2008年11月27日
仏像の写真も撮っています
6月に日経おとなのOFFから発売された「美仏巡礼」は、タイトル通り仏像の写真集。デジカメの機能をフルに発揮し、薄暗い自然光やロウソクの火だけで撮影。あるがままの雰囲気を伝えられた…そんな神秘的な写真です。来年4月には銀座和光で写真展も企画されています。 |
|
6月に日経おとなのOFFから発売された「美仏巡礼」は、タイトル通り仏像の写真集。デジカメの機能をフルに発揮し、薄暗い自然光やロウソクの火だけで撮影。あるがままの雰囲気を伝えられた…そんな神秘的な写真です。来年4月には銀座和光で写真展も企画されています。 |
|
今年4月に写真集「中国世界遺産」を出された三好和義さん。2002年から5年間にわたって撮影した、中国の世界遺産35件が掲載されています。
日本文化のルーツの一つでもある中国には、もともと興味があり、いつか訪ねてみたい地だったそう。日本で調べても調べきれないことが多く、現地に行ってはじめてビックリすることが多く、まだまだ撮りきれていないとも。
故郷:徳島の写真を10年以上撮っているそうで、この夏も阿波踊りを撮影されたとか。徳島に帰ると自分の基準が見えて、それがあってこそはじめて世界の面白さもわかるそう。徳島では子供たちに写真を教えているそうで、あらためて写真の面白さを認識しているんだとか。
|
|
今夜の選曲: THE GIRL FROM IPANEMA / FRANK SINATRA
| 来年は雑誌「文學界」で連載をはじめるという吉田さん。今はその準備で忙しいのだそう。ちなみに、気になる作品については<日本とアジアが舞台>のストーリーなんですって。楽しみです。 |
吉田修一さんの最新作は木楽舎から発売されている「あの空の下で」。これには世界の旅エッセイ「旅たびたび」6編が収録されています。バンコク、ルアンパバン(ラオス)、オスロ、台北、スイス…旅して出会ったヒトコマ。実は吉田さんのエッセイが本になったのは初めて!エッセイと小説は別分野で、今回は海外の旅のエッセイだから大丈夫だったものの、東京の日常のエッセイだったら…書くこともなく困ってしまうとか。
今夜の選曲: THE BRANBLE AND THE ROSE / BARBARA KEITH
テーマは旅と空に関わるもので、12の短編小説では1編ごとに異なる主人公の些細な日常が表現されています。同じ機内の中のどこかの席に座っているような人が主人公になればいいなぁと思って書いたそう。隣の人が主人公かもしれない…そんな想像もできるリアリティのある物語です。 |
|
|
|
| 昨年「悪人」で大佛次郎賞と毎日出版文化賞受賞をダブル受賞。この「悪人」というタイトル、吉田さんご自身が付けられたんだそうです。朝日新聞での連載ということで、新聞の記事に負けないよう(新聞は悪人ばかりがノンフィクションで載っているので)そんなタイトルにしたんだそう。この作品で、吉田さんのソフトなイメージがガラッと変わったと言われています。 |