ・ロボのライヴにゲスト出演し、リーダーとしてのライヴも行ないました(下の写真)。

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★ベナ・ロボが語る最近のリオ

リオデジャネイロは、美しくあり続けている
(O Rio de Janeiro Continua Lindo)。
(注:ジルベルト・ジル「Aquele Abraço」の歌詞からの引用)

私は、リオのレブロンで生まれ、今はガヴェアという地区に住んでいます。
一昨年のワールドカップから今年のオリンピックに向けて、リオの人々は世界中から観光客を迎えることを楽しみにしています。

これらの国際的なイヴェントは、リオにとって経済的にも文化的にも重要で、雇用を促進する効果もありますから、私はポジティヴにとらえています。

その一方、現在のリオは、さまざまな問題にも直面しています。

市内のあちこちで工事が行なわれ、交通の渋滞は、市民の生活に混乱を与えています。また、ブラジル国家の政治的な問題も、起こっています。

それでも、リオは私の街であり、私はつねに、リオと共にあります。

★ベナ・ロボの近況

今、私は、次のアルバムをレコーディングしています。
尊敬する音楽家であり、友人でもある、マルコス・ヴァーリの作品集です。
これは私にとって、シンガー/ソングライターとしてではなく、歌手に徹した初めてのアルバムになります。

また、サッカーの王様、ペレのドキュメンタリー映画のサウンドトラックも制作しています。私にとって、初めてのサウンドトラックです。

そしてもちろん、自分の曲作りも続けています。

staff| 17:42 | カテゴリー:GUEST

2015年11月15日

11/15のゲスト:エレン・オレリア

11月15日はブラジルのシンガー、エレン・オレリア(Ellen Oléria)をゲストにお迎えしました。

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エレン・オレリアは首都、ブラジリア出身/在住です。2012年、テレビのオーディション番組で初代のチャンピオンに選ばれ、2013年にメジャー・デビュー作を発表。アフロ・ブラジル音楽にソウルやジャズのエッセンスも取り入れたダイナミックな歌声で、
新世代のディーヴァとして注目を集め、先月末から今月初頭にかけて初来日公演を行ないました。

スタジオライヴの生演奏で歌った「Corrego Rico」は、メジャーデビュー・アルバム「Ellen Oléria」に入っている彼女のオリジナル曲です。

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来日に合わせて日本先行発売されたニューアルバム「Afrofuturista」(意味は "アフロ未来主義者")について、エレンは次のように語っていました。

「アフロフトゥリスタ」は、ルーツと進路を表わしたアルバムです。
私たちが聴いて育ってきた、アフォシェー、サンバ、フォホー、マラカトゥなどの、ブラジルの伝統的なリズムを現代の視点でとらえ、オリジナル曲を通じて今の音楽として表現することを目指しました。

私たちは、どこから来て、どこへ向かうのか。そして未来は、今、私たちがやっていることの中にある。そんな思いで作ったアルバムです。

staff| 17:53 | カテゴリー:GUEST

2015年11月08日

11/8のゲスト:レオナルド・マルケス

11月8日は、ブラジル・ミナスジェライスのシンガー/ソングライター、レオナルド・マルケス(Leonardo Marques)をゲストにお迎えしました。

レオナルド・マルケスは9月末〜10月初旬に初来日、ソロ・ライヴを行なったほか、東京で開催されたイヴェント「トーキョー×ミナス」ではチヤニボンド、キセルといった、日本のバンドとジョイント、日本のミュージシャンとのセッションも行ないました。

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現在36歳のレオナルド・マルケス。少年時代はアイアン・メイデンの大ファンでフェイス・ノー・モアのブラジル公演を聴きに行くなど、海外のロックが大好きだったそうです。学校の友人たちとバンドを組み、その後、ヂーゼルという名前のロックバンドを結成。このバンドでツアーを行ない、2001年には南米で最大規模のロック・フェスティヴァル「ロック・イン・リオ」に出演。その後、ロサンゼルスに渡ってアメリカの有名なプロデューサー、クライヴ・デイヴィスのレーベルと契約。全米ツアーも行うなど、成功を収めました。

ところがアメリカに滞在中、レオナルドはブラジルとブラジル音楽へのサウダージを感じて、アントニオ・カルロス・ジョビンの音楽を聴き始めたことがきっかけとなって、ブラジル音楽の豊かなハーモニーを生かして、ポルトガル語で歌うことに目覚めました。

そしてヂーゼルの解散後、2006年の終わりにブラジルに帰国。自分のスタジオを作りソロ・アルバムを制作。ドラムス以外の全ての楽器を自分で演奏しました。

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スタジオライヴで歌った曲「Ilha do Corvo」はレオナルドが持っているCD「CURVAS, LADOS, LINHAS TORTAS, SUJAS E DISCRETAS(クルヴァス、ラードス、リーニャス・トルタス、スージャス・イ・ヂスクレタス)」(UNI MUSIC / UNCD-001)に収録されています。

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2015年10月11日

10/11のゲスト:沖仁

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2010年7月、スペイン三大フラメンコギターコンクールのひとつ「第5回 ムルシア "ニーニョ・リカルド" フラメンコギター国際コンクール」国際部門で日本人として初めて優勝するなど世界的に活躍し、先日、ジャズギタリストの渡辺香津美さんとのデュオ・ライヴ・アルバム「¡EN VIVO !(エン・ビーボ!〜狂熱のライブ〜)」を発表した、日本を代表するフラメンコ・ギタリスト、沖仁さんをゲストにお迎えしました。

沖仁 公式サイト

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盛り上がるトーク

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スタジオライヴの生演奏は、チック・コリアの名曲「SPAIN」をモチーフとする即興演奏

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沖仁 con 渡辺香津美
「エン・ビーボ!〜狂熱のライブ〜」
VICL-64401-64402(2枚組)

staff| 17:53 | カテゴリー:GUEST

2015年09月27日

9/27のゲスト:ケイ・リラ&マウリシオ・マエストロ

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ボサノヴァの大御所カルロス・リラの娘、ケイ・リラ(Key Lyra)と、60年代から活動しているベテランのシンガー/ソングライター/ギタリストでヴォーカル・グループ、ボカ・リヴリ(BOCA LIVRE)の中心メンバーでもあるマウリシオ・マエストロ(Mauricio Maestro)の "年の差夫婦" が来日。

スタジオライヴではファーストアルバムにも収録したケイのオリジナル曲(日本語の歌詞はリオで知り合った日本のボサノヴァ歌手、柳沢暁子の作)「Sambinha Bacana」と、ケイの父カルロス・リラがヴィニシウス・ヂ・モライスと共作した63年のミュージカル「POBRE MENINA RICA」の挿入歌「Maria Moita」の2曲を生演奏しました。

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ケイ・リラ&マウリシオ・マエストロは10月3日(土)日比谷公会堂で行なわれる「第2回ブラジル音楽フェスティバル」に出演、メインアクトをつとめます。

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2015年09月27日

9/27のゲスト:エリーダ・アルメイダ

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西アフリカ、セネガルの沖に位置する大西洋の島国、元ポルトガル領のカーボ・ヴェルデ出身、今年22歳のシンガー/ソングライター、エリーダ・アルメイダ(Elida Almeida)

昨年リリースしたファーストアルバム「ORA DOCI ORA MARGOS(歌わずにはいられない)」 (RESPECT RECORD / RES-269)の日本盤リリースに合わせて9月にプロモーションで初来日、17歳で作った初のオリジナル曲(CDにも収録)をギターの弾き語りでスタジオライヴ生演奏しました。 

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2015年09月20日

9/20のゲスト:フラヴィオ・ヴェントゥリーニ。リスナープレゼントも!

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9月20日は、ブラジル・ミナスジェライス州出身のシンガー/ソングライター/キーボード奏者、フラヴィオ・ヴェントゥリーニ(Flávio Venturini)をゲストにお迎えしました。

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自身の代表曲「Todo Azul do Mar」をスタジオライヴで生演奏。共演は、日本で活動しているブラジル人のサックス奏者、グスターヴォ・アナクレット。

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★リスナープレゼント

フラヴィオが手にしている最新のCD「Venturini」を、フラヴィオのサイン入りで1名様にプレゼントします。
(ご応募は締め切りました。ありがとうございました)

staff| 17:52 | カテゴリー:GUEST

2015年09月13日

9/13のゲスト:チガナ・サンタナ

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8月に初来日、富山の「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」と東京の「スキヤキ・トーキョー」に出演したブラジル・バイーア出身のシンガー/ソングライター/ギタリスト、チガナ・サンタナ(Tiganá Santana)

独自に開発した5弦ギターを演奏し独特の低音で歌い、アフロ・ブラジル文化のルーツにアプローチしている音楽家です。

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アフリカのセネガルで録音したニューアルバム「テンポ&マグマ」の共同プロデューサーでもある、バイーア在住のスウェーデン人パーカッション奏者、セバスチアン・ノチーニとの共演でスタジオライヴ生演奏。曲はチガナのオリジナル曲「Mon'ami」。歌詞はアンゴラに伝わるアフリカの古い言葉、キンブンド語です。

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2015年09月13日

9/13のゲスト:フロレンシア・ルイス

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アルゼンチン・ブエノスアイレスのシンガー/ソングライター/ギタリスト、フロレンシア・ルイス(Florencia Ruiz)が昨年に続き、8〜9月に来日。ロス・オンゴス・オリエンタレス(ヤヒロトモヒロ、鬼怒無月、佐野篤)との共演で20カ所以上をめぐるジャパンツアーを行ないました。

番組には4年ぶりにゲスト出演、テレビドラマ「心がポキッとね」の挿入歌としてフロレンシアが書き下ろした曲「Buscando em mi( 私の内面を探して)」をスタジオライヴの生演奏で歌ってくれました。

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フロレンシアが手にしているのは、手縫いの布ケースに入った最新録音の8センチCDです。来日公演の会場限定で発売しましたが、ディスクユニオン渋谷ジャズ/レアグルーヴ館で特別限定発売!お早めに。

フロレンシア・ルイスの日本語サイト

staff| 17:53 | カテゴリー:GUEST

2015年08月30日

8/30のゲスト:ジョイス・モレーノ

8月30日の二人目のゲストは、今年で初来日から30周年を迎えたジョイス・モレーノ(Joyce Moreno)。番組には6年連続で出演、もちろん最多出演回数のタイトルホルダーです。

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30年間の日本との関わりを振り返り、スタジオライヴの生演奏ではアメリカン・スタンダード集の新作「COOL」から、ミュージカル映画「ウエストサイド・ストーリー」の挿入歌「COOL」を歌ってくれました。

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staff| 17:50 | カテゴリー:GUEST

2015年08月30日

8/30のゲスト:小野リサ

2010年3月まで8年半、番組のマンスリー・ナヴィゲーターもつとめた小野リサが、約1年ぶりに登場。新作「My Favorite Songs」にちなんだエピソードを紹介し、スタジオライヴの生演奏も披露しました。

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小野リサ公式サイト

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「My Favorite Songs」公式サイト

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J-WAVEのスタジオロビーでジョイス・モレーノと久々に再会!

staff| 17:40 | カテゴリー:GUEST

2015年07月05日

7/5のゲスト:ジョアン・リラ&ジョアン・カマレーロ

7月5日は、ジャパンツアー中のブラジル・ギターデュオ、ジョアン・リラ&ジョアン・カマレーロ(João Lyra & João Camarero)を迎えて、スタジオライヴの生演奏を2曲お送りしました。

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ジョアン・リラ(66歳)は、ブラジル北東部の出身。リオを拠点に大勢のシンガーと共演してきたほか、インストゥルメンタルのグループでも活動している、ガットギターの大御所です。日本との縁も深く、ここ数年は、たびたび来日してきました。

