2024年10月16日

シカが土砂災害の要因に...!?

今週のゲストは、アクセサリー作家で猟師の深山けものさんです。リモートでお迎えしました。

アクセサリーの素材となっている「シカ」も大いに関わっている獣害。
その現状について伺いました。

鹿の増加によって、畑の作物が林業者が植えた木や下層植物を食べてしまうことで、ちょっとした大雨で土砂災害が起こりやすくなってしまうそう。
また、下層植物が食べられてしまうことで、藪の中に巣をつくる鳥の居場所がなくなってしまったり、川から海に土砂や枝が流れ出してしまうと、漁師さんの網にも被害が出てしまう、という現状があるそうです。

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2024年10月15日

地方に対する見方の変化

今週のゲストは、アクセサリー作家で猟師の深山けものさんです。リモートでお迎えしました。

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深山さんのもう一つの顔、狩猟について伺いました。

もとから自分で盛岡の山育ちで、自分で食材を得るということに興味があった深山さん。
ある時、新聞記者の友人に言われた「地方移住を考えていて、岩手へのUたーんを考えているのなら、狩猟免許を取るとよいよ!ハンターになってくれ!」という言葉をきっかけに、狩猟免許を取得したそうです。

狩猟をはじめて、地元への見方も変わったということ。
「以前は盛岡という街の部分に焦点を当ててみていたと思いますが、いまは山の部分も見えるようになりましたね。」

また釣りをするという深山さん曰く、狩猟の魅力の一つは「フィールド」

「狩猟免許があると、山がある場所が全部フィールドになります。法律で禁止されている場所もありますが、基本的に、山に登って、見えるところ全部フィールド。あちこちに獣がいて、この世界は果てしなくオープンワールド、なんて素晴らしいんだろう、と思います。」

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2024年10月14日

鹿骨でできたアクセサリー

今週のゲストは、アクセサリー作家で猟師の深山けものさんです。リモートでお迎えしました。

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深山さんは深山さんは岩手県盛岡市出身。東京の会社に在籍しながら、盛岡で猟師として農家の
害獣対策をし、また、鹿の骨・ツノを利用したアクセサリー作家としても活動。
鹿骨細工アトリエ「けもの舎」を運営されていらっしゃいます。

現在もプロダクトデザイナーとして、東京の企業に在籍している深山さん。
もともと地方移住に興味があったということで、リモートワークで仕事を行いながら、盛岡市を拠点にアクセサリー作家・猟師として過ごしています。

深山さんが運営するサイト鹿骨細工アトリエ「けもの舎」で扱っているのは、深山さんや岩手県の猟師さんが捕獲したシカの骨を使用したアクセサリー。

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真っ白でとても軽いという特徴があります!

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他の素材との重ね付けもしやすく、白が素敵なアクセントに。
また金属アレルギーの人も安心してつけられます!

「全国的にシカの頭数が増えて、林業や農業に被害が拡大していることはご存知の方も多いかなと思うんですけど、その課題を解決できるプロダクトとして発信しています。」

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2024年10月08日

世界がどうなっているのかを見たくて。

今週のゲストは、BASE TRES代表取締役、松本潤一郎さんです。
リモートでご出演です。

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17歳からバックパックとギターを担いで海外をまわっていた松本さん。
初めての海外は、ネパールを一カ月歩く旅。
「世界で一番高い山が連なる、広大な景色の中を歩いて旅をする衝撃的な体験をした!」とお話していました。

またほかにも、戦後のアフガニスタン、南米をオートバイで1年かけて回る!など、世界を実際に自分の目で見るという経験をされています。

「世界がどうなっているのかを見たくて。若い時はもうがむしゃらに。
 お金を作るためにしか日本に居ないで、どんどん外に出ていくという生活でしたね。」

手に職をつけて海外で暮らしていきたいと思っていた松本さん。
日本食の料理人になれば、就労ビザ・永住権を取りやすいということで、
どうせなら自然の中で住み込みで学びたいと伊豆の旅館にやってきたのが、移住のきっかけでした。

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2024年10月07日

宿泊施設『LODGE MONDO -聞土-』

今週のゲストは、BASE TRES代表取締役、松本潤一郎さんです。
リモートでご出演です。

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松本さんは1982年神奈川県横浜市生まれ。17歳の頃から海外をめぐり、25歳で西伊豆に移住。山や海など 地域の自然を守りながら、持続可能な観光事業を展開され、2022年に『環境省グッドライフアワード 実行委員会特別賞 森里川海賞』を受賞されていらっしゃいます。

西伊豆松崎町を拠点に活動されている松本さん。
マウンテンバイクやカヤックのツアー事業、宿泊施設の運営、森林整備などを行っています。

宿泊施設『LODGE MONDO -聞土-』は、廃業したペンションを、森林整備などで出た自分達で切った木を使ってリノベーションした宿。

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『エネルギー自体も土地から賄えたら』という考えのもと、
太陽光や、切った木を熱源とした給湯や暖房を使うシステム『木質バイオマスボイラー』を利用しています。

「夕方から夜にかけては薪を使ってエネルギーを作り、日中は太陽の光で熱を作り続けるという仕組みですね。」

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2024年10月03日

悪い癖...深爪

今週のゲストは一般社団法人 足育研究会 代表、
皮膚科専門医の高山かおるさんです。

高山先生は、足に特化したフットケア外来を立ち上げていらっしゃいます。
ここで行っているのは、トラブルにたいする治療。そしてアドバイスです。
高山先生曰く、足のトラブルの根源は、生活習慣の中にあるもの。トラブルを無くしていくためには、そういった生活習慣...靴の選び方、歩き方、運動習慣、脚のケアなどをいかに変えていけるかが重要だとおっしゃっていました。

また日本人の多くが行っている悪い癖の1つが深爪。
歩く時、蹴りだす時には足先で地面を押しているため、足の爪は体重を支える役割を持っています。骨も重要ですが、そこに爪を連動させることが重要であるため、爪は皮膚を覆っていた方が良いということ。
気を付けたいですね。

足育研究会では、市民公開講座や各地でのイベントなども日々行っています。
是非、HPをご参照の上、参加してみてください!

