2008年11月27日

仏像の写真も撮っています

撮影の旅で世界をまわっている三好和義さん。外国から帰ってきて、久しぶりに温泉でも行くか!と出かけるのは、箱根の強羅温泉。特にお気に入りは「強羅花壇」だそうで、女将さんが毎年作る新しい部屋が楽しみなんですって。
6月に日経おとなのOFFから発売された「美仏巡礼」は、タイトル通り仏像の写真集。デジカメの機能をフルに発揮し、薄暗い自然光やロウソクの火だけで撮影。あるがままの雰囲気を伝えられた…そんな神秘的な写真です。来年4月には銀座和光で写真展も企画されています。 miyoshi-thu.JPG
今夜の選曲: THE BEST IS YET TO COME / FRANK SINATRA
staff| 20:45 | カテゴリー:ゲストトーク

2008年11月26日

故郷の写真を撮る理由

今年4月に写真集「中国世界遺産」を出された三好和義さん。2002年から5年間にわたって撮影した、中国の世界遺産35件が掲載されています。
日本文化のルーツの一つでもある中国には、もともと興味があり、いつか訪ねてみたい地だったそう。日本で調べても調べきれないことが多く、現地に行ってはじめてビックリすることが多く、まだまだ撮りきれていないとも。

故郷:徳島の写真を10年以上撮っているそうで、この夏も阿波踊りを撮影されたとか。徳島に帰ると自分の基準が見えて、それがあってこそはじめて世界の面白さもわかるそう。徳島では子供たちに写真を教えているそうで、あらためて写真の面白さを認識しているんだとか。

miyoshi-wed1.JPG
miyoshi-wed2.JPG


今夜の選曲: THE GIRL FROM IPANEMA / FRANK SINATRA

staff| 20:45 | カテゴリー:ゲストトーク

2008年11月25日

好きな風景を求めてどこまでも

三好和義さんは、のんびり楽園の写真ばかり撮っているようなイメージですが…いえいえ、そんなことはありません。キリマンジャロでは飛行機のドアを外して空撮、サハラ砂漠では野宿しながら撮影の旅、南極にも行ったとこがあるそうです。
miyoshi-tue.JPG 「一生は短い。自分が好きなもの・撮りたいものを自分にわがままに撮って行きたい」と三好さん。自分が好きなものを追いかけて仕事として成り立っている人は少ないだけに、感心する小黒編集長でした。
今夜の選曲: MOONLIGHT SERENADE / FRANK SINATRA
staff| 20:45 | カテゴリー:ゲストトーク

2008年11月24日

ルーツはバナナ!?

写真家の三好和義さんと小黒編集長は古〜いお付き合い。三好さんが20代前半の頃に、小黒編集長がいたブルータスで仕事をしたのが始まり。一緒に海外への撮影にも出かけたとか。
なぜ三好さんは楽園を撮るのか?そのルーツは、徳島の家業「バナナの輸入業」にあるようです。バナナ→南国→楽園・・・実際、三好さんの写真は黄色がポイントになっていることが多いとか! miyoshi-mon.JPG
今夜の選曲: THE GOOD LIFE / FRANK SINATRA
staff| 20:45 | カテゴリー:ゲストトーク

2008年11月21日

11月24日から28日のゲストは

写真家の三好和義さんです。
水平線のフォトグラファー、美仏巡礼、そして、写真の今…たっぷりと伺います。

miyoshi-yokoku.JPG

■■三好和義さん■■
1958年生まれ、徳島出身。高校生のとき銀座ニコンサロンで初個展を開いて以来、多数の写真展を開催。1981年、東海大学文学部広報学科卒業後、株式会社「楽園」設立。1985年、27歳のとき写真集「RAKUEN」が木村伊兵衛賞を受賞。2004年、藤本四八写真文化賞を受賞。世界各地で「楽園」をテーマに撮影を続け、その写真集は男女問わず幅広い人気を集めています。

staff| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2008年11月21日

吉田修一流、旅の仕方

よく海外旅行へ行かれるという吉田修一さん。事前に行きたい場所を調べて…と思いきや、まったく何も考えないで行かれるんだそうです。しかも何もしない!極端に言うと、ホテルの回りをウロウロするだけで、その街の空気を楽しむのだとか。
yoshida-fri.JPG 来年は雑誌「文學界」で連載をはじめるという吉田さん。今はその準備で忙しいのだそう。ちなみに、気になる作品については<日本とアジアが舞台>のストーリーなんですって。楽しみです。
今夜の選曲: GUILTY / BONNIE RAITT
staff| 20:45 | カテゴリー:ゲストトーク