今年は7弦ギタリスト、ジョアン・カマレーロ(25歳)とのデュオで、6月から7月にかけて、ジャパンツアーを行なっています。

★ジョアン・リラ&ジョアン・カマレーロ JAPAN TOUR 2015

7/10(金)19:30 /21:00(入れ替えなし)
@渋谷 JZ Brat
ゲスト:石川智(perc)
詳細はジョアン・リラ公式サイト(日本語)

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「Tocador」João Lyra

staff| 17:51 | カテゴリー:GUESTGUEST

2015年06月14日

祝70歳!イヴァン・リンス(Ivan Lins)

日本でもブラジル音楽ファンだけでなく幅広い層に親しまれている、ブラジル・リオ生まれのシンガー/ソングライター/ピアニスト、イヴァン・リンス。6月16日で70歳を迎えます。

イヴァン・リンスは88年10月に初来日。この月、放送がスタートした「SAUDE! SAUDADE」のゲストにもお迎えし、1時間のDJショー形式で様々な曲を紹介してもらいました。以来、来日を続け番組もたびたびゲスト出演。2007年12月には番組の1,000回目の放送のゲストにお迎えし、スタジイライヴの生演奏でキーボードを弾きながら歌ってくれました。

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六本木ヒルズ33階、J-WAVEのスタジオから窓越しに東京タワーを見ながら生演奏中のイヴァン・リンス

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2015年のニューアルバム「America, Brasil」

staff| 17:45 | カテゴリー:GUEST

2015年05月31日

5/31のゲスト:TIPA from Paris

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5月31日は、パリで活動しているデュオ・ユニット、TIPA(ティパ)をゲストにお迎えしました。

TIPAはパリジェンヌのシンガー、カミーユと、スペイン系フランス人のギタリスト、アントワーヌの2人組。アントワーヌは大学で日本語を学び、日本にも2年間、住んでいました。2010年に日本を旅行中、たまたま機会があって初めてライヴを行なったのがきっかけでコンビを結成。

ユニット名の "TIPA" は、スペイン語の「ティグレ(虎)」「パハリート(小鳥)」を合わせて短くしたもので、「虎と小鳥」ということになります。

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TIPA公式サイト
TIPAのフランス日記(フランス語の教材配信サイト)

staff| 17:45 | カテゴリー:GUEST

2015年03月15日

3/15のゲスト:ゼリア・ドゥンカン(Zélia Duncan)

3月15日はブラジルのシンガー/ソングライター、ゼリア・ドゥンカン(Zélia Duncan)をゲストにお迎えしました。

20年間、MPB/ポップロック・シーンの第一線で活躍しているゼリア・ドゥンカンは、97年の初来日公演以来、18年ぶりの来日。ただし今回はプライヴェートでの来日で、市民ランナーとして東京マラソン(2月22日)に出場することが目的でしたが、大会に先駆けてJ-WAVEのスタジオを訪問してくれました。

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ギターも持たずに来日したので楽器は東京で調達した借り物。スタジオライヴで歌った曲は「ALMA」(Arnaldo Antunes, Pepeu Gomes作)。現在、ブラジルのテレビドラマの挿入歌に使われています。

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ゼリアのスタジオ録音の最新作は、サンパウロの奇才、故イタマール・アスンサォンの作品集『Tudo Esclarecido - Zélia Duncan Canta Itamar Assumpção』(2012年)。「第24回ブラジル音楽賞(Premio da Música Brasileira)」(2013年発表)のポップロック部門で最優秀アルバムと最優秀女性歌手の2部門を受賞しました。

ゼリア・ドゥンカンのインタビューは月刊ラティーナの4月号(3月20日発売)にも掲載されます。

Zélia Duncan公式サイト

staff| 17:53 | カテゴリー:GUEST

2015年02月01日

2/1のゲスト:アレクシア・ボンテンポ(Alexia Bomtempo)

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アメリカ生まれのブラジル育ち、アメリカ人とブラジル人との間に生まれ、2008年にブラジルでデビューしたアレクシア・ボンテンポが長期来日中。4年ぶりにJ-WAVEのスタジオにお迎えしました。

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アメリカ人のギタリスト、ジェイク・オーウェンとのデュオで、カエターノ・ヴェローゾが英語で作詞した名曲「You Don't Know Me」をスタジオライヴ生演奏。

アレクシアは六本木ヒルズ内のホテル、グランドハイアットの
MADURO(バー・マデュロ)に2月7日まで、日曜を除く毎晩、出演しています。

その後、スペシャル・ライヴも行ないます。

★Alexia Bomtempo Special Live in Kamakura & Shibuya

2月12日(木)19:30 @鎌倉 カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ
2月14日(土)17:00 @渋谷 バー・ミュージック

出演:アレクシア・ボンテンポ(ヴォーカル&ギター)
   ジェイク・オーウェン(ギター)
詳細、予約方法などはインパートメントの公式サイト

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★「I Just Happen To Be Here」Alexia Bomtempo

カエターノ・ヴェローゾが英語で作詞した楽曲のカヴァー集(2012年)。More Info

staff| 17:45 | カテゴリー:GUESTGUEST

2014年12月07日

12/7のゲスト:スルル・ナ・ホーダ(Sururu Na Roda)

12月7日の放送は、ブラジル・リオから来日中のサンバのグループ、スルル・ナ・ホーダ(Sururu Na Roda)をゲストにお迎えしました。

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左から、ニルゼ・カルヴァーリョ(ヴォーカル、カヴァキーニョ)、ファビアーノ・サレック(ヴォーカル、パンデイロ)、シルヴィオ・カルヴァーリョ(ヴォーカル、タンタン)。

ファビアーノとニルゼは兄妹で、90年代初頭から数年間、日本に滞在。日本の元祖シュラスコ・レストラン、渋谷BACANAをはじめ、各地の店舗でハウスバンドをつとめていた経験があります。

帰国後の2000年、ファビアーノらとスルル・ナ・ホーダを結成(当初は4人メンバー)。リオのラパ地区のライヴハウスでの活動を通じて人気バンドの座につき、今年発表された「第25回ブラジル音楽賞」で最優秀サンバ・グループに選ばれました。

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スタジオライヴの生演奏では、シルヴィオとニルジが以前、日本に長期滞在中に覚えた荒井由実の「あの日にかえりたい」と、来日公演にあたって3人が共作した新曲「O Samba Não Tem Fronteiras(サンバに国境はない)」を披露しました。

★スルル・ナ・ホーダ最終公演
12月10日(水)18:30 @横浜・神奈川県民ホール
チケットぴあ

スルル・ナ・ホーダのCD、DVDはラティーナで取扱中です。

staff| 17:54 | カテゴリー:GUEST

2014年11月09日

11/9のゲスト:ギエドレ(GiedRé)

リトアニア生まれ、フランス育ちの29歳。今フランスで大人気のシンガー/ソングライター、ギエドレ(GiedRé)がプロモーションで初来日しました。

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ご覧のとおりキュートなルックスの女性ですが、彼女の音楽は大胆かつユーモラスな歌詞に最大の特徴があります。どんなことを歌っているかは「私の日本でのファースト・アルバム」の発売元、リスペクトレコードのサイトをご覧ください。

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スタジオライヴで歌った曲は「PISSER DEBOUT(立ちション)」。2011年、キャリアの初期に作った曲で、YouTubeにヴィデオクリップを公開したところ、現在までに270万回を越えるアクセスを記録。人気を確立するきっかけとなったヒット曲です。

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ギエドレ「私の日本でのファースト・アルバム」
GiedRé "Mon premier album sorti au Japon"
(リスペクトレコード RES-252)詳細

staff| 17:45 | カテゴリー:GUEST

2014年10月26日

10/26のゲスト:ジャキス&パウラ・モレレンバウム

アントニオ・カルロス・ジョビンが晩年の10年間、組んでいたグループ、バンダ・ノヴァを経て、ジョビンの息子と孫とのクアルテート・モレレンバウム、坂本龍一とのMorelenbaum2 / Sakamoto(CD「Casa」は「2001年ブラジル・ディスク大賞」1位を獲得)でも活動したジャキス(チェロ)とパウラ(歌)のモレレンバウム夫妻が夏に来日。

「2013年ブラジル・ディスク大賞」第1位のアルバム「GETZ / GILBERTO + 50」のプロデューサーでもあるギタリスト、伊藤ゴローとのジョイント・ライヴを行なったほか、東京で伊藤ゴローとジャキス・モレレンバウムのコラボレーション・アルバムを録音、パウラも参加ました。

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Goro Ito, Jaques Morelenbaum, Paula Morelenbaum

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スタジオライヴでは、ジョアン・ジルベルトの名曲「Bim Bom」を生演奏。メンバーは伊藤ゴロー(guitar)ジャキス・モレレンバウム(cello)澤渡英一(piano) 小川慶太(ds, per)パウラ・モレレンバウム(vocal)。

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RENDEZ-VOUS IN TOKYO / GORO ITO + JAQUES MORELENBAUM
ランデヴー・イン・トーキョー / 伊藤ゴロー+ジャキス・モレレンバウム

(Universal UCCJ-2119)2014年11月19日発売

番組はこのCDから「Águas de Março(三月の雨)」を先行オンエアしました。

CDの詳細はユニバーサルのHP

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CelloSam3aTrio - Saudade do Futuro Futuro da Saudade / Jaques Morerenbaum
(Brasil : Biscoito Fino)
今年、還暦とキャリア40年を迎えたジャキス・モレレンバウムの初のリーダーアルバム。チェロ・サンバ・トリオの "Samba" の表記が "San3a" になっています。番組ではこのCDから、ジョアン・ジルベルトの歌を通じても名高いサンバの古典「Tim Tim por Tim Tim」をオンエアしました。

staff| 17:53 | カテゴリー:GUESTGUEST

2014年10月12日

10/12のゲスト:ダニ&デボラ・グルジェル

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サンパウロを拠点に活動、ノヴォス・コンポジトーレスと呼ばれる新世代の音楽サークルの中心人物でもある、シンガー/ソングライターのダニ・グルジェルDani Gurgel)。ダニの母で、音楽学校の先生もつとめているピアニスト、デボラ・グルジェルDebora Gurgel)。初来日した昨年に続いて番組には2度目の登場です。

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スタジオライヴでは、昨年、初めて訪れた日本の印象と、日本での出会いをもとにダニが作詞、デボラが作曲した、日本へのアンセム「TERRA DO SOL」を披露してくれました。この曲はダニ&デボラ・グルジェル・クアルテートの新作「LUZ(光)」にも入っています。

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スタジオには、ダニ&デボラ・グルジェル・クアルテートDani & Deboa Gurugel Quarteto)のメンバーが勢揃い。左がダニの夫でプロデューサーでもあるチアゴ・ハベーロ(ドラムス)、右がシヂエル・ヴィエイラ(ベース)です。

ニューアルバム「LUZ(光)」に関する詳細はランブリングレコードのHP

staff| 17:50 | カテゴリー:GUEST

2014年09月28日

9/28のゲスト:マイラ・アンドラーデ

アフリカの島国、カーボ・ヴェルデ(元ポルトガル領)の出身で、現在はフランス・パリを拠点に活動している女性歌手、マイラ・アンドラーデ(Mayra Andrade)が8月に初来日。富山と東京でライヴを行ない、番組にも出演してくれました。


マイラ・アンドラーデはキューバで生まれ、6歳までカーボ・ヴェルデで育った後、アフリカのセネガルとアンゴラで2年ずつ暮らし、再びカーボ・ヴェルデに1年間、住んだあと、ドイツに3年間。14歳で、みたびカーボ・ヴェルデに戻り歌手としての活動を始めました。17歳でフランスのパリに移り、現在までの12年間、パリを本拠に活動しています。

