2016年11月14日

コンビニよりも多い神社や寺院。お守りを持つことで感じることとは?

アートディレクターの林直岳さんをお迎えしています。

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お守りを、ただコレクションするだけでなく、
探求・研究し、美を追求するのが、
自称されている”オマモニア”
「現在、神社が8万、寺院が7万あって、
 両方回っていくと大変なんで、神社の方が
 僕とは気が合っていて、神社を中心に回っています。」
神社によっては、多くて20体ほど手にする場合もあり、
現在、集めたお守りは、3000体になったそう。

集めたお守りを一部、スタジオにお持ちいただきました。
大きさも形もバラバラ。
「一番大切なのは御祭神であって、
 そこがどういう神様なのかを知ってから行って、
 その御神徳にあやかるという気持ちですね。」
日本特有の”縮み”の文化から生まれたお守り。
お守りを持つことで、林さんの中では
神社・寺院を持ち歩いている感覚である、とも。

今夜の選曲: ROSA DO VENTRE / MILTON NASCIMENTO

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年11月11日

11月14日から18日は、

アートディレクターの林直岳さんをお迎えします。

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神社のお守りを収集する、自称”オマモニア”。
その経緯と魅力について、たっぷりうかがいます。

■プロフィール■
1967年福井県一乗谷生まれ。
名古屋造形大学ビジュアルデザイン学科卒業後に、
日本電子専門学校でコンピュータ・グラフィックを学ばれ、
オムニバスジャパン(東北新社)、岡本一宣デザイン事務所を経て、
2011年にデザイン事務所サスガを設立。
アートディレクターとして、
また「オモマニア」として活躍されていらっしゃいます。

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2016年11月11日

マイカップ持参で行う、環境を意識したマラソン大会!

アテネパラリンピック
男子マラソン金メダリスト、高橋勇市さんは
2020年には、55歳になられます。

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走力維持のために、筋力強化のトレーニングも
取り入れていらっしゃるそう。
「当然筋肉トレーニングすると疲れますから、
 自分でも、森川さんにもマッサージしてもらったり、
 走力的には、12年前のアテネの時に戻ってきています。」

さらに高橋さんは、10年近く前には、視覚障がい者として
第一号となる”エコ検定”を取得されています。
そのため、追い込むような大会でない場合は、
マイカップを持参し、給水所の紙コップを使用するのを
控えるようにされているそう。

4月に開催された、国際盲人マラソンかすみがうら大会には、
高橋さんが所属する三菱商事の社員の方も、伴走ボランティアや
救護ボランティランナーなどで参加されています。
「理解者がかなり増えました。
 今回初めて伴走した人も、楽しかったと言ってくれる人も多くて」
伴走パートナーの森川優さんも一緒に走っていました。

4年後の東京パラリンピックでは、
高橋さんと森川さんが共に走る姿が見られるかもしれません!

今夜の選曲: MY CHERIE AMOUR / STEVIE WONDER

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2016年11月10日

障がい者スポーツ応援プロジェクトの活動。伴走者に求められるスキルとは?

アテネパラリンピック
男子マラソン金メダリスト、高橋勇市さんは、
マラソン選手として協議活動をしながら、
三菱商事の障がい者スポーツ応援プロジェクト
「DREAM AN ONE.」のアンバサダーも務めていらっしゃいます。

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「障がい者スポーツを、多くの方に知っていただく事と、
 底辺拡大、選手でしたら競技力向上など、
 障がい者スポーツを支えていこうというプロジェクトです。
 私は、色んなところで講演会したり、
 ランニングイベントを行ったり活動しております」

視覚障がい者マラソン界では、”伴走者不足”が問題だそう。
「トップアスリートになればなるほど、
 走力のある伴走者が足りないのが現状です。
 とにかく、リスナーの中で走力ある方いらしたら、ぜひ」
伴走者に向いている人は、
“人のために”と考え、ナンバー2に徹することができる人。
さらには、歩幅や腕振りを調整でき、
様々な走り方が出来る人が望ましいとも。

今夜の選曲:FOR ONCE IN MY LIFE / STEVIE WONDER

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2016年11月09日

視覚障がい者マラソンにおける、伴走パートナーの役割とは?

R-Total Relaxation-代表の森川優さんは、
アテネパラリンピック男子マラソン金メダリスト、
高橋勇市さんのトレーナー、
そして伴走パートナーをされています。

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Bodyコンシェルジュスペシャリストとして、
さらに柔道整復師という医療従事として、
アスリートから一般の方まで幅広い層から支持を
集めていらっしゃいます。
「今年3月から、リオパラリンピックに向けた
 トラックレースや、北海道マラソンも伴走させていただいていて、
 今年はまだまだ続く状況です。」

森川さんは、現在28歳!
51歳である高橋さんとは、年齢差があります。
「お父さんと走っているような感じですね。
 アスリートとしては、凄いですね。
 走れば走るほど、どんどんエネルギーが出てくるので、
 奪われているぐらい(笑)」
伴走者は、レース以外にも、会場への行き来や
細かい気配りが必要になります。
「ごく当たり前のことでも、気をつけています。」 

レースでゴールした時の喜びは、
選手以上に伴走者が感動することも多いそう。

今夜の選曲:UNTIL YOU COME BACK TO ME
        (THAT’S WHAT I’M GONNA DO) / STEVIE WONDER

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年11月08日

マラソンとの出会いで変わった人生。世界記録を打ち立てるまで。

アテネパラリンピック
男子マラソン金メダリスト、高橋勇市さん。
幼少期は、元気で活発な男の子でした。

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「高校ぐらいで視力が落ちていって、
 自分の殻に閉じこもるようになっていったんです。
 でもマラソンと出会って、大きく変わりましたね。」

当時生活していた石垣島で始めた自己流の練習は、
タクシーが伴走者の代わりだったとか!
「いつも買い物を付き合ってもらっている
 タクシーの運転手さんが、伴走もしてくれるって言うので。
 最初、タクシーの後ろをエンジン音と聞きながら
 走っていたんですけど、急停車とかすると、ぶつかっちゃって。」
タクシーの前も走ってみたのですが、
段差などで転ぶことも多く、タクシーでの伴走は断念!

2004年のアテネパラリンピック以来、
3大会連続出場されている高橋さん。
ですが、3つあった視覚障がい者マラソンのカテゴリーが
1つになり、2008年北京では16位。(全盲クラスでは2位)
4年前のロンドンでは、7位でした。
「弱視の選手をどんどん抜くために、練習を強化しました。」
現在51歳の高橋さん。
その若々しさはトレーニングの賜物のようです。

今夜の選曲:I WAS MADE TO LOVE HER / STEVIE WONDER

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年11月07日

視覚障がい者マラソンのカテゴリーとは?

アテネパラリンピック
男子マラソン金メダリスト、高橋勇市さんは、
2004年の国際盲人マラソン
かすみがうら大会で、2時間37分43秒という、
当時の世界記録を打ち立てていらっしゃいます。

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さらに、アテネパラリンピック男子マラソン(視覚障がい1)で
金メダルを獲得されています。
「視覚障がい者マラソンのカテゴリーは、3つあって。
 全盲クラスのブラインド1、弱視で伴走を必要とするブライド2、
 弱視で伴走を必要としないブラインド3です。
 私は、ブラインド1、日本語に訳すと、視覚障がい1、です。」

アテネパラリンピックで金メダルを獲得したのは、
マラソンを始めて8年目の時でした。
「小学校の時から走るのは好きで、中学では陸上部だったんですけど、
 陸上では結果を出せずに、走ることをやめました。
 高校に入って、目の難病になって、視力が落ちていきました」
全盲になった30歳当時は、マラソンはしておらず、
洋楽が大好きだった、と高橋さんは振り返ります。

今夜の選曲:UPTIGHT (EVERYTHING’S ALRIGHT) / STEVIE WONDER

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年11月04日

11月7日から11日は、

アテネパラリンピック
男子マラソン金メダリスト、高橋勇市さんと、
高橋さんの伴走パートナーで、
R-Total Relaxation-代表の森川優さんをお迎えします。

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視覚障がい者のマラソン、
その伴走者に必要なこととは、
たっぷりと伺います。

staff| 20:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年11月04日

伝統を使って表現する、自分らしい作品とは?

墨絵アーティストの茂本ヒデキチさんは、
今年から新たなチャレンジもされています。

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「ライブペイントをする時によく一緒になっている、
 津軽三味線の奏者ユニット:HANABIに
 私がヴィジュアルとして参加して、
 オランダでジャパンフェスにも出てきました。」
HANABIの二人とは、”伝統を使いながら新しいものを”
という志が、茂本さんと同じなのだそう。

朝起きたらすぐに絵を描いて、夜にはやめる、という
会社員のようなタイプだという茂本さん。
「パジャマを着たまま、奥さんや子供が居ようが
 テレビがついていようが、いきなり描き始めて、
 18時になったら終わって、晩酌しますね(笑)」
プロであるからこそ、どんな状況でも描けなくては、
という思いもあるのだとか。

最近では、風景描写の依頼も増えてきているそうで、
茂本さんの挑戦は止まりません。
「昔の風景や山水画を描いても、その道の人がいますから、
 そうでなくて、東京の高層ビルを勢いあるタッチで、とか
 私らしいモチーフに挑戦していきたいな、と思います」

今夜の選曲:SHAKIN’ THE TREE / YOUSSOU N’DOUR

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2016年11月03日

新しいという芸術価値!四年後の東京での挑戦のお話。

墨絵アーティストの茂本ヒデキチさん
画集のタイトルは”NEO BLACK”、
WEBサイトには”新墨の軌跡“と書かれています。

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「私の墨絵はジャンルではなくタッチなので。
 新しい墨=NEO BLACK ってしたらどうだろうって」
”新しいこと”が、芸術作品の価値でもあるという、
茂本さんの考えもあるそう。

茂本さんは今まで、ロンドンや北京など、
オリンピック・パラリンピックの現場で
ライブペイントを行われてきました。
「今度は、日本じゃないですか。
 しかも日本の画材使っているので、
 ぜひ使って欲しいなって思います。」
現在、茂本さんの絵は、羽田空港、
国内線のボーディングブリッジで見ることができます。

今夜の選曲:TIJANIYYA / YOUSSOU N’DOUR

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