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2024年10月01日

足の爪をチェック!

今週のゲストは一般社団法人 足育研究会 代表、
皮膚科専門医の高山かおるさんです。

『靴』というと、ドイツなど有名なイメージがありますが世界では「足育」どのくらい進んでいるのか、お伺いしました。

高山先生曰く、ヨーロッパなどでは一日中靴を履いている文化があるため、幼い頃からしっかりとした靴を履いたり、歩き方についても両親から教わることが多いそう。またアメリカなどでは、足病院という足を見るドクターがいるということです。

足の爪は、手の爪と比べるとあまり人の目につかないことから、多少の不具合(変形など)は、放置してしまう人もいるかもしれません。

ですが、足の爪が厚かったり、変形したりしていると2倍も『転倒リスク』が上がるといわれています。
また、他にも足の爪トラブル...昨今のサウナブームで、誰かとお風呂を共にする機会も増えているかと思いますが、13人に一人が爪水虫、70歳を超えると30%ほどが該当するといわれているそう。

これらは薬で治すことができるそうですが、とにかく発見は早い方が良いとのこと。

是非皆さん、今一度足の爪のチェックをしてみてください。

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2024年09月30日

今週のゲストは一般社団法人 足育研究会 代表、
皮膚科専門医の高山かおるさんです。

高山先生は1969年山形県生まれ。山形大学医学部を卒業され、現在は
埼玉県済生会川口総合病院 皮膚科 主任部長でいらっしゃいます。
また、2015年足育研究会を設立。著書には『皮膚科医が教える本当に正しい足のケア』などがあります。

高山さんが代表をつとめる『足育研究会』のスローガンは「0歳から100歳まで自分の足でピンピン歩ける社会作り」。
現在、世の中にある足に関わる職業は、医師・看護師・靴屋・ネイリストやフットケアを専門とするスペシャリストなど、他業種・多職種に渡ります。そういう人たちが同じ方向を向けるよう、多職種連携を目指して設立された団体です。

「あまり足の健康のことを考えずにここまで来ている人が多いので、元気で、自分の足で歩き続けましょうっていうところを、足元から考えるっていう。そこをスローガンとしていろんな多職種が集まっているというような感じです。」

なんと足の寿命は約50歳くらいではないかと言われているそう。
人生100年時代の現代、ずっと付き合っていく「足」を健康に育て、維持することを目指して「足育」という言葉が使われています。

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2024年09月25日

和紙を使ったアメニティ!

ゲストは「うるとら はまいデザイン事務所」代表の 浜井弘治さんです。

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浜井さんは、三宅一生デザイン事務所で服飾デザイナーとして活躍された後、独立。2006年にふるさと山口で「うるとら はまいデザイン事務所」を設立。
今回「ねをはすBook & Hotel」には、企画段階から関わっているそうですが、株式会社はやし住宅 代表取締役社長の林成吉さんとは、中学生の時のクラスメイトだったそう!

そして浜井さんは、ホテルの従業員ユニフォームや、客室のリネン類のデザインなどを担っています。
ユニフォームは自由にコーディネートが効くものを、またリネン類には和紙素材が使用されています。

和紙コットンリラクシングウエアーIMG_4002.jpg和紙コットンポロエステル・シーツ&ピロケースIMG_4773.JPG和紙コットンタオルIMG_4772.JPG
(写真は和紙で作られたリラクシングウェア、シーツ&ピロー、タオル。)

「和紙って軽さ・吸水性の高さ・保湿性などがありまして、寝る時に快適なのではないかということで。そしてなによりも、本に囲まれているので、空間が紙に包まれるというようなイメージで。」

こちら、ホテルで一部販売しようかという話が、出ているそう。
和紙のシーツ、、、是非眠ってみたいですね。

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2024年09月24日

開業前イベント

ゲストは、株式会社はやし住宅 代表取締役社長の林成吉さん
11月2日にオープンする新しい宿泊施設「ねをはす Book & Hotel 」

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開業にあたっていくつかのイベントを開催しました。
1つは地域の家庭に眠っている本を寄贈してもらう「思い出バトン」というイベント。
また下関市立美術館と連動し、Book&Caféを美術館の中で開催。
そして地域の大学の館内を利用した学生とのコラボイベントなどです。

本の寄贈会IMG_0214.jpg本の寄贈会IMG_0205.jpg

(写真は、開業前イベントの様子!)

下関市立美術館book&CAFEIMG_1942.jpg

本の寄贈イベントでは、なんと3000冊も集まったそう!

「仕分けしたり、もう持ち運ぶだけでも大変でしたけど(笑)
大変ありがたいことにたくさんの本をご提供いただきました!」

『ねおはす』という新たなホテルの形を通して最終的に目指すものは
「地域の発展」。そこには建築士である林社長の「最後の仕事として街づくりがしたい」という思いがあるということ。

「近い将来・近い未来に、この町がどういう姿に変わっていくのかなっていうのを何となく想像できたら面白いかなと思ってます。」

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