幼い頃からブラジル音楽にも接し、5歳か6歳の頃に初めて覚えて歌えるようになったのがカエターノ・ヴェローゾの曲だったというマイラ。ブラジルで録音やコンサートを行なったこともあります。

新作「緑の風、愛の言葉」では、公用語のポルトガル語、カーボ・ヴェルデのクレオール語、英語、フランス語の4カ国語で歌っています。

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スタジオライヴは来日公演に同行したフランス人のキーボード奏者、ソフィーとのデュオで、曲は新作にも入っている「レ・モ・ダムール(愛の言葉)」(フランスで活動しているシンガー/ソングライター、テテの作品)。

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「緑の風、愛の言葉」マイラ・アンドラーデ
CDに関する詳細はリスペクトレコードのHP

staff| 17:53 | カテゴリー:GUEST

2014年08月31日

8/31のゲスト:ジョイス

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今年も夏に来日し、コットンクラブとブルーノート東京でライヴを行なったジョイス。現在、ブラジルではジョイス・モレーノの名で活動しています。番組にゲストでお迎えするのも4年連続。スタジオライヴでは、新作「ハイス- 私のルーツ」でも取り上げた、ジョイスが幼い頃に聴いて好きだったブラジル北東部の曲「Meu Pião(私の独楽)」を歌ってくれました。

staff| 17:53 | カテゴリー:GUEST

2014年08月03日

8/3のゲスト:エヴァ(トリオ・エスペランサ)

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フランスで活動しているブラジル人3姉妹のヴォーカル・グループ、トリオ・エスペランサ(Trio Esperança)のリーダー、エヴァ(Eva)。ニューアルバム「ビューティフル・ハーモニー〜ときめきのシャンソン名曲集〜(Doce França)」、トリオ・エスペランサのフランスでのキャリアのきっかけとなった、パトリック・ブリュエルとの共演などについて、曲と共にお話をうかがいました。

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左側の男性は、ジェラール・ガンビュス。エヴァのご主人であり、トリオ・エスペランサのアレンジャー/音楽監督をつとめているフランス人のピアニストです。

トリオ・エスペランサの新作「ビューティフル・ハーモニー〜ときめきのシャンソン名曲集〜(Doce França)」(Respect Recotd RES-245)に関する詳しいインフォメーションはリスペクトレコードの公式サイト

staff| 17:54 | カテゴリー:GUEST

2014年07月27日

7/27のゲスト AYO(アヨ)

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父はナイジェリア人、母はルーマニア系のロマ。ドイツで生まれ、ニューヨーク、ロンドン、パリと移り住みながら音楽活動を始め、2006年、フランスでファースト・アルバムを発表した、マルチカルチャーなコスモポリタンのシンガー/ソングライター、AYO(アヨ)。芸名は、イジェリアのヨルバ語で「JOY(喜び)」という意味です。

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★New Album「チケット・トゥ・ザ・ワールド」
 (Meta Company AFPCD 36346)
 詳細はメタカンパニーの公式サイト

staff| 17:40 | カテゴリー:GUEST

2014年06月15日

6/15のゲスト:小野リサ

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原点に帰って全曲、ブラジル音楽を歌ったニューアルバム「BRASIL」を発表した小野リサ。2010年3月まで8年半にわたってつとめたマンスリー・ナヴィゲートのスタイルでお送りしました。いかがでしたか?

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★BRASIL / 小野リサ
 (Dreamusic MUCD-1296)

小野リサ公式サイト

リリースライヴ 小野リサ “BRASIL” with special guest マリオ・アジネー(6月24日〜27日@BLUE NOTE TOKYOの詳細はこちら

staff| 17:53 | カテゴリー:GUEST

2014年06月15日

6/15〜7/13のコーナー・ゲスト:セルジオ・メンデス

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5月に来日したセルジオ・メンデスが、ワールドカップ期間中の6月15日から7月13日まで5週連続でコーナー・ゲストに登場。ニューアルバム「マジック」の収録曲を自ら紹介しました。

<ON AIR SONG>
6/15「Sou Eu」feat. Seu Jorge
  「Samba de Roda」feat. Aira Menezes & Gracinha Leporace
6/22「Olha A Rua」feat. Milton Nascimento
6/29「Atlantica」feat. Ana Calorina
7/6 「Simbora」feat. Carlinhos Brown
7/13「Meu Rio」feat. Maria Gadu

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★MAGIC / SERGIO MENDES
 (Sony Music SICP-4140)6/18発売
詳しいインフォメーションはSony Music公式サイト

staff| 17:20 | カテゴリー:CD InformationCD Information

2014年06月08日

6/8のゲスト:カンタス村田

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6月8日の放送は "J-POP×ブラジル音楽" のお祭りバンド、毎年2月の「SAUDE! SAUDADE...」カーニヴァル・イヴェントにも4年連続で出演しているカンタス村田とサンバマシーンズのリーダー、カンタス村田をゲストにお迎えしました。

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トーク中に、なんと滝川クリステルが子供時代、浅草サンバカーニバルに出場したことがあるという衝撃(?)の事実も明かされました!

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★OPA!/カンタス村田とサンバマシーンズ
 (Happiness Records HRVD-001)2,300円(税別)
  詳しいインフォメーションはこちら

<LIVE SCHEDULE>

"OPA!" Yokohama Samba Festa

6/15(日)open 16:00 / showtimes 17:30 & 19:30(入れ替えなし)
@横浜赤レンガ倉庫 MOTION BLUE YOKOAMA

Live:カンタス村田とサンバマシーンズ
DJ:中原仁
Charge:自由席 3,800円(税込) / BOX席 15,200円+シート・チャージ 6,000円 (4名様までご利用可能)
詳細、ご予約はMOTION BLUE YOKOHAMA

★カンタス村田とSaturday Night Machines'14 Vol.25〜W杯ど真ん中!ペレとジーコとサンバマシーンズ〜

6/21(土)19:00〜@ 原宿クロコダイル

出演:カンタス村田とサンバマシーンズ
Charge:前売・予約 2,500円 / 当日 3,000円(別途消費税。飲食別)
詳細はこちら

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staff| 17:54 | カテゴリー:GUEST

2014年03月30日

3/30のゲスト:ドミニック・クラヴィク from FRANCE

3月30日の放送でスタジオライヴ生演奏のゲストにお迎えした、フランスのギタリスト/プロデューサー、ドミニック・クラヴィク(Dominique Cravic)。

アンリ・サルヴァドール、ジョルジュ・ムスタキ、ピエール・バルーなど大勢のシンガーのバックをつとめ、近年はプロデューサーとしても活躍しています。

ドミニック・クラヴィクがプロデュースした最新作が「ジャンゴを巡る素敵な旅」。フレンチ・ジャズ(マヌーシュ・スウィング)のパイオニアであるジャズ史に残るフランスの伝説的なギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトの楽曲とレパートリーを、仲間のシンガーやミュージシャンと一緒に録音したアルバムです。

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ジャンゴ・ラインハルトの名曲中の名曲「Nuage(雲)」をスタジオライヴで生演奏

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一緒に来日した歌手、クレール・エルジエールと。彼女も「ジャンゴを巡る素敵な旅」に参加しています。

More Information→こちら

staff| 17:40 | カテゴリー:GUEST

2014年02月23日

2/23のゲスト:小野リサ/コンサート情報

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2月23日の放送は、2001年10月から2010年3月まで番組のマンスリー・ナヴィゲーターをつとめた小野リサをゲストに迎え、リオの魅力やアントニオ・カルロス・ジョビンとの思い出など、お話をうかがいました。

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小野リサがゲスト出演するコンサートのインフォメーションです。

●JAZZ WEEK TOKYO 2014
「アントニオ・カルロス・ジョビンに捧ぐ〜リー・リトナー&デイヴ・グルーシン "ブラジル・プロジェクト"』

4月5日(土)開場14:15 開演15:00
@渋谷 Bunkamuraオーチャードホール
出演:リー・リトナー(g)デイヴ・グルーシン(p,key)ダニエル・ジョビン(p,key,vo他)
ゲスト:小野リサ(vo,g)
料金:8,500円(全席指定)
詳細はこちらの公式サイト

staff| 17:53 | カテゴリー:GUESTGUEST

2014年01月19日

1/19のゲスト:カニサレス

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1月19日の放送でスタジオライヴ生演奏のゲストにお迎えした、スペインのフラメンコ・ギタリスト、カニサレス(Canizares)。

アンヘルとチャロのパルマス(手拍子)と掛け声を従えて生演奏した曲「 深淵(ブレリアス)」のオリジナル・ヴァージョンは、CD「魂のストリング〜クエルダス・デル・アルマ」に収録されています。詳細はこちら

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staff| 17:54 | カテゴリー:GUEST

2013年12月01日

12/1のゲスト:ヴェロニカ・フェリアーニ

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活況を呈しているブラジル・サンパウロの音楽シーン、その中でも注目されている、歌唱力を美貌を備えたシンガー/ソングライター、ヴェロニカ・フェリアーニ(Veronica Ferriani)が初来日。ギタリストのホドリゴ・カンポス(Rodrigo Campos)とのデュオで2曲、スタジオライヴを披露してくれました。

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ヴェロニカ・フェリアーニ。スタジオライヴの2曲目は自らギターも演奏しました。

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シンガー/ソングライターでもあるギタリストのホドリゴ・カンポス。エフェクターを駆使した音響づくりも見事。

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J-WAVEのスタジオロビーから見える東京の風景。大都会サンパウロ生まれのヴェロニカの目には、どのように映ったでしょうか。

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New Album
「PORQUE A BOCA FALA AQUILO DO QUE O CORACAO TA CHEIO(それ心に満つるより、口は物言ふなり)」
(LATINA / MUSAS-6015)

staff| 17:53 | カテゴリー:GUEST

2013年10月20日

10/20のゲスト:ダニ&デボラ・グルジェル

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多くの若い才能が次々に台頭しているサンパウロの音楽シーンの中心人物、シンガー/ソングライターのダニ・グルジェルと、母親のピアニスト、デボラ・グルジェルをゲストにお迎えしました。

今年28歳のダニ・グルジェルは、20代の前半から同世代のシンガーやコンポーザーを集めたプロジェクト「ノヴォス・コンポジトーレス」を組んで活動し、サンパウロの新しい音楽シーンのリーダー的な存在となりました。

音楽活動と並行して写真家としても活躍。CDのジャケット写真も、数多く手がけています。

彼女のオフィシャル・サイトには、写真のページもあって、J-WAVEのスタジオフロアーから撮った東京の風景など、来日中に撮影した写真がアップされています。

ダニ・グルジェル公式サイトはこちら
ダニ・グルジェルが撮影した東京の風景はこちら

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staff| 17:53 | カテゴリー:GUEST

2013年10月13日

10/13のゲスト:アントニオ・ロウレイロ

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10月13日のゲストは、昨年秋にリリースしたセカンド・アルバム「So」が日本で話題を呼び、8月末に初来日公演を行なった、ブラジル新世代のコンポーザー/シンガー/マルチ・プレイヤー、アントニオ・ロウレイロAntonio Loureiro)。スタジオライヴではキーボードの弾き語りでオリジナル曲「Boi」を演奏しました。

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★Antonio Loureiro「So」(NRT NKCD-1005)
詳細はこちら

staff| 17:53 | カテゴリー:GUEST

2013年10月06日

10/6のゲスト:ミシェル・テロ

放送25周年を迎えた10月6日のゲストは「Ai Se Eu Te Pego(アイ・シ・エウ・チ・ペゴ)」が2011年から12年にかけてブラジルをはじめスペイン、ポルトガル、イタリアなどのヨーロッパ諸国でヒットチャートのNO.1を獲得し、USAでもBILLBOARDのHOT 100にランクイン、YouTube再生回数は5億回を越え、ブラジル発ワールドクラスのスターとなったミシェル・テロ(Michel Telo)

