2016年01月01日

冬こそ食べたい!家庭でできる美味しい魚料理。

株式会社ウエカツ水産 代表取締役の上田勝彦さんに、
冬に食べたい華やかな魚料理について伺うと、
大切なのは、"料理法"だとか!

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例えば、アクアパッツァやブイヤベース。
それだけでなく、きちんと作法を守った鍋は
本当にウマい!と上田さん。
サワラと長ねぎと豆腐、そして昆布出汁、、、
順序良く、ちょうどいい煮え加減でいただくのは
冬ならではでありますし、最高!
さらに、クリームシチューやチャウダーなどを
鮭やメダイ、スジの多いマグロで作るのがウエカツ流。

テレビでも話題の「塩マグロ」。
こちらは、シメサバと同じで、マグロに
塩をして洗い流し、水気を吹くという作り方。
塩マグロは、味が引き立ち、野菜との相性が良くなるそう。
そのため、和洋中、好きな調理法ができ、
華やかな色味も楽しめます。

ウエカツ流は、料理、魚によってお酒も決めます。
こんな贅沢な食べ方は、日本ならでは!

最後に上田さんが目指す理想の日本社会について伺うと
「島国である日本が、国であり続けるには、
 人間の都合ではなく、自然に獲れるモノを食べ、
 ちょうど良さを知るのが日本人の進化のカギだと思います」
と語ってくださいました。

今夜の選曲:BLUE / ELO

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2015年12月31日

漁師生活の現状と、今後の養殖業の課題とは。

株式会社ウエカツ水産 代表取締役の上田勝彦さん流の
おすすめの刺身の食べ方は、朝、炊きたてのお米と一緒に!

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上田さんが漁師をされていた時は、10トン船でシイラを、
2.5トン船で鯛、伊勢海老、ウツボなどのサイクル。
今では、中高級の売れ行きも下がっているため、
高級魚だけ採っていては生活できないのが現状なのだとか。

今後の養殖業の課題は、「餌となる魚粉と魚油」だそう。
養殖魚も食べているもので、味も匂いも変わります。
そのため、魚粉と魚油の匂いは課題で、
どこの何を選ぶかは本当に大切なのだとか。

海外では陸上養殖も出てきていますが、
日本で養殖する時は、区画漁業権がしっかりしているため
外部から新規参入ができなくなっています。

また、上田さんは、
「漁師、加工流通、消費者のそれぞれの役割が
 あやふやになってきている事も、今の水産業の弱体化に
 関係してきている」とも。

今夜の選曲:AIN’T IT A DRAG / ELO

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2015年12月30日

後世に残していきたい魚を食卓へ。

株式会社ウエカツ水産 代表取締役の上田勝彦さんも
参加されている、家庭内魚食推進の
「47fish プロジェクト」が動き出しています。
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「47fish プロジェクト」は、47都道府県の海・山・川の幸を通して
生産者の姿勢が伝わり、日本の後世に残していきたい魚を
食卓に届けるプロジェクトです。
このプロジェクトには、日本の食を立て直したい、という思いで
様々な業界のメンバーが携わっています。

最近上田さんか感じるのは、「食卓は魚だけでない」ということ。
もともと日本の伝統的な魚料理は、野菜との相性に弱いのだとか。
そこで、1種の魚で1つの料理ではなく、魚の仕組みや様々な調理法で、
多くの魚を食べてもらえるようになってほしいそう。
オンラインで魚を購入することができます!
47fish公式webサイト

「漁師にとってさえ、魚ってもともと身近なものじゃないんですよ。
 種類も多くて、食べ方も多いんですよ。
 さらに、アドバイザーだった魚屋さんも減っています。
 だからこそ、アドバイザーのような役目が必要なんだと思います」
「47fish プロジェクト」への思いを語ってくださいました。

今夜の選曲:WHEN I WAS A BOY / ELO

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2015年12月29日

分かりやすい魚しか食べていない!

