2008年09月05日
革新なきところに伝統なし
『革新なきところに伝統なし』
NPO法人GAIA INITIATIVE代表の野中ともよさんの座右の銘。お父様から譲り受けた言葉なんだそうです。「人間1回しか死ねないならば、この世でそれぞれミッションがあるはず。でも、だいたいの人間は守りに入る。自分がリスクをとりたくない、自己安心、安全の巣に戻りたい。でも、そういう人の上には未来は無い。どうせ死ぬんだからチャレンジをしようよ!」
『革新なきところに伝統なし』
NPO法人GAIA INITIATIVE代表の野中ともよさんの座右の銘。お父様から譲り受けた言葉なんだそうです。「人間1回しか死ねないならば、この世でそれぞれミッションがあるはず。でも、だいたいの人間は守りに入る。自分がリスクをとりたくない、自己安心、安全の巣に戻りたい。でも、そういう人の上には未来は無い。どうせ死ぬんだからチャレンジをしようよ!」
NPO法人GAIA INITIATIVE代表の野中ともよさんのネットワークの一つにクリントン財団があります。名前の通り、クリントン前大統領が作った財団で、そのミッションは合衆国での人民の能力の強化と、世界中へグローバルな依存関係(強化)に挑戦すること。ま、ようは「地球にいいことしよう!」です。クリントン財団は1年に1回、世界中の1000人近くにインビテーションを出し集まってもらい、何か宣言をしてもらっているそうで野中さんも招待されたとか。
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去年はアンジェリーナ・ジョリー&ブラッド・ピッド夫婦が招待されて、アンジーは「大統領やホワイトハウスクラスに言いたい。イラク戦争を8分止めたら、それだけでイラクの子供達が全員学校に通えるようになります。私は、貧しい子供達に学校を作ります。」ということを宣言。一方、ブラピは「ニューオリンズのハリケーンで家を無くした人に、家の寄付をしていくという基盤をたてます。」だったそうです。 |
今夜の選曲:DO IT AGAIN / BEACH BOYS
野中ともよさんが代表を務めるNPO法人GAIA INITIATIVEには<ソーラーランタンプロジェクト>があります。
インドの人口の半分は無電化村。究極のサスティナビリティな生活を送っている彼等には学ぶことが沢山あります。そこでお互い交流しましょう、さすティナぶるな太陽発電のランタン(ソーラーランタン)をお届けしましょう…というプロジェクトです。夜が暗いインド、夜、ちょっとトイレに外に出た時にトラに食べられたりしまうこともあるそう。そこで、ランタン!また、夜に子供たちが文字を勉強出来るようにランタン!ランタン、しかもソーラーランタンがあるだけで、夜を安全に有効に過ごすことが出来るんです。
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今夜の選曲: MAKE THE WORLD / BEACH BOYS
NPO法人GAIA INITIATIVE代表の野中ともよさん。GAIA INITIATIVEのビジョンが「+1(プラスワン)」。我慢大会で続かないエコではなく、環境/地球にいいことを一つしましょうヨ…という考えです。逆に言うと、一つだけでも出来ればいいじゃないということ。無理するエコよりも、楽しいエコです。
+1といえば、GAIA INITIATIVEでは<+1の森>という森林の保護と植樹のプログラムがあります。酸素を作っているのは葉っぱ。日本の70%は森林で、この森林が空気を作ってくれるわけです。また、二酸化炭素を吸ってくれているのも葉っぱたち。私たちの命を守ってくれている葉っぱたちに思いを馳せる…感謝の証をプログラムにしたのだそう。 |
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今夜の選曲:LITTLE DEUCE COUPE / BEACH BOYS
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野中ともよさんは、昨年、NPO法人GAIA INITIATIVEを立ち上げ、地球環境問題解決のために個人のみならず企業や政府へいろいろな働きかけをしていらっしゃいます。 |
2005年から2007年までは三洋電機の会長を務めていらっしゃった野中さん。地球人が欲しいという商品を作ろう、そうすれば新しい成長フェーズに入る、元気な地球人としてご飯を食べていこう!と、ガイアが喜ぶ商品を作る会社にしようと思ったそうです。(=THINK GAIAという考え) |
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今夜の選曲: DANCE,DANCE,DANCE / BEACH BOYS
NPO法人GAIA INITIATIVE代表の野中ともよさんです。
+1の考え、インドに贈るソーラーランタン、そして座右の銘「伝統と革新」などたっぷりと伺います。
<<野中ともよさんプロフィール>>
1954年、東京生まれ。上智大学大学院文学研究科博士前期課程修了。1979年よりNHK、テレビ東京などで番組キャスターとして活躍。現在はジャーナリスト活動のほか、各種社会団体の委員、企業の社外取締役などの役員を務めるなか、2007年NPO法人 GAIA INITIATIVEを立上げ、地球環境問題解決ためにさまざまなアプローチをしていらっしゃいます。
アートディレクターの浅葉克己さんは卓球が趣味の域を超えていて、その腕前は6段!クラブチーム「東京キングコング」を率い全国大会に出場する腕前なんです。
1987年に当時の国際卓球連盟会長だった荻村伊智朗氏に請われて、日本卓球協会が立ち上げた卓球イメージアッププロジェクト「卓球の明日を考える会」に参加。浅葉さんは「卓球台をブルーにして、ピンポン球を黄色にしてみたらどうだろう?」というアイデアを出し、これが現在のカラフル卓球台登場など、一連の卓球イメージアップ作戦の展開へと繋がって行きました。
もちろん現在も毎週のように卓球を続けていて、浅葉さん曰く、卓球のおかげで老眼になっていないとか!動体視力を鍛えているからでしょうか…。
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今夜の選曲: MOTHER NATURE'S SON / BEATLES