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彼のホームタウン、ブラジル南部マトグロッソ・ド・スル州のカンポ・グランヂについて、少年時代から意外に近かった日本との関係について、彼自身の音楽について語ってくれました。

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世界的なメガヒット曲「Ai Se Eu Te Pego(アイ・シ・エウ・チ・ペゴ)」をカラオケに乗って、"J-WAVE!"の掛け声や日本語も交えてスタジオライヴの生歌で披露してくれました。

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大ヒット曲を収録したライヴCD「Na Balada(ナ・バラーダ)」(SONY MUSIC SRCP-430)

staff| 17:53 | カテゴリー:GUEST

2013年09月01日

9/1のゲスト:ジョイス

9月1日の放送では、10月に生誕100周年を迎えるボサノヴァのゴッドファーザー/詩人、ヴィニシウス・ヂ・モライスを特集。

生前のヴィニシウスと交流があったジョイス(Joyce)をゲスト・ナヴィゲーターに迎え、ヴィニシウスの詩人/作詞家としての魅力、彼の人間像、女性にまつわるエピソードをお話しいただきました。

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毎年、夏に来日してライヴを行なっているジョイス。番組にも3年連続のゲスト出演。

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ジョイスがスタジオライヴの生演奏で歌った曲は、ヴィニシウスが作詞だけでなく作曲も手がけたラヴ・ソング「Medo de Amar(愛の不安)」でした。

staff| 17:50 | カテゴリー:GUEST

2013年08月18日

8/18のゲスト ナンシー・ヴィエイラ

8月18日のゲストは、大西洋上のアフリカの島国、カボ・ヴェルデ出身のシンガー、ナンシー・ヴィエイラ(Nancy Vieira)。カボ・ヴェルデがどんなところなのか、お話をうかがいました。

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同行したギタリスト、ヴァイスとのデュオでスタジオライヴ生演奏

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ナンシー・ヴィエイラの日本でのデビューアルバム『そよ風のリズム、愛の歌』に関するインフォメーションは、発売元リスペクトレコードのホームページ(こちら)。試聴も出来ます。

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2013年07月28日

7/28のゲスト:ギジェルモ・リソット

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アルゼンチンの伝統音楽を心に宿し、新たな解釈で継承する、現在33歳の“印象主義”ギタリスト、ギジェルモ・リソット(Guillermo Rizzotto)が初来日。ホームタウンのアルゼンチン・ロサリオについて語り、スタジオライヴの生演奏も行ないました。

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ギジェルモ・リソットの詳しいプロフィールとニューアルバム『情景の記憶〜ソロ・ギターラ穸』(RCIP-0188)に関するインフォメーションは、インパートメントのホームページをご覧下さい。

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staff| 17:53 | カテゴリー:GUEST

2013年07月21日

7/21のゲスト:ヴィニシウス・カントゥアリア、ダヂ、ジェシー・ハリス

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左からダヂ(Dadi)、ジェシー・ハリス(Jesse Harris)、ヴィニシウス・カントゥアリア(Vinicius Cantuaria)。
リオとニューヨークを結ぶスペシャル・ユニット、トリオ・エストランジェイロスとして来日公演を行ない、3人一緒にJ-WAVEを訪れスタジオライヴの生演奏を披露してくれました。

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ブラジル音楽に傾倒し、マリーザ・モンチ、マリア・ガドゥ、アレクシア・ボンテンポのアルバムにも参加しているジェシー・ハリス。昨年夏に続き2度目の出演です。ポルトガル語も勉強中。

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ヴィニシウス・カントゥアリアは番組には9年ぶり、3度目の出演。

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2007年、マリーザ・モンチのバンド・メンバーとして初来日したダヂ。番組には初出演。

staff| 17:53 | カテゴリー:GUEST

2013年07月14日

7/14のゲスト:メヲコラソン

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EMiKO VOICE(ヴォーカル)と助川太郎(ギター)のデュオ・ユニット、メヲコラソン(MEU CORAÇÃO)。最新のアントニオ・カルロス・ジョビン作品集「HALL TONE 2」にも収録したジョビンの名曲「AGUAS DE MARÇO(3月の雨)」をスタジオライヴで生演奏!

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HALL TONE 2 (COO-RECORDS / COO-301)

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★LIVE INFORMATION
「なま音ボサノバホールコンサート
 +助川太郎ソロギターアルバム発売記念コンサート!!」

日時:7月29日(月)18:30開場 19:00開演
会場:ルーテル市ヶ谷  
料金:前売り4,000円 当日4,500円
予約/問合せ:マーキュリー 03-5276-5959
       info@mercurycoo.com

メヲコラソン公式サイト

staff| 17:53 | カテゴリー:GUEST

2013年07月07日

7/7のゲスト:久保田利伸

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7月7日は、ニューアルバム「Parallel World 穸〜KUBOSSA」をリリースした久保田利伸さんをゲストにお迎えして、久保田さんが昔からずっと愛聴してきたボサノヴァへの熱い想い、ニューアルバムのエピソードなどをうかがいました。

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久保田利伸さんと滝川クリステルは旧知の仲。トークも盛り上がりました。

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「Parallel World 穸〜KUBOSSA」

久保田利伸オフィシャルサイト

staff| 17:53 | カテゴリー:GUEST

2013年06月16日

6/16のゲスト:小野リサ

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2010年3月まで8年半、番組のマンスリー・ナヴィゲーターもつとめた小野リサが、日本の楽曲を歌ったリオ録音を含むニューアルバム「JAPAO 2(ジャポン・ドイス)」を手みやげに、3年3カ月ぶりに「SAUDE! SAUDADE...」に帰ってきました。

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滝川クリステルとのトークも初対面ながら盛り上がり、スタジオライヴの生演奏ではニューアルバムにも収録した新曲「あなたの忘れ物」を歌ってくれました。

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staff| 17:53 | カテゴリー:GUEST

2013年05月05日

5/5のゲスト:マルセル・パウエル

ブラジリアン・ギターのマエストロ、故バーデン・パウエルの息子で今年31歳のマルセル・パウエル(Marcel Powell)が、新作の発売を記念して4月に来日。スタジオライヴの生演奏を聴かせてくれました。

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手に持っているのが最新リーダー作「熱情のギター」(Respect Record RES-225)です。CDに関する詳細はこちら

staff| 17:53 | カテゴリー:GUEST

2013年04月21日

4/21のゲスト マルシオ・ファラコ

約20年間、フランスを拠点に活動しているブラジル人のシンガー/ソングライター/ギタリスト、マルシオ・ファラコ(Marcio Faraco)が初来日。スタジオライヴで2曲、生演奏しました。

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右側は一緒に来日したフランス人のギタリスト、エルヴェ・モリゾ

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J-WAVEのスタジオロビーから、東京タワーをバックに記念撮影

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New Album「O Tempo(ウ・テンポ)」(大洋レコード TAIYO 0016)

このアルバムをはじめ、マルシオ・ファラコのCDに関するインフォメーションは大洋レコードのホームページをご覧下さい

staff| 17:54 | カテゴリー:GUEST

2013年03月31日

3/31のゲスト:ストーケロ・ローゼンバーグ・トリオ with ティム・クリップハウス

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ジャンゴ・ラインハルトの後継者と呼ばれるギタリスト、ストーケロ・ローゼンバーグのトリオと、ステファン・グラッペリの後継者と呼ばれるヴァイオリン奏者、ティム・クリップハウスがオランダから来日、スタジオライヴで生演奏しました。

彼らの音楽スタイルは "マヌーシュ・スウィング(ジプシー・スウィング)"。1930年代のパリで、アメリカのスウィング・ジャズをもとにジャンゴ・ラインハルトが作り上げた音楽です。

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左がストーケロ・ローゼンバーグ

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右がティム・クリップハウス

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CD「ステファン・グラッペリに捧ぐ」(PLANKTON / VIVO-420)

staff| 17:53 | カテゴリー:GUEST

2013年03月17日

3/17のゲスト:Tryo(トリヨ)

レゲエを中心とするアコースティック・サウンドに乗って環境問題などのメッセージを発信し、フランスで今、大ブレイク中のバンド、Tryo(トリヨ)。

メンバーを迎えて滝川クリステルのインタビューとスタジオライヴの生演奏をお送りしました。

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手前左から、マニュ(ギター)、クリストフ・マリ(ヴォーカル、ギター)、ダニエル・ブラヴォ(パーカッション)。この3人に、今回は来日できなかったギズモ(ヴォーカル)を加えた4人組です。

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Tryo(トリヨ)の日本でのファースト・アルバム「愛と平和のリディム」はこちら

staff| 17:45 | カテゴリー:GUEST

2013年03月10日

3月10日のゲスト:DJ NUTS

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ブラジルのクラブ・カルチャーをリードするDJ/プロデューサー/トラックメイカー、DJ NUTSが初来日。インタビューと、ブラジルのヴィンテージ・ミュージックをセレクトした最新のノンストップ・ミックスをお送りしました。

★DJ NUTS「DISCO E CULTURA VOL.5」ON AIR TRACK LIST

Ze Keti[Opiniao] (Cid),Joao do Vale [Meu Samba]-(Phillips),Jackson do Pandeiro & Almira [E so no balanco] (Phillips),Ary Lobo [Nego Sao] (Rca Victor),Moura Junior [Vida bela] (Phillips),Sergio Ricardo [Pregao] (Forma),Quinteto Villa Lobos [Berimbau] (Forma)

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7インチのアナログ盤(シングル盤)を自在に操るDJ PLAY

staff| 17:53 | カテゴリー:GUEST

2013年01月13日

1月13日のゲスト:藤本一馬、北村聡

2013年最初のゲストは、昨年12月にセカンド・ソロ・アルバム「Dialogues」をリリースしたorange pekoeのギタリスト、藤本一馬

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「Dialogues」Kazuma Fujimoto(NRT NKCD-1004)
more info

スタジオライヴの生演奏は、バンドネオン奏者、北村聡とのデュオで、CDにも収録されている北村聡のオリジナル曲「Festivo」でした。

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staff| 17:53 | カテゴリー:GUEST

2012年12月16日

12/16のゲスト:ルシアーナ・ソウザ&ホメロ・ルバンボ

16日の放送では、長年USAで活動しているブラジル人のヴォーカリスト、ルシアーナ・ソウザ(Luciana Souza)、ギタリストのホメロ・ルバンボ(Romero Lubambo)をゲストにお迎えしました。デュオによるスタジイライヴの生演奏、そして2人が語るクリスマスの思い出、いかがでしたか?

