2016年11月25日

11月28日から12月2日は

ギタリストの村治佳織さんをお迎えします。

161125_muraji_1shot.JPG

最新アルバム『ラプソディー・ジャパン』のお話を中心に、
現在の活動など、たっぷりと伺います。

■プロフィール■
東京都出身、3歳のころより、
父でありギタリストの村治昇氏にギターを教わり、
10歳より福田進一さんに師事。
権威あるコンクールで数々の賞を獲得され、1993年にCDデビュー。
以来ギタリストとして国内外で活躍されていらっしゃいます。

staff| 20:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年11月25日

市場移転で揺れる築地で、築地の歴史を伝える写真展開催。

最新の写真集『築地魚河岸ひとの街』を発売された、
写真家の本橋成一さんをお迎えしています。

161125_motohashi_2shot.JPG

本橋さんが撮影し続けてきた街、築地。
11月19日に、市場移転後も築地の活性化をめざす
施設『築地魚河岸』が市場に隣接した場所にプレオープンしました。

さらに、その施設の中で、本橋さんの写真展が開催されています。
「その話をもらったとき、本当に嬉しかったんです。
 僕の撮った街で写真展ができるっていうのが良いなって。」
小田原橋棟にて、1月31日まで開催しており、 
20点ほどの作品が飾られています。

また、12月10日からは、第二会場として
場外のスペース『メリーキャブ』でも写真展が行われます。
歴史感じる本橋さんの写真と、築地の街を堪能する
いい機会かもしれません。

今夜の選曲:DJANGOLOGY / DJANGO REINHARDT

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年11月24日

オーナーを務める東中野のミニシアター。東アフリカ滞在の思い出。

写真家の本橋成一さんは、ミニシアター
『ポレポレ東中野』のオーナーでもいらっしゃいます。

161124_motohashi_1.JPG

上映作品は、ドキュメンタリーが中心で、
多くの人に愛される映画館となっています。
「お客さんは、中高年が多くなってきましたね、ご夫婦で。
 ”ポレポレ”は、スワヒリ語で、ゆっくりゆっくり。
 スワヒリ語で、最初に覚えた言葉です。」

テレビ番組『動物家族』のムービーカメラマンとして
羽仁進さんと共に、およそ1年間東アフリカに滞在した本橋さん。
撮影は、自然保護区に何時間も車でこもっていたとか。
その時に、どこに穴があるか分からないエリアであるにも関わらず、
速度を出すドライバーさんに、本橋さんは必死に
”ポレポレ (ゆっくり)”と言い続けていたのだそう、、、
”アサンテ (ありがとう)”よりも先だった、とも。

今夜の選曲:MINOR SWING / DJANGO REINHARDT

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年11月22日

あえてモノクロで撮影する、その意図と楽しみとは?

写真家の本橋成一さん
最新の写真集『築地魚河岸ひとの街』は、
完全にモノクロの写真で構成されています。

161122_motohashi_1.JPG

「築地の場合は、カラーで撮ることはないですね。
 モノクロだと全体風景としてみてもらえて、
 落ちている物とか、余計な物が見えないからいいんです」
さらに、自身で現像プリントができるという
手間暇の楽しさも感じているそう。

本橋さんが築地に30年も通う魅力は、”単純に面白い”から。
「僕らの子供時代にはあったけど、今無くなったモノとか、
 どっかに囲われてしまった、どこか変わった人とか、
 そういうのが、築地にはあるんですよね。」
便利になり、豊かな生活の中で失われたものが
築地にはある、と本橋さんはおっしゃいます。

今夜の選曲:SWING 24 / DJANGO REINHARDT

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年11月21日

最新写真集に詰まった、変わらない築地の魅力。

写真家の本橋成一さん
最新の写真集『築地魚河岸ひとの街』。

161121_motohashi_1.JPG

この写真集は、本橋さんが84年から撮影された
築地の風景が詰まっています。
「すぐ変わっちゃう東京の街とは違って、
 あんまり、変わんないんですね。
 いつ行っても同じです、築地は。」
リアカーや自転車など、他の街では見ないモノが
築地でも活用され続けている様子も見て取れます。

以前、築地の”中”だけの風景を、
まとめた写真集を出されています。
「でも、築地はどっちがどう、とかではなくて、
 築地を1つの街として両方見てもらうのが一番良いと思って。
 どっちが欠けていてもカッコよくないです。」
そもそものきっかけは、雑誌からの撮影依頼でしたが、
築地で縁が増えたことで、その後も撮影を続けていらっしゃいました。

今夜の選曲:I SAW STARS / DJANGO REINHARDT /STEPHANE GRAPPELLI

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年11月18日

11月21日から25日 (23日を除く) は、

写真家の本橋成一さんをお迎えします。

161118_motohashi_1shot.JPG

最新の写真集『築地魚河岸ひとの街』のお話を中心に、
築地の30年間をたっぷりと伺います。

■プロフィール■
1940年東京都中野区生まれ。
1968年デビュー作の写真集「炭鉱〈ヤマ〉」で第五回太陽賞、
写真集『ナージャの村』で第17回土門拳賞など、
これまで多くの賞を受賞されています。
また98年に映画監督としてデビューされ、
二作目となる映画「アレクセイと泉」は、
ベルリン国際映画祭ベルリナー新聞賞、
国際シネクラブ賞を受賞されていらっしゃいます。

staff| 20:52 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年11月18日

デザインを通して伝えたい、お守りの興味深さ!お守りが素晴らしい、オススメの神社とは?

自称”オマモニア”としてお守りの研究もされる
アートディレクターの林直岳さん

161118_hayashi_2shot.jpg

「これからお守りを後世に残していかなきゃけない。
 僕自身も、家に3000体の神様がいますから、
 デザインを通して、もっと若い人や海外の方にも
 敷居を低くして、広めていきたいなと思っています」
いつかは、見られる環境として、
お守り博物館などを作りたい、ともおっしゃいます。

オススメ場所は、奥秩父の三峯神社。
「神の使いとして、狛犬の代わりに狼がいて、
 そこは、狼のお守りを出していて、
 毎月1日にだけ頒布されるお守りがあって、
 それが結構整理券持って並ぶんですよ!」
お守りを頂くまでの過程も大切なようです。

お守りを求めて出かけると、緊張感と高揚感で
1日に何箇所も回るとかなりの疲労を伴うそう。
林さんにとっては、奈良も京都も
表参道や銀座に行くようなワクワク感もあるとか。
“オマモニア”としての活動、今後も楽しみです。

今夜の選曲: TARDE / MILTON NASCIMENTO

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年11月17日

神社や寺院へ行くのは、ロックフェスと同じ!? 参拝者を伸ばす発想力とは?

自称”オマモニア”としてお守りの研究もされる
アートディレクターの林直岳さん

161117_hayashi_1.JPG

神社や寺院に行くことを、ロックフェスに行くような
身近な感覚になってほしい、と林さん。
「鳥居はメインゲート、狛犬はセキュリティ、
 灯篭が照明、拝殿は特別なアリーナ。
 本殿はメインステージで、御祭神がアーティスト、
 宮司さんがプロデューサーで、お祭りでは、
 野外ライブのように神輿が街中に行くんです」

年に一度、”オマモニアと行く全国神社の旅”を主催されています。
「もともとお守り求めにいうときに、
 お声がけすると宮司さんが行きたい、とのことで、
 視察がてら、皆さんと一緒に行っています」
さらに、宮司さん向けの講演も行われ、
お守りについての考えなどを伝えていらっしゃいます。

東京大神宮は、宮司さんのお守りや企画への発想力により、
参拝者を伸ばしました。
伊勢神宮と同じ“天照大神”が御祭神であること、
さらには、日本初の神前結婚の地であることから、
“縁結び”の名所として人気が出ています。

今夜の選曲: BECO DO MOTA / MILTON NASCIMENTO

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年11月16日

人との縁を感じる人生。念願のお守りデザイン秘話。

自称”オマモニア”としてお守りの研究もされる
アートディレクターの林直岳さん

161116_hayashi_1.JPG

デザイナーに憧れていたわけではなく、
絵を描いて仕事ができたらいいな、と思い
名古屋造形大学ビジュアルデザイン学科へ入学。
その後、日本電子専門学校にも行かれます。

「僕の人生って、紹介、紹介の人生で。
 この大学も学校の先生に紹介され、
 名古屋の大学から専門学校へも良い先生がいるから、
 オムニバスジャパンも、岡本一宣デザイン事務所も。
 人を介して行っていて、自分の意思はなくて(笑)」

そんな中、2011年にはデザイン事務所サスガを設立されました。
「お守りと絡むようになって、和テイストは得意になりましたね。
 さらに、そこらしさ、企業であれば企業らしさを拾いたいなって。」
東武浅草駅のekimiseのロゴマーク、壁画は林さんの作品です。

2015年には、川崎のマンションの施主からの依頼で
ついにお守りデザインを行いました。
これは、マンション建設に携わった方々へ
感謝の意味を込めて送るお守りです。
「建設のときに切ったご神木を、守札として入れたいなと思って、
 きちんと氏神さんの宮司さんに相談してお祓いしてもらって、 
 神社で頒布しているお守りと、同じ価値のお守りになりました。」
一方で、宗教色を感じるお守りには、
企業は手を出さず、タブー視されているのも事実だとか。

今夜の選曲: PAI GRANDE / MILTON NASCIMENTO

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク

2016年11月15日

オマモニア歴、20年以上!お守りにハマったきっかけと、おすすめのお守り。

アートディレクターの林直岳さん
“オマモニア”として、お守りを研究しはじめたのは、20年以上も前のこと。

161115_hayashi_1.JPG

23年くらい前、デザイナーの友人と一緒に、
”新宿に都市伝説的な神社を作ったら面白いね”
と思いついたことから。
「その友人は立体をやっていたので、祠担当。
 僕は平面だったので、お守り、おみくじや絵馬を
 担当することになって。まずはマーケティングだ、
 と思って何箇所か行ってたら、お守りにハマっちゃって!」
その後も当初の神社の計画は達成しないまま、
“オマモニア”への道を走ることになってしまったそう。

全国の神社を巡っている中で、最初にビビっと来たのは、
團十郎稲荷神社の“十八番守(おはこまもり)”。
形は、歌舞伎の狐者”葛の葉”を模していて、
”本物の葛の葉”が守札として中に入っていたそう。

お守りのデザインの興味もあるという林さん。
「お守り袋にもデザイナーがいて、
 さらに思いの強い宮司さんや住職さんもいらっしゃって。
 お守りって、その神社や寺院のアイデンティティが
 1番詰まっているものだと思っていて、中にこだわっているんです」

今夜の選曲: QUATRO LUAS / MILTON NASCIMENTO

staff| 20:48 | カテゴリー:ゲストトーク


バックナンバー

カテゴリー