2016年05月06日

5月9日から5月13日は

和太鼓奏者で、パーカッショニストの
片岡亮太さんをお迎えします。

160506_kataoka_1shot.JPG

■プロフィール■
1984年静岡県三島市で生まれ、
10歳の時に失明されています。
2007年上智大学文学部 社会福祉学科を首席で卒業。
現在は、和太鼓、そしてパーカッション奏者として
ソロパフォーマンスのほか、ジャズフレンチホルン奏者の
山村優子さんとのユニットAjarria(アジャーリア)としての
活動もされていらっしゃいます。

staff| 20:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年05月06日

地球の時間を収めた写真集。今年は、世界的に美しい富士山へ!

20年にわたり撮影された小林廉宜さんの写真集
「森 PEACE OF FOREST」

160506_kobayashi_2shot.JPG

今1番の小林さんの夢は、
より多くの人に写真展を見て欲しい、ということ。
「写真展、全国でやりたいと思っているんです。
 ほかにも、今、写真集と合わせた、
 天然のアロマを作ってもらったりしています」
今後、多くの人が注目する、
新しい写真展の形になりそうです。

まだまだ森への旅を続ける小林さん。
今年撮影したいのは、富士山。
世界を旅してきた小林さんから見ても、
富士山は美しいのだとか。

写真集「森 PEACE OF FOREST」にも
今年2月に撮影された富士山の写真も載っています。
「富士山を撮りたかったのはあるんですけど、
 その下にある、溶岩が流れたところが見えるところ。
 1200年経った富士の樹海ができているっていうものが
 撮りたくて、ずっとこのポイント探して歩いてました」
まさに地球の時間を収める小林さんの視点、技術が
この写真にも感じられます。

今夜の選曲:SHE LOVE ME 4 ME / PRINCE

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年05月05日

世界で森を撮影し続け感じたこと。写真集のタイトルに込めた思いとは?

20年にわたり撮影された小林廉宜さんの写真集
「森 PEACE OF FOREST」
小林さんの感覚の目線で撮られた、
世界24カ国、47箇所が収められています。

160505_kobayashi.JPG

この写真集が決まり、過去撮影した
100箇所ほどの森の中から厳選したのだとか。
日本は8箇所で撮影されています。

20年間森だけを撮影してきた小林さんですが、
撮るもの自体は変わらない、と感じるのだとか。
「屋久島にしても、20年前と最近のものが
 混じっているんですよ。」
写真集を見ていると、どれがいつ撮られたのか、
判別はなかなかつきません。

世界を20年間旅をしながら撮影してきて、
本当に良い人にしか会ってきてない、と小林さん。

「皆さん本当に親切にしてくださって。
 タイトル何がいいですか?って言われた時に、
 世界では色々起こっていますけど、
 森や自然のことを考えると、世界が良い方向に行ったり、
 奇跡が起こるんじゃないかな、という意味を込めて、
 ”PEACE OF FOREST”って付けさせていただきました」

今夜の選曲:TE AMO CORAZON / PRINCE

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年05月04日

アメリカで出会った樹齢4000年以上の木々と、ドイツの深い森の農家民宿。

20年にわたり撮影された小林廉宜さんの写真集
「森 PEACE OF FOREST」には、
樹齢4000年以上と科学的に証明されている
”ブリッスルコーンパイン”も。

160504_kobayashi.JPG

アメリカのカリフォルニア州の周りは、
魅力的な森が集まっています。
その中の1つ、ホワイトマウンテンにある
”ブリッスルコーンパイン”。
標高3000mほどの場所にあるこの樹は、
2.5cmの中に、100年くらいの年輪があるのだとか。

「実は、4800年という年齢も出ているんですが、
 1番古い樹は、誰でも歩けるトレイルの中にあるので、
 あえて発表はせず、その根っこだけを載せています。」

森というと、ドイツの深い森が有名で
小林さんも撮影されています。
その時は、ブナの森を植えていた農家の民宿を
転々とされていたそう。
農家民宿にした1番の理由は、何よりも森が近いこと。
「いろんなところ歩いたんですけど、農家民宿から見える景色が
 1番良くて、写真集では見開きになりました」

今夜の選曲:LIFE CAN BE SO NICE / PRINCE AND THE REVOLUTION

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年05月03日

様々な光で変わる森。目で見たものを再現するために。

20年にわたり撮影された小林廉宜さんの写真集
「森 PEACE OF FOREST」
デジタルもフィルムも混ざっています。

160503_kobayashi.JPG

ちょうどデジタルへの移行期に
仕事を始めた世代である小林さんですが、
どちらも良いところがあるそう。
「今回は、古い写真はすべて
 デジタルにおこし、再現しています。」

デジタルに起こした理由は、
退色を調整することだけではありません。
「フェルメールを撮った時に思ったんですけど、
 描かれてから300年経っているので、その時の持ち主が、
 いろんな色を絵に当ててるんですよね。
 そうすると、いろんな色に見えているんです。」
そんなズレを、見たままの色を再現するために
デジタルにし調整しているのだとか。

五感の中で判断できる生活とは違い、
自然に囲まれた森の中では、人間の感覚は薄くなるそう。
「そういうのって、撮り終わってから、
 あそこが良かったとか、ここいいなって、分かる感じですね」

今夜の選曲:I WANNA BE YOUR LOVER / PRINCE

staff| 20:58 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年05月02日

森に入るように見る写真集。火の鳥のモデルになったケツァールとの出会い。

世界文化社から発売された小林廉宜さんの写真集、
「森 PEACE OF FOREST」
こちらは、小林さんが20年にわたって世界24カ国、
47箇所の森を撮影した、世界初の写真集です。

160502_kobayashi.JPG

240ページにわたる写真集は、
幅広い年齢の人に手に取ってほしいと、
判型も小さく、値段も高くありません。

さらに、この写真集は、地域別、テーマ別などではなく、
小林さんならではの構成になっています。
「地球を1つの森と考えて、バラバラに入っています。
 まさに僕が森に入っている感覚のまま構成していますからね。」

希少な景色、めったに出会えない動物も写っていて、
コスタリカで出会えたという”ケツァール”も!
「”この1週間でケツァールに会えたら幸せになれるよ”って
 ガイドさんに言われて。ちょうど吊り橋を渡っている時に、
 飛んできまして!無我夢中で撮って!」
ケツァールは、手塚治虫先生の火の鳥のモデルにもなった、
大層珍しい鳥で、尾が長く、鮮やかな羽をもっています。

今夜の選曲:THE BALLAD OF DOROTHY PARKER / PRINCE

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年04月29日

5月2日から5月6日は

写真家 小林廉宜さんをお迎えします。

160429_kobayashi_1shot.JPG

■プロフィール■
1963年福岡県生まれ。九州造形短期大学 写真学科卒業後、
写真家・三好和義氏に師事し、92年に独立。
「世界の森」「未来に残したい風景」などをテーマに
希少な自然や文化を撮り続け、また、
旅先のエピソードを記したエッセイを手掛けるなど、
幅広く活動されていらっしゃいます。

staff| 20:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年04月29日

兄との強い絆。選手とコーチという関係で目指す、世界の舞台。

日本肢体不自由者卓球協会 広報の
立石イオタ良二さんは元々卓球選手で、
高校から体育寮に入り、大学でも卓球特待生でした。

160429_tateishi_2shot.JPG

そんな中、立石さんが高校1年の時に、
現在では日本肢体不自由者卓球協会の選手である、
兄の立石アルファ裕一さんが、家庭の経済事情などを考慮し、
大学進学を諦めていたのだとか。
「僕のために大学を諦めて、卓球を趣味にして、、、、
 僕はそれを知らずに卓球をやってて。
 大学で関東に行きたいと思った時に両親から、
 諦めた兄のことを初めて聞いたんです」

兄の存在を感じながら、プロになるため大学4年間を
卓球に注いだ立石さん。
卒業後、家業を継いで欲しいと両親からの意向もあり、
卓球生活は終わってしまったそう。

実家に戻ると、兄のアルファ裕一さんが、
肢体不自由者卓球で国際大会に行くようになっていたとか!
「今度は、パラリンピックを本気で目指したいという
 兄のために、兄のコーチとして一緒に世界に行きたい、
 という夢の形になりました」

そんな立石さんの最大の夢は、
「2020年の東京パラリンピックで卓球の会場を満員にする!
 そして、自身としても兄と一緒に金メダルを取る!
 叶えるために頑張ります」
さらには、2020年で100周年を迎える「立石ガクブチ店」を
もっと日本に広めて、成長していきたい、とも!

今夜の選曲:UFATAKOLPEKA / OREKA TX

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年04月28日

本業の額縁店での奮闘。オリジナルの写真を作る新しいワザ。

日本肢体不自由者卓球協会 広報の
立石イオタ良二さんの本業は、博多で操業95年の
「立石ガクブチ店」の4代目でもあります。

160428_tateishi_1.JPG

多くの額縁屋が閉店になる中、立石さんのお父様が、
大量生産ではなく、オートクチュールの額縁を始めたそう。
「通常のものよりも高値にはなりますが、
 その絵にあった額装になるように作ります」とのこと。
スポーツ用にメダルと賞状を一緒に飾れるものや、
額縁とフラワーアレンジメントのコラボレーションを母の日に行うなど、
様々な企画もされています。

いつも額縁を持ち歩いてらっしゃる立石さん。
今回スタジオにもお持ちいただきました!
「これを持ち歩いて、顔を入れたり、景色を入れたり。
 撮った写真をSNSに載せてもらったり。
 海外遠征に行った際も、額縁スナップ写真をとってます」

額縁スナップ写真=額スナは、
5月8日(日)に、東京・丸の内 KITTEにて体験できます。

今夜の選曲:AURKIA ETA INFRENTZUA / OREKA TX

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年04月27日

パラスポーツ後進国、日本! 選手たちの苦しい生活とは?

日本肢体不自由者卓球協会 広報の
立石イオタ良二さんをお迎えしています。

160427_tateishi_1.JPG

肢体不自由者卓球の国際大会は、
オリンピック前年には増え、昨年は17大会も
開催されています。
きちんと情熱を持ち、国が力を入れている、
ヨーロッパやタイの選手が強い障がい者卓球。

監督もコーチも日本では、全て自費での参加です。
そのため、資金不足で、広報である立石さんが、
監督も兼任する場合があるそう。
「その時に海外のコーチや監督に、
 ”なんで日本は豊かな国なのに、パラスポーツでは
 こんなに後進国なの?”ってよく言われてしまいます」

リオ・パラリンピックの代表選手の中には、
60代の女性選手、別所キミエさんもいらっしゃいます。
4大会連続出場のまさにレジェント!

健常者であれば、実業団などに所属しスポーツを極めますが、
肢体不自由者卓球協会の選手たちは、基本的には、会社に勤め、
通常業務をこなしながら、時間を作り練習します。
「会社の理解がなかなか難しくて、、、。本当にもう、
そのハンデを乗り越えて生き抜いている、という状況です」

今夜の選曲:WE ARE RESDY NOW / OREKA TX

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク


バックナンバー

カテゴリー