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デュオのスタジオライヴで披露してくれた曲は、ジョアン・ジルベルトの歌でも知られるドリヴァル・カイミの名曲「Doralice(ドラリッシ)」でした。

staff| 17:49 | カテゴリー:GUEST

2012年11月25日

11/25のゲスト:トゥリッパ・ルイス

シンガー/ソングライター、トゥリッパ・ルイス

サンパウロのインディー・ポップ・シーンから羽ばたき、都市部の若者を中心に人気が爆発、今年セカンド・アルバム『トゥド・タント』を発表し10月下旬に初来日公演を行ないました。

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左からトゥリッパ・ルイス、マルシオ・アランチス、グスタヴォ・ルイス

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スタジオライヴの生演奏は2曲。詳細はSONG LISTのページをご覧下さい。

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staff| 17:53 | カテゴリー:GUEST

2012年11月11日

11月11日のゲスト:Saigenji

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11月11日の放送では、番組のオープニング・テーマの作曲/歌と演奏を担当、今年でアルバム・デビュー10周年を迎え、11月14日に初の "声とギター" のソロ・アルバム『ONE VOICE, ONE GUITAR』を発表するシンガー/ソングライター/ギタリスト、Saigenjiをゲストに迎えました。

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初対面ながら和気あいあい、トークで盛り上がる滝川クリステルとSaigenji

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スタジオライヴの生演奏は、エリス・レジーナの歌で知られるエドゥ・ロボの名曲「Corrida de Jangada(コヒーダ・ヂ・ジャンガーダ)」

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「ONE VOICE, ONE GUITAR」Saigenji
(Happiness Records XQJT-1005 / 11月14日発売)

Saigenjiの公式サイトはこちら
ニューアルバム特設サイトはこちら

●Saigenji "ONE VOICE, ONE GUITAR 発売日Special Live"

11月14日(水)20:00〜
@青山プラッサ・オンゼ(PRACA ONZE)

ニューアルバムの発売日にSaigenjiのホームグラウンド、現在 "30+1周年" 記念のスペシャル・ライヴ・シリーズを開催中の、青山の老舗ブラジリアン・ライヴ・レストラン「プラッサ・オンゼ」でソロ・ライヴを行ないます。

詳細はプラッサ・オンゼHP

staff| 17:52 | カテゴリー:GUEST

2012年08月26日

8/26のゲスト:ジョイス

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8月26日のゲストはブラジル・リオから来日した、日本でもおなじみのシンガー/ソングライター/ギタリスト、ジョイス(ジョイス・モレーノ)。

3年連続の出演で、スタジオライヴの生演奏ではニューアルバム「TUDO」にも入っているオリジナル曲「Boiou」を歌ってくれました。

生粋のカリオカ(リオっ子)のジョイスは、ボサノヴァの名曲「イパネマの娘」が誕生した1962年には中学生でした。学校の目の前、イパネマのビーチで泳いでいた、当時の想い出も話してくれました。うらやましい青春時代、ジョイス自身も"イパネマの娘" だったんですね。

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2012年08月19日

8/19のゲスト:ホベルト・メネスカル&レイラ・ピニェイロ

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60年代初頭のボサノヴァ黄金時代の生き証人で、数々のスタンダード・ナンバーを作曲したギタリスト、ホベルト・メネスカル(Roberto Menescal)と、メネスカルに見初められて86年にメジャーデビューを果たした実力派シンガー、レイラ・ピニェイロ(Leila Pinheiro)をお迎えしました。

メネスカルが着ているTシャツは、OSKLENの「RIO+20」スペシャル・エディション。今年の10月で75歳を迎えますが、Tシャツ姿が似合ってます。

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5年ぶりに番組に出演したホベルト・メネスカル

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レイラ・ピニェイロは約13年ぶりの出演。J-WAVEに常備のキーボードを「初めて弾いたけど、とても素敵!ライヴでも使いたい」と言ってました。

staff| 17:53 | カテゴリー:GUEST

2012年08月12日

8/12のゲスト:KAI

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アメリカと日本のダブル・アイデンティティで鎌倉生まれの鎌倉育ち、ボストンのバークリー音楽院に留学経験もある、シンガー/ソングライター/アコースティック・ギタリスト、KAI(本名:カイ・ペティート)さんをゲストにお迎えしました。

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スタジオライヴで「アントニオの歌」を弾き語り中。滝川クリステルもウットリ。

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New AlbumA Night Flight(TECG-20046)

KAI オフィシャルサイト

staff| 16:53 | カテゴリー:GUEST

2012年08月05日

8/5のゲスト:ジェシー・ハリス

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ノラ・ジョーンズの「Don't Know Why」の作者としても名高いニューヨークのシンガー/ソングライター、ジェシー・ハリス(Jesse Harris)がブラジル・リオ録音の新作「SUB ROSA」を手みやげに来日して番組にゲスト出演。

スタジオライヴ生演奏のほか、ブラジル音楽との出会い、リオ録音の想い出を語ってくれました。

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★New Album「SUB ROSA」の詳細はこちら

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2012年07月29日

7/29のゲスト:ジューサ from Cuba

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キューバの首都ハバナで生まれ、ワールドワイドな活躍を続けているシンガー/ソングライター/ギタリスト/ベーシスト、ジューサYUSA)が、初のカヴァー・アルバム「ピロウ・ブック」を手みやげに来日しました。

番組では、世界各国の多彩な音楽への関心、ホームタウンのハバナの魅力などを語り、スタジオライヴの生演奏ではロマンチックなボレロをギターの弾き語りで歌ってくれました。

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★New Album「ピロウ・ブック(LIBRO DE CABECERA)」
  (YMCP-10028)詳細はこちら

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2012年06月24日

6/24のゲスト:キケ・シネシ

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アルゼンチンの音楽シーンを代表するギターのマエストロ、キケ・シネシ

タンゴ、フォルクローレなどのアルゼンチンの音楽を土台に、ジャズ、クラシック、ブラジル音楽のエッセンスも取り入れ、7弦ギターをはじめさまざまな弦楽器を操る名手として、また作曲家としても活躍しています。5月に初来日しました。

★キケ・シネシが語るホームタウンのブエノスアイレス

私は、ブエノスアイレスの都会での生活が大好きです。
ブエノスアイレスには、大勢のアーティストが住んでいますから、そうした人々に出会えることが、この町の最大の魅力だと思います。

ブエノスアイレスを代表する音楽は、タンゴとフォルクローレで、ジャズの影響もあります。
そういった、いろんなジャンルの音楽が融合する環境で、私は自分の音楽を作ってきました。
そして、大勢のアーティストと知り合うことによって、自分の音楽的なルーツを確認しました。

また、この町で暮らすことを通じて、自分の内面的な平和を見出し、保つことが出来ています。

ただ、ブエノスアイレスは大都会で、あまり自然がありません。私は、自然に恵まれた環境も大好きなので、ブエノスアイレスから70キロほど離れた場所に別荘を構え、よく訪れています。

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スタジオライヴでは7弦ギターのソロ、一緒に来日したカルロス・アギーレ(ピアノ、ヴォイス)とのデュオで、キケ・シケシのオリジナルを2曲、演奏してくれました。

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2012年06月17日

6/17のゲスト:カルロス・アギーレ

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アルゼンチンのコンテンポラリー・フォルクローレをリードする作曲家/ピアニスト/ギタリスト/歌手、カルロス・アギーレ

ブエノスアイレスから400キロほど内陸に入った所にある、豊かな自然に囲まれた町、パラナを拠点に、大都会の喧噪から離れて創作活動を続け、フォルクローレを土台にジャズ、クラシック、ブラジル音楽などのエッセンスも取り入れて、大自然の息吹を伝える、独自の音楽をクリエイトしています。

※カルロス・アギーレが語るホームタウンのパラナ

私は14歳のときから、パラナで暮らし始めました。
この町の特徴は、パラナ川という大きな川のほとりにあることです。
この川は、そこに住んでいる人々を育み、人格を形成している風景だと思います。
ですから、パラナ川の風景は、私の音楽にも大きなインスピレーションを与えています。
私は3年前から、川のすぐ近くに住むようになりました。
毎日、川を訪れて、その風景からインスピレーションをもらっています。

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スタジオライヴの生演奏ではキーボードのソロ、一緒に来日したギタリストのキケ・シネシとのツィンギターによるヴォーカル・ナンバー、この2曲のオリジナル曲を披露してくれました。

次週24日の放送ではキケ・シネシをフィーチャー。今回に続き、カルロス・アギーレもスタジオライヴの生演奏に参加します。

カルロス・アギーレ New Album
 「Orillania(オリジャニア)」

  (Inpartmaint RCIP-0171)

一緒に来日したキケ・シネシなどアルゼンチンの凄腕ミュージシャンをはじめ、ブラジルからモニカ・サウマーゾ(ヴォーカル)、グラストン・ガリッツァ(ヴォーカル:スペイン在住)、ウルグアイからウーゴ・ファトルーソ(キーボード)、チリからフランチェスカ・アンカローラ(ヴォーカル)などが参加。ラテンアメリカをひとつに結ぶスケールの大きな作品です。

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2012年06月10日

6/10のゲスト:ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート

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ブラジルの夫婦デュオ、ヘナート・モタ(ヴォーカル、ギター)&パトリシア・ロバート(ヴォーカル)が3度目のゲスト出演。スタジオライヴでは新曲を披露してくれました。

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※ヘナート・モタ&パトリシア・ロバートが語るミナスジェライス

ミナスジェライス州は、リオデジャネイロ州とサンパウロ州の隣りにあって、最大の特徴は、山に囲まれていることです。
そうした環境は、そこに住む人々に、精神的な内面性を与えています。
そのことを、とても良く表しているのが音楽で、ミナスの音楽には、ナチュラルでスピリチュアルな面があります。
人々の気質も穏やかで、もてなしの心を備えています。
郷土料理も、とても美味しいんですよ。
ミナスに来れば、いろんな魅力を感じることが出来ると思います。
         (ヘナート)

ミナスの人々の気質は、日本人に共通する部分が多いと思います。
私は日本に来て、日本の皆さんに接したときに、そのことをいつも感じています。
ですから、日本の方がミナスに来たら、きっと私と同じように感じるでしょう。
         (パトリシア)

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★ヘナート・モタ & パトリシア・ロバート
 New Album 「スニエ(Sunni-e)」
  NKCD-1002/1003(2枚組)6月27日発売
詳しいインフォメーションはNRTのホームページ

staff| 08:53 | カテゴリー:GUEST

2012年06月03日

6/3のゲスト:ジョー・バルビエリ

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"イタリアのカエターノ・ヴェローゾ" とも呼ばれているナポリのシンガー/ソングライター、ジョー・バルビエリ。ギター弾き語りのスタジオライヴで2曲、歌ってくれました。

※ジョー・バルビエリが語るナポリ

ナポリの魅力はたくさんありますが、一言で言えば「何でもある街」ということだと思います。

ナポリの街は、歴史的な建物だけでなく、さまざまな宝物に満ちています。
たとえば、街を歩いていて角を曲がると、40人、50人の音楽家が集まって演奏を始め、それをみんなが心から楽しんで聴いている、そんなことがよくあります。

その瞬間、瞬間に、生きたスペクタクルが起こり、それに出会える街なのです。

ナポリの人間は、太陽のように明るく、
オープンでフレンドリーで、人と人の間に壁を作りません。

ですから、旅行で初めて訪れた人に対しても、おおらかに受け入れ、迎え入れる、そんな気質が備わっています。

私自身、しばらくナポリを離れていた時期がありましたが、当時は、ふるさとが恋しくてたまらず、心の中に穴があいたような気持ちでした。

その後、ナポリに戻って、あらためて人々の暖かさを感じました。
私は、この街を愛しています。
これから先、ナポリ以外の街で生活することは、もう考えられません。

「静かに、息をするように」ジョー・バルビエリ

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2012年05月30日

6月は4週連続のゲスト月間。スタジオライヴ生演奏も!

6月はゲスト月間!

毎週、海外からの来日アーティストを迎えて、J-WAVEのスタジオで収録した生演奏をお届けします。また、各アーティストがそれぞれのホームタウンの魅力を紹介します。他では聴けないオリジナル・スタジオライヴ、お楽しみに!

