2026年01月01日
春も秋も楽しめる「津山の魅力」!
今週のゲストは、紀行作家・一級建築士の稲葉なおとさんです。

稲葉さんは、岡山県津山市の観光促進のため、自ら企画・撮影したポスター
「春は津山、秋も津山」を展開しています。これは、日本有数の桜の名所として知られる「春」の集客力を活かし、まだ知られざる「秋」の魅力を発信しようとする試みです。一枚の中に、津山城を彩る桜と、秋の紅葉や祭りの風景を合体させたデザインはSNSで10万を超えるアクセスなど反響を呼び、JR西日本の各駅でも掲出されるなど、大きな観光促進ツールへと成長しました。
ポスターに収められた秋の風景は、1.5トンを超える江戸時代の大神輿が、大正時代の洋館「城西浪漫館」の前を通る瞬間です。歴史的建造物と伝統行事が重なり合う「津山ならでは」の美しさは、地元の人が見慣れて気づかなくなっている価値を再発見したものとなっています!
「ずっと僕がやってきていることは、一言で言えばもうすでにそこにあるもの。でも住民の方たちは見慣れてしまっているがゆえに、価値がすごいということを気づかないもの。それはもうやっぱり建築なんですよ。その合間のときのその秋の建築、真冬の雪景色の建築、春もそうですし夏もそうですし、その時々の建築を見に来てくださるということは絶対それは後悔しないと思いますので、一年通して満足いただけると思います。」
近年、津山は宿泊予約が困難になるほど活況を呈していますが、課題は繁忙期以外の集客バランスです。稲葉さんは、四季を通じてそこにある「建築」に注目することを提案!真冬の雪景色や夏の深緑に映える歴史的建築物は、一年中いつ訪れても後悔させない確かな魅力を持っています。「すでにあるもの」に光を当て、その価値を翻訳して伝える。秋、真冬の雪景色、春、夏それぞれの季節における建築物の美しさを観光資源として活用することで、一年を通して観光客に満足してもらえるのではないでしょうか。




