2016年06月23日

日本で体験できないことが詰まった9日間。未来が変わった子供たち。

中野修二さんが代表取締役を務める
株式会社 Good Try JAPAN では、
今年もプログラムへの参加者を募集しています。

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7泊9日で構成されるプログラムでは、
日本では体験できないことが詰まっています。

Googleの本社、スタンフォード大学、
ヨセミテ国立公園など、様々な場所に行ったり、
失敗に寛容な文化があるシリコンバレーで
世界で活躍する日本人の先輩たちと話が聞けます。
さらに、現地の学生たちとコミュニケーションをとり、
毎日参加者同士で振り返り、アウトプットを行い、
様々な視点を知る、という経験もできます。

このプログラムは、次回で4回目。
今までの参加者で、一番変わったのは
おとなしい性格だった、中学3年の男の子。

「様々な話を聞いていて、その子が勇気を持って、
 ”自分の意見が言うのが苦手なんですが…” って質問したんです。
 そしたら、その話し手の方が、”出来てる、それでいいんだよ”
 って言ってくれたのがきっかけで、彼は劇的に変わりました」

その後、彼は帰国して、アメリカの高校に進学を決意!
「日本に帰ってきたタイミングで話をしたら、
 “1年間、英語喋れなくて辛かったけど、
 自分で決めたから頑張れた”って言ってくれたんです。」

今夜の選曲:I WANNA BE FREE / MONKEES

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年06月22日

世界で感じる、若者の積極性と英語力。大学生からのスタートではもう遅い!

株式会社 Good Try JAPAN 代表取締役
中野修二さんは、株式会社リクルートに
在職されていた時から様々なプロジェクトをされていました。

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例えば、大阪地域活性プロジェクト。
「お金という形ではなく、マーケティングや
 課題解決能力などで地域に貢献するというものでした」
他にも、バングラデシュのNPO、グラミン銀行を
休暇をつかって訪問されたこともあったとか!
「彼らがやっているマイクロファイナンス(小規模金融)、
 という支援の方法を見て、人々の生活を支えることで
 未来を広げる方法があると知って。大きな学びでした」

中野さんは32歳で、トロント大学に留学。
ビジネス英語の勉強をされていたそう。
その時、海外の学生たちの積極性に驚いたそう。
「単語間違っているのに、どんどん発言するんですよ。
 日本の僕たち含めた学生たちは、コメント無し、、、
 この世界との差に圧倒されて、強烈な課題感を持ちました」

このような体験が、株式会社 Good Try JAPANの
活動に繋がっていきました。
ただ本来は、大学生を対象にした、
海外でのインターシップ事業を企画していたそう。
「でも、現地の会社で話をしたら、日本の大学生は
 積極性ないし、英語喋れないし、来てくれても意味無いって
 言われてしまって、、そうか、大学じゃ遅いのか!って。」
大学よりも前の段階から、意識の変えられる機会を作ろうと、
現在のプロジェクトへと変化していったそう

今夜の選曲:LAST TRAIN TO CLARKSVILLE / MONKEES

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年06月21日

劣等感から生まれた!自分らしさを求める挑戦の数々。

中野修二さんが代表取締役を務める
株式会社 Good Try JAPANは、中学生、高校生に
社会に出ることを考えるきっかけを与える
プログラムをされています。

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中野さんご自身は、もともと劣等感の塊だったそう。
「2つ上の兄が、とても優秀で。その兄と比較して、
 なぜ自分はできないんだろうと思っていたんです。
 でもある時、自分は兄と比較しても意味がなくて、
 違うところで強みを発揮すればいいんだと思った時、
 楽になった、という経験があります。」

そんな中野さんが、大学で分子生物学を専攻されたのは
医療に関わりたいという思いから。
「そもそも自分に研究に向いていないというか、
 全然ワクワクしてないなっていうことに気づいて(笑)」
その後、株式会社リクルートに就職されました。
「会社の中でそこそこ認められるとこまで行ったんですが。
 ここでいいのだろうか、という疑問が湧いてきて。
 在職中に色々挑戦していきましたね」

今夜の選曲:I’M A BELIEVER / MONKEES

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年06月20日

9日間の旅で、子供の意識と未来が変わる!

中野修二さんが代表取締役を務める
株式会社 Good Try JAPAN は、中学生、高校生を対象に
「世界で自分の将来を考える旅」を提案されています。

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7泊9日で行われるシリコンバレーへの旅では、
自分が何をして生きていきたいか、
考えるきっかけを与えるようなプログラムになっているそう。
「最初は、効果が出るのは先かな、と思ってましたが、
 やってみると、子供達は3日くらいで変化をしていきます。」

社名である”Good Try”には、共に立ち上げた
メンバーの想いが詰まっている、と中野さん。
「彼がシリコンバレーに行った時に、衝撃を受けたことがありまして。
 それは、失敗した時に、”Don’t Mind =気にするな”ではなく、
 ”Good Try! =いい挑戦だ” と挑戦自体を褒める文化です。
 これは日本には無いなっと。
 この意識を日本に植え付けられたら、キャリアに対しても、
 もっと前向きに挑戦できるんじゃないかな、と思ったんです」

今夜の選曲:DAYDREAM BELIEVER / MONKEES

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年06月17日

6月20日から6月24日は

株式会社 Good Try JAPAN 代表取締役
中野修二さんをお迎えします。

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新しい形の教育プログラムとは?たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1981年生まれ 茨城県出身。早稲田大学理工学部、
さらに同大学院で分子生物学を専攻され卒業後、
株式会社リクルートに入社。リクナビやゼクシィの営業、
新規事業企画などに携わり、2014年に、
Good Try JAPANの創業に参画され、
2015年代表取締役社長に就任されていらっしゃいます。

staff| 20:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年06月17日

人間は不可能は証明できない!

プラネタリウムクリエイター大平貴之さんは、
国内外で多くのプラネタリウムを製作されてきています。

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宇宙への興味はあり行ってみたいものの、
宇宙飛行士になる、という欲はないそう。
「狭き門だし、他の人と競争するのは全く得意じゃないですし。
 誰もやっていないものをやる方が、合ってます」

そんな大平さんの著書には、
”人間は、可能を証明できるが、不可能は証明できない”
という信条が書かれています。
「不可能ってたくさんあると思うんですけど、
 あるものを不可能っていうためには、
 世界をつくる全ての物理法則を知り尽くさなきゃいけない。」
現代も発展途上であるため、1000年後にどんなものが出来るのかは
見分ける事は出来ない、という意味なのだそう。

夏休みには、世界最高解像度の「12K MEGASTAR-FUSION」の
上映会が千葉県立現代産業科学館であります。
(8/12(金)~8/31(水)まで)
7月末までの土日には、埼玉県・坂戸児童センターで
「MEGASTAR-FUSION」の上映もあります。

子供の教育についての講演依頼も多いという大平さん。
「子供の物理離れを感じますけど、
 でも、社会とか大人の問題のような気がします。
 先生や親御さんに向けて話す事の方が意義を感じますね」

今夜の選曲:SECTION XI / STEVE REICH

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年06月16日

元宇宙飛行士の毛利衛さんとの繋がりとは

プラネタリウムクリエイター大平貴之さん
スタジオにお迎えしております。

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家庭用プラネタリウム「HOMESTAR」は、
世界で100万台の売り上げを誇っています。
日本以外では、主にヨーロッパでの売り上げているそう。

2012年に開発した「MEGASTAR-FUSION」は、
現在「かわさき 宙と緑の科学館」に常設設置されています。
こちらは、星の数を売りにしていたプラネタリウムとは異なり、
1つ1つの星の点灯を選べたり、景色と星の融合が可能になるなど、
新しいプラネタリウムになっています。

日本科学未来館でイベントを行う時に
元宇宙飛行士の毛利衛さんと出会った、大平さん。
「初めてご覧頂いた時、宇宙から見た星空そのものだって
 言ってくださったんです、表向きは!
 その後に、ちゃんと、ここは違う、まだまだだぞって
 言ってくださって。」
これが、JAXAと共同研究をするきっかけになったそう。

今夜の選曲:SECTION VI / STEVE REICH

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年06月15日

プラネタリウム男の子供時代から、会社員になるまで。

プラネタリウムクリエイター大平貴之さん
半世紀を綴った本「プラネタリウム男」
6月14日、講談社新書から発売されました。

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著書にもありますが、大平さんは
植物が大好きな少年で、科学にも興味をもっていました。
「人付き合いは苦手で、仲良くしようとしても、
 なかなかうまくいかないことが多かったですけど(笑)」
それでも、10年ぶりに大平さんと会ったという
小黒さんにとっては、だいぶ丸くなった、と感じていました。

プラネタリウム製作のために大学を休学されますが、
卒業をさえ、大学院へも進学します。
「通学時間とかアルバイトの時間とか、いろいろあって。
 保守的で、レールに乗る部分もあります。」

大学院卒業後は、ソニーに入社されます。
「ソニーで経験した事は、僕にとってとても大きかったです。
 ありがたい出来事でもあったし。
 大企業の葛藤とか、、、なかなか大きい会社って、
 宿命的に経営者たちも悩んでいて、大変ですよ」

今夜の選曲:SECTION ⅢB / STEVE REICH

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年06月14日

世界のプラネタリウムが集まる国際会議とは?

プラネタリウムクリエイター大平貴之さんは、
1998年にプラネタリウム会議ロンドン大会で
初めて「メガスター」を発表されました。

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「星の数は何個かと聞かれた時、100万個というと、
 英語がかなり下手くそだったんで、
 言い間違えたと思われたんです」と大平さん。
星を投影すると、みんな驚き、やっと信じてもらえたとか。

2年に1回開催される、国際プラネタリウム会議。
今年は、ポーランドのワルシャワで開催されます。
「ワルシャワは、メガスターを常設している施設で。
 教育関係者が世界から集まってきます。」
メーカーや学芸員、映像製作会社なども参加し、
天文学の教育に関する話し合い、見本市などを行います。

大平さんは、会議でも”変わり者”とみられているそう。
「大手のメーカーではなく、個人で出てきて、
 驚くもの発表して、皆さんもびっくりして。最近では、
 ”あいつ何するのかな~”って思われているみたいです(笑)」

今夜の選曲:SECTION ⅢA / STEVE REICH

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年06月13日

100万個以上の星を投影させる、日本のプラネタリウム!

プラネタリウムクリエイター大平貴之さんは、
国内外のプラネタリウムの開発、製作をされています。

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「現在では、多く星を写すだけでなく、
 遠くまで鮮明にうつせる事や、細かな演出ができるとか、
 部屋で楽しめるなど、幅広くやっています。」

大平さんが最初にプラネタリウム作ったのは、
小学生の時。自宅の2階で、紙に夜光塗料を
塗ったものを壁に貼ったり、ダンボールに穴をあけて
豆電球でうつしたり、されていたそう。

大平さんが学生時代に作った「アストロライナー」。
その後、9000個の星を投影するドイツ製のを超える、
150万個の星を投影する「メガスター」を開発されます!
そもそも肉眼で見える星は、一等星~六等星で
およそ9000個。
今では、2200万個もの星が投影できるようになりました。

今夜の選曲:PULSES / STEVE REICH

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク


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