3日:ジョー・バルビエリ
    (イタリア/ナポリ)
10日:ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート
    (ブラジル/ミナスジェライス)
17日:カルロス・アギーレ
    (アルゼンチン/パラナ)
24日:キケ・シネシ
    (アルゼンチン/ブエノスアイレス)

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2011年09月18日

9月18日のゲスト:フロレンシア・ルイス

アルゼンチン音響派〜ネオ・フォルクローレの流れを汲み、タンゴ、ジャズ、ブラジル音楽などさまざまなエッセンスを取り入れて、幽玄な美意識あふれる独自の世界を作り上げている、ブエノスアイレス出身のシンガー/ソングライター、フロレンシア・ルイス。

初の日本盤としてリリースされる最新作「ルス・デ・ラ・ノーチェ(夜の光)」をフロレンシア自ら紹介し、CDにも入っているオリジナル曲「インビエルノ(冬)」をスタジオライヴの生演奏で披露しました。

★ LUZ DE LA NOCHE(ルス・デ・ラ・ノーチェ=夜の光)
   (YAMAHA / YMCP-10014:9月21日発売)

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staff| 08:50 | カテゴリー:GUEST

2011年09月04日

9月4日のゲスト:セルジオ・サントス

8月初旬、ジョイスの来日公演のゲストとして初来日した、ブラジル内陸部ミナスジェライス州生まれのシンガー/ソングライター/ギタリスト、セルジオ・サントス(Sergio Santos)。

スタジオライヴでは、オリジナルのサンバ(作詞はパウロ・セーザル・ピニェイロ)「Samba Nao Tem Dono」を歌ってくれました。

スタジオライヴに備えてサウンドチェック中のセルジオ・サントスと、見守るジョイス

滝川クリステルもライヴの印象をコメントしていましたが、セルジオ・サントスがどれほど長身か、この2 shotで分かりますね。

staff| 08:50 | カテゴリー:GUEST

2011年08月28日

8月28日のゲスト:ジョイス・モレーノ

今年も7月に来日したジョイス(ジョイス・モレーノ)が、1年ぶりにゲスト出演。スタジオライヴでは新作にも入っているオリジナル曲「プーロ・オウロ(純金)」をギターの弾き語りで生演奏してくれました。

滝川クリステルもジョイスの「ブルーノート東京」でのライヴを観戦して大感動!

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ホームタウンのリオをテーマに、初の全編ギター弾き語りで録音した最新作「RIO」

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staff| 08:50 | カテゴリー:GUESTGUEST

2011年08月21日

21日のゲスト/naomi & goro & 菊地成孔

8月21日のゲストは、コラボ・アルバム「calendula(カレンデュラ)」(commons RZCM-46790)を7月にリリースした、naomi & goro & 菊地成孔。

スタジオライヴでは、CDにも入っている「The King of Rock'n Roll」(プレファブ・スプラウトのカヴァー)を生演奏で披露してくれました。

SPIRAL RECORDS presents
naomi & goro & 菊地成孔『calendula』リリース記念
〜Music & Talk Session 〜

9月4日(日)
open/13:30 start/14:00
@Spiral Hall (SPIRAL 3F)

CHARGE/前売2,500円 当日3,000円

出演/naomi & goro & 菊地成孔
パーソナリティ/中原仁(J-WAVE Saude! Saudade...プロデューサー)

詳しいインフォメーションはこちら

ジョアン・ジルベルト直系のオーセンティックなボサノヴァ・デュオ「naomi & goro」と日本ジャズ界の鬼才「菊地成孔」によるコラボレーション・アルバム『calendula(カレンデュラ)』がついに完成。

そのリリースを記念して、スペシャルなトーク&ライブ・イベントが開催されます!

リリース後、初となるnaomi & goro & 菊地成孔のライブをはじめ、中原仁をパーソナリティに迎えてレコードやCDを聴きながらのトークを交え、21世紀の「ゲッツ/ジルベルト」と評される『calendula』の誕生をめぐります。

※リスナーご招待のお申込み受付は終了しました。大勢のご応募ありがとうございました。

staff| 08:50 | カテゴリー:GUEST

2011年04月17日

17日のゲスト:コーコーヤ

4月からの番組のエンディング・テーマ曲「ボンボヤージュ!」(収録CD「Frevo!」Happiness Records XQJT-1002)を演奏しているアコースティック・インストゥルメンタル・トリオ、コーコーヤ(上の写真左から、黒川紗恵子=クラリネット、江藤有希=バイオリン、笹子重治=ギター)。スタジオ・ライヴの生演奏もお届けしました。

●ニューアルバム・リリースツアー「Frevo!」東京公演

 4月23日(土)
 会場/めぐろパーシモンホール 小ホール
     目黒区八雲1-1-1(最寄り駅:東横線・都立大学)
 開場/16:30 
 開演/17:00
 料金/前売3,900円 当日4,400円(全席指定、税込)
 出演/コーコーヤ
     笹子重治(ギター)
     江藤有希(バイオリン)
     黒川紗恵子(クラリネット)
 ゲスト/岡部洋一(パーカッション)
 問い合わせ/ディスクガレージ
        03-5436-9600 (weekday 12:00-19:00)
詳細はコーコーヤのオフィシャルサイトをご覧ください


staff| 08:53 | カテゴリー:GUEST

2011年01月02日

1月2日のゲスト:ホベルタ・サー&ペドロ・ルイス

2011年最初の放送(1月2日)は、ブラジルから来日したホベルタ・サー(Roberta Sa)&ペドロ・ルイス(Pedro Luis)の夫妻をゲストにお迎えして、スタジオ・ライヴの生演奏もお届けしました。

年の差20歳のラヴラヴ夫婦、スタジオでも仲良く並んでライヴ収録中。

11月末に行なわれたホベルタ&ペドロのライヴ。終演後にバックステージで滝川クリステルとの3ショットです。

ホベルタ・サーのブログにも日本の写真がたくさんアップされています。

staff| 08:45 | カテゴリー:GUESTGUEST

2010年11月21日

11月21日のゲスト:ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート

ブラジル内陸部・ミナスジェライス州ベロ・オリゾンチを拠点に活動している夫婦のユニット、ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート(Renato Motha & Patricia Lobato)が、昨年5月に続いて2度目のゲスト出演。

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昨年の来日時に鎌倉の光明寺で行なった "マントラ・セッション" のライヴ・アルバム「IN MANTRA」の収録曲を、スタジオ・ライヴ生演奏をまじえてご紹介しました。

※CD「IN MANTRA」の詳細はこちら

staff| 08:48 | カテゴリー:GUEST

2010年11月14日

11月14日のゲスト:chie umezawa with チアゴ・コスタ

ブラジル・ミナスジェライス州ベロ・オリゾンチ録音のニューアルバム「flor de mim(フロール・ヂ・ミン)」を発表、10月末にリリース・ツアーを行なったヴォーカリスト、chie umezawa。

ニューアルバムとリリース・ツアーにも参加したブラジルのピアニスト、チアゴ・コスタ(Tiago Costa)とのデュオによるスタジオ・ライヴで「Samba da Minha Terra(サンバ・ダ・ミーニャ・テーハ)」「Carinhoso(カリニョーゾ)」を聴かせてくれました。

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※ CD「flor de mim / chie umezawa」の詳細はこちら

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staff| 08:48 | カテゴリー:GUEST

2010年10月17日

10月17日のゲスト:マルクス・タルデーリ

17日の放送ではブラジルのギタリスト、マルクス・タルデーリ(Marcus Tardelli)を迎え、全編ソロ・ギターによるファースト・アルバム『Unha e Carne(ウーニャ・イ・カルニ)- Marcus Tardelli interpreta Guinga』の収録曲、ブラジル大使館で行なわれたライヴの模様をお届けしました。

staff| 08:47 | カテゴリー:GUEST

2010年09月26日

26日のゲスト:オスカル・メツァヴァト

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ブラジル・リオのトロピカルなアーバンリゾート・ライフスタイルを世界に発信する最先端の人気ファッション・ブランド「OSKLEN(オスクレン)」。そのデザイナー/クリエイティヴ・ディレクター、オスカル・メツァヴァトをゲストに迎え、滝川クリステルがインタビュー。オスカルのファッション哲学、エコロジーに対する取り組みなど、さまざまな話をうかがいました。

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OSKLENオフィシャルサイト
OSKLEN日本のオフィシャルサイト
OSKLEN日本のショップサイト

2010年08月29日

8/29のゲスト:ジョイス with セルソ・フォンセカ

8月29日のゲストはジョイス(Joyce)とセルソ・フォンセカ(Celso Fonseca)。ジョイスは番組のゲスト出演回数最多(10回以上)、セルソも3回目の出演でした。

2人が手に持っているのは番組でも曲をオンエアした各々の最新作のジャケットです。

スタジオ・ライヴではセルソ・フォンセカの名曲「Samba E Tudo(サンバ・エ・トゥードゥ)」を生演奏!

staff| 08:50 | カテゴリー:GUEST

2010年06月06日

6/6のゲスト:セルジオ・メンデス

ニューアルバム「BOM TEMPO」を発表、5月に来日したセルジオ・メンデスをゲストにお迎えしました。60代後半とは思えないぐらい、若々しくお元気でした。

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ニューアルバム「BOM TEMPO」。6月9日にはリミックス・アルバム「BOM TEMPO BRASIL -REMIXED」もリリースされます。詳しくはこちらをどうぞ。

★リスナー・プレゼント!

「BOM TEMPO BRASIL -REMIXED」から3曲、5ヴァージョンをピックアップした限定の12インチ・アナログ盤(セルジオ・メンデスの直筆サイン付き)を1名様にプレゼントします。

※プレゼントのご応募は締め切らせていただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。

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staff| 08:50 | カテゴリー:GUEST

2010年05月02日

5/2のゲスト:Doces Cariocas

シンガー/コンポーザーのアレクシア・ボンテンポ(Alexia Bomtempo)、シンガー/コンポーザー/ギタリストのピエール・アデルニ(Pierre Aderni)、この夫婦のユニット、ドーシス・カリオカス(Doces Cariocas)。

ファースト・アルバム「Doces Cariocas」にも収録されている2人のオリジナル曲「Quanto Tempo」「Feira do Troca」をスタジオ・ライヴで歌ってくれました。

ホームタウン、リオデジャネイロの魅力と2人のカリオカ・ライフについてもトーク。2人の家はリオのイパネマ海岸に歩いていける距離、かつてアントニオ・カルロス・ジョビンが住んでいたアパートの目の前にあるそうです。

staff| 08:53 | カテゴリー:GUEST

2010年03月14日

3/14のゲスト:ジョルジーニョ&セルシーニョ

ブラジルのアコースティック・ミュージック「ショーロ」の世界にご案内した14日の放送、5月に来日公演を行なうショーロの名門グループ、エポカ・ヂ・オウロ(Epoca de Ouro)のジョルジーニョ・ド・パンデイロ(79歳!)と息子のパンデイロ奏者、セルシーニョ・シルヴァをゲストにお迎えしました。

●Concert Informarion
 Cafe Brasil:EPOCA DE OURO(J-WAVE主催)
 5/25(火)& 26(水)@すみだトリフォニーホール
 オフィシャル・サイトはこちら

staff| 08:50 | カテゴリー:GUESTGUEST

2009年11月08日

11月8日のゲスト:BR6

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ブラジル・リオデジャネイロから初来日した6人組のア・カペラ・ヴォーカル・グループ、BR6。スタジオ・ライヴでサンバの古典「Eu Quero Um Samba」を、さらに即興で番組のジングルも歌ってくれました。

BR6に関する詳細はこちら

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staff| 08:53 | カテゴリー:GUEST

2009年11月01日

11月1日のゲスト:ベト・カレッティ

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"ブラジル人よりもブラジル人らしい音楽家" と称されている、アルゼンチンのシンガー/ソングライター/ギタリスト、ベト・カレッティ。10月に通算4回目のジャパン・ツアーを行ない、4年ぶりにJ-WAVEのスタジオに来てくれました。

