2016年04月14日

出来る事からやる支援。被災地に今後必要なものは、自立。

音楽プロデューサー、作詞作曲家
かの香織さんは、
「一般社団法人 みやぎびっきの会」で理事を務めていらっしゃいます。

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「一般社団法人 みやぎびっきの会」では、被災地である
岩手県・宮城県・福島県の沿岸部を中心に、
子供たちの心の支援をされてきています。
“びっき”は、蛙のこと。
故郷に恩返し、という意味で蛙!とのこと。

子供たちの心のケアの支援をされたのは、
後回しにされてしまいがちな部分だと感じたからだそう。
「子供たちはどんどん成長していくけれど、
 部活で遠征できない、文化祭ができませんって、、、
 そういう細かい所を自分たちが出来るを、重ねてきました」
地元で情報を得ていた「みやぎびっきの会」ならではの
被災地支援のかたちです。

ハワイの支援団体「レインボー・フォー・ジャパンキッズ」
連携を取り、復興県の子供たちを10日間程度、
ハワイの教育合宿に送るという活動も。

東日本大震災から5年が経った今年。
今後、被災地に必要な事について伺いました。
「今後は、自立に進むきっかけを作る、という事ですね。
 どうやって自分たちは生きていくかを考えて、
 個性を生かしながら、進むためのきっかけ、支えを作っていきたいです」

今夜の選曲:青い地球はてのひら / かの香織

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年04月14日

出来る事からやる支援。被災地に今後必要なものは、自立。

音楽プロデューサー、作詞作曲家
かの香織さんは、
「一般社団法人 みやぎびっきの会」で理事を務めていらっしゃいます。

160414_kano_1.JPG

「一般社団法人 みやぎびっきの会」では、被災地である
岩手県・宮城県・福島県の沿岸部を中心に、
子供たちの心の支援をされてきています。
“びっき”は、蛙のこと。
故郷に恩返し、という意味で蛙!とのこと。

子供たちの心のケアの支援をされたのは、
後回しにされてしまいがちな部分だと感じたからだそう。
「子供たちはどんどん成長していくけれど、
 部活で遠征できない、文化祭ができませんって、、、
 そういう細かい所を自分たちが出来るを、重ねてきました」
地元で情報を得ていた「みやぎびっきの会」ならではの
被災地支援のかたちです。

ハワイの支援団体「レインボー・フォー・ジャパンキッズ」
連携を取り、復興県の子供たちを10日間程度、
ハワイの教育合宿に送るという活動も。

東日本大震災から5年が経った今年。
今後、被災地に必要な事について伺いました。
「今後は、自立に進むきっかけを作る、という事ですね。
 どうやって自分たちは生きていくかを考えて、
 個性を生かしながら、進むためのきっかけ、支えを作っていきたいです」

今夜の選曲:青い地球はてのひら / かの香織

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年04月13日

地元宮城県栗原市で感じた、希望の光とは?

音楽プロデューサー、作詞作曲家
かの香織さんの地元は、
宮城県栗原市の親善大使「栗原ドリームアンバサダー」
務めていらっしゃいます。

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栗原市は、岩手県に隣接し、
東日本大震災では震度7を記録した場所です。

そんな栗原市で先日、ソトコトの指出編集長との
トークイベントをされた、かの香織さん。
雑誌ソトコト5月号の中にあるレポートで、
“目がさめるような思いをした”と書かれています。

「地元では、若い人がいないね、って暗い話ばっかりで。
 そんな中、指出さんから、全国の町おこしの実例を
 たくさん教えていただいたんです。田んぼでのワークショップとか、、、
 何もないからダメだって思い込んでいた私たちが、
 ”やれる事ってたくさんあるよね!”と思えたんです」

また、トークが行われたのは、”cafe かいめんこや”
このカフェはリノベーションされたお店です。
ここ数年では、面白い若者が少しずつ街に戻ってきているそうで、
希望の光を垣間見ている、と、かのさん。

今夜の選曲:魔法にかかれ / かの香織

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年04月12日

家業を継いで知った、日本文化の原点である日本酒造り。

音楽プロデューサー、作詞作曲家
かの香織さんのご実家は、
宮城県にある造り酒屋「はさまや酒造」

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「はさまや酒造」は、1757年創業で、
250年以上続く歴史ある造り酒屋。
かのさんは、12代当主でもいらっしゃいます。
昔から地元で愛され続く銘柄は「桂泉」だとか。

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そして今回スタジオにお持ちいただいたのは、
春の数量限定の生原酒「阿佐緒のさくら」です。
火入れがされていないため、瓶中で発酵され続け、
微発泡のお酒です。1つ1つ手詰されているとか!

造り酒屋で生まれ育った かのさんですが、
日本酒造りの現場には行ってみると、
最初は頭でっかちで、スムーズにはいかなったとか。
そんな中でも醸造に関わると、感動しきりだったそう。
「日本酒の世界、日本文化に本当感動したんです。
 森羅万象、生まれてくる全てのものに感謝することから
 全てが始まるんです。日本文化の原点が酒蔵にあるんですよね」

今夜の選曲:ばら色の人生 / かの香織

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年04月11日

音響にこだわったサロンホールをプロデュース!

音楽プロデューサー、作詞作曲家、かの香織さん
プロデュースした「紀尾井町サロンホール」

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東京麹町に80人ほど収容できる、
生楽器を楽しむことができるサロンホールです。

生楽器が出す残響、声の響き、など、
音響が昔から好きだった、かのさん。
そのため、響きにこだわっている場所になっているそう。

「小さいホールだと、音がすぐ跳ね返ってくるから、
 嘘つけない。そこでは、リアルな音が聴けるんです」
日本では、世界でも優れた音響設計の技術者がいる一方で、
このようなホールは少ないのも現状。
「なかなか機会がなかったんですけど、時代的に、
 そういうことが出来るようになってきたなって。楽しいです」
とも、かのさんはおっしゃいます。

今夜の選曲:BELIEVER / かの香織

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年04月08日

4月11日から4月15日は、

音楽プロデューサー、作詞作曲家
かの香織さんをお迎えします。

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地元・宮城県・栗原市での酒造り、
震災復興への想いなど、、、たっぷりと伺います。

■プロデューサー■
宮城県出身。大学声楽科を卒業され、
1994年にデビューされ、シンガーソングライターとして活躍。
ポップス、クラシックなど、多方面へのジャンルへの楽曲提供、
音楽プロデュースを手掛けていらっしゃいます。
また、家業の造り酒屋の当主を継がれ、
音楽と酒造りを通じた、地域活性、復興にも尽力されていらっしゃいます

staff| 20:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年04月08日

未来を感じる新しい展示の仕方!洋服の触り心地がわかる映像とは?

今週は、三宅デザイン事務所の代表取締役社長の
北村みどりさんをお迎えしています。

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国立新美術館で現在開催中の
「MIYAKE ISSEY展 –三宅一生の仕事-」では
映像による展示も充実しています。

ピーター・バラカンさんがナレーションしている
《三宅一生の仕事1960-2015》や、
三宅一生さんが手作業されている映像
《ウォーターフォールボディー》など、見応えがあり、
贅沢なスタッフで作られた映像ばかりです。

また、「ふわふわ」「サラサラ」などが歌詞に入った曲に合わせ、
触れない服の写真が、プロジェクションマッピングで現れるという、
触り心地が来場者にも分かるようにと工夫された
インスタレーション作品もあります。

「MIYAKE ISSEY展 –三宅一生の仕事-」は、
6月13日(月)までです。
みなさん、ぜひご覧ください!
詳細はこちら

今夜の選曲:SPEED OF LIFE / DAVID BOWIE

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年04月07日

前に進むデザインと、若さと共に仕事をするということ。

三宅デザイン事務所の代表取締役社長の
北村みどりさんをお迎えしています。

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三宅一生さんは、様々な素材を開発されてきて、
2010年にスタートし、現在も進行しているプロジェクト
「132 5. ISSEY MIYAKE」でも、新素材を開発されています。

132 5. ISSEY MIYAKEは、
 後ろを向くようなリサイクルではなく、
 前に進む”アップサイクル”なんです。
 ペットポトルやポリエステルのような再生素材に、
 天然素材を足した、新しく開発した素材です」と北村さん。

以前、旅をしている三宅さんから絵葉書を
よくもらっていたという小黒さん。
様々な地で刺激を得る三宅一生さんは、
日々、若いのスタッフと一緒に仕事をされています。
年齢は関係なく、自分の意見を持ち、
その考えを的確に伝えられることが
三宅デザイン事務所では重要なのだとか。

国立新美術館で現在開催中の
「MIYAKE ISSEY展 –三宅一生の仕事-」では、
こども用のパンフレットを作るなど、
次の世代も意識されているように感じます。

北村さんは、21_21 DESIGN SIGHTの代表取締役社長も
兼任されていらっしゃいます。今後について伺うと、
「立派なディレクターがたくさん居ますし、
 分かりやすく、みんながワクワクして、未来の可能性に満ちた
 動きが生まれるようなことをやっていきたいですね。」
とおっしゃいます。 

今夜の選曲:WEEPING WALL / DAVID BOWIE

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年04月06日

デザインの原点を伝える展覧会。デザインから得る、自分に必要なものとは?

ゲストは、三宅デザイン事務所、代表取締役社長の北村みどりさん。

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国立新美術館で現在開催中の
「MIYAKE ISSEY展 –三宅一生の仕事-」は、
「人間の身体とそれを纏う1枚布」という
デザインの原点であるコンセプトが伝わるような、
3つの部屋から構成されています。

コレクションの命である素材なども展示されており、
三宅一生さんのデザインの繋がりを
感じるものになっています。

展覧会会場には、今回初めて工房から出したという、
プリーツを作る機械を間近で見ることが出来ます。
さらに、毎日 11時~12時は実際に動いてます!
(※金曜日は11時~12時/18時~19時の2回)

今回の展覧会のカタログには、
様々な業界の方々が寄稿しています。
それを読むと、特に海外の方々たちは
三宅一生さんをただの服飾デザイナーではなく、
哲学者のように感じてことが分かります。

「それは最初からで、皆さん、ご自身の職業に
 何か三宅の考え方を引き入れていらっしゃるようです。
 必要な部分を、三宅の考え方から引っ張ってるって。」
と北村さんはおっしゃいます。

今夜の選曲:A NEW CAREER IN A NEW TOWN / DAVID BOWIE

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年04月05日

未来へ向けた、新たな展覧会。準備期間は、およそ10年!

三宅デザイン事務所、代表取締役社長の北村みどりさん
をお迎えしています。

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今までは、プロジェクトが7年~8年ごとに、
完成すると行っていた展覧会。
ですが、国立新美術館で現在開催中の
「MIYAKE ISSEY展 –三宅一生の仕事-」は、
70年代から現在までの仕事が全て詰まった
大規模な展覧会となっています。

この展覧会では、10年程度の準備期間があったそう!
まず行ったのは、膨大なコレクションのアーカイブから、
服を選ぶ作業からスタート。その作業だけでも数年かかり、
その後、何を展示するかを決定していったのだとか。

「MIYAKE ISSEY展 –三宅一生の仕事-」は回顧展ではなく、
未来に向けた展示になっているのも、この展覧会の特徴。
リトアニアから五輪ユニフォームを依頼された折に、
他10カ国のユニフォームも製作し、パリコレで発表されました。
そのユニフォームに、今回は11カ国のものが追加され、
全21カ国の衣装が展示されています。

今夜の選曲:ALWAYS CRASHING IN THE SAME CAR / DAVID BOWIE

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク


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