2010年12月31日

恒例!福岡先生の今年の一冊

分子生物学者の福岡伸一さんをお迎えした、2010年LAST WEEKのLOHAS TALK。最終日は、恒例の今年の一冊!

福岡先生には毎回年末に「今年一年のロハスな本」を選んで頂いています。
・2006年は「わたしを離さないで」カズオ・イシグロ著
・2007年は「針の上で天使は何人踊れるか」ダレン・オルドリッジ著 
・2008年は「銀むつクライシス」G・ブルース・ネクト著
・2009年は「完全なる証明」 マーシャ・ガッセン著

そして今年は…
・ジョージ・オーウェルの「1984年」
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1949年に刊行された、思想・文学・音楽など様々な分野に今なお多大な影響を与え続けている小説です。国家が言語をコントロールするというストーリー。ウィキリークスの時代にこそ、この「1984年」を読むとイイ!と福岡先生。ぜひとも村上春樹さんの「1Q84」と併読して、対比を楽しんでほしいともおっしゃっていました。

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今夜の選曲: SING A SIMPLE SONG / SLY AND THE FAMILY STONE

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2010年12月30日

フェルメールを巡る旅

一昨年から画家:フェルメールの絵を巡る旅をされている、分子生物学者の福岡伸一さん

今年で37点あるフェルメールの絵のほとんどを見ることが出来たそうです。ドイツ、ウィーン、パリ…。これで一般的に見ることが出来る作品はすべて見たんだとか!(あとは盗まれたものと、個人所蔵のものなんですって)
この旅をまとめた本を、来年は木楽舎から出そう!なんて話しにもなりました。

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今夜の選曲: EVERYDAY PEOPLE / SLY AND THE FAMILY STONE

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2010年12月29日

今年のニュース、NASAとウィキリークス

分子生物学者の福岡伸一さんに今年のニュースを振り返っていただきました。
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まずは12月2日のNASAが「地球外生命体の存在を認めざるを得ない」という公式見解を発表、ヒ素を吸収し生命維持できるバクテリアの存在を確認とのニュースについて。これはNASAにしてやられたというかんじだそう。地球外生命の根拠が得られたとかではなく、あくまでも地球上生物の柔軟性・適応力のスゴさが分かったということ!
でも最大のニュースは、ウィキリークス。創始者のアサンジさんは、情報に民主革命をもたらした人物!テロリズムではなく革命!と福岡先生はおっしゃっています。

今夜の選曲: I WANT TO TAKE YOUR HIGHER / SLY AND THE FAMILY STONE

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2010年12月28日

キーワードは「動的平衡

今年は分筆業でもご活躍、分子生物学者の福岡伸一さん。「ルリボシカミキリの青」、対談集「エッジエフェクト 界面作用」、「生物多様性 100問」では監修をされました。
そして去年出版された「動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか」は、まだまだ今年も人気。鳩山元首相も読まれて「民主主義は揺らぎだ!」と言っていたそう。W杯の岡田監督も読んで「動的平衡でサッカーをやりたい」と話し、見事大躍進だったわけです。

「”動的平衡”が流行語大賞に選ばれなかったのはなぜかな??(笑)」
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今夜の選曲: YOU CAN MAKE IT FOR YOU TRY / SLY AND THE FAMILY STONE

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2010年12月27日

今年のキーワード、動的平衡!

今年もLAST WEEKは恒例です!分子生物学者の福岡伸一さんをお迎えします。

2010年を振り返るとき、今年は何と言っても国際生物多様性年。10月には名古屋でCOP10も開催されました。そして福岡先生も<地球いきもの応援団>で会議を盛り上げていらっしゃいました!
名古屋議定書が設立→地球上の生物資源・遺伝子資源はこれまで先進国が勝手にもってきて商品化して儲けて売りつける構図でした。でも、もともとその動植物がいたのは発展途上国。自分の国の資源なので、公平な分配をしようというルールです。

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今夜の選曲:STAND! / SLY AND THE FAMILY STONE

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2010年12月24日

12月27日から31日のゲストは

毎年年末の恒例!分子生物学者の福岡伸一さんをお迎えします。

2010年おさらい、COP10、今年の一冊など、たっぷりとお伺いします。
お楽しみに!


