2013年04月02日

展覧会における、リ・クリエイト

生物学者の福岡伸一さんは、フェルメールセンター銀座の館長。
去年はフェルメール、今年は葛飾北斎の展覧会を監修、いずれも
リ・クリエイトという手法で作品を紹介されました。
ここでも動的(動いている)がキーワード。美術は止っているものを
じっと楽しむものでしたが、必ずしもそうではなく、
絵の向こう側に想像を広げたり、次の瞬間どう動くかを考えたり
するのが面白いそう。
フェルメールも、その場の一瞬を書き留めて見せてくれ、そこから
はじまる時間を想像しながら絵を見る提案をしてくれています。
北斎はフェルメール以上に動的を求めていて、この展覧会では
絵にタブレットPCを近づけると、タブレットPCの中の
海が波打ったりする手法を取り入れていらっしゃいます。

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今夜の選曲: SOMETHING TO MAKE YOU HAPPY
/ DAVE MASON&CASS ELLIOT

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2013年04月01日

生物学の視点のNEW STANDARD

今週は、生物学者の福岡伸一さんをお迎えします。

生物学の視点でのNEW STANDARD・・・
これまで細かいレベルへ分解していって調べて、そのカタログ=
ヒトゲノム計画が出来ました。
つまり人間は生命について何も分かってないことが分かりました。
でも、パーツ(役者)は分かったけど、どんな芝居をしているのかが
分かりません。じゃぁ何が大切かというと、そのドラマが大事。
どういう動きなのか…つまり動的な生物学が求められているんだそう。
これはスーパーコンピューターでしか分からないそう。
何があるかは分かったので、あとはコンピューター。
もう、試験管の世界ではないそうです。

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今夜の選曲: HERE WE GO AGAIN
         / DAVE MASON&CASS ELLIOT

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2013年03月29日

4月1日から5日のゲストは

生物学者の福岡伸一さんです。

春からのニューヨーク行きを前に、ご出演!
生物学の視点のニュー・スタンダード、福岡ハカセおすすめの一冊など
うかがいます。

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staff| 20:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2013年03月29日

街づくりのサポートを準備中

今週は演出家でまちとしょテラソ前館長の花井裕一郎さんをお迎えしました。

花井さんは、昨年11月いっぱいで「まちとしょテラソ」の館長の任期を終え、
現在は、NPO法人オブセリズム設立準備室の代表。
小布施で学んだコミュニティの作り方をたずさえて、
いろいろな町のサポートをしたい!という思いからスタートした団体で、
町づくりをしたくて困っている人に
僕たちはこうしましたよ!というノウハウを教えてあげたいそう。
そして最終的に、そういう人たちが独り立ちすれば、
花井さんたちは撤退を考え、また別の町へ…。

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今夜の選曲: OVER MY HEAD / FLEETWOOD MAC

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2013年03月28日

変りつつある世界の図書館

演出家でまちとしょテラソ前館長の花井裕一郎さんをお迎えしています。
「まちとしょテラソ」は1000㎡もあって、まるでカフェ。
館内はどんなどころでも好きなように使ってもらえるような空間。
2011年に「Library of theYear 2011」の大賞を受賞。
また「死ぬまでに行ってみたい世界の図書館 15」にも選ばれています。

最近は世界の図書館自体が変ってきているそうで、
たとえば北欧はおいしいカフェがあったりと、
生活のポジションをキチンと確立しているんですって。
「まちとしょテラソ」も、わざわざ本を読みに行くだけではなく
誰かに合えるかな?昼寝をしようかな?という感覚で来てくれる、
ワクワクするような空間を目指しているんだそうです。

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今夜の選曲: WARM WAYS / FLEETWOOD MAC

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2013年03月27日

小布施町の、まちとしょテラソとは?

今週のゲスト、花井裕一郎さんはまちとしょテラソという図書館の前館長。
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以前の仕事はテレビのディレクターで、その時の図書館はリサーチの場所。
ところが小布施は町づくりのために図書館を作る!
これは町を演出出来る、図書館を演出出来る、こんなに面白い仕事は無い、と
立候補したそうです。
まちとしょテラソは駅から1分。小布施の町の人が「テラソに行った?」って
みんなにススメてくれるんですって。
なんでこの町はみんな図書館をススメるんだ?って言われることも!
それほど素敵な空間なんですね。


今夜の選曲: WORLD TURNING / FLEETWOOD MAC

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2013年03月26日

小布施町の、もてなす力

まちとしょテラソ前館長の花井裕一郎さんは、小布施に移住して10年。
それまではテレビ局の仕事をしていて、取材で訪れた小布施の人々に虜に!
小布施は他にも移住者が多いそうで、その魅力とは「もてなす力がある」。
外から来た人の発言に耳を傾けてくれ、さらにまずはやってみようと後押し。
とてもスタートしやすい町なんですって!

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今夜の選曲: RHIANNON / FLEETWOOD MAC

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2013年03月25日

長野県小布施町は栗と北斎とホッとする町

今週は、演出家でまちとしょテラソ前館長の花井裕一郎さんがゲスト。

花井さんが住んでいる長野県上高井郡小布施町。
長野駅から電車で30分。車より、電車で来るのがおススメなんですって。
車窓の景色が、リンゴから栗へ…これを楽しんでほしいんだそうです。
長野で一番小さい町で史跡など観光資源もないのに年間の来訪者が200万人!
癒される、ゆっくり出来る、ホッとする…そんな方が多いそうです。

町のキャッチフレーズは「栗と北斎と花のまち」。
小布施の栗は上質で大きく、甘さがスゴいんだそう。
また栗の加工も上手で、栗鹿の子は有名です。

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今夜の選曲: I'M SO AFRAID / FLEETWOOD MAC

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2013年03月22日

3月25日から29日のゲストは

演出家でまちとしょテラソ前館長の花井裕一郎さんをお迎えします。

長野県小布施町の名産や街づくり、そして「まちとしょテラソ」など、
小布施町の魅力をたっぷりとお送りします。

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■プロフィール■
1962年福岡県筑豊生まれ。テレビ番組やプロモーションビデオの
ディレクターを経て、2000年に東京から長野県小布施町に拠点を移し、
2009年より昨年11月まで、館長を務めた公立図書館:まちとしょテラソ
が、Library of theYear 2011大賞を受賞。
現在はNPO法人オブセリズム設立にむけ活動をされていらっしゃいます。

staff| 20:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2013年03月22日

100年後の日本のために出来ること

今週は公益社団法人日本ナショナル・トラスト協会事務局長の
関健志さんをお迎えしました。

最後に、ナショナル・トラストの活動を通じて、
100年後の日本のために出来ることをうかがいました。
「人工物、建造物は次の日から維持管理費がかかりますが、
自然は時間が経つほど価値が生まれます。
そういう自然をしっかりと残し、少しでも増やし、
絶える種類を無くしたい!」

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今夜の選曲: MEXICO / JAMES TAYLOR

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク


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