2008年11月20日

初!エッセイ本

吉田修一さんの最新作は木楽舎から発売されている「あの空の下で」。これには世界の旅エッセイ「旅たびたび」6編が収録されています。バンコク、ルアンパバン(ラオス)、オスロ、台北、スイス…旅して出会ったヒトコマ。実は吉田さんのエッセイが本になったのは初めて!エッセイと小説は別分野で、今回は海外の旅のエッセイだから大丈夫だったものの、東京の日常のエッセイだったら…書くこともなく困ってしまうとか。
yoshida-thu.JPG


今夜の選曲: THE BRANBLE AND THE ROSE / BARBARA KEITH

staff| 20:45 | カテゴリー:ゲストトーク

2008年11月19日

最新本がラジオドラマに!

吉田修一さんの最新作は木楽舎から発売されている「あの空の下で」。ANA機内誌「翼の王国」で連載された短編小説12編とエッセイ6編が収録されています。
テーマは旅と空に関わるもので、12の短編小説では1編ごとに異なる主人公の些細な日常が表現されています。同じ機内の中のどこかの席に座っているような人が主人公になればいいなぁと思って書いたそう。隣の人が主人公かもしれない…そんな想像もできるリアリティのある物語です。 yoshida-wed.JPG
■お知らせ!■ J-WAVEでは、11月24日(月)18時〜19時時55分までこの小説「あの空の下で」のスペシャル番組を放送します。女優の宮沢りえさんと、俳優・小林薫さんの朗読によるリーディングドラマです。お楽しみに! さらに、2009年1月からはANA国際線にこのリーディングドラマが搭載されます。ANA国際線を利用された際にはぜひ、お楽しみください。 今夜の選曲: ANGELS REJOICED / NICOLETTE LARSON
staff| 20:45 | カテゴリー:ゲストトーク

2008年11月18日

人の話を聞くのが好きなんです

吉田修一作品の特徴は「女性の会話や気持ちの描写に無理がない」。 そもそも女心が分かるのは、人の話を好きだからなんだそうです。たとえば長電話、レストランでの隣のテーブル…聞こうと思っていなくても自然に耳に入ってくるそう。それが小説のヒントになることもあるそうです。
yoshida-tue1.JPG yoshida-tue2.JPG
今夜の選曲: GIVE A LITTLE / NICOLETTE LARSON
staff| 20:45 | カテゴリー:ゲストトーク

2008年11月17日

見晴らしのいい図書室でなければ…

吉田修一さんの文学への入り口は高校生時代。高校が高台にあり、図書室からの見晴らしが素晴らしかったそう。よく友達との待ち合わせを図書室にしていて、適当に本を取って立ち読みしていたのがきっかけなんだとか。もし、図書室からの眺めが違っていたら、今の吉田さんは違う道に進んでいらっしゃったのかもしれませんね。
yoshida-mon.JPG 昨年「悪人」で大佛次郎賞と毎日出版文化賞受賞をダブル受賞。この「悪人」というタイトル、吉田さんご自身が付けられたんだそうです。朝日新聞での連載ということで、新聞の記事に負けないよう(新聞は悪人ばかりがノンフィクションで載っているので)そんなタイトルにしたんだそう。この作品で、吉田さんのソフトなイメージがガラッと変わったと言われています。
今夜の選曲:SATAN'S JEWEL CROWN / EMMYLOU HARRIS
staff| 20:45 | カテゴリー:ゲストトーク


バックナンバー

カテゴリー