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2010年12月24日

サッカーが子供の心を育てる

今週のゲストは、サッカー解説者の北澤豪さん

北澤さんの初めての著書「サッカーがこどものこころを育てる」。FOOTというサッカースクールを初めて4年、その経験から生まれた本だそうです。 kitazawa_book.jpg


<まず、どうすれば?>の答えは<夢中にさせること>。これはすべてのことに言えるとのことで、夢中になれる場所が何よりも子供が自ら育つ場所じゃないかな、と北澤さん。 そして<やってはいけないこと>は<親やコーチの先回り>。答えを出してしまうのではなく、目的達成のための放送手段をどれだけ作り出せるか、成功するまでの振り幅をもたせてあげないととおっしゃっています。

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今夜の選曲: WINTER WONDERLAND / DARLENE LOVE
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2010年12月22日

サッカーを通して社会貢献

サッカー解説者の北澤豪さんは、サッカーを通して社会貢献活動にも熱心でいらっしゃいます。しかも現役時代から!

サッカーの試合で海外に行っても試合をして帰ることがほとんど。その中で街並を見たりして現状を知り、ゆくゆくはもっと知りたいと思ったんだそうです。そしてサッカーはタイトルをとることや勝ち負けだけじゃイケナイということにも気付き、また、自分のやっていることが社会と繋がっていないと意味が無いとも思ったそう。

JICAのオフィシャルサポーターとして、アジアやアフリカ地域の恵まれない子供たちにサッカーを教えたり、大人(大使館や現地企業の方とチームを組んで日本VS○○!)とも交流試合をやったり…。サッカーをすると、ぐっと距離が縮まるんですって。

kitazawa_wed.JPG 学校に行っている子も行っていない子も、靴を履いている子、裸足の子…いろんな子供がいるそう。ボールのプレゼントをすることもあるそうで、数年経って行ったらボールが黒光り☆磨いているんですって。そんなとき、社会貢献活動をしていて良かったと思うそうです。


今夜の選曲: RUDOLPH THE RED NOSED REINDEER / CRYSTALS
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2010年12月21日

サッカー熱、冷めやらぬアフリカ

サッカー解説者の北澤豪さん

「ヨハネスブルグは海産物が美味しく、マグロは日本より美味しいかも!ワインも美味。人々のホスピタリティもあると感じたので、こういった南アフリカがあるということを世界の人たちが知る機会だったのかも。」 kitazawa_thu.JPG


南アフリカへはワールドカップ以降も訪ねられ、10月にも子供たちのワールドカップ開催で行かれたそうです。「ダノンネーションズカップ」12歳以下の少年少女の世界大会。世界40カ国の代表が出場しました。決勝戦には4万人の観客!まだ南アフリカにはサッカーの熱が残っていると感じたそうです。 この大会中には、子供たちの国際交流や社会貢献も実施され、試合相手の敵であると同時に、一緒に参加している仲間たちという平和的な意識も感じてもらったそうです。

今夜の選曲: SILVER BELLS / FONTANE SISTERS
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2010年12月20日

W杯、アフリカに5回も!

今年はW杯イヤーで、家にいる時間はそんなにないほど忙しかったという、サッカー解説者の北澤豪さん
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W杯を挟んで、南アフリカには5回も行かれたそうです。南アフリカ開催ということに関して、始まる前から不安視をされていて、日本の報道がネガティブ過ぎ。だから、日本人が体験出来ることを残念ながら失ってしまったのかなと、思っているそうです。
現地では試合の解説はもちろん、せっかくアフリカ大陸で開催されているW杯なのに、テレビの普及率が低いアフリカでどれくらいの人が見れるのか…と、カメルーンとガーナでパブリックビューイングを開催したそうです。子供たちと一緒にサッカーを観戦したそうです!


今夜の選曲: LET IT SNOW,LET IT SNOW,LET IT SNOW / VAUGHN MONROE

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク


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