2009年04月17日

ミミズは偉い!

大地を守る会会長の藤田和芳さん曰く「日本の農家の技術は素晴らしい!例えば、狭い単位で最も収穫量をあげる技術や、低いところから高いところへ水を上げる技術…。世界に行って技術を伝えることが出来たら」

藤田さんは先日、キューバの農業を見てきたそうです。キューバは世界中のミミズの研究をしていて、牛糞をいかに堆肥に変えるかを研究しているとか。なかでも生産性が高いのは、南アフリカ産の赤ミミズとカリフォルニア産の赤ミミズの2種類。小さなミミズですが、彼らが牛糞を食べては糞にして、いつしか土へ…。藤田さんと小黒編集長のミミズ話に花が咲いたのでした。


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2009年04月16日

海外の支援活動

大地を守る会は、農産物の宅配や卸などの事業活動の他に、海外支援活動もされています。例えば…アジアの小さなNGOに対しての支援として、タイとミャンマーの間の少数民族に寄宿舎の支援をしたり…パキスタンに古着を送り現金化、地元の小学校の支援金に当てているそうです。ちなみに、パキスタンのカラチは世界でも有数の古着のマーケットで、高く売れるのが、なんとブラジャー(!)なんだそう。

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今夜の選曲: IT AIN'T ME,BABE / BOB DYLAN

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2009年04月15日

大地を守る会がカフェをオープン!

大地を守る会のカフェ「ツチオーネ 自由が丘店」が4月1日にオープンしました。カフェ形態としては初出店。以前から要望の多かった、お母さん向けの施設を備えたカフェになっているそうです。例えば…ベビーカー置き場や畳のスペース、授乳室など。お子さんがいても、気兼ねなく楽しく食事が出来そうです♪もちろん食事は大地を守る会の野菜をたっぷり食べられるメニューです。

■■ツチオーネ 自由が丘店■■
【住所】  東京都世田谷区奥沢6-26-10
【TEL】  03-5706-0707
【OPEN】 10:00〜22:00、日祝10:00〜18:00
【CLOSE】 火曜日
※東急大井町線「九品仏」駅より徒歩1分、東急東横線「自由が丘」駅より徒歩12分

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今夜の選曲: POSITIVELY 4TH STREET / BOB DYLAN

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2009年04月14日

スタートは団地の手売り!?

大地を守る会は、設立されてから今年で34年目。
daichi-tue.JPG 会長の藤田和芳さんは岩手県の農村の生まれ。有吉佐和子さん著の「複合汚染」(1974年)を読み農薬に興味をもっていたそう。そんな中(33年前)、雑誌の記事で高倉熙景(たかくらひろかげ)さんのことを知り、藤田さんが水戸まで訪ねていったのが、大地を守る会設立のきっかけとなったそうです。
高倉医師とは?日本では農薬が多く使われるようになった戦後すぐから、化学物質が専門だった陸軍医の高倉熙景さんがその危険性を訴え、健康被害が出ていた周囲の農業者と、農薬を使わない農業を進めていました。 しかし当時、無農薬を進める高倉医師に対し水戸の農家の人は、無農薬で安全でも虫がくっていれば欠陥品と見なされ売れないと嘆いていたそう。それだったら藤田さんの知り合い(生協など)に売れるかもしれないと掛け合いましたが、これもダメ。ならば自分たちで売るしかないと、江東区の大島団地でゴザをひいて手売りを始めました。安心安全なみずみずしい野菜たちに、団地のお母さんたちは「昔、食べたことがある味!なつかしい」と、大好評を得たそうです。 今夜の選曲:SUBTERRANEAN HOMESICK BLUES / BOB DYLAN
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2009年04月13日

100万人のキャンドルナイト、そのはじまり

大地を守る会会長の藤田和芳さんは、100万人のキャンドルナイトの呼びかけ人の一人でもいらっしゃいます。 キャンドルナイト…アメリカでの始まりはエネルギー政策を打ち出したBUSH政権への抗議。藤田さんと辻信一さんが、この電気を消すという行動を日本でも市民運動でやったらいいのでは…と発案。まずは大地を守る会の会員を対象に実験してみたそうです。
daichi-mon.JPG 後日、どんなことをしたのか&どんな気持ちになったのかを作文で募集したところ<ロウソクの灯火の元で食事をした><ロウソクでお風呂に入った>などが集まり、実験は成功。翌年から本格的準備に入ったそうです。
今夜の選曲: BLOWIN' IN THE WIND / BOB DYLAN
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2009年04月10日

4月13日から17日のゲストは

大地を守る会会長の藤田和芳さんです。


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■■藤田和芳さん■■
1947年 岩手県生まれ。上智大学卒業、出版社勤務のち、農業と食への関心が深まり75年に環境NGO「大地を守る会」を立ち上げ,、1977年に株式会社部門を設立。85年に、日本初の有機野菜の個別宅配を開始。
また「ロングライフミルク反対運動」「100万人のキャンドルナイト」「フードマイレージ」など、市民参加による提案型の運動も展開されていらっしゃいます。
2007年には、ニューズウィーク日本版で“世界を変える企業家100人”のひとりに選ばれていらっしゃいます。

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2009年04月10日

捨てられないチラシをデザイン

デザイナー平野敬子さんのお仕事は幅広く、小沢健二さんのCDジャケット(「刹那」)を手がけていらっしゃいます。その際にCDショップに置くチラシも平野さんがデザインされたそうですが…これが一見、チラシとは思えません。チラシは見たらすぐに捨てられてしまう場合が多いですが、それならば捨てられないチラシを作ろうと。ブックレットにして歌詞が書いてあり、「残紙(ざんし)」という捨てられる運命の紙を再利用し、とっておいて思い出になるものをお作りになりました。その結果、CDショップに置かれるとすぐになくなってしまう現象が起きたのだとか!

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今夜の選曲: I THINK OF YOU / PERRY COMO

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2009年04月09日

火葬場のデザイン?

hirano-thu.JPG AERA3月2日号の表紙は、デザイナー平野敬子さん。その巻頭インタビューで「火葬場をデザインしたい」とおっしゃっています。尊い人生を歩んだ方の最後、その人の尊厳を保てるような送り方が出来ればいいなと考えているのだそう。
こちらは漆の器。禅のお坊さんが使っているもので、一人前で4つ、このセット。お皿にしたり、お椀にしたり、重ねることも出来て大変便利なんだそう。食事のスタイルをデザインの問題として捉え、平野さんはこの器で、週に3回はスタッフとご飯を食べているんですって。 utuwa.JPG
今夜の選曲: AND I LOVE YOU SO / PERY COMO
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2009年04月08日

水天宮にスタジオを構えて

デザイナー平野敬子さんのスタジオは水天宮。もう15年近くになるそうです。水天宮にお参りにくる方が多く、未来の希望を持ってくる方が多いせいか、喜びの波動で満ちているいい地場なんだそうです。

今夜の選曲: WANTED / PERRY COMO

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2009年04月07日

究極の白に憧れて

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デザイナー平野敬子さんのデザインで欠かせないキーワードが「白」。白が極まると光りに近くなる…だから白(光)に惹かれるのかな…とのことです。
1994年から2年ほどフランスに住んでいらっしゃったとか。ヨーロッパの建築を勉強していたそうです。石の文化のヨーロッパ、ただただ美学の素晴らしさに感動するばかりだったそう。
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今夜の選曲: SOME ECHANTED EVENING / PERRY COMO

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