現場と水産庁の両方を経験された、
株式会社ウエカツ水産 代表取締役の上田勝彦さん。

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現在では、生産サイドの問題だけでなく、
消費サイドの問題も出てきています。
日本にいる5000種類の魚類のうち、一般的に
流通しているのは300種類(魚介類含めると500種類)です。
ただ、80%以上の日本人が、スーパーでしか魚を買わず、
“分かりやすい魚”しか食べていません。

上田さんの2冊目の本「ウエカツの目からウロコの魚料理」は、
自国で獲れる魚を食べて生きて行くための
“上田さんからのメッセージ、魚の哲学”が詰まっています。
「レシピ本ではなく、メッセージ本です。
 今一番日本の食料政策の中で一番欠けているのは、哲学です!
 言葉が多いですが、日本語で是非読んでほしい」とのこと。

今夜の選曲:FAULT LINE / ELO

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2015年12月28日

おかずから嗜好品へ。減り続ける魚食。

上田勝彦さんが代表取締役を務め、
日本人の食卓と魚をつなぎ直すというのが
株式会社ウエカツ水産 です。

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魚の外食店は増えているように感じますが、
日本家庭の食卓に並んでおらず、
消費量は減って横ばい、さらに減少している状態です。
原因は、魚の調理法がわからず、
おかずから嗜好品への変化となったのでは、と上田さん。

上田さんの出身地の島根県出雲市は
海には接しておりませんが、
祖父は養蚕、父は畜産、という家庭で育ち、
ご自身は幼い頃から水産業に興味があったそう。

そのため、学生時代から漁船に乗り、漁師をされていました。
そして大学卒業後、高齢化による船の縮小で働くことが難しくなった時、
水産庁で働くことを周りに勧められたとか。
こうして上田さんは現場からの問題意識を持ち、水産庁へ。

今夜の選曲:ALL MY LIFE / ELO

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2015年12月25日

12月28日から1月1日は、

株式会社ウエカツ水産
代表取締役の上田勝彦さんをお迎えします。

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日本の水産業の現状や、
「47fish プロジェクト」のお話、たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1964年、島根県出雲市生まれ。
長崎大学水産学部を卒業後、漁師を経て水産庁へ勤務され、
今年3月に、株式会社ウエカツ水産の代表取締役に就任されました。
また、東京海洋大学で客員教授を務め、
47fishプロジェクトをされるなど、
“魚の伝道師”として様々な活動をされています。

staff| 20:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2015年12月25日

広がるソーシャルインクルージョン。工夫と余白を楽しむ社会へ。

ゲストは、雑誌ソトコト編集長の指出一正さん。
2015年に注目されたのは、ローカルの他にも
「ソーシャル インクルージョン」があります。

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「ソーシャル インクルージョン(社会的包摂)」とは、
社会の多様性、お互いを認め、いろいろな人が暮らしやすい
社会にしていこうというもの。
ソトコトでも、「みんなの多様性」という特集を組んでいます。

指出さんは、取材を通して感じたことは、
「この業界が元気で若い」ということ。
ローカルも最初取材して感じたのも同じことで、
今後目を向ける世の中の流れになっていきそう、とも。

宿泊の形も多様化し、日本橋にある
「IRORI HOSTEL and KITCHEN」のような、宿泊だけでなく、
そこでの人との繋がりを求める宿が増えているのだとか。
「手に届く幸せという意味で、ゲストハウスはダイレクトで、
 今の若者は魅力を感じるのかもしれません」と指出さん。

釣りが趣味の指出さんは、
自然の中の文化も楽しくなっていると感じるそう。
中山間地域にも良いカルチャー、新鮮味のある若者の文化が
届いてきているのだとか!

「お金がないからこその工夫が面白いんでしょうね。
 余白のある、計画性の無さが、刺激的に見えます」とも。

今夜の選曲:O COME ALL YE FAITHFUL / ART GARFUNKEL

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2015年12月24日

新しい価値観を提供するユニークな本屋さんとは?