スタジオ・ライヴで弾き語りしてくれた曲は、ベトが作曲、ブラジルのセルソ・ヴィアフォラが作詩した「DESCOMPANHIA(ヂスコンパニーア)」。

ベト・カレッティのCDについての詳細はこちら

staff| 08:52 | カテゴリー:GUEST

2009年08月02日

8月2日のゲスト:ショーロクラブ

今年で結成20年! 1989年以来、当番組のエンディング・テーマを担当し(現在のテーマ曲は「Trilhas」=2000年ブラジル録音盤『Brasiliana』収録)、7月にニューアルバム『Trilogia(トリロジア)』をリリースしたアコースティック・ストリングス・トリオ、ショーロクラブ(Choro Club)のメンバー3人をゲストにお迎えしました。

上の写真・左から順に
 秋岡欧(バントリン)
 笹子重治(ギター)
 沢田穣治(コントラバス)

『TRILOGIA』CHORO CLUB
  トリロジア/ショーロクラブ
  (Videoarts VACM1393) 7月22日 on sale

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※Live information
「祝!結成20周年
 ショーロクラブ コンサート “Trilogia”」 

2009年9月5日(土)
 昼の部 15:00開場/15:30開演
 夜の部 18:00開場/18:30開演
 
会場:めぐろパーシモンホール/小ホール
      (最寄り駅=東横線・都立大学)

ゲスト:佐藤芳明(アコーディオン)
    岡部洋一(パーカッション)
    ヤマカミヒトミ(フルート)
    柏木広樹(チェロ)
 
料金:前売り ¥4,500 / 当日 ¥5,000
       (全席指定/税込み)
  チケットぴあ Tel.0570-02-9999 [Pコード:325-935]
  ローソンチケット Tel.0570-08-4003 [Lコード:70346]
  e+(イープラス)  HYPERLINK (PC/携帯共通)
  めぐろパーシモンホール チケットセンター Tel.03-5701-2904
   ※未就学児童入場不可

問合せ DISK GARAGE 03-5436-9600 (weekday 12:00-19:00)

staff| 08:53 | カテゴリー:GUESTGUEST

2009年07月19日

別所哲也さん主演のブラジルのミュージカル「オペラ・ド・マランドロ」

ブラジル音楽界のカリスマ、シコ・ブアルキが、ブレヒトの「三文オペラ」を下敷きに、舞台を1941年のリオデジャネイロに移して原作し音楽を書き下ろしたミュージカル「オペラ・ド・マランドロ」(1978年初演)。この夏、日本版が上演されます。

主役はJ-WAVEの朝の顔としてもオナジミの別所哲也さん。

19日の放送では、別所哲也さんのコメントも交えて「オペラ・ド・マランドロ」のストーリー、収録曲などをご紹介しました。

●ミュージカル「オペラ・ド・マランドロ〜リオデジャネイロ1941」
原作・作曲/シコ・ブアルキ
主演/別所哲也
出演/マルシア、石川梨華、石井一孝ほか
日程/7月25日(土)〜8月2日(日)
会場/東京芸術劇場中ホール
オフィシャル・サイト

※日によって開演時刻が異なります。詳しくは上記のリンクから、オフィシャル・サイトをご参照ください。

staff| 08:53 | カテゴリー:GUESTGUEST

2009年07月12日

7月12日のゲスト:吉田慶子

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没後20年を迎えたナラ・レオンのソングブック『パレードのあとで〜ナラ・レオンを歌う』を今月22日にリリースするヴォーカリスト、吉田慶子を、このニューアルバムのサウンド・プロデューサーをつとめたギタリスト、笹子重治と共にお迎えしました。

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「パレードのあとで〜ナラ・レオンを歌う」
 (OMAGATOKI OMCA-1120)7月22日 on sale

※吉田慶子 Live Schedule

 7/24(金)20:00 西荻窪:アパレシーダ
 7/25(土)19:45 日暮里:Bar ポルト
  共に吉田慶子(vo,gt)のソロ・ライヴです。

※アルバム発売記念ライヴ

 9/3(木)20:00 青山:プラッサ・オンゼ
 出演:吉田慶子(vo)笹子重治(g)
    岡部洋一(per)ヤマカミヒトミ(fl)

staff| 08:53 | カテゴリー:GUEST

2009年07月05日

7月5日のゲスト:naomi & goro

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ブラジル・リオ録音のニューアルバム『Bossa Nova Songbook 2』を7月8日にリリースする、布施尚美(ヴォーカル)と伊藤ゴロー(ギター)のデュオ・ユニット、naomi & goroをゲストにお迎えしました。


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「Bossa Nova Songbook 2」
 (Commmons - Avex RZCM-46215)7月8日発売

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staff| 08:53 | カテゴリー:GUEST

2009年06月14日

14日のメッセージ・ゲスト:パウラ・リマ(Paula Lima)

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6月上旬に初来日、素晴らしい歌声を聴かせてくれた、現代のブラジルを代表するサンバ+ソウル・クィーン、パウラ・リマ。番組のリスナー、そして日本のファンに向けて、日本語もまじえたメッセージをいただきました。

staff| 08:29 | カテゴリー:GUEST

2009年05月24日

5月24日のゲスト:片山叔美

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24日のゲストは、リオ+東京録音のファースト・アルバム『私はショーロを歌う』を発表した日本で唯一のショーロ・シンガー、片山叔美(よしみ)さん。

ショーロ・ヴォーカルの女王アデミルヂ・フォンセカ(Ademilde Fonseca)との出会いのエピソードをまじえてアルバムを紹介。スタジオ・ライヴでは高田泰久さん(7弦ギター)との共演で見事な "早口ショーロ" を披露しました。

★Live Information

6月13日(土)20:00〜
@吉祥寺Alvorada
「ショーロの森+ゲスト:片山叔美」
 (高田泰久も出演)

7月18日(土)
@吉祥寺Alvorada
「カルメン・ミランダ生誕100周年記念プレイベント」

片山叔美ホームページ
高田泰久ホームページ

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『私はショーロを歌う/片山叔美』
 (オフィス・サンビーニャより発売中)

staff| 08:53 | カテゴリー:GUEST

2009年05月10日

5月10日のゲスト:ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート

4月に初来日公演を行なった、ミナスジェライス州のおしどりデュオ・ユニット、ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート。2人が語ってくれたミナスジェライスに関するコメントをあらためてご紹介します。

「20世紀の前半まで、ミナスジェライスの音楽は、リオの音楽の影響を強く受けていました。

その後、ミナスの音楽の強力なアイデンティティを確立したのが、トニーニョ・オルタ、ミルトン・ナシメント、ロー・ボルジェス、ベト・ゲヂスといった、<クルビ・ダ・エスキーナ(街角のクラブ)>と呼ばれる音楽家たちのグループです。

彼らの音楽は私たちをはじめ、ミナスのすべての世代の音楽家に大きな影響を与えました。

ミナスジェライスの音楽の最大の特徴は、丹念に練り上げたハーモニーです。ハーモニーには、ミナスジェライスの環境が反映されていると思います。山に囲まれていて、街なかの雰囲気も落ち着いている、そんな環境が、内面的な音楽性を育てました。

さらに、細やかな繊細さ、といった点で、日本の芸術との共通点もあると思います。こういった点が、ミナスの音楽と、ブラジルの他の地域の音楽との違いです。」
   (ヘナート・モタ)

「ミナスジェライスの人々には、もてなしの心があります。日本の人々が持っている、優しさや親切な心に通じると思います。

ミナスの郷土料理は、種類もたくさんあって、とても美味しいですよ。

観光をするなら、オウロ・プレット、チラデンチス、ヂアマンチーナといった、伝統的な歴史のある街を訪れずには、いられません。これらの街には、古くて美しい教会がたくさんあって、独得の雰囲気をつくっています。

いろいろな点を総合すると、ミナスジェライスと日本とは繋がっている、そう思います。」
  (パトリシア・ロバート)

staff| 08:53 | カテゴリー:GUEST

2008年11月09日

マリア・ヒタ

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9日のオンエアのオープニングで日本のファンへのメッセージをくれたのは、マリア・ヒタ(Maria Rita)。「2007年ブラジル・ディスク大賞」で第1位に輝いたアルバム『サンバ・メウ』を手みやげに、10日(月)の19時から中野サンプラザホールで1回限りの来日公演を行ないました。

公演オフィシャルサイト

staff| 08:02 | カテゴリー:GUEST

2008年09月07日

9/7 Brasil Day Special

9月7日のBrasil Day Special、ブラジルから来日中のアーティストが番組にメッセージをくれました。

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「BRASIL FESTIVAL 2008」に出演したジョルジ・ベンジョール

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パト・フのフェルナンダ・タカイ。パト・フのライヴは10日(水)、渋谷クラブ・クアトロです。詳細はこちら

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日本に到着したばかりのジルベルト・ジル。J-WAVE主催「ジルベルト・ジル&ブロードバンド・バンド JAPAN TOUR 2008」、東京公演は11日(木)、東京国際フォーラム・ホールC。詳細はこちら

もう一人、ジョイスからもメッセージをいただきましたが、写真がありません。ごめんなさい。

staff| 08:53 | カテゴリー:GUEST

2008年08月03日

ジョゼ・ピニェイロ&BOTO結成20周年記念ライヴ

8月3日のゲストは、1988年の放送開始以来,番組のヴォイス・ジングルを担当しているブラジル人ミュージシャン、ジョゼ・ピニェイロ。ジョゼが日本で生活していた1988年に日本の仲間たちと組んだバンド、BOTO(ボト)も結成20周年を迎えました。

●「ジョゼ・ピニェイロ&BOTO」結成20周年記念ライブコンサート
8/8(金)19:00開場/20:00開演
8/9(土)18:00開場/19:00開演
会場:青山プラッサ・オンゼ
出演者:ジョゼ・ピニェイロ (vo,guitar) 笹子重治 (guitar) 秋岡欧 (cavaquinho,viola他) 江藤有希 (violin) 黒川紗恵子 (clarinet) 渡辺亮、服部正美、石川智(percussion)
Charge:3,600円(ドリンク別)
電話予約:プラッサ・オンゼ(03-3405-8015)
ライヴに関する詳細はこちら
ジョゼ・ピニェイロのオフィシャルサイト

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staff| 08:53 | カテゴリー:GUESTGUEST

2008年07月20日

7月20日のゲスト:コーコーヤ

7月20日の放送は、23日にファースト・アルバム「antique」をリリースするアコースティック・インストゥルメンタル・トリオ、コーコーヤをゲストに迎え、スタジオ・ライヴの生演奏もお届けしました。

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笹子重治(ギター)。番組のエンディング・テーマ「トリーリャス」(演奏:ショーロ・クラブ)の作曲者であり、J-WAVEのジングルも数多く手がけています。

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江藤有希(バイオリン)

黒川紗恵子(クラリネット)

●コーコーヤ「antique」リリース・ライヴ
7/31(木)20:00 青山プラッサ・オンゼ
8/12(火)20:00 吉祥寺ストリングス
8/29(木)19:30 中目黒楽屋(らくや)(vice-versaとのダブルアクト)

staff| 08:53 | カテゴリー:GUESTGUEST

2008年06月01日

6月1日のゲスト:Saigenji

番組のオープニング・テーマ曲も担当しているSaigenji。6月18日リリースのニューアルバム「Medicine for your soul」(HRBD-006)をいち早く紹介し、スタジオ・ライヴでミルトン・ナシメントの名曲「Milagre dos Peixes」を歌ってくれました。

