南オーストラリア・スローフード協会会長のブルース・ゲリンさんをお迎えして最終日。
まずはアデレードでブームの食をお伺いしました。世界でもそうですが、有名シェフや有名レストランを追いかけるのはトレンドの一つ。そしてやはり、ヘルシーで健康にいいもの、食育もトレンドなんだそうです。
南オーストラリア・スローフード協会の今後の活動、まずひとつは<子供たちの食育>。学校に畑を作って、そこで採れたものを学校で調理したりするそうです。もうひとつは<伝統料理>。
南オーストラリア・スローフード協会会長のブルース・ゲリンさんをお迎えして最終日。
まずはアデレードでブームの食をお伺いしました。世界でもそうですが、有名シェフや有名レストランを追いかけるのはトレンドの一つ。そしてやはり、ヘルシーで健康にいいもの、食育もトレンドなんだそうです。
南オーストラリア・スローフード協会の今後の活動、まずひとつは<子供たちの食育>。学校に畑を作って、そこで採れたものを学校で調理したりするそうです。もうひとつは<伝統料理>。
ルース・ゲリンさんは、南オーストラリア・スローフード協会会長の前に、州知事内閣の内閣副長官だったことも!州のTOPで、州の開発はもちろん、外交の仕事も。オーストラリは日本の県と国の関係とは違うようで、州に力があるんですって。州が一番力を持っている。だから外交も独自で、州として外国と取引をするのだそう。
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日本のいろいろな場所に行かれているゲリンさん。 長野・白馬、九州。そして金沢は食文化が面白いと。寒ブリがおいしかったんですって! |
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今夜の選曲: I SAY A LITTLE PRAYER / ARETHA FRANKILN
南オーストラリア・スローフード協会会長のブルース・ゲリンさんは、地元のFMラジオ局:ラジオアデレードで「ガストロ・ノート」という番組のプロデューサーでありナビゲーターでもいらっしゃいます。
「ガストロノート」とは娘さんがつけたタイトルで、ガストロ:食、ノート:アストロノートの後半半分…つまり「食を求めて旅をする」という意味でつけられた名前なんですって。
水曜日の夜9時から、まるごと食の1時間の生放送。シェフのインタビュー(日本からはフレンチの坂井宏行シェフや、日本料理「分とく山」野崎洋光さんも!)、そして生産者の方にお話をお伺いしたり(オーガニックでリンゴを作っている方、昔の製法でチーズを作ってる方)、おいしいレストランの口コミ情報などのコーナーがあるそうです。
今夜の選曲: PEOPLE GET READY / ARETHA FRANKLIN
南オーストラリア・スローフード協会会長のブルース・ゲリンさんは、アデレードにお住まいです。
アデレードはオーストラリアの一番下の真ん中から、ちょっと東。海に面しています。アデレードから南にまっすぐおりると…次の大陸はなんと南極なんですって!気候は、地中海的気候。すずしい冬で、決して雪が降ったり寒くはならないんだそうです。逆に、夏は乾いて熱く、40度を超えることもあるとか!
食は、ワインの産地としては世界的に有名ですね。それからシーフード…エビ、ハマチ。肉では牛肉、羊肉、鶏肉。果物も豊富なんですって。
ゲリンさんが会長を務める南オーストラリア・スローフード協会は、1990年代の初めに設立。イタリア以外で作られた、最初のスローフード支部です。スローガンは「Good,Clean,Fair」。Good:おいしくて良質、Clean:環境に優しく汚さない、Fair:適正な価格…を鉄則にしているとのことです。
今夜の選曲:THINK / ARETHA FRANKLIN
南オーストラリア・スローフード協会会長のブルース・ゲリンさんです。
今回ゲリンさんは、スローフード築地(発起人:小黒さん)と交流をはかるために来日されました。なんと、日本に来るのは50回目くらいなんだとか!奥様は今回の通訳もしてくださった日本人女性:令子さん。だから日本にもお詳しい!
築地には5〜6回いらっしゃっているそうで、今回も築地散策を。築地自体にそんなに変化はなかったようですが、東京に大きなアパートやオフィスビルが増えているような気がする…とおっしゃっていました。小黒さんの実家:築地のマグロ屋さんにも行かれたとのことで、もちろん美味しく食べたそうですが、一番驚きでうれしかったのが、本マグロがゲリンさんの地元:南オーストラリア産だったこと!
南オーストラリアでは本マグロは養殖がメイン。マグロが小さなときに捕まえてきて養殖場の中で大きく育てていましたが、いまは養殖場で繁殖させることに成功したんだそうです。
今夜の選曲: YOU AND ME / ARETHA FRANKLIN
南オーストラリア・スローフード協会会長のブルース・ゲリンさんです。
その活動、スローフード3原則、アデレードの食のお話など、たっぷりお伺いします。
ブックディレクターの幅允孝さん、ご自宅にもたくさんの本があるそうです。頂く本もあるそうですが、身銭を切らないと本を読めないとのこと。ヒリヒリと伝わってこないそうです。本棚は人間の痕跡。本棚の前に立つと、当時考えていたことなどを思い出すとのこと。
本にまつわる様々なお仕事をなさっている幅さん。いまは、中学校で「学級文庫プロジェクト」を進行中です。国語の先生から20年ぶりくらいに電話がかかってきて、生徒がぜんぜん本を読まないからどうにかならないかと相談されたとのこと。図書館を作り直すのにはお金がかかる、そこで学級文庫!
また、書店でのサイン会ならぬ、作家本人を呼んで本について話す「読書会」も開こうと考えているそうです。
今夜の選曲: VACUUM CLEANER / ISLEY BROTHERS
ブックディレクターの幅允孝さんも、デジタルブックのi Padやキンドルを使ってみたんですって!i Padは、めくるとページの裏が透けて見えるからビックリしたそう。
デジタルブック…くるな!とは思っているし、本が商品である以上コストはかかるので、かなりの方向で電子化が進むと思うと、幅さん。でも、どちらかがゼロになることは怖いし、選択肢があるシチュエーションは作らないといけないとも。
紙をパラパラめくるという所作を日常の中から損なわれるのが一番の問題。幅さんとしては、めくる機会を増やしていきたい…とのこと。ちなみに、幅さんの2歳のお子さんは、クリックは覚えていないけど、本は勝手にパラパラめくっているそうですよ。人間の本能でしょうか?
今夜の選曲: I TURNED YOU ON / ISLEY BROTHERS
| エコを考えると難しいからこそ、視点の提案が出来ればイイなと、丘のある部屋にしようと思ったそう。ちょっと高い目線に行くと、世の中が俯瞰出来ますからね。 |