アートディレクターの寄藤文平さんの作品は、JTの広告「大人たばこ養成講座」でご覧になったことがある方も多いのでは?実はJ-WAVEのGROW GREENキャンペーンのポスターも寄藤さんなんです。メッセージ性のある広告がお好きなんだそう。
今夜の選曲: CHILDREN OF THE REVOLUTION / T REX
アートディレクターの寄藤文平(よりふじ・ぶんぺい)さんです。
■■寄藤文平さん■■
1973年長野県生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科中退。大手広告代理店で広告制作に携わり、2000年にデザイン会社「文平銀座」を設立。日本たばこ産業「マナーの気づきキャンペーン」、東京メトロ「TOKYO HEARTキャンペーン」、リクルート「R25」など広告デザインとイラストレーションを中心に、 CF、パッケージ、装丁などジャンルを問わず幅広く活躍され、東京ADC賞、日経広告賞優秀賞、日本タイポグラフィ年鑑大賞、ACC賞銅賞などを数多く受賞。著書に「ウンココロ手帖」「死にカタログ」があります。
華道家前野博紀さんの作品ですが、現在、東京ミッドタウンで開催中のイベント「デザインタッチ」の同時開催企画としてがレリアに大型作品が展示されています。
テーマは「日本の秋」。赤、黄色など、紅葉をイメージした大きな大きな生け花。前野さんの作品は、とてもダイナミックなものが多く<花の建築家>とも呼ばれているそうです。その花や木を探すのに、実際に山に出かけ探し、木を切らせていただくこともあるとか。実際、今回のガレリアには茨城の山で探した3mの柿の木が使われているそうです。
今夜の選曲:
DON'T TELL IT GET YOU / INARA GEORGE with VAN DYKE PARKS
華道家の前野博紀さん。生け花に出会ったのは29歳!日本橋高島屋で開催されていた草月展のチケットをもらって見に行ったのが始まりなんだそうです。
30歳を前に崖っぷちな人生を送っていた前野さん。ちょうどその頃にお父様が亡くなることも重なってしまったそう。59歳で亡くなられたお父様を見たお母様…「男が30年ひとつの会社にいて、これから楽が出来るかなと思っていたけど、結局、好きなことを瞬間瞬間やっていないと生きた意味にならないかもね…」とつぶやいたそう。そんなときに見に行った生け花。花は人を救う…と思い、花で生きて行こうと思ったんですって。
今夜の選曲: PLUTE / CLARE&THE REASONS