Saigenjiオフィシャル・サイト

●Saigenji "Medicine for your soul" Release Live
6月28日(土)@Motion Blue Yokohama
1st /open17:00,start18:30 2nd / open 20:00,start21:30(入替え)
Charge : 4,200円(税込み、飲食別)
Reservation : 045-226-1919(11:00〜22:00)

staff| 08:53 | カテゴリー:GUESTGUEST

2008年05月11日

5月11日のゲスト:マルコス・ヴァーリ

4月末に来日、BLUE NOTE TOKYOでライヴを行なった、マルコス・ヴァーリ。スタジオ・ライヴで2曲、歌ってくれました。

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staff| 08:56 | カテゴリー:GUEST

2007年12月08日

12月9日のゲスト:松田美緒+ジョアン・リラ

ブラジル・リオ録音のサード・アルバム『Asas(アザス)』を発表したヴォーカリスト、松田美緒、そのレコーディングに参加し10月には来日、一緒に全国ツアーを行ったブラジルの大御所ギタリスト、ジョアン・リラ。2人を迎えてスタジオ・ライヴの生演奏もやっていただきました。

staff| 08:53 | カテゴリー:GUEST

2007年12月02日

12月2日のゲスト:イヴァン・リンス

放送1,000回スペシャル、2人目のゲストは10月にブラジルから来日したイヴァン・リンス。イヴァンは1988年10月に初来日公演を行ない、番組にゲスト出演、以来何度も来日し、この番組への出演回数が最も多いアーティストです。

お祝いメッセージと共に、スタジオ・ライヴで2曲、歌っていただきました。

六本木ヒルズ33階のJ-WAVEスタジオから、東京タワーなどの風景を眺めつつ歌うイヴァン・リンス

staff| 08:53 | カテゴリー:GUEST

2007年12月02日

12月2日のゲスト:宮崎ますみ

放送1,000回スペシャル、一人目のゲストは1988年10月から5年間、番組の初代ナヴィゲーターをつとめた宮崎ますみさん。当時の想い出を振り返りながら、メッセージをいただきました。

宮崎ますみさんのホームページはこちら
こちらのblogもどうぞ。

staff| 08:19 | カテゴリー:GUEST

2007年09月30日

9月30日のゲスト:アンリ・サルヴァドール

9月30日は小野リサがマンスリー・ナヴィゲート。9月に2度目の来日公演を行なった、ブラジル音楽とも縁の深いフランス音楽界の至宝(90歳!)、アンリ・サルヴァドールのインタビューもお届けしました。

アンリさんの笑い声、90歳とは思えないほどの元気がみなぎってましたね。

staff| 08:53 | カテゴリー:GUEST

2007年09月23日

9月23日のゲスト:Bophana

トーク&ライヴ・ゲストは9月21日にサード・アルバム「Bom dia, Boa noite」をリリースしたBophana(山田里香:vo、小池龍平:gt,vo、織原良次:b)。番組には1年半ぶり、3度目の出演でした。

ボファーナのニューアルバム,ライヴに関する詳しいインフォメーションはこちら

★「Bom dia, Boa noite 〜おはようからおやすみまで、
  あなたと楽しむレコ発スペシャルライブ」
 アルバム参加アーティスト総動員による、スペシャルな夜!
 12月5日(水) @代官山UNIT Open/Start:19:00/20:00
 Guest:Vocal/畠山美由紀、Trombone/浜野謙太(SAKEROCK)、
     Clarinet/黒川紗恵子(ko-ko-ya)、Percussion/BIC(Hands of Creation)
 Ticket:Adv.¥3,000、Door¥3,500 (共にドリンク代別)  
   チケットぴあ(Pコード:271-355)、ローソン(Lコード:38754) 9.29 On Sale!
 Info.:UNIT(03-5459-8630 渋谷区恵比寿西1-34-17 ザ・ハウスビルB2)

staff| 08:53 | カテゴリー:GUESTGUEST

2007年09月09日

9月9日のゲスト:パト・フ

現在進行形のブラジリアン・ポップスを代表するバンド、パト・フ(Pato Fu)のフェルナンダ・タカイ(ヴォーカル)とジョン・ウリョア(ギター)。

スタジオ・ライヴの生演奏を収録中。フェルナンダが右手に持っているのが「Mama Papa」に登場した犬の人形「ポチ」です。曲目などのインフォメーションは9日放送分のSONG LISTをご参照ください。

staff| 08:53 | カテゴリー:GUEST

2007年08月26日

8月26日のゲスト:パウロ&ダニエル・ジョビン

8月26日は小野リサがマンスリー・ナヴィゲート。ゲストに、日比谷野外音楽堂のコンサート(8月18日)にゲスト出演した、故アントニオ・カルロス・ジョビンの長男パウロ(ギター)、孫ダニエル(ピアノ)を迎えて、スタジオ・ライヴのセッションもお届けしました。

staff| 08:53 | カテゴリー:GUEST

2007年08月19日

8月19日のゲスト:カルロス・リラ、ホベルト・メネスカル

19日のゲストは、ただいま渋谷Q-AXシネマでロードショー公開中の、ボサノヴァのドキュメンタリー映画「This Is Bossa Nova」に出演している、カルロス・リラとホベルト・メネスカル。2人のスタジオ・ライヴで2曲、演奏してくれました。

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林奈穂、危うし!? 2人とも、シルヴァー・エイジになっても万年青年ですね。

カルロス・リラ、ホベルト・メネスカル、マルコス・ヴァーリが出演するスペシャル・ライヴ「This Is Bossa Nova」は、10月25日(木)〜27日(土)の3日間、場所は六本木のミッドタウン東京にオープンしたBillboard Live Tokyo

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2007年08月12日

8月12日のゲスト:アドリアーナ・カルカニョット

7月末、モレーノ+ドメニコ+カシンとのスペシャル・ユニットで来日したシンガー/ソングライター、アドリアーナ・カルカニョット。手にしているのが番組で紹介した、ヴィニシウス・ヂ・モライスの詩編をもとにアドリアーナがイラストを書き下ろし、CDも添付されている絵本『O Poeta Aprendiz』です。

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2007年08月05日

8月5日のゲスト:ジョイス&トゥッチ・モレーノ

ブラジルのベスト・カップル、ジョイス&トゥッチ・モレーノがJ-WAVEに登場。ジョイスはスタジオ・ライヴの生演奏で2曲、歌ってくれました。

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2007年06月03日

6月3日のゲスト:マリーザ・モンチ

感動的!としか言いようのない、素晴らしい歌声を聴かせてくれた、マリーザ・モンチのコンサート。その様子は、東芝EMIのマリーザ・モンチ特設サイトをどうぞ。
当番組プロデューサーのblogにも、コンサートの曲目表やレポートがあります。

番組にも出演してくれました。「大相撲が好き」とは、ちょっと意外?

下の写真はインタビュー終了後、コンサートの主催スタッフからプレゼントされた名前入りの千社札(写真右下)に感激、自分の名前をカタカナで書く練習中のマリーザ・モンチです。

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2007年05月20日

5月20日のゲスト:akiko

全編ブラジル録音、会心のニューアルバム「Vida(ヴィーダ)」を発表したakikoさんをゲスト・コメンテイターにお迎えしました。

● akiko "Vida" リリース・パーティー
 5/21(月)@六本木ヒルズ52階Tokyo City View内MADO LOUNGE
   詳細はakikoオフィシャル・サイト

Universal Jazzのakikoサイト

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2007年05月13日

5月13日のゲスト:シルヴェリオ・ペソーア

5月13日のゲストは、ブラジル北東部の多彩な伝統音楽を現代の感覚で歌う新世代の旗手、シルヴェリオ・ペソーア。もの静かでフレンドリーなナイス・ガイでした。

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2007年05月06日

5月6日のゲスト:ミルトン・ナシメント

4年ぶり4度目の来日公演を行なった「ブラジルの声」ミルトン・ナシメント。インタビューでは次のアルバムの計画、アントニオ・カルロス・ジョビンとの長年の交流などを話してくれました。

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2006年12月14日

ヤマンドゥ・コスタ(Yamandu Costa)

アップが遅くなって申し訳ありません。12月10日の放送でスタジオ・ライヴの生演奏を聴かせてくれた、ブラジルの若き天才7弦ギタリスト、ヤマンドゥ・コスタです。弦が7本あるのが分かりますか?

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2006年10月08日

シベーリ(Cibelle)

10月8日のゲストは、サンパウロ生まれ、ロンドン在住のシンガー/ソングライター、シベーリ。10月15日発売のニューアルバム「デンキ仕掛ケノ枯葉」から、オリジナル曲をギターの弾き語りで披露してくれました。音楽はちょっぴりフシギ系、でもご本人はとても明るく知的な方でした。

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2006年07月23日

Saigenji

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7月は4週連続(2日、9日、16日、23日)、コーナーゲストにSaigenjiが登場。7月26日発売のニューアルバム「Music Eater」収録曲を毎週1曲づつ、いち早くお届けしたほか、"Music eater Saigenjiのルーツをさぐる!" と題して、自分の音楽にインスピレーションを与えてくれたブラジルのアーティストを毎週1組づつピックアップ、各アーティストの特徴的なスタイルを、Saigenjiがギターを弾いて解説しながら、曲も紹介しました。第1回(2日)はバーデン・パウエル、第2回(9日)はジョアン・ボスコ、第3回(16日)はミルトン・ナシメントとトニーニョ・オルタ、そして最終回(23日)はレニーニでした。各アーティストのオンエア曲、アルバム・ガイドは放送日のSONG LISTをご覧下さい。

Saigenjiのオフィシャル・サイトはこちら

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2006年05月07日

GIRA MUNDO

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5月7日と 14日、2週連続のゲスト・ナヴィゲーターにお迎えした、注目のサウンド・プロデューサー、GIRA MUNDO(ジーラ・ムンドゥ)。

東京とブラジル(リオ、サンパウロ)を結んでレコーディングした2枚のファースト・アルバム『Ponto de Partida - Rio de Janeiro』と『Ponto de Partida - Sao Paulo』を紹介しました。

GIRA MUNDOのオフィシャル・ブログはこちら
アルバムに関する詳しいインフォメーションはこちら

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2006年04月09日

DOIS MAPAS

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4月9日のゲストは、木下ときわさん(ヴォーカル)、新美博允さん(ギター、作詞作曲)のデュオ・ユニット、 DOIS MAPAS(ドイス・マパス)。
まずは4月5日に発売された、木下ときわさんのファースト・ソロ・アルバム「TOKIWA」を紹介しました。
続いてドイス・マパスのスタジオ・ライヴ生演奏、最後に4月24日に発売されるドイス・マパスのサード・アルバム(ライヴ盤)「極東組曲」を紹介しました。
ドイス・マパスに関する詳細、ライヴ・スケジュールなどはこちらのオフィシャル・サイトをどうぞ。

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2006年04月02日

山本のりこ

4月2日のゲストは、東京ブラジル・シーンで活躍しているシンガー/ギタリスト、山本のりこさん。ボサ・アレンジで英米ポップスのカヴァー・ソングを中心にレコーディングしたニューアルバム「bitter sweet」をご紹介、スタジオ・ライヴの生演奏も披露して下さいました。

アルバムの詳細、ライヴ・インフォメーションなどは、こちらのオフィシャル・サイトをどうぞ。

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2006年03月19日

Bophana(ボファーナ)

3月19日のゲストは、人気・実力共に急上昇中の、東京ブラジル・シーン注目のグループ、ボファーナ(Bophana)。写真左から小池龍平(ギター、ヴォーカル)、山田里香(ヴォーカル、パーカッション)、織原良次(ベース、コーラス)、3人とも20代のフレッシュなトリオです。
セカンド・アルバム『Natureza(ナトゥレーザ)』はサンバの名曲、ブラジル北東部の音楽、カエターノ・ヴェローゾの作品など多彩な選曲。4月28日には代官山UNITでリリース・パーティーもあります。
詳細はオフィシャル・サイトをどうぞ。ボファーナのブログもあります。

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