2010年05月11日

少年時代、本をツケで買ってた!?

ブックディレクターの幅允孝さんの出身は愛知県津島市。子供の頃から、本がかたわらにあった…とのこと。それもそのはず、お母様の教育がユニークで、おこずかいが本だけは別で、近くの本屋さんでは「幅です!」といえばツケで好きなだけ買って良かったんですって。駅前の20坪ほどの小さな本屋さん。入り浸りだったとか。ある日、店主が「図書目録」を見せてくれて、世界はこんなに本があるんだよ〜と教えてくれたんですって。これに感動した幅さん。この少年時代の出来事が、本の世界への入り口だったようです。

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時間さえあればあちこちの本屋さんに行かれる幅さん。
好きな本屋さんは<千駄木 往来堂書店><京都 三月書房>。
「地場が見える本屋」が好きなんだそうです。

今夜の選曲: GET DOWN OFF OF THE TRAIN / ISLEY BROTHERS

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2010年05月10日

ブックディレクターという仕事について

ブックディレクターの幅允孝さんは、J-WAVE午後2時からの番組「ランデブー」の月曜日と水曜日に出演されているので、ご存じの方も多いかと思います。

幅さんはブックディレクターとして、書店だけではなく様々な場所で本のライブラリーづくりや、並べる本を選ぶという仕事をされています。もともと本屋さんで働いていたそうですが、本屋さんにお客さんが来てくれなくなったので、それなら人がいるところに本を持っていこう!と、5年前に始めたそうです。

そんな幅さんが選書されたのは、例えば…
六本木ヒルズにある「TSUTAYA TOKYO 六本木」
国立新美術館の「スーベニア フロム トーキョー」
羽田空港第2ターミナル「Tokyo’s Tokyo」。
本を選んで、並べ方も考えて、並び替え(メンテナンス)もされていらっしゃいます。

今夜の選曲: I GOT TO GET MYSELF TOGETHER / ISLEY BROTHERS

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2010年05月07日

5月10日から14日のゲストは

有限会社BACH代表で、ブックディレクターの幅允孝さんです。

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■■幅 允孝(はば よしたか)さん■■
愛知県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。カナダ留学、世界旅行を経て青山ブックセンターに入社。六本木店にて、建築・デザイン関連書籍のバイイングを担当。その後、編集者石川次郎氏と出会い(株)ジェイ・アイに入社。編集を学びつつ六本木ヒルズのコンセプトブックストア『TSUTAYA TOKYO ROPPONGI』のコンセプトづくりやブックセレクトを手掛け話題となりました。その後独立し、旅の専門書店『BOOK246』のプロデュースを始め、アパレルショップ『LOVELESS』やインテリアショップ『CIBONE』、国立新美術館のミュージアムショップ『スーベニアフロムトーキョー』、ミッドタウンのスルガ銀行内「d-labo」など、様々なショップのコンセプトを踏まえたブックコーナーのディレクションを行っていらっしゃいます。また、分筆家としても活躍。本に関する連載を多数お持ちです。

staff| 20:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2010年05月07日

【Podcasting 第214回】 中島早苗さん

今回のポッドキャスティングは、5月3日から5月7日放送分、
NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン事務局長の中島早苗さんです。


staff| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2010年05月07日

ケニア・マサイ族に生まれた子供たちの権利って?

NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン事務局長の中島早苗さんをお迎えしての最終日。
小黒編集長が何度も訪れているケニアのマサイ。マサイの子供たちは小さな頃から家畜の面倒をみたりしていて、学校にいけない子供たちもいますが、楽しそうに生活しているそうです。中島さんもマサイを訪れたことがあるそうで、子供たちの現状についてマサイの長に聞いたところ「選択肢が無いのが問題」という答えだったんですって。マサイ族として誇りを持って生きているけど、中には都市に行って勉強したい子供もいる…。難しい問題ですね。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは、去年10周年でインドに学校を建てようという目標を立てました。そして250万円の寄付が集められたので、今年は実際に学校を建て始めるそうです。

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staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2010年05月06日