ゲストは、雑誌ソトコト編集長の指出一正さん。

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ソーシャルな時代になった今、
世界が注目するの場所は、ポートランド。
自由な雰囲気で、クリエイティブな人たちが住む
ポートランドの熱は、高止まりの状況!
まさに、売り切れで在庫がなくなった号は、
ポートランド特集と地方の仕事特集など。

ユニークな「本屋+〇〇」な本屋さんが増える昨今。
神楽坂のセレクトショップ「la kagu(ラカグ)」では、
指出さんが選ぶ 10冊の、エコで、ソーシャルな本が販売されています。
本を愛する気持ちが伝わってくる「かもめブックス」
森岡 督行さんが手がける1冊しか取り扱わない
「森岡書店銀座店」も素敵な本屋です。

「情報ではなく新しい価値観を手に入れる場所として
 本屋さんが提案できる時代になってきましたね」と指出さん。

今夜の選曲:SILENT NIGHT / HOOTERS

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2015年12月22日

増え続ける新しい移住の形と、注目される東京のローカル。

雑誌ソトコト編集長の指出一正さんを
ゲストにお迎えしています。

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最近、Uターン、Iターン、そしてRターンも出てきました。
血縁だけでない “縁”を、その土地に感じ、
その新しい繋がりを求めて地方へ行くというもの。

来年1月5日発売のソトコト2月号「新しい移住の形」では、
ペンターン女子(半島移住をする女子)も紹介されています。

来年2016年のロハスデザイン大賞のテーマは、
「ローカル・ロハス・デザイン」。
地方・地域だけでない新しいローカルを提案し、
ローカルだからこそ発展する繋がりや活動を通して
真意を見つめよう、というのが指出一正さんの思い。

東京でのローカルでは、面白いのはやっぱり清澄白河。
ギャラリーカフェ「gift_lab GARAGE LOUNGE & EXHIBIT」のように、
新しい場所に人が集まる空間を作るのが上手な人たちが
集まっているのだとか。
また、「上野桜木あたり」というプロジェクトも注目です!
谷根千や神楽坂のような、もともとある場所に、
新しい人たちが来て、既存の文化を引き継ぎ、
新しい価値観で未来につなごう。という流れなのだとか。
他にも、奥多摩も徐々に若者が集まってきているそう!

今夜の選曲:THE LITTLE ROAD TO BETHLEHEM / JUDY COLLINS

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2015年12月21日

2015年注目されたのは、ローカル。進む価値観の二極化。

今週は、雑誌ソトコト編集長の指出一正さんをお迎えし、
2015年の振り返り、2016年のテーマを伺います。

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今年のキーワードは「ローカル」。
地方をテーマにした号は多く、読者の反応も良かったそう。

きっかけは、2012年に島根県と共に開始した
「しまコトアカデミー」。これは、首都圏に暮らす、
クリエイティブ思想をもつ若者と
島根県のマッチングを行うプロジェクトです。
現在4期目に突入し、25名ほどが
Iターン、Uターン、もしくは島根県で
事業を起こすという流れを起こし、大成功!

もともと地味な印象だった島根県。
今では、美しい肌ランキングで1位を取り、
クリエイティブ思想な女性たちに人気の場所になりました。

外国からの観光客が、日本の地方の魅力を発見する場合も。
各地域の魅力的なゲストハウスの情報を入手し、
何ヶ月も滞在するというという海外観光客もいるそう。

「モノを得て豊かさを感じるヨーロッパ的な価値観と、
 モノでないところで豊かさを感じるアジア的な価値観が
 混在している世の中になりましたね」と指出さん。

今注目なのは、広島県!中山間地域で山が多く、
特色豊かな地域が多いのだとか。

今夜の選曲:MELE KALIKIMAKA / POI DOG PONDERING

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク


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