2014年10月24日

豊かな人生を作る力、「コネクティング・ドッツ」

人間を超える知能は難しいのではないか、と
生物学者の福岡伸一先生。

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人間の脳には、アルゴリズム的に動くだけでなく、
コネクティング・ドッツ、という
同時的に独立している無関係の物同士を繋げる、
生命の不思議でもある能力があります。
その能力はコンピューターには今の所出来ません。

「コネクティング・ドッツ」という単語は、
スティーブ・ジョブズが講演で話した言葉です。
どのドッツが繋がるかは分かり得ないが、
様々なドッツを繋げて、新しいアイディアを生んで行く。
このような「コネクティング・ドッツ」が
豊かな人生に繋がるのでは、と福岡先生はおっしゃいます。

福岡伸一オフィシャルブログ「福岡ハカセのささやかな言葉」

今夜の選曲: SHERRY / FRANKIE VALLI AND THE FOUR SEASONS

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2014年10月23日

先生のニューヨークでの研究とこれからの課題。

生物学者:福岡伸一先生は、
現在ニューヨークに住まれています。

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町中に音楽が溢れるているニューヨーク。
福岡先生は、この夏タングルウッドのコンサートで、
チェロ奏者のヨーヨー・マさんと
十数年ぶりに再会されたそうでう。

福岡先生が今アメリカでの研究では、
「生命の動的平衡」という仕組みを、
より数学的に論理的に出来るように
コンピューター内で、モデルを作るというのが現在の課題。
実験化学から、理論生物学にシフトされてきたのだとか。

集英社から発売された雑誌「kotoba 2014年夏号」での
先生はロックフェラーの名だたるノーベル学者と対談に、
過去の野蛮な実験で成長してきた医療を反省し、
エビデンスに基づいた医療を目指そうという話があります。
この話から、医療とは、試行錯誤の、ある種犠牲の上に
成り立っているのだな、と痛感されたそうです。

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今夜の選曲: RAG DOLL / FRANKIE VALLI AND THE FOUR SEASONS

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2014年10月22日

恒例!先生が今オススメの本をご紹介!

生物学者の福岡伸一先生をお迎えしています。

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福岡先生によれば、
最近アメリカの読書家の中で話題の本は、
ヒラリー・クリントン著の回顧録「Hard Choice」

意図するところは、次期大統領選に出るか、出ないか、
その選択を迫られているという…
ある意味プロモーション的な本です。失敗に寛大なアメリカでは、
夫のビル・クリントンも今や人気者。
ついに女性初のアメリカ大統領が生まれる公算が高まってきた
という見方がされています。

日本で話題になった「STAP細胞」。
アメリカの学者間では、初めは注目されましたが、
その後冷めた見方で学者達の興味は無くなり、
一切話題にならなかったのだとか。
日本のメディアの騒ぎぶりには、
ねじれを感じてしまいます。

今夜の選曲: WALK LIKE A MAN / FRANKIE VALLI AND THE FOUR SEASONS

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2014年10月21日

フェルメールオタク、続いています!

NYにある個人美術館「フリックコレクション」に
「真珠の耳飾りの少女」が展示された時、
通い詰めていたという生物学者の福岡伸一先生。

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すると、ニューヨークタイムズ に
"日本のフェルメールオタク"として
取材を受け、カラーで記事になってしまったのだとか。

その記事を見た、マウリッツハイス美術館から
「リニューアルオープンの
プロモーションビデオに出てほしい」との依頼が!
福岡先生が出演している映像はこちら(youtube)

このプロモーションビデオにはストーリーがあり…
フェルメールのデジタル複製画(リ・クリエイト)が
壁にかかっているアパートから
オランダへと旅に出る福岡先生。
そして、マウリッツハイス美術館へ到着し、
フェルメールのある部屋に行くと、
福岡先生のアパートがそっくりそのまま偽物が作ってあり、
壁には本物のフェルメールが飾ってある!というもの。

本家本元に認められた?!リ・クリエイト。
そんなリ・クリエイトの展示が、現在銀座で開催中。
「印象派とフェルメール リ・クリエイト展」
(〜12月26日まで開催)

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今夜の選曲: BIG GIRLS DON'T CRY / FRANKIE VALLI AND THE FOUR SEASONS

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2014年10月20日

日本から、研究者の天国のような大学へ。

生物学者、福岡伸一さんをお迎えしています。
昨年の4月から、ロックフェラー大学客員教授として、
ニューヨークに赴任されていらっしゃいます。

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ニューヨークマンハッタンのセントラルパークには、
蝶々が小さな白いモンシロチョウしか居なかった、と
少しがっかりした様子の福岡先生。
「日本の公園の方が、虫が豊かで素晴らしいです」との事。

集英社から発売された雑誌「kotoba 2014年夏号」には、
「生命とは何だろう?」という、ロックフェラー大学の
研究者にインタビューした記事が掲載されています。
この大学は、人と人との出会いの間に、次のアイディアが生まれる、
「まさに研究者の天国のようだ」と福岡先生。

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今夜の選曲 : CANDY GIRL / FRANKIE VALLI AND THE FOUR SEASONS

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2014年10月17日

10月20日から10月24日は

生物学者、福岡伸一さんをお迎えします。

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動的平衡、コネクティング・ドッツ、
そして、フェルメール! たっぷりと伺います。

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2014年10月17日

生きる道を決めたのは、日本人写真家。

写真家ジミー・ネルソンさんをスタジオにお迎えしています。

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17歳の時、チベットで撮影した写真を知人に見せたところ、
中国政府から初めて撮影許可をもらった
日本人の久保田博二さんの写真を見るように勧められたのだそうです。
その久保田さんの写真がきっかけで、
「自分の生きる道は写真だ」とジミーさんは世界への旅を決心。
サンデータムズからの依頼もあり、
1989年に19歳で初来日されたのだそうです。

2度目の来日で、日本が変わったというよりも
ジミーさんは自分が変わったと感じたのだとか。
19歳の時は、心が追いつかず、
日本をゆっくり感じる事が出来なかったそうです。


今夜の選曲: SHE’S LEAVING HOME / UAKTI

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2014年10月16日

少数民族の写真集を起点に、新しい価値観を提示していく


ジミー・ネルソンさんは、
「写真集“Before They Pass Away”はまだスタート地点だ」
と話されます。

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この写真集を持って、撮影した35の少数民族の元へと行き、
そして今度は映像を撮影しドキュメンタリーを作りたいのだそうです。
また、新たに35の少数民族を探し、
より僻地へと撮影をしに行きたいのだとか。
少数民族の生活や姿は、均質化された社会を生きる若者たちに、
新たな価値観を提示出来るのではないか、ともジミーさん。
また、現代性を持っている、日本のアイヌ民族も撮影したいとのこと。

写真集“Before They Pass Away”は、インターネットでも購入は出来ますが
掲載されている文章もぜひきちんと理解してほしいため、
ぜひ日本語訳が発売されてから、購入してほしいのだそうです。

今夜の選曲: ELEANOR RIGBY / UAKTI

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2014年10月15日

写真を通して気づく、気高く美しい姿を世界中に届けたい。

写真家のジミー・ネルソンさんを
スタジオにお迎えしています。

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写真集“Before They Pass Away”の撮影には、
4×5の大判カメラで行ったため、
被写体となった少数民族の多くの人たちが
撮影されている事に気づいては居ないそうです。

しかし、ジミーさんは、撮影した事で何かを取ってしまったと感じ、
出来上がった本を持って彼らのもとに戻ろうと考えたそうです。
半月ほど前、実際にヒンバ族のもとへと写真集を持って戻ったのだとか。
その時に彼らは、自分たちの厳かで気高く、美しい姿に驚いたそうです。

このような美しい姿を写真集に残し、多くの人に見てもらうことで
消えつつ有る世界中の少数民族を守る事に繋がるのでは、
ジミーさんはおっしゃいます。

今夜の選曲: ACROSS THE UNIVERSE / UAKTI

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2014年10月14日

少数民族のありのままの姿と、彼らへの憧れの詰まった写真集とは?

写真家ジミー・ネルソンさんの写真集“Before They Pass Away”では、
被写体となっている少数民族の彼らの「誇り」が感じ取れます。

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このような写真を撮影する際には、少数民族の彼らの姿や生活を拝むように
「美しい」と褒め称え、打ち解けていったのだとか。
この写真集の20%は、彼らのありのままの姿ですが、
80%は、理想主義的な少数民族への憧れがそのまま表れている、とジミーさん。

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また、この写真集を作るにあたり、最も美しい人々を、
最も美しい衣装で、化粧で、場所で撮影をしたのだとか。
人類の起源への探究が美しく描かれている
映画「アバター」が世界の人たちを魅了したように、
この写真集でも行き過ぎた文明社会への警鐘になれば、と考えたのだとか。

今夜の選曲: OB-LA-DI, OB-LA-DA / UAKTI

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