フィリピン、モンゴルでの海外支援活動

中島早苗さんが事務局長をされている、NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは、これまでフィリプン、インド、モンゴルで海外支援を行っています。

フィリピンでは、性的虐待を受けた子供たちを保護して教育を受けられるようにしたり、加害者を法的に訴えたり、路上で働く子供たちに勉強を受けられるようにしたり。
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モンゴルではゲル図書館を開設!事前に視察したときに、子供たちに支援を受けるとしたら何がいいか質問をしたら「本を読みたい」と言われたからなんですって。小さな図書館だそうですが、1ヶ月に800人もの子供たちが利用しているんだそうです。


今夜の選曲: FLIGHT 1203 / THE BEVERLEY SISTERS

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2010年05月05日

子供たちを解放する意味での、2つの目的

NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン事務局長の中島早苗さんをお迎えしての3日目は、具体的な活動についてでした。 活動資金は4つの方法で集めていて、会費、寄付、助成金、そして自分たちの活動による財源なんだそう。

現在、子供が250~300名、サポーターが100人いるフリー・ザ・チルドレン・ジャパン。広島のグループは被爆ピアノを使って平和を考えるリサイタルを開催、学校でグループを作っているところは昼休みに相談して週末に活動…自分の出来ることを出来る範囲でやっているそうです。
また、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの目的は2つ。<貧困から子供を解放する><子供は社会を変えることが出来ないという考えから、子供を解放する>。実際、この春休みにフィリピンにスタディツアーを行い、その報告を国会議員に伝える機会があったんですって。 nakajima_wed.JPG
今夜の選曲: LITTLE BITTY PRETTY ONE / FRANKIE LYMON
staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2010年05月04日

日本支部設立までのきっかけと道のり

日本に戻ってきた中島早苗さんがNPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンを設立しようと思ったキッカケは、フリー・ザ・チルドレンを設立した少年クレイグと中島さんの妹さんが同じ年だったから。
当時、妹さんは生徒会に属したりと積極的な女の子。誘ったら手伝いたいと返事をしたそうなんですが…高校受験を終え、そろそろ設立への動きをと誘ったら、あっさり忘れられていたそう!高校生活をエンジョイしていたようなんですね。サポーターは揃っていて集まっている状態。なかなか活動の主になる子供が見つからず、大変だったそうです。

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今夜の選曲:LITTLE BOY OF MINE / THE DELICATES

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2010年05月03日

フリー・ザ・チルドレンの始まり

今週のゲスト、中島早苗さんは1999年にNPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンを設立されていますが、もともとはカナダの12歳の少年によって設立された団体です。

1995年、カナダのクレイグ・キールバーガー少年が、ある朝、新聞の記事を読んでいてパキスタン人の12歳の少年が射殺された事件を知りました。「両親から引き離されて工場に売られてしまった少年。工場で重労働を強いられていましたが、NGOの助けで工場からの脱出に成功し、児童労働反対をうったえる活動家として活動していたところ、母国に戻った少年は何者かに射殺されてしまった。」
この事件に衝撃を受けたクレイグは、子供の問題なのに、子供たちが知らないのはよくないとフリー・ザ・チルドレンを設立したそうです。

中島さんは学生時代、アメリカの環境保護NGOでインターンをしていたときに、雑誌の記事でクレイグのことを知り衝撃を受け、応援のメールを送ったそうで、これが中島さんがフリー・ザ・チルドレンに関わるきっかけになったそうです。
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今夜の選曲:  ENGLISH COUNTRY GARDEN / JIMMIE RODGERS

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2010年04月30日

5月3日から5月7日のゲストは

NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン事務局長の中島早苗さんです。

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■■中島早苗さん■■
1972年生まれ横浜市出身 関東学院短期大学卒業後、アパレル会社に勤務。退社後の97年にアメリカの環境NGOでインターンを経験し99年フリー・ザ・チルドレン日本支部を設立。子どもたちが主体となって行う国際協力活動のサポートをしていらっしゃいます

staff| 20:52 | カテゴリー:ゲストトーク


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