2015年09月04日
9月7日から9月11日は
東京都現代美術館 学芸員
藪前知子さんをお迎えします。
企画展「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」
のお話を中心に、たっぷりと伺います。
■プロフィール■
1974年東京都生まれ。大学院を卒業後、
東京都現代美術館に学芸員として勤務され、2006年「大竹伸朗 全景」、
2009年「MOTコレクション特集展示 岡﨑乾二郎」、
2015年に「山口小夜子 世界を着る人」などの企画を
担当されています。
東京都現代美術館 学芸員
藪前知子さんをお迎えします。
企画展「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」
のお話を中心に、たっぷりと伺います。
■プロフィール■
1974年東京都生まれ。大学院を卒業後、
東京都現代美術館に学芸員として勤務され、2006年「大竹伸朗 全景」、
2009年「MOTコレクション特集展示 岡﨑乾二郎」、
2015年に「山口小夜子 世界を着る人」などの企画を
担当されています。
日本経済新聞社 編集委員の嶋沢裕志さんは、
福島県いわき市にも2014年9月に
1か月滞在され、10~12月毎週土曜の朝夕刊に
「ふるさと再訪~福島県いわき市」を連載執筆されました。

以前、岩手県陸前高田市は、嶋沢さんの先輩記者が取材し、
本にもなっています。しかし、これだけで被災地の取材を
終わらせるわけにはいかない、と、甚大な被害を受け、
今も原発の問題にも悩まされる福島県を取材することに。
いわき市に滞在し、「複雑骨折を起こしている」と感じたそう。
いわき市自体でも津波の被害を受け、さらに、
現在でも、避難した方々が多くいらっしゃいます。
被災者同士でも、原発の保証金の格差もあり、
新旧住民たちの軋轢が生じていると、と嶋沢さん。
地方の現場を数々見て、取材してきた嶋沢さん。
東京の目標にしてきた地方が、多様性を取り戻すのは
現在では難しいと感じているそう。
ミニ東京=地方都市の周りはまだ良くても、
さらに奥に行った地方の地域は、人口減少も顕著で、
存続すら難しいのは、事実です、とのこと。
今夜の選曲:KEEP THE FIRE BURNING / ANDERSON EAST
日本経済新聞社 編集委員の
嶋沢裕志さんをお迎えしています。

地方は今まで東京をモデルに、町を開発したため、
どの地方都市も同じ町になってしまいました。
そこで今、各地方都市が、B級グルメなどをきっかけに
特色ある町をめざしています。
東京至上主義という価値観の延長が、この時代にも
引きずられて残ってしまった結果だ、と嶋沢さん。
地方再生の結果、Iターンも増えてきました。
Iターン者と、地方の方々は上手く共存します。
しかし、政治の部分においては、介入してほしくない、
と思う地元議員たちも多いよう。すると、
Iターン者は戻ってしまうという現象も出ています。
「もう東京はいらない 地域力を高めた
9つの小さな町の大きな話」で解説を務める
藻谷さんは、界面活性剤の役割になる、Iターン者が
もっと増えてほしいとおっしゃっているのだとか。
今夜の選曲:QUIT YOU / ANDERSON EAST
7月に日本経済新聞出版社から出版された
「もう東京はいらない 地域力を高めた
9つの小さな町の大きな話」の取材は、
年令が50~60前半の記者=シニア記者たちが行っています。

この本の中には、地域エコノミストである
藻谷浩介さんの解説が入っています。
今現在と、取材当時を比較し、
補足としてのコメントもあり、読み応えが抜群です。
以前から話題になっている、増田寛也さんの「地方消滅」。
増田レポートでは、「人口減少が2040年までに、
全国の約半分の896市町村が消える可能性がある」
と言われています。地方で取材してきた嶋沢さんは、
少子高齢化の波が思っているよりも早く、大きいと感じたそう。
東京も一見すると、若者が多いように思いますがl、
結婚、出産しない若者が多いのが現状です。
本で解説されている藻谷さんは、
地方よりも東京の方が深刻であるともおっしゃっています。
今夜の選曲;SATISFY ME / ANDERSON EAST
7月に日本経済新聞出版社から出版された
「もう東京はいらない 地域力を高めた
9つの小さな町の大きな話」では、
シニア記者が各地、地方に滞在し、取材しています。
日本経済新聞社 編集委員の嶋沢裕志さんも
その記者の1人です。
嶋沢さんが滞在し、取材したのは、
長年取材してきている、青森県大間町。
本州最北端で、現在ではマグロでも有名になっていますが、
原子力施設になっている貧しい地です。今回は、
町民やUターンした若者たちが何を考え、何をしているのかを、
40~50日間ほど住み込み、取材されています。
なんと、時期は、1月! なぜそんな寒い時期にした理由は、
お祭りもマグロ漁も無い閑散期に、町民はどのように
暮らしているのかを知りたかったからだそう。
毎日のように漁師小屋に通っていると、
漁師の方々と仲良くなり、酒を酌み交わすように!
このような時こそ、本音を聞ける良い機会なのだとか。
今夜の選曲:ONLY YOU / ANDERSON EAST
日本経済新聞社 編集委員の
嶋沢裕志さんをお迎えしています。

嶋沢さんは、小黒さんと出会った2007年当時、
「日経グローカル」編集長でした。
グローバル、ローカル、両方に目を向け、
自治体に活を入れるという路線でしたが、
現在では地方議員を教育しようという路線になっているそう。
7月に日本経済新聞出版社から出版された
「もう東京はいらない 地域力を高めた
9つの小さな町の大きな話」。
この本は、日経のシニア記者が日本各地に住み込み、
地域の自立を目指す人々の活動を記録した本の、3冊目になります。
取材の時間が限られている新聞記者が、
日本の縮図に住んでみるというのもの。
第1弾として、沖縄の与那国島や横浜ドヤ街、
岡山のハンセン病療養所などから始め、
第2弾は、被災地で行いました。
そこで、今回は、改めて地方に焦点を当て、
「東京はいらない」というドキっとさせるタイトルに
なっているのだとか。
今夜の選曲:ALL I'LL EVER NEED / ANDERSON EAST
日本経済新聞社 編集委員の嶋沢裕志さん
をお迎えします。
「もう東京はいらない」。地方の自立と問題点について
たっぷりと伺います。
■プロフィール■
1955年山口県生まれ、慶応義塾大学文学部を卒業後、
日本経済新聞社に入社。北九州支局長、静岡支局長、
「日経グローカル」編集長を経て、2010年より、
生活情報部編集委員として「シニア記者がつくるこころのページ」をはじめ、
人物や旅企画、「温泉コラム」、「人間発見」「文学周遊」
「アートレビュー」など幅広く執筆されています。
フラワーアーティストの大谷幸生さん
をお迎えしています。
今回スタジオには、
紫陽花とミントで作られたレイをお持ち頂きました。

世界有数の花の輸出国:ケニアのムパタホテルで、
"マサイの花飾り"という企画をしたい、と小黒さんからの提案も。
大谷さんが行う、訪れた土地の花を編み、
その土地に暮らす人に贈るプロジェクト「U Pacific Smile Project」。
レイをかけたときに、嬉しそうな顔をするのは世界共通だ、と、
台湾で実際に感じたそう。今後は太平洋を一周し、
最終目的地はイースター島にして、モアイに花冠をかけたいのだとか!
太平洋の旅は長いスパンで行う予定で、
今後はまず、日本国内を積極的に周りたいのだとか。
今目指しているのは、桜前線と共に南から北へ移動し、
日本人にとって大切な桜を、レイにする旅をしたいそう。
今夜の選曲:FROM THE CLOUDS / JACK JOHNSON
26歳で花と関わるようになった、
フラワーアーティストの大谷幸生さん。
なんと、前職はガソリンスタンド!
ガソリン満タンのプレゼントを、実用品でない
ステキな物にしたいと思い、お花屋さんと打ち合わせをするように。
その時に、お花屋さんの仕事を見ているうちに、
「自分の好きに作って楽しいし、喜ばれてお金がもらえる。
プレゼントされた人も嬉しいし、それを見て、また嬉しい。
嬉しい事尽くめで、いいなぁって思って」と大谷さん。

花屋をめざし、様々なバイトしながら、独学で勉強!
その後、大谷さんはハワイヘ。大谷さんの先生は、
現在88歳の民俗学者:MARIE A. McDONALDさん。
先生からの「日本の花を使いなさい」との言葉のおかげで、
今の自分がある、と大谷さんはおっしゃいます。
大谷さんの著書「笑顔の花飾り」には、
先生も読めるようにと、英語の解説も付けています。
完成した本を届けにハワイに行くと、先生から
「これからの子供が地元の花を知る、良い機会になる本で良い」
と言ってもらえたそう。
今夜の選曲:DO YOU REMEMBER / JACK JOHNSON
フラワーアーティストの大谷幸生さんは、
2011年の東日本大震災で津波の被害にあった、
いわき市の海岸:久之浜での活動もされています。
津波で荒らされた海岸に、ハマエンドウが沢山咲いています。
ハマエンドウは特に珍しくはないのですが、
震災から数ヶ月後に何もない砂から、芽を出した事で、
地元の方々は勇気づけられれたというエピソードが。
そこで、ハマエンドウを使ってレイを作ったのだとか。
材料が準備されていれば、30分程度で完成するレイ。
インド、東南アジア、バルト三国など、
世界各国で花の冠は存在しています。
クリスマスリースも起源はレイと同じのため、冠の形です。
大谷さんの著書「笑顔の花飾り」中でも、
小黒さんが綺麗だと感動したのは、林檎の花。
実の栽培の過程で、ほとんど捨てられてしまう林檎の花は、
なかなか目にすることは少ないです。
「農家さんで、花を摘む作業を手伝う代わりに、
捨てる花をもらうというイベントが出来ると、
自分たちも農家さんたちも喜んで下さると思います」と大谷さん。
今夜の選曲:SITTING,WAITING,WISHING / JACK JOHNSON