2010年12月17日

12月20日から24日のゲストは

サッカー解説者の北澤豪さんです。

W杯を振り返って、その後の南アフリカ、サッカーを通しての社会貢献活動、そして子供たちのサッカー教室のお話など、たっぷりとお伺いします。

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■■プロフィール■■
1993年よりJリーグの選手として活躍され、2003年現役を引退。
現在は、サッカー解説者として、また(財)日本サッカー協会特任理事兼、国際委員、JICAオフィシャルサポーターとして、サッカーのさらなる発展と普及にご尽力されていらっしゃいます。

staff| 20:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2010年12月17日

島田雅彦が選ぶ LOVE&PEACEな本

作家の島田雅彦さん。今年はオペラ「忠臣蔵 外伝」の台本と演出を担当し、映画「日本のいちばん長い夏」に俳優として出演されたりと、小説以外での活動でもお忙しい一年でした。来年の予定をお伺いしたところ、文芸誌の連載は続ける!とのこと。また、最新作「悪貨」の映画化やドラマ化の話しがあり、それが実現するよう、神社で柏手を打っているそう(笑)

今年も六本木ヒルズ森タワー52階の東京シティビューでは、”LOVE & PEACE”をテーマにJ-WAVEの番組がセレクトした本が並ぶブックラウンジを展開しています。最後に、島田さんが「LOVE&PEACE」をテーマに選ぶ本をお伺いしました。
『山城むつみさんの「ドストエフスキー」。「罪と罰」に出て来るソーニャは娼婦で実に恐ろしい女。そしてラスコーリニコフ。二人の関係に19世紀ロシアの元祖LOVE&PEACEが見られるのでは?』

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今夜の選曲: ADVICE / SLY AND THE FAMILY STONE

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2010年12月16日

東アジア文学の現状

作家の島田雅彦さんが実行委員長をつとめた「日中韓 東アジア文学フォーラム」が先日、北九州で開催されました。隔年ごとの開催で、2008年はソウルで行ったそう。参加作家は、中国・韓国が10人づつ、日本からは20人。

シンポジウムのテーマは「貧富と欲望」「場所と想像力」「恋愛と文学」。とくに「恋愛と文学」で中国の作家の一人が「恋愛は家を持ってないと出来ない!」とおっしゃっていたそうです。

ちなみに…中国と韓国は純文学がパワーを持っていて、村上春樹さんの影響力は確かに強いそう。でも、現実には日本のコミックとゲームとアダルトビデオのパワーが強いんですって! shimada_tue.JPG


今夜の選曲: IF THIS ROOM COULD TALK / SLY AND THE FAMILY STONE
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2010年12月15日

電子書籍をどう思う?

今年、2010年は電子書籍元年とも言われましたね。作家の島田雅彦さん曰く、作家を飛ばしてビジネスプランばかり賑わっている感じで、権利問題の話しも進んでいないし…とのこと。これまでにも、電子配信のコンテンツはあったけれど、圧倒的にマンガで、いきなり文芸書が売れるとは思えないそうです。紙の本より安いから読まれることは多くなるとは思うけど…とも。

でも、電子書籍だからできることもあって、たとえば紙では採算がとれない個人全集は電子書籍で出来そうなんですって。また、メディアミックスは電子書籍のアプリでローコストで出来るのでは?とおっしゃっています。

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今夜の選曲: RUN,RUN,RUN / SLY AND THE FAMILY STONE

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2010年12月14日

最新作「悪貨」について

島田雅彦さんの最新の作品は、講談社から出た「悪貨」。書き下ろしは久しぶりで、講談社100周年のために書いたそうです。小黒さん曰く「読みやすい!この作品は島田雅彦じゃない!」と思ったとか。
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偽札作りのお話で、円高で四苦八苦している世の中にインフレを起こして、円の価値を紙クズ同然にするにはどうするか…というストーリー。
実は、零円札のお札の形をした栞がついています。これは島田さんの発案で、最近女性誌の付録で豪華なものが流行っていて、自分も気の利いた付録を付けたいなと思ったんですって。なぜ零円札なのか…それは「悪貨」を読めば分かります!

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今夜の選曲: DOG / SLY AND THE FAMILY STONE

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2010年12月13日

芥川賞選考委員に就任!

小黒編集長とは約10年ぶりの再会という、作家の島田雅彦さん
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10月に、芥川賞選考委員に就任されました。実は島田さん、芥川賞で最多となる6回の落選を経験し、芥川賞の受賞歴ナシ…。就任に関して、めでたいのかめでたくないのか(笑)と島田さん。この連絡が入った時は「また本が絶版?」と思ったそう。

「芥川賞、直木賞、本屋大賞…いろいろな賞があるけど、電子出版が増えたとき、本のタイトルが増え、どれを読んでいいか分からなくなるかもしれない。出版点数が増えて、その中で作品が埋没するかもしれない。文学賞の権威や意味が高まるかも…。」
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今夜の選曲: UNDERDOG / SLY AND THE FAMILY STONE

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2010年12月10日

12月13日から12月17日のゲストは

作家の島田雅彦さんです。

最新作「悪貨」、芥川賞、そして電子書籍について、たっぷりとお伺いします!


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staff| 20:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2010年12月10日

【Podcasting 第247回】 柴山哲治さん

今回のポッドキャスティングは、12月6日から12月10日放送分、
株式会社AGホールディングズ代表取締役の柴山哲治さんです。

staff| 20:50 | カテゴリー:ゲストトーク

2010年12月10日

アートを身近に!日本にチェルシー地区を!?

株式会社AGホールディングズ代表取締役の柴山哲治さんをお迎えしての最終日。
アートと言えば、銀座。銀座のギャラリーは敷居が高くて入りにくいので、もう少し敷居を低くすればいいのに…と柴山さん。でも、若手アーティストの作品を置くギャラリーも増えてきているそうです。

NYにはチェルシー地区という、2キロ四方に100件くらいギャラリーが集積している地域があります。お客さんもギャラリー巡りがしやすいんですって。柴山さんもチェルシーに行けば、必ず一作品は購入するそうで、だいたい無名の画家で500〜1000ドル。自分が気に入った作品を、自分のお金で買う楽しみ!しかも磨けば光るダイヤモンドの作家かも知れませんからね!
たくさんのアートを見て、たくさんの値段を見て、日本にチェルシーを!!

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今夜の選曲: DIRTY MAN / LAURA LEE

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2010年12月09日

産業としての芸術、世界の中で日本は?

株式会社AGホールディングズ代表取締役の柴山哲治さんは、京都芸術大学の客員教授でもいらっしゃいます。主にアーティストやデザイナーになりたい人のキャリア支援を教えていらっしゃって、一橋大学や同志社大学では芸術をもってどうしたら社会が豊かになるか、教えていらっしゃるそうです。
大卒でも就職氷河期と言われていますが、実際、文化芸術の新しい産業を模さしていて、アートビジネスや芸術産業は興味を持たれている分野では…とおっしゃっています。
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世界的に不況と言われている中、中国はアートバブル!国策として文化に力を入れているそうで、たとえば○○アートフェアなど世界中に芸術家を派遣しているのだとか。
かたや日本。日本の芸術家は損をしていると柴山さん。デビューをする場とお金が無いのだそう。例えて言うなら、日本の作品は5〜10倍優れている。でも値段が五分の一から十分の一…。アーティストの卵たちには「みなさん自信を持って!でも命がけで世界へ出て行かないといけない。その代わり、会社のCSRを利用して、うまく羽ばたくように。」と教えているそうです。


今夜の選曲: LOVE REPUTATION / DENISE